待ちに待ったエニドのニュー・アルバム、「RISEN ー ARISE AND SHINE VOLUME 2」がようやくリリースされました!!ともべわUKのエニドのサイトに予約を入れてあったんだケド、6月21日(火)に無事エアメールで届きました。
...で、今回のニュー・アルバム、過去のエニドの代表作を現在のメンバーでリメイクした、いわゆる「再録音盤」です。前回の同企画の「ARISE AND SHINE VOLUME 1」は、1stアルバムからの2曲を除いては全て「サロメ」以降の新しい楽曲で占められていましたが、今回の第2弾は1stから6th「スペル」までの正に初期の名曲ばかり!!この選曲が、
「ファンにわコタえられませんわっ!!」(笑)
一応収録曲を書いておくと...。
1.チャイルド・ローランド
2.ザ・タワー
3.ザ・ラヴァーズ
4.サムシング・ウィキッド・ディス・ウェイ・カムズ
5.スプリング
6.ファンド
7.ダムバスターズ・マーチ~希望と栄光の国
8.モッキンバード(ボーナス・トラック)
一応判りやすいよーに、オリジナルのタイトルで書いてみました。この曲目を見ただけでも
「うわぁ~!!」(狂喜)
ですネ!!ちなみにラストのモッキンバードわ、初回プレス1000枚だけのボーナス・トラックです。
今回のこのリメイク・シリーズ企画、そもそもは現在のメンバーがコンサートで「新バージョンの」旧曲を演奏していたところ、
「このニュー・バージョンのスタジオ・レコーディングも聴きたいっ!!」
とゆー、ファンの熱烈なリクエストにバンドが応えたものらしーです。確かに全曲、現在のメンバーを軸にした、斬新なアレンジ、演奏がなされています。
ちょっくら各曲のキモの部分を紹介しておくと...
1.チャイルド・ローランド
全体にシンプルなアレンジながら、オーケストレーションの派手なトコロはより壮大にした感があります。現在の彼らのライヴではオハコですネ。ただちょっと残念なのわ、昨年リリースされた新作「ジャーニーズ・エンド」の国内盤CDのボーナス・トラックとして収録されていた同曲と、同一テイクです。できれば別バージョンで...とか、贅沢ですかね??(笑)
2.ザ・タワー
ご存じ1stの1曲目。オリジナルの「狂ったやうな」(笑)シャープさはもちろんないものの、同曲では初めて、大々的にシンセ・オーケストレーションが導入されています。オリジナルでは申し訳にメロトロン程度でしたから...。「壮大な完成形」とゆー意味でわ、コッチのほーが上かも...です。
3.ザ・ラヴァーズ
2曲目からインターバルなしで連続して突入するトコロが、とっても良い!!R.J.ゴドフリー御大のピアノ・ソロによる超名曲。涙...また涙...。(泣;)原曲の美しさはそのままに、「ザ・ミラー・オヴ・ラヴ」と改題されているぐらい、大きくリアレンジされています。オリジナルよりオーケストレーションも大々的です。
4.サムシング・ウィキッド・ディス・ウェイ・カムズ
ゴドフリー、スチュワート、ノース体制で制作された5thからの1曲。もともとはスチュワートとゴドフリーでリード・ボーカルが取られていたので、マックス・レッドのボーカルだとちょっと違和感あるんですが...(笑)原発反対が世界的に叫ばれている昨今、「反核」をテーマに作られたこの曲の現在の意味に関するらしきことが、インナーのライナー・ノーツに記載されています。オリジナルのエモーショナルな持ち味をしっかり維持して、またジェイソン・ダッカーのギターもスティーヴン・スチュワートのプレイをみごと引き継いでいる、佳曲です。
5.スプリング
今回のアルバムの目玉の1曲でわないでしょーか??超名盤6th「スペル」からの1曲。今年のツアーでは
「この曲のニュー・バージョンを演るよっ!!」
って、Webサイトでプロモーションされていました。どんなリメイクになるんだか??興味シンシンの1曲。結果はオーケストラ控え目で、若干スケール・ダウン。そのかわりにエレキ・ギターを全面に押し出した、ソリッドなアレンジに仕上がっています。しかし...しかし...ドラムのデイヴ・ストーレイも曲の途中までは
「老体にムチ打って」(失礼...)
健闘しているものの、曲のクライマックスの超絶技巧なテクニカル・プレイわ、
「フツーの3拍子になっちゃった...」(大爆発っ!!)
やっぱもー、アレわ叩けないッスかねー??(ベスト・プレイだったのにネ...残念...)
6.ファンド
先般のライヴで演奏された、2010年最新バージョンです。今回めでたくのスタジオ録音化っ!!コレも
「シンプルなトコロわよりシンプルに、壮大なトコロわより壮大に!!」
のリアレンジ。オーケストレーションのピーク時なんて、盛り上がっちゃってスゴいコトになってます!!でもできればこの曲だけわ、
「フランシス・リカーリッシュ様をゲストで呼んで欲しかった!!」
って、ファンならみーんなそう思いますよねー。(笑)
7.ダムバスターズ・マーチ~希望と栄光の国
今回のアルバムの、明らかに最大の目玉です!!全盛期のコンサートでは最後に必ず演奏されていた、「第2のイギリス国歌」のニュー・バージョン。意外なことですが、エニドの同曲のスタジオ・テイクが発表されるのわ、実は今回が初めてなのデス。(以前にリリースされたものは、全てがライヴ・テイクでしたから。)この曲も、
「今年のツアーではニュー・バージョンで演奏するよっ!!」
って、Webで告知されていたモノ。このCDを手にしてから、もーこの曲だけわ何回繰り返し聴いたか判らない...。とっても感動的なニュー・バージョン。後半「威風堂々」の部分は、今回は合唱なし、オーケストラ主体のインストで壮大に盛り上げています。聴くたびに、
「トリハダがぁぁぁぁぁぁぁぁっつ!!」(笑)
8.モッキンバード
先般悲しくも他界してしまった、バークレイ・ジェームズ・ハーヴェストのキーボード奏者、ウーリィー・ウォルステンホルムへの追悼曲として捧げられています。ご存じB.J.H.の超名曲。R.J.ゴドフリーは他のバークレイのメンバーとは初期作品の著作権の問題で常に係争関係にあったものの、故ウーリィーとだけは常に親交関係にあったらしく、Webサイトにも追悼の意が述べられています。今回のバージョンではシンセによるものながら、やはり見事なオーケストレーション。(オリジナルとは、かなり書き換えられているよーですね)哀愁タップリのメロディーわ、やっぱ名曲だなーって、つくづく思います。(どーでもいいことだけど、楽曲のクレジットが「リーズ - ゴドフリー」なってる。裁判の結果こーなったんですかねー??)
ってなワケでちょっくら長くなってしまいました、各楽曲の紹介。まとめると、今回のリメイクによるニュー・アルバム、大きく3つのポイントがあるよーに思います。
1.ギター中心のアレンジメント
エニドの音楽を特徴付けるシンセ・オーケストレーションは、「出るトコロは出る」ながら、全体的には控え目で、ギター中心のアンサンブルにシフトしています。従来はシンセがリードを取っていた部分も、代わりにギターがリードを取っている場面がものすごく多いです。これがエニドの「現在形」なのでせう。
2.ライヴのプロトタイプ
今回のテイクの、特にオーケストレーション部分は、そのままライヴ・コンサートでバックグラウンド・オケとして使用されるものと思われます。エニドのライヴを生で観ることのなかなかできない我々は、
「今のライヴでわ、だいたいこんなカンジなんだー!!」
って、楽しむコトができますネ。
3.アナログ・シンセの復活
今回のシンセ・オーケストレーションをよーく聴いてみると判るんだけれども、エニドのオーケストラ・サウンドとしては以前よりも自然です。なぜかって言うと、サンプリングによる冷たいデジタル・オーケストラ・サウンドに交じって、アナログ・シンセとおぼしき暖かなシンセ・サウンドが復活してきています。まあ、実際はこれもアナログ・シンセのサンプリングによるものなんでしょーけれども、
「いかにもエニドらしい...」
広がりと厚みのあるヒューマンなサウンドです。しかしながら、そこは現在のテクノロジー、オーケストラ・パートの微妙な表情付けは以前よりはるかに豊かになっていて、総体的にR.J.ゴドフリーによるオーケストレーションが、さらに格段の進歩を遂げているよーに聴こえます。
...ってなワケで今回のエニドのニュー・アルバム、現在ではまだエニドのWebサイトの直販のみなのですが、国内の小売店では西新宿のガーデンシェッドさんが、いち早く取り扱っています。(できればボーナス・トラック入りを手に入れましょーネ!!)
「でも...今年も...やっぱ来日わしてくれないんでしょーかね???」 (シツコイか...(笑))
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