« プログレ・オールスターズ!! | トップページ | デオダートはかく語りき... »

2006年7月30日 (日)

コレクターズ・キング・クリムゾン!!

20060729 写真は5月から延期に次ぐ延期で待たされ続けた「コレクターズ・キング・クリムゾン Vol.10」のボックス・セット。ようやくリリースされて、ともべのトコにも昨日「新宿レコード」さんから届きました。シリーズ10作目になる本作、とにかく今回は今までにないくらい充実した内容の、超パワフルなCD6枚組セットです。ちなみに値段は¥10、500円。お値段のほーも、超パワフル(笑)。収録内容は以下の通り。

・「ワルシャワ2000年6月」 パット・マステロット、トレイ・ガン体制の「メタル・クリムゾン」時代のワルシャワでのライヴ。CD2枚組。

・「ハイデルベルグ1974年3月」 ウェットン、ブラッフォード時代の後期クリムゾンのドイツでのライヴ。

・「ブライトン1971年10月」 かのメル・コリンズ、イアン・ウォーレスを胞した「アイランド・クリムゾン」時代のライヴ。CD2枚組。

・「アズベリー・パーク1974年6月」 こちらも後期クリムゾンの「伝説のアズベリー・パーク音源」の完全収録盤!!日本のみのCD化。

今回何と言っても、最も人気の高い後期クリムゾンのライブが2枚入っていることと、さらにアイランド時代のライヴがCD2枚組の完全収録(特に珍しい「Island」のライヴ・テイクが入ってる!!)なのが超ミソでしょう。

...と、まー目玉の多い今回のリリースですが、なんと言っても「超目玉!!」は最後のアズベリー・パークの完全収録盤です。なんせかの歴史的名盤「USAライヴ」の元音源なのですから。今回はまず、この盤からじっくりと聴いたのデスが、かの「USA」が「21世紀の精神異常者」以外は全部この公演から取られているコトがハッキリと判りました。さらに、「USA」はオフィシャル・リリースなのでミックスもかなりソフィスティケイトされていて大人し目なんだケド、今回には大元のマルチ・トラックからダイレクトに新規ミックスされたモノなので、演奏の荒々しさが全く違います。これわもー、感動で涙チョチョ切れモノですよー。(笑)

さらにその中でも話題は、「USA」ではカットされていた「アズベリー・パーク」のエンディング部分と、そしてっ!!そしてっ!!あぁぁぁあぁ...(コーフン覚めやらないともべ(笑))、「USA」ではフェード・アウトされてしまっていて、長年多くのファンや評論家の憶測のマトとなっていた、「イージー・マネー」のインプロヴィゼーション後半部分が遂にそのベールを脱いだのですっぅぅぅ!!(落ち着きなさいって...)

結局「イージ・マネー」は、大方の予測通り(ともべもそー思ってましたが...)、途中から別のインプロヴィゼーションに移行してしまっていて、元のテーマには戻っていないコトが明らかになったのでした。しかもこのインプロ後半部分、ジョン・ウェットンのベースがあらぬ方向に即興を誘導してしまっていて、なんかみょーな情緒を発散しています。ちょうど途中までの「神聖なる雰囲気」を全部ブチ壊してるカンジ。日本語ライナーにも書いてあったケド、結果的に「オフィシャル収録されなかったのは正解であったと確認した」コトとなりました。

でもこの「アズベリー・パーク公演」がいかに後期クリムゾンにとって「歴史的名演」であったかを、今回のリリースで再認識できたのはとっても嬉しかった。「USA」のモト音源として採用されたのも、ナットクのいくところですネ。この1枚だけでも、今回わもー大満足!!(笑)

|

« プログレ・オールスターズ!! | トップページ | デオダートはかく語りき... »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/158296/11146070

この記事へのトラックバック一覧です: コレクターズ・キング・クリムゾン!!:

« プログレ・オールスターズ!! | トップページ | デオダートはかく語りき... »