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2006年12月17日 (日)

濃い~ぃキング・クリムゾン(笑)

20061217 写真は先月発売になったキング・クリムゾン究極のベスト盤「濃縮キング・クリムゾン」。発売以来、ともべ家でも結構ヘビー・ローテーションな1枚です。まずタイトルの「濃縮~」からして笑える。先日CDショップをウロウロしてたら、最近出たエアロ・スミスのベスト盤も「濃縮ナントカ(笑)」になってた。昨今のベスト盤わ「濃縮~」がハヤリなのか??(笑) ちなみにともべのわ通常盤。ホントはTシャツが付いた初回限定盤が欲しかったんだけれども、ちょっと発売日に遅れただけで立川のHMVでも「売り切れましたぁ~!!」だって(泣)。だから泣く泣く通常盤を買って帰った。でも後日新宿のディスクユニオン・プログレ館で初回盤の現物だけわチェックできた。Tシャツが白だったし、「これだったら要らないかぁ~...」とか思った。ともべ基本的に、Tシャツは黒以外わゼッタイ着ないノダ。

...で、カンジンの内容。CD2枚組で、ディスク1に1969年から1974年までの作品、つまり「クリムゾンキングの宮殿」から「レッド」までの作品が収録してある。さらにディスク2には1981年から2003年までの作品、つまり「ディシプリン」から最新作「パワー・トゥ・ビリーヴ」までの曲を収録。全編、最新のリマスターで、音質はすこぶる良い。1969年から2003年まで、かれこれ30年間の歴史を誇る(あいだにブランクはあったケド...)名バンドの全貌を概観するのには、格好の内容となっています。「クリムゾンキングの宮殿」でシンフォニックに登場して、通称「後期クリムゾン」ではジャズっぽいヘヴィー・サウンドになって、「ディシプリン・クリムゾン」ではニュー・ウェイヴに急接近し、ここ数年の「ダブル・トリオ」から「ヌーヴォ・メタル」では再びヘヴィー・メタルへと回帰していった、バンドの音楽的変遷が良く判る。ケッコウ紆余曲折が激しかったのねぇ~...とか思いつつも、それでも首尾一貫した歴史を形成しているのは、かのロバート・フリップ御大のさすがといったところですネ...。

あと個別に曲を見ていくと、特にバンド前半のどの曲も重厚長大な時期のものは、収録時間のカンケーで「短縮版」に編集されているモノがケッコウ多い。ただこの短縮編集がヒジョーに巧みに作られていて、うっかり聴いてると「どこがカットされてんだかワカんない??(笑)」ぐらいに巧妙。(だたし「スターレス」の後半ざっくりカットわ除く(笑)) とっても良くできたベスト盤だと思いまふ。さらに全般に音質が良い中で、「太陽と戦慄パート1」の音の良さがもう突出している。なんか今までにないスゴいインパクトのある印象。もしかしたらこの曲だけ「リマスター」でわなくて「リミックス」なのかもしんない...とか思っちゃうぐらい。ともべ個人的には「太陽と戦慄」とゆーアルバム自体が、オリジナルのおとなし目なミキシングがあまり好きではないので、今回の「~パート1」を聴いて「アルバム全体をこの音質で聴きたいよぉぉぉっ!!」とか思いました。

さらに今回の収録曲を元アルバムで見てみると、例によって「リザード」からわ1曲も収録されていない。ロバート・フリップ爺のこのアルバムに対する「殺人的な(笑)」低評価を今回も垣間見る思い。う~ん、確かに「リザード」はアルバム全体としてわカナーリまとまりのない印象のある作品なんだケド、「サーカス」とか「ルパート王子の目覚め」みたいな忘れがたい佳曲もあるので、ともべ個人的には1曲ぐらいは収録して欲しかった。あとバンド後半では「コンストラクション・オヴ・ライト」からも1曲も選曲されていない。こっちわともべ的にも「メタル・クリムゾン」の過渡期的作品で、後の「パワー・トゥー・ビリーヴ」に比べると完成度が今一歩な印象なので、このあたりもフリップ爺は高評価していないのカモ...。

あと、全32曲が収録されている中で、「ディシプリン期」のクリムゾンがナント9曲も入っている。もっともニュー・ウェーヴに接近していてクリムゾンの歴史の中でもカナーリ浮いているこの時期から9曲とわ、ちっと手厚すぎると思うぞ(笑)。CD2枚を通しで聴いていても、この部分だけわスッ飛ばしたりして...(笑)。ベスト盤全体の印象でも、この「ディスク2の前半」だけわ、みょーに浮いてる(笑)。そもそもが個人的に「エイドリアン・ブリューのボーカルわ嫌い!!(笑)」ってぇ~のは、クリムゾン・ファンならある程度共通する認識だと思うぞ。ただし、ブリューのボーカルがあり、ディシプリン期のクリムゾンがあったからこそ、あまたある「年寄りオールド・プログレ・バンド」の中で、クリムゾンだけが唯一「昔の名前で出ています的オールド・ウェーヴな回顧趣味バンド」とか見なされないのわ、重々判っているんだけれどもね...。でも「きらいなものわ、きらい」(笑)なのよぉ~ん。

「ユーロロック・プレス」の最新号を見てたら、ボズ・バレルの訃報が出てた。ちょっとショック大きい。思えば「レターズ」や「アイランド」は名唱であった。あれだけ「詩的」なボーカルは、ちょっとない。これでもう「21世紀の精神分裂バンド」でボズの熱唱を聴きたいなどとゆー夢も、はかなく消えた。心よりご冥福をお祈り申し上げます...。

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