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2007年3月31日 (土)

ハモンド・オルガンの思い出...

20070331 今週わ私生活上、これといったイベントがなかった。で、今日はこーんなお題を考えてみました。写真わともべ愛用のデジタル・ハモンド・オルガン、「XM-1」。ハモンドって言っても昔みたいに図体がでっかいワケでわなくて、MIDIの別キーボードでコントロールするから、こーんなにちっちゃい。でも上鍵盤、下鍵盤、ペダルまでぜーんぶドローバー設定をプログラミングできちゃうんだから、カナーリ昔の製品とわいえ、やっぱスグレモノ。

...思えば、高校生の時分に一番最初に買ったキーボードがハモンド・オルガンだった。高校2年生だったともべは、当時軽音楽部に所属していた友達のカッコ良いステージにえらい憧れて、同時に当時の学生生活にものすごい閉塞感と虚しさを感じていたものだから、「自分もコレをやるっきゃないっ!!」とか強烈に思った。でもそこはビンボーな高校生、お金もなくて、当時20万~30万ぐらいした楽器はおいそれとは買えない。一念発起して、必死に新聞配達のアルバイトに精を出した。で、たまったお金と、あと親にもちょっと援助してもらって(あまりに一生懸命な息子の有様に、親も根負けした様子(笑))、初めて買ったキーボードが当時の「日本ハモンド」から発売されていた「New-X5」だった。もちろん中古で。たしか15万円ぐらいだったと記憶している。当時の15万円わ、ケッコウな大金だった。

...で、「なぜ1台目のキーボードがハモンド・オルガンだったのか??」が重要なポイント(笑)。これわひとえに「プロコル・ハルムの「青い影」が演りたかったから。」これに尽きる。ミュージシャンなら誰でも「自分の人生を変えた1曲」みたいなモンがあるもんで、これがともべのバヤイは「青い影」であると、もー断言しちゃう。あの曲と出合っていなければ、キーボードなんか演っていなかったのはモチロンのこと、そもそも音楽なんてやっていなかったと思う。確か小学6年生の頃にラジオで聴いた「青い影」は、それ程インパクトが大きかった。「史上最高の名曲」だと思った。たから自分が音楽を演るんであれば、とにかく「青い影」だけわ、どーしても演りたかったノダ。だから1台目はハモンド・オルガンなの(笑)。

中古で購入して我が家に到着したハモンドNew-X5は、最初はナカナカいい音がしなかった。なーんの予備知識もなくただデタラメにドローバーやらスイッチをいじっていたんだから、トーゼンだよね(笑)。でもそうこうしているウチに、プロコル・ハルムのハモンド・オルガンは内蔵のリバーブをメ一杯きかせると、それらしい音が出るコトが判ってきた。さらに研究を重ねて、「青い影」のオルガン・サウンドはほぼ下のよーなセッティングで近い音が出るのを発見した。

・ドローバーは下4本をフルに引っ張る。他はぜーんぶゼロ。

・パーカッション・スイッチは、2nd.3rdの両方をONにする。

・内蔵リバーブは、メ一杯に効かせる。

・レスリーの回転速度はスロー。(当時はまだシミュレーターだったケド...)

・弾き方は、メロディーが上方跳躍進行のバヤイには、必ず「半音下」を指で引っかける(笑)。

このセッティングと奏法は、今でもハモンドを弾くときには変わりない。一般にプロコル・ハルムのオルガン・サウンドを出すポイントは、レスリー・スピーカーに代表される「コーラス効果の厚み」だと言われるコトも多いけど、断然違うと思う。そもそもマシュー・フィッシャーはハモンド・オルガンをあくまで「教会オルガン」だと位置づけているので、あの音のポイントは教会の残響、つまり「深いリバーブ」なのだ。

ハナシを元の戻すと、無事ハモンド・オルガンをGETしたともべは、とーぜん当時の悪友たちとロック・バンドを組んで、文化祭なんかのライヴで演奏した。「青い影」のほかにディープ・パープルの「ネヴァー・ビフォア」とかレインボーの「スティル・アイム・サッド」なんかも演らされたと思う。(ギタリストがリッチー狂いだった(笑)) とーぜんピアノのレッスンとか音楽的な下地がまるでないともべの演奏わ(他のメンバーも含めて...)、超ヘタッピ(笑)。指なんかもゼンゼン動かなかったし。でも、もう「音楽に対する情熱」だけで演奏していた。ただ、バンド活動を始めたのを境に、ものすごく多感な思春期だったともべの「心の問題」が、ぜーんぶいっぺんに解決したのだけは事実だった。ヘンなハナシだけど、もしこの時期に音楽を始めていなかったら、今頃ともべはこの世に生きていなかったカモしんない...。その後は推してしかるべし。受験浪人時代、大学生時代とバンドや音楽の対する熱は上がる一方で、どんどん「ヒトの道」を踏み外していくのであった...(大笑)。

当のハモンド・オルガンは、その後モノホンの「レスリー・スピーカー」を購入して、鳴らし続けた。レスリー・スピーカーって、ほんとタンスみたいにデカくって、中でスピーカーが本当にグルグル廻っているのだから笑える。でも、大学2年生のときに、当時最新鋭のシンセであったヤマハの「DX-7」を購入する資金調達のために、泣く泣く売り払ってしまった。でも、今わシンセ奏者のともべでも、やっぱ「ロック・キーボードの王道」は、ぜったいにハモンド・オルガンだと思うノダ...。

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2007年3月24日 (土)

アラン・パーソンズ・プロジェクトのリマスター盤が発売されます!!

20070324_1 今日わホントーは3月21日に発売予定だった、エニドの紙ジャケ第2弾をネタにするつもりだった。でもフタを開けてみたら「1ヶ月発売延期になりましたぁ~!!」だって...(泣)。WHDエンターテインメントさん、発売延期ならまだ良いけれど、ゼッタイに発売中止とかにわしないでねっと!!

...で、代わりに本日のお題。ついに待ちに待った(笑)、アラン・パーソンズ・プロジェクトのリマスターCDが発売になりますっ!!3月初旬にまず第1弾として、「アイ・ロボット」、「アイ・イン・ザ・スカイ」、「ヴァルチャー・カルチャー」の3枚がすでに発売になってます。ともべは先日たまたま新宿のタワー・レコードをウロウロしていて、とりあえず大好きな写真の2枚だけをGETしました。これだからタワ・レコの品揃えは侮れない...。

今回のリリースは、先の3枚を皮切りにして、3月末、4月、5月と4回に分けて全10作品がぜーんぶリリースされます。うれしー!!しかも再発に際して特典がケッコウ多い。まずはリマスター作業に、当のアラン・パーソンズご自身が関わってるとゆーコト。手持ちの2枚を聴いたカンジでは、音の中域から高域までが豊かに響く、ふくよかで柔らかいGOODなサウンドに仕上がっています。さらに「アイ・イン・ザ・スカイ」なんかでは、この作品のウリである95人編成のオーケストラ・サウンドも、とっても存在感のある鮮やかな音で素晴らしい!!でも最近ハヤリのリマスターCDのように、めったやたらと音圧感を上げていないトコロがさらによろしーです。「さすがわアラン・パーソンズ!!」だと思いますネ。

20070324_2さらに各アルバムとも、超貴重音源満載のボーナス・トラックがタップリなのですっ!!主にアルバム収録曲の別MIXバージョンやデモ・テイクなのですが、中に1曲「ネイキッド~」と題して、アルバム全体のバッキング・トラックをリミックスして物語り仕立てに再編集した、10分以上のスペシャル・トラックが入っています。これがナカナカ興味深くてGOOD。アルバム収録曲の新たな側面を垣間見る思いです。さらに別バージョン曲も、本来完璧主義すぎてミュージシャンご自身の「顔が見えづらい」アラン・パーソンズ・プロジェクトに関して、彼らの「スタジオでの息遣い」が感じられるような内容で、新たな発見としてとっても新鮮です。エリック・ウルフーソンのボーカルがあんなにもスペーシーなのは、ボーカル自体のキャラクターだけでわなくて、その後のエフェクト処理に依存するトコロもカナーリ大きいとか...いろいろ良く判ります。エリックの生の声は、けっこうフツーなハイトーン・ファルセット・ボイスだったりする(笑)。

さらに特典として、インナーのブックレットに解説および貴重なファトがいっぱい掲載されています。(写真・下) アラン・パーソンズとエリック・ウルフーソンが並んで写真に写っているトコロとか...。アラン・パーソンズはまー昔から面が割れているから良いとして、エリック・ウルフーソンはあの名曲「タイム」の美しい名ボーカルが、実わこんな「ハゲ・オヤヂ」だったとわ(笑)...初めて見るヒトわちっとギャップが大きいと思うぞ。あと世界各国のシングルやアルバムのデフ・ジャケも満載で、もちろん日本盤のジャケットも大々的に扱われています。ケッコウ「日本びいき」なのカモしんないですネ。

...で、今年5月まで続くアラン・パーソンズ・プロジェクトのリマスター盤ラッシュ、ともべわトーゼン全作品お揃えます。でも、これだけわ断言しておきますが、全作品のリリースが完了したら、ゼッタイ国内盤紙ジャケの発売は今年中にあると思っています。そしたら買い換えよーっと。「そんなら紙ジャケまで待てば??」って言われるカモしんないけれど、大好きなアラン・パーソンズ・プロジェクトわ、ともべ一刻でも早く聴きたいノダ(病気)。

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2007年3月17日 (土)

ルネッサンスのブートCD!!

20070317_1 まずはご報告から...。先週の日記で「デジカメの調子が悪い」って書いたケド、よーく設定見てみたら「近距離撮影モード」に「スロー・フラッシュ・モード」まで入ってた(笑)。たぶん撮影している最中に間違ってヘンなボタンを押しちゃったんだと思う。上の2つをリセットしたら、またキレイに写真が撮れるよーになりました。と、ゆーワケで、最近の日記フォトの被害者の皆さん、ゴメンナサイ(笑)。でも修理に出すよーなコトにならなくて、ホントーによかったぁ~...。

...で、本日の本題。写真は昨今発売されたルネッサンスのブート2種。またまた例によって、「ブートの聖地(笑)」西新宿でGETしてきました。最近のともべのワリとヘビー・ローテーションな2枚です。どっちも2枚組みで、1枚目の「アット・ザ・ハーバー」は、1973年の「燃ゆる灰」時期のライヴが2セットと、1974年の「運命のカード」時期のライヴが1セット、それぞれCDR1枚ずつに収録されている。2枚目の「ナイト・オヴ・シェエラザード」は1976年の「シェエラザード夜話」時期のライヴを、CDR2枚に完全収録っ!!いかんぜんブートなのでところどころ音質に難がある箇所はあるものの、全体的にはほぼオフィシャル・レベルの高音質で収録されています。どうやらぜーんぶ放送音源らしい...。

20070317_2_1 ...で、カンジンの内容なんだケド、ともべ的にキモなのわ、やっぱ「アット・ザ・ハーバー」のディスク1。つまり1973年のライヴ。こーんな初期のルネッサンスのライヴは、まずは初出だと思う。だいたいルネッサンスのブート音源っていうと、「運命のカード」以降がほっとんどだからネ。で、何がいーかとゆーと、初期ならではの選曲が素晴らしい!!「レット・イット・グロウ」や「サウンド・オヴ・ザ・シー」、「港にて」なんかの叙情的な小曲で、その後のルネッサンスのセット・リストからわ完全に消え去ってしまった名曲が収録されている。この点でもカナーリ珍しい1枚。思えば「レット・イット・グロウ」って、2ndの「燃ゆる灰」の中では一番好きだったよなぁ~...。高校生の時分にレコードで繰り返し聴いた、アニー・ハズラムのハイトーン・ボイスが素晴らしい名曲です。ルネッサンスわ個人的に、こういった「さわやか系(笑)」の曲が一番好き。あとこの「アット・ザ・ハーバー」のCDで、ディスク2の1974年のライブもとっても魅力的!!なんてったってともべが一番好きな3rdの「運命のカード」から、「黒い炎」や「母なるロシア」なんかを演っているのですから。

ちなみに2枚のブートとも、演奏はオーケストラ抜きでぜーんぶバンドだけで演ってる。オフィシャルのスタジオ・レコーディングやライヴの「カーネギー・ホール・ライヴ」がオーケストラ入りであるコトを考えると、「バンドだけであのサウンドをどーやって再現しているのか??」なーんて、興味も尽きないトコロ。でもご心配なく。キーボードのジョン・タウトが、ジェネシスのトニー・バンクスばりにソリーナやシンセを使ったマルチ・キーボードで頑張ってくれてます。(なんかで聞いたウワサなので信憑性はないけれど、なんでもこの時期ジョン・タウトはトニー・バンクスにそーとーライバル意識を持っていたとか...) バンド演奏のみの「シンプルなルネッサンス」も、また素敵ですっ!!

さらに2枚目の「ナイト・オヴ・シェエラザード」に関しては、音質的にはこちらのほーがさらに上をいって良い。ただいかんせん1976年のライヴなので、収録曲がオフィシャルの「カーネギー・ホール・ライヴ」と全く同じなのがちょっと残念。たぶん時期的にカブるので、ライヴでのセット・リストはほぼ同一だったんでせう。あとディスク2に例の大作「シェエラザード夜話」が完全収録されているんだケド、コレだけわオーケストラ抜きではカナーリきつい気がする...。一部テープで、でもほとんどはジョン・タウトのシンセでオーケストラ・パートをフォローしてるんだけれども、いかんせん原曲がオーケストラたっぷりの「大盛り上がり大会っ!!(笑)」なので、キーボード奏者1人では、ちょっと無理があると思う。だから複雑な音のカラミ・厚みや盛り上がりに欠けるのが、ちょっと残念...。でもコレわコレで、当時のルネッサンスを語る上での資料としてわ、とっても貴重だと思うんだけれどもね。

ブートとはいえ久々にルネッサンスみたいなバンドを聴いていると、「あぁ...やっぱ自分はクラシカル・ロックが一番好きなんだなぁ~...」ってつくづく思う。最近普段は割とジャズ・ロック寄りのプログレを聴く機会の多いのだけれど、久々にルネッサンスを聴いて、自分が「戻るべき場所・原点に帰ってきた」よーな、深い心の安らぎを感じているともべなのです...。

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2007年3月11日 (日)

エイジアの来日公演を観に行ってきました!!

20070311_1 最近デジカメの調子が悪い。フツーに撮ってるのに、みょーにブレるコトが多い。一度設定を見直して、場合によっては修理に出そーかと思います。だから今回のフォトもびみょーにブレてます。ごめんちゃい。

...で、3月8日(木)に、待望のエイジアの来日公演を新宿厚生年金会館へ観に行ってきました!!(写真・上)17:30ジャストに会社を速攻で出て(笑)、新宿へGO!!で、会場入りしたら、まずはやっぱ記念グッズ売り場へ全速力で突進!!(笑)今回わTシャツも何種類かあって、あとポスターとか帽子もありました。ともべわやっぱ写真(中)のやうに、デビュー・アルバム・ジャケのTシャツとパンフをGETしました。うれしー!!実はコンサート会場発売オンリーのライヴCDもGETしたかったのだけれど、まだ海外から日本にブツが到着してないらしくて「本日分はありません」だって(泣)。がっくし...。

20070311_2 

グッズをGETできたあとわ、ビール飲みながら開演を待ってた。そしたらMixiでお世話になっている、アストロBOYさんとaitaさんに遭遇!!さらにアストロBOYさんの会社の方お2人と、5人でビール飲のみながら開演前のワクワク感を共有すろコトしばし...。ちょっと酔いが廻って気持ちが良くなったトコロで、席に着きました。

...で、カンジンのコンサート。ジョン・ウェットンわ相変わらずエライ太ってた(笑)。最近のグレッグ・レイクといい勝負。イントロのBGM「威風堂々」に導かれての1曲目は「タイム・アゲイン」だった。もう会場はエライ盛り上がりようで、1曲目から結局最後までオール・スタンディング。「オリジナル・エイジアさん、初めて日本へようこそ!!」ってなカンジだった。さらに1曲終わるごとに歓声もひときわ盛大。曲目的にはファースト・アルバムからの曲が中心で、セカンドからわ「ドント・クライ」、「偽りの微笑み」、「ヒート・ゴーズ・オン」ぐらい(だったか...)。さらに、各メンバーがそれぞれ所属していたバンドの曲を演奏するコーナーがあって、ジョン・ウェットンではキング・クリムゾンの「クリムゾン・キングの宮殿」(余計なお世話カモしんないケド、ほんとーわ「後期クリムゾン」のウェットンにこの曲はなんもカンケーないんだかんね...)、スティーヴ・ハウではイエスの「ラウンド・アバウト」、カール・パーマーではEL&Pの「庶民のファンファーレ」、ジェフリー・ダウンズではバグルスの「ラジオスターの悲劇」(エイジアのコンサートなのに、なぜかこの曲が一番ウケてた(笑))だった。

とにかく会場の反応がものスゴく良くて、コンサート全体がエライ盛り上がりようだった。なんせ東京公演6日間がぜんぶソールド・アウトになっちゃうぐらいだから、いまだエイジアの日本における人気のスゴさを垣間見る思いがした。ともべ自身も、往年のヒット曲のオン・パレードは、とっても楽しめるものがありました。...が、...がっ!!...そんな大人気に水を差すつもりはゼンゼンないのだけれど、やっぱほんとーのコトわちゃんと書かなきゃいけないよね。

ハッキリ言って、どー控えめに見ても演奏はボロボロだった。とにかくまずリズムがなってない。カール・パーマーもトシを取ったのか、もはやマトモに8ビートさえキープできないのがあからさまだった。スティーブ・ハウもあちこちギターをトチることしきり。さらに全体的にアンサンブルがバラバラになっちゃうトコロ、数知れず。さらには調性さえハッキリしないよーなバックの演奏に、ウェットンのボーカルだけが乗っかっているよーに聴こえる箇所さえ散見された。それでもまあエイジアの曲でわまだ良いけれど、この状態でイエスの「ラウンド・アバウト」なんか演っちゃーいけません(笑)。イエスの曲は「ラウンド~」みたいなポップな曲でも、実は猛烈に複雑で高度なテクニックを要求される。もう「アラ丸出し」だった。ともべが今まで観たプロのコンサートで一番ヘタクソだったのわ、去年の「イングランド」だったんだけれども、今回のエイジアはそれを一挙に引き抜いてダントツ一位の座を獲得っ!!(笑) コレだけわ、いただけない...。

でもあんま悪いトコばっか書いてると怒られちゃうから(笑)、良かったトコロも...。ジョン・ウェットンのボーカルはすっかり回復した様子で、力強い伸びのある名ボーカルを披露してくれました。ジョン・アンダーソンの歌う「ラウンド・アバウト」をオリジナル・キーで(おそらく...)歌えたのには、正直言ってビックリした。ウェットンのボーカルって、実は一般に思われてるよりもかなりキーが高いノダ。あと、ジェフリー・ダウンズのシンセの音色も、ナカナカ秀逸なものがあった。「庶民のファンファーレ」あたりでわエマーソンにはないよーなまた一味違った解釈で、オリジナルにはないギターとのソロ掛け合いも入って、とっても新鮮で良かった。

20070311_3...で、コンサートが終わってからは先ほどのアストロBOYさん達と待ち合わせをして、近所の中華料理屋でコンサート観覧の打ち上げ(笑)。写真(下)がその様子。(くどいよーですが、ブレててゴメン...) 音楽のハナシで11時頃まで盛り上がって。コンサートの余韻を満喫したのでした。やっぱロックのコンサートって、こーゆーのがあるから「一緒に観る仲間」がいると、とってもイイですよね!!平日に夜を、みんなで楽しんだ一日でした。やっぱロック・コンサートっていいなぁ~...。

...てなワケで、ナカナカ辛口のコトもいっぱい書きましたが、みんな怒らないでネ(笑)。でもともべ自身も十分に「楽しめたコトわ、楽しめた」んだから。よーわ、オリジナル・エイジアの再結成はあくまで「お祭り」であって、もはや「テクニックが云々...」なんてモノじゃないコトわ、十分判っているんだけれどもね...。

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2007年3月 4日 (日)

キャメルのライヴDVD!!

20070304_1 このところ外出ネタが多かったので、今回わおウチネタで(笑)。写真(上)は先日出たキャメルのライヴDVD、「トータル・プレッシャー」。昨日西新宿の「ガーデンシェッド」さんで購入しました。プログレ・マニアの間では最近ケッコウ話題になっている1本。なんてったって過去にリリースされた「プレッシャー・ポイント」のライヴ映像が、コンサート完全収録されてるんだから。

...で、この「プレッシャー・ポイント」っていうと、キャメルの1984年の解散コンサート(もちろんこの後で1990年代に再結成されるんだけれども...)を収録しているコトでつとに有名。同名でレコード・CDもリリースされた。ちょうどこの頃ともべわ大学3年生で、「キーボード・マガジン」で紹介されたライヴの様子に、「観たいよぉぉぉぉっ!!」って強烈に思ったのを覚えてる。なんてったてメンツが豪華。キーボードがアラン・パーソンズ・プロジェクトのクリス・レインボーと、カヤックのトン・シャーペンジールを含むトリプル体制で、さらにゲストで往年のメル・コリンズやピーター・バーデンスまで出てきちゃう。それが今回、大元の映像ではコンサートが大幅にカットされている上、ヘンなドラマ仕立ての映像が挿入されていたのが(正直この映像わカナーリうざかった(笑))、今回のリリースではコンサートの完全収録で、なおかつドラマ映像はざっくりカットされている。たから純粋にコンサートに集中して楽しめます。ちなみに以前同名の「トータル・プレッシャー」でVHSのビデオの出ていたコトがあるんだけど、そっちは編集前の生映像みたなやつがカウンタ表示付きで収録されていて、ハッキリ言っていただけなかった。今度のわそれとは全くの別モノ。ちゃーんと編集されていて見やすいです。

20070304_21984年とゆーと、アンディー・ラティマーの「泣きのギター」も絶頂期な頃で、ホントーにこのヒトは「名ギタリスト」の一人だなぁ~と、このDVDを観て唸らせられるコトしきりです。これほど「エモーショナルな美しいギター」は、ちょっと他に類を見ない。曲的には前半が当時最新アルバムだった「ステーショナリー・トラベラー」からの曲で、後半に往年の名曲なんかを演っている。「ステーショナリー~」って、東西に分断されたベルリンを舞台にしたコンセプト・アルバムで、発表当時はやったらと暗いのであんま好きでわなかったんだケド、今回ライヴ映像を見て、「悪くないなぁ~」と思った。1980年代のプログレ諸作って、イエスにしてもジェネシスにしても当時はエライ印象が悪かったんだけれども、今聴き直してみると時代を経てとっても良いサウンドになってると感じます。少なくとも最近の若手の「新興プログレ」なんかよりは、はるかに良い。

20070304_3さらに今回のDVDのウリは、完全収録になってボーナス映像扱いで、(おそらく...)コンサートのオープニング部分の演奏が収録されているコト。その選曲がもう涙モノ。「スノーグース」から「迷子の王女さま」に、「ネバー・レット・ゴー」、さらに「リモート・ロマンス」から「ヒム・トゥー・ハー」ときてる。特に「迷子の王女さま」はともべがキャメルの曲の中でも一番好きな曲なので、この1曲をアンディーの生ギターで聴けるだけでも、もう涙がウルウル...。さらにコンサート本編アンコールの「レディー・ファンタジー」では、アンディーのギターも泣きに泣いて...もう感動しきりのDVDなのです。

あと、今は亡き故ピーター・バーデンスの映像が観れるのも本作の貴重なトコロ。アンコールの「ラヤダー」「ラヤダー町へ行く」「レディー・ファンタジー」の3曲でオルガンを弾いている。やっぱ今回改めて思うには、バーデンスのオルガンあってこそ本来のキャメル・サウンドであると痛感した。ロック・オルガンとしては決してハデさはないけれども、なんとも言えない情感と優しさ溢れるオルガン・ソロはやっぱ絶品だと思う。

思えば、これは1984年の映像だから、もはや20年以上が経過しているだなんて信じられない。このライヴのレコードを「貸しレコード屋」(死語)で借りてテープにダビングして、夢中になって聴きまくった時代を昨日のように感じるのに...。

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