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2007年4月29日 (日)

阿鼻叫喚っ!!狂乱のエニド祭り 2

20070430_1 うわぁぁぁぁぁぁっつ!!ってまたしても狂喜乱舞のともべですが(笑)、ついにエニドの紙ジャケ第2弾が発売になりましたっ!!(写真・上)今回発売になったのは、「ザ・スタンド」名義のライヴとコンピレーションの2枚組、1988年のエニドの解散ライヴを収録した「ファイナル・ノイズ」、さらにエニドの超貴重なシングル曲をコンパイルした「アナーキー・オン・45」の合計3セット。(「オルタナティヴ・ヒストリー」だけわ5月23日に延期になった...) いずれもエニドを知る上では超重要な作品群で、ともべも待ちに待った紙ジャケ・リリースなのです。ちょーうれしー!!(笑)。

...で、まずわ決してケチを付けるワケでわないですが、データ上のミスを数点。「ザ・スタンド」のライヴ盤のほーに、「ニムロッド」と「ジェシカ」が「オリジナル・アルバム未収録曲」とクレジットされているケド、これわウソです(笑)。ともべわファンクラブ・オンリーでリリースされたアナログ原盤を持ってるけれど、初回盤からちゃーんと収録されてます。あと「ファイナル・ノイズ」のクレジット6曲目に「リヴァーブレーションズ」と書いているけれど、これも誤り。オリジナル時代から、この曲わ収録されてないデス。でもキットWHDエンタテインメントの担当者さん、今回のリリース作業すっごい大変で間違っちゃったのねぇ~ん。だから別に責めてるつもりはないデス。ただデータはきちっと修正しとかんと...とか思って(笑)。

20070430_2で、どの作品もほんとーに魅力的なのデスが、今回のリリースの超目玉はナンと言ってもシングル曲コンピレーション「アナーキー・オン・45」に尽きるっ!!のです。(写真②、③)実はコレは、厳密にはUK盤の国内紙ジャケ化でわないです。完全な「日本独自企画」なのです。何を言いたいのかとゆーと、この「アナーキー・オン・45」のUK盤は、「シングル・コンピレーション」とか称しておきながら、実はオリジナル・テイクはほっとんど収録されておらず、偽って再録音音源を満載した正に「エニド史上悪名高き1枚(笑)」だったのです。これが今回「もしかしたら...」とか思っていたら、ホンモノのオリジナル・シングル音源にぜーんぶ差し替えになってるっ!!(爆)WHDエンタテインメントさん、よくぞやってくれましたっ!!もう拍手喝采っ!!「きらきら星」や「ジェシカ」がオリジナル・テイクで聴こえてきたときには、もう我が耳を疑っちゃいました(笑)。あとUK盤もアナログ起こしで音が最悪だった(レコードのスクラッチ・ノイズがひどくて、マトモに聴けるシロモノではなかった...)「星に願いを」なんかも、新たに音質の良い音源に差し替えられてます。ここまでくれば、もう超Very Good!!もう「一家に1枚(笑)」な紙ジャケなのです。

20070430_3思えば、今回の「アナーキー~」の紙ジャケ・リリースに際して、「あんまりなオリジナル・アートワークから、日本オリジナル仕様に変更してお届けします」って書いてあって、ジャケット・デザインが変更になってる。オリジナルUK盤のアートワークが「あんまり~」なのわごもっともなのデスが(笑)、そもそもこのジェケット変更わ既発のUK盤との明確な差別化を図りたかったんだなぁ~って、思いました。オビやライナーの注意書きにも「オリジナル・マスター消失のため、’96年のオリジナルCD発売時から盤起こしの音源を使用したトラックが収録されております」って書いてある。つまり「その盤起こしのマスターを使用しています」とわ、どこにも書いてない(笑)。この「実にビミョーな言い回し(笑)」が「ミソ」なのですね。かと思うと日本語ライナーもUK盤のライナーを翻訳して載っけてるだけで、日本盤の内容にわ一切触れてない。な~んか「R.J.ゴドフリーに、ないしょでやっちゃったんだも~ん♪」みたいなカンジかしら~ん??(笑)。

でも今回の「アナーキー~」のリリース、本当に素晴らしいのですが、一応データとして内容の修正点をいくつか挙げておきます。CDの収録内容でほぼ問題ないのですが、幾つかオリジナル・シングル・テイクとの相違点があります。(まあ、聴感上は微細な違いですが...)

・「ゴールデン・イヤリング」は、実はミックス違い。ピアノのイントロが1回のみで、バックにワウのかかったギターのバッキングがやたらとウルさいのが、実際のシングル・テイクです。

・「ダムバスターズ・マーチ」は、シングル・リリースのテイクはCD収録のものとは別テイクです。この曲は、聴感上似たような2種類のバージョン(テイク)が存在します。

・「スカイボート・ソング」も、シングル・テイクはCDとは別ミックスです。ただこれわ、シングルのミックスはあまり出来がよろしくない(スケール感か小さい)ので、CD収録のテイクで正解だとは思いますが。

・「そして誰もいなくなった」も、シングルは別ミックス。サビのコーラス部分で急にやったら深いリヴァーブがかかるのが、オリジナルです。ただこの曲はやったらとリミックス・バージョンが数多く存在するので、まあどれでも良いのですが...(笑)。

・1stシングルの「ザ・ラヴァーズ」と「イン・ザ・リージョン・オヴ・ザ・サマー・スターズ」は1984年の再録音バージョンが使用されているようですが、やっぱEMIオリジナルの収録は難しかったのでしょーか??...。ただモノホンの当デビュー・シングル盤をお持ちで、ENIDの日本語サイトの管理人さんでもおられるritornelさんのお話によれば、オリジナル・シングル収録のテイクはEMI盤1stアルバムと全く同一とのこと。

20070430_4最後に、当紙ジャケ第2弾のライナーで何度か言及されていて、「エニド・コレクターにとって最終ゴールの1つ」とまで書かれている、通称「リヴァプール」に関して、ウチにブツがあるのでご参考までに写真をアップしておきます(写真・下)。白いジャケットに曲目が印刷されているだけで、ホントーに「コンサート会場でファン・クラブ会員に配られただけ(笑)」ってなカンジで、味も素っ気もないです。ただ内容的にはエルガーの「エニグマ変奏曲」から「ニムロッド」が、唯一のスタジオ・テイクで収録されているので、昔は相当貴重な1枚でした。ただ当スタジオ・テイクはエニドのコンピレーションCD「メンバーズ・オヴ・アナザー」で見事にCD化されてしまっているので、今では「盤としての希少価値のみ」が存在する1枚です。

ハナシを元に戻すと、今回の「アナーキー・オン・45」の日本盤紙ジャケCD、イギリス本国のR.J.ゴドフリーに聴かしたら、どんな顔するんだろーか??「UK盤もこれで出したいっ!!!」とか、言い出したりして...(笑)

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2007年4月21日 (土)

ムーディー・ブルースの紙ジャケ アンコール・プレス!!

20070421_1 今週はプライベートの上でも特に大きなイベントわなかった。だからこのネタ(笑)。5月にムーディー・ブルースの初期5枚の紙ジャケが、アンコール・プレスされますっ!!「限定」だから、まだ未入手にヒトはお早めに予約だよ~ん(笑)。写真はともべ所有の紙ジャケ。トーゼンともべのばやいこのテは初回リリースでちゃーんとGETしてるので、アンコール・プレス、はっきり言ってカンケーないんだケドね...(笑)。でもジャケの作りも音もとても良いので、ケッコウお気に入りな5枚です。ただこの5枚、輸入盤でわ最近アーティスト参加のもとSACDハイブリッドでリマスターされてる。しかもコイツ、未発表のボーナス・トラックが満載っ!!ともべわ紙ジャケ持ってるカンケーでSACDは未入手なんだケド、これから買うヒトわどっちにするかちょっと迷うトコかもしんない。

...で、問題のこの時期のムーディーズの作品。なんてたって未だに「明らかにプログレ」にカテゴライズされていながら、音を聴くと「どこがプログレなんだかホントわかんない??(笑)」バンドの代表格なんだから。このあたりの感触わも~一時のピンク・フロイドと双璧(笑)。でもともべわ高校生から受験浪人生の時分に、もう擦り切れるホド聴きました。個人的には今回の5枚の中では2ndの「失われたコードを求めて」が一番好き。未知のコードを求めて、その旅立ちから終着点のコード「オム」をたどり着くまでを、アルバム1枚でひとつの旅物語として仕立てています。もうすっごくロマンチックっ!!ロマンチックって言ってもラヴ・ソングみたいなそーゆー女々しいのでわなくて、あくまで「男のロマン」なのデスね。特に1曲目の「ライド・マイ・シーソー」なんかわ、もうロマンの旅立ちを象徴して、「血沸き、肉踊る(笑)」。もう大好きっ!!この「アルバム1枚を通じて1つの旅物語を表現する」コンセプト・アルバム的手法は、5枚のアルバム全部に関して貫かれています。ムーディーズっていうと、活動の全盛期は1967年から1972年までで、フシギと他のプログレ・アーティストの活動期とダブっていない。と、ゆーかハッキリ言って3年から5年は早い。こんな早い時期にこのやうなコンセプト・アルバムを発表し続けたとゆーコトわ、時代の流れから見れば、やっぱ彼らは明らかに「プログレ」なのでしょーネ。

20070421_2で、今回リリース分以降の彼らは、「童夢」(超名盤っ!!個人的には最高傑作に挙げたいっ!!)、「セヴンス・ソジャーン」を発表して、長~い活動休止期間に入ってしまう。その後「コート・ライヴ+5」、「オクターブ」を発表して、メロトロンのマイク・ピンターが脱退。後任に元イエスのパトリック・モラーツが加入して(ハッキリ言って「契約メンバー」だったらしい...)、「ボイジャー」で見事な大復活を遂げるのでした...。ともべ的には、既発盤のアンコール・プレスも良いけれど、ぜひともこの「ボイジャー」以降を紙ジャケあんどリマスターで再発して欲しいトコロ...ユニバーサルさんっ!!お願いっ!!(笑)

さらにその後のムーディーズは、「ボイジャー」以降に3作をさらに発表して、5作目「キーズ・オヴ・キングダム」を最後に、パトリック・モラーツもあえなく脱退。やっぱこの「先進的なキーボード奏者」には、他メンバーの「平和なポップ・ロックおじさんのノリ(笑)」はそーとーソリが合わなかったらしく、最後のほーわ人間関係的にも最悪だったらしい。ハッキリ言って「解雇」で、一部のムーディーズ自身のヒストリーには、「メンバーじゃなかったコトにされちゃってる(笑)」モノもあるぐらい。さらに近年では、フルート&ボーカルのレイ・トーマスも「音楽界から引退」との理由で脱退。でもジャスティン・ヘイワード、ジョン・ロッジ、グレアム・エッジの3人はちゃーんと残ってて、現在でも精力的にレコーディングとライブ活動を続けています。(しばらく前に2005年末の最新ライヴが、2枚組みCD&DVDでリリースされた...) さらに今年5月には、「BBCセッション」と題して1960年代のライヴ音源がこれまたCD2枚組でリリースされる予定です。だからまだまだ彼らからは目が離せませんネ!

ムーディー・ブルースわ、ともべ的には「日本で最もライヴを観たいバンド」の1つです。でも彼らみたいに、海外では「押しも押されぬ大御所(笑)」なのに、日本では「一部のファンだけが懐かしく聴いている」よーな評価格差の激しい状況では、来日公演の実現はやっぱ難しいんだろーなぁ~...。(泣)

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2007年4月15日 (日)

ジェネシスのボックス・セットが発売になりました!!

20070415_1 ちょっと前のネタなんですが(4月の初旬ぐらい...)、待望のジェネシスのリマスター盤ボックス・セットが発売になりましたっ!!今回リマスター再発になったのわ「トリック・オヴ・ザ・テイル」、「静寂の嵐」、「そして3人が残った」、「デューク」、「アバカブ」の計5枚。それぞれバラ売りでも入手可能ですが、5枚セットのボックスだけわさらに特典として、「エクストラ・トラックス」なるシングル発売のみのアルバム未収録曲を集めたボーナス・ディスクが付いてくる。これがちょー貴重なので、ジェネシス・ファンだったらゼッタイこっちのボックス・セットなのです。ただこのボックスは初回限定品で、なおかつこの記事わ4月初旬のネタなので、もー手に入れるのわ難しーカモしんない。プログレ専門の各CD屋さんに入荷した分もアッとゆー間に売り切れちゃったみたいだし...ごめんちゃい。

20070415_2...で、今回のリマスター盤、各アルバムがCDとDVDオーディオの2枚組みです。さらにCDのほーわ通常のCDとSACDのハイブリッドで、SACDの音声はサラウンドとステレオの2バージョンが入っている。さらにDVDオーディオのほーもDTSサラウンドとDolbyサラウンドのこれも2バージョンが入った上で、さらにボーナスの映像トラックまで入った、正に「盛りだくさんっ!!」な内容なのデス。オーディオだけでも5種類もあるんだから...。ちなみにこの5.1サラウンドの出来が大変素晴らしいとのコトなのですが、悲しいかなともべわSACDもDVDオーディオも再生環境を持ってない...(泣)。だから通常のCDと映像DVDとして楽しんでいます。ただこのヘンが今後SACDやDVDオーディオのハードを導入するキッカケになるカモとわ思っていますが...今わ手持ちの再生環境でガマンガマン...。あとDVDのほーわNTSCバージョンとPALバージョンがあって、一般にこのボックス・セットはプログレCD専門店なんかではPAL盤が多く流通していたよーですが、ともべわHMVのオンライン・ショップに事前予約しておいたお陰で、めでたくNTSC盤をGETできました。やっぱ日本の再生環境を考えたら、今後の互換性も考えてコッチのほーが良いし...。

20070415_3さらに気になるリマスターの音質のほーなんですが、正直言って最初聴いたときにはカナーリ違和感がありました。とにかく中域から高域がかなり強めで、各楽器の音像がやったらとクリヤー。悪い言い方をすれば、ちょっと聴感上やかましい。「ほほー、ジェネシスわこのテで来たのネ!!(笑)」なーんて思っちゃいました。最近のリマスター処理のハヤリ、つまり中域から高域を柔らかく仕上げて、全体的にアナログ盤のような音の厚みと耳触りの良さを出す方向性とは、明らかに異質なリマスター処理です。とにかく「各楽器をクリアーに」が基本なので、ただでさえ「音の洪水(笑)」のよーにオーバー・ダビングのパートの多いジェネシスのサウンドでは、やっぱちょっとやかましく聴こえる。特にフィル・コリンズのシンバルの音なんかわ目立っちゃってスゴイ(笑)。最初聴いたときわ、リマスターではなくてリミックスかと思っちゃいました...(笑)。それぐらい違和感があったケド、聞き込んでいくうちに「これがベストのサウンドなんだなぁ~...」って、思えるようになりました。だから慣れるまでがちょっとタイヘン(笑)。

あと特典のボーナス・ディスクや映像が素晴らしいっ!!ボーナス・ディスクのほーわ「インサイド・アウト」や「ナミナム」といった過去1回もCD化されていない音源が満載ですっ!!「ナミナム」って、最初聴いたときは「変な曲ぅ~...」とか思ったケド(笑)、今聴き返すと「これわフィル・コリンズが当時掛け持っていたブランドXの要素を、ジェネシスに持ち込んだモノだったんだっ!!」とか、新しい発見もいっぱいあります。さらに特典映像では、以前単体のVHSビデオとして発売されていて、いまだDVD化されていない「ジェネシス・イン・コンサート1976」(ビル・ブラッフォード在籍時のライヴ映像)も、「トリック・オヴ・ザ・テイル」のDVDに完全収録で入っています。あと「デューク」でわ、ブートDVDの世界ではつとに有名な1980年の「ライシアム公演」(デュークス・ツアーの頃...)も、完全収録ではないながら超クリアな高画質で収録されています。ブートDVDでもカナーリな高画質で入手可能な当公演ですが、今回のわさらにそれに輪をかけたスーパ画質で、ちょっとビックリ...。こんなクリアな画質で映像ソースあるんだったら、完全収録DVD出せよなぁ~とか(笑)。(あと「スリー・サイド・ライヴ」も、「ママ・ツアー」も、早くDVD出してネっと!!(笑))...とにかく「ちょーお得!!」なボックス・セットなのです。

ジェネシスのリマスター再発は、今後も続いて最後には全アルバムを制覇する模様です。みなさん、今後のリリースにも期待しましょー!!ただこーやって、ジェネシスのリマスター盤が発売されると、今持ってる「紙ジャケ」どーしよーかしらん??...困っちゃうんだよなぁ~...(笑)

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2007年4月 8日 (日)

ニュー・トロルスの再来日公演を観に行ってきました!!

20070408_1 昨日の4月7日(土)に、川崎のクラブチッタへニュー・トロルスの再来日公演を観に行ってきました。今回の公演は、ちょうど一年前の来日に引き続いて、ストリングス・オーケストラを率いて「コンチェルト・グロッソ」の1&2が演奏されるだけでなく、新曲の「コンチェルト・グロッソ3」がワールド・プレミアで初演されることと、オリジナル・メンバーであったニコ・ディ・パーロがバンド復帰していることで、プログレ・ファンの間でも超話題のコンサートです。ともべももう、わっくわく...(笑)

開場の5時前にはクラブチッタへ到着して(写真・上)、列に並びました。そして入場と同時に、トーゼン記念グッズ売り場へ全速力でGOっ!!(笑) 今回はTシャツとパンフをセットで買うと、コンサート超限定のコンチェルト・グロッソ1の「アレグロ」のストリングス・スコア譜と、コンサート後のメンバーサイン会の参加券が貰えちゃう。もちともべわセットで購入しました。写真②はそのTシャツとスコア譜。今回のTシャツは、レコードのレーベル面がデザインされていて、ナカナカ渋くてGOOD!!

20070408_2グッズをGETできた後わ、例によってビール飲みながらタバコふかして開演を待つことしばし。そこで今回のコンサートの仕掛け人であり、ともべの立教大学の先輩でもおられる片山伸さんに遭遇っ!!ご挨拶を申し上げて、最近出たジェネシスのボックス・セットのハナシやら、アラン・パーソンズ・プロジェクトのリマスター盤のハナシやらで盛り上がることしばし...エイジアへたくそだったよぉ~とか(笑)。5月のバンコの来日公演でまたお会いするコトをお約束して、ともべさらに開演を待ち続けたのでした。

...で、カンジンのコンサート。開演とともにステージに登場したニコ・ディ・パーロの勇姿に、感動することしきり。演奏が始まって、1曲目は意外にもコンチェルト・グルッソ1のB面の「空間の中から」でした。この「超どプログレ(笑)」な曲が1曲目とわっ!!その後の演奏を期待させるコト十分でしたね。さらに、この曲での歌部分でのニコのボーカル!!これぞホンモノのニュー・トロルスのハイトーン・ボイスだなぁ~と、ニコがいてこそ初めてニュー・トロルスなのだなぁ~と、スタジオ録音盤と全く同じコーラスの響きに感動もひとしおな、ともべなのでした。

20070408_32、3曲目に小曲をはさんで(すんません、ともべこの曲わちっと知りませんでした...)、コンサート前半で早くもストリングス・オーケストラの「東京ヴィエール・アンサンブル」がステージに登場。待ちに待った「コンチェルト・グロッソ3」が初演されました。ワールド・プレミアだから、今回東京初日でコレを聴いたともべは「世界で一番最初にコンチェルト・グロッソ3を聴けた1人(笑)」とゆーコトになる。話題の「~3」は、全体が7楽章からなっていて、1と2から受け継ぐべきポイントはきちんと全て受け継ぎながら、同時に1と2に無かった新しい要素も随所に加味された、素晴らしい内容でした。個人的にちょっと心配していたのは、1と2の「影の立役者」だったエンゲルス・バカロフが今回は(たぶん...)関わっていないであろうコトで、このコンチェルト・グロッソって曲は一歩間違うと「ただのムード・ミュージック」になっちゃう。その杞憂が今回の初演を聴いて吹っ飛びました。「~グロッソ」において最も重要な要素である「バロック的な雰囲気」がしっかりと押さえてあって、全体の響きも荘厳な「正にコレはコンチェルト・グロッソの続編だっ!!」と断言できるような内容でした。素晴らしいっ!!

休憩を挟んで、コンサートの第2部では「コンチェルト・グロッソ1&2」が演奏されました。今回ビックリしたのは、弦楽器の響きの素晴らしさ。昨年の公演でももちろん素晴らしかったのですが、ともべ個人的には「~グロッソ」のような曲を演奏するには、ストリングス・オーケストラの響きにややスケール感が不足しているかなぁ~??と感じられていた。これが今回(これもたぶん...)弦楽器の音響面を見直したんだろうと思う。スタジオ録音盤と同じ「圧倒的なスケール感っ!!」で、客席の観客に迫ってきました。コレにはともべもう完全に「ノック・アウト」(笑)。あの「コンチェルト・グロッソ」を夢中になって聴いていた高校生時分の思い出が頭の中をフラッシュ・バックしながら、思わず目頭に熱いものがこみ上げて来てしまいました...。こんな「至高の瞬間」を体験できるコンサートって、そうそうない。コンサート終半にはあの名曲「ある炭鉱夫の歌」も、もちニコのボーカル&ストリングスで、もう感極まれることしきりっ!!

20070408_4コンサート自体はアーティストのサービス精神も旺盛で、アンコールも2回!!グロッソ2からヴィヴァーチェとグロッソ1からアダージョを再演してくれて、終わったのが10時近くでした。で、それからがお楽しみのサイン会。で、列に並んでいると、先ほどの片山さんに再遭遇しました。「ニコ、とってもいいひとだからっ!!」って言われたんだケド、当初はあんまピンと来なかった。それが自分がサインを貰う番になってハッキリと判りました。ともべわメンバー全員にサインと握手もして貰ったんだケド(写真・下)、ニコの番になって握手を求めたら、このすごい力強い握手を長ーくしてくれました。形だけの形式的なファンへの握手とはゼンゼン違う。一時は再起不能といわれた交通事故から奇跡的な復帰をして、後遺症もまだ残っているであろうニコが、「オレもこんなに頑張っているんだから、オマエも頑張れっ!!」って、そんな気持ちがビンビン伝わってきました。優しいアニキから思いっきりパワーを注入されたような、ものずごく励ましてくれるような、そんな握手に思わず胸が熱くなりました。ニコ、どうもありがとー!!

「いいコンサート」は、数多く存在する。でも演奏を聴いている刹那に「至高の瞬間」や場合によっては「神々の世界」まで感じてしまうコンサートは、めったにない。そんな意味で今回のニュー・トロルスの再来日公演は正に、「至高の瞬間を垣間見た」本当に素晴らしいコンサートでした...。

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