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2008年9月21日 (日)

スーパートランプの紙ジャケCD!!

20080920_1 写真わ今月ようやく発売になったスーパートランプの紙ジャケCDです。今回リリースされたのは、デビュー・アルバム「スーパートランプ・ファースト」から10th「フリー・アズ・ア・バード」までの合計10枚。ともべも無事に10枚全部をGETするコトができました。

スーパートランプっていうと、「ブレックファスト・イン・アメリカ」が大ヒットしていたのが、ともべがちょうど高校2年生のとき。その当時のヒット曲(「グッバイ・ストレンジャー」とか「ロジカル・ソング」なんか...)以外は、どっちかとゆーと、社会人になってから後追いでまとめて聴いたクチです。

...で、彼らの魅力をひとことで語れば、

「極上のポップ・センス!!」

これに尽きるっ!!アメリカに本拠地を置いたイギリスのバンドですが、でも同時期のフリートウッド・マックE.L.Oなど、同様の動きを取ったバンドとわ違って、彼らの音楽はあくまでも「ブリティッシュ・ロックの音」だと思うのデス。さらに、プログレ的な要素も濃厚で、ローリング・ストーン誌いわく...

「イエスがアメリカへ行った後、その空席を埋めたのはジェネシスとスーパートランプだった」。

20080920_2さらに、彼らの音楽を聴いていつも思うのは、

最高のポップ・センスに支えられた「泣き」と「笑い」の絶妙なバランス

です。「サーカスのピエロ」といったイメージが一番似合うよーな、顔で思いっきり笑いながら、心の中では思いっきり泣いているよーな、「深い悲しみをたたえた明かるさ」がとっても感情のヒダに触れてくるのデスね。さらにそこに、これまた最高のメロディー・ラインとプログレッシヴな要素も重なるのだから、ともべもー

大好きっ!!

なバンドなのデス。

一応彼らの音楽おファーストからちょっと解説しておくと、まずデビュー・アルバムは完全に当時のプログレの範疇の音です。オルガンがフューチャーされて、かなーり

「当時のジェネシスの影響が大きいカナ??」

みたいなカンジです。ジャケットも

「フラワーマン」(笑)

ですが...これわ単なる偶然でしょー。(ジェネシス「フォクストロット」のほーが、時代的にも後だしネ...)さらに、2nd「消えない封印」わ、ほぼファーストの延長線上の音です。ただ作風的にはもっとバラエティーに富んでいて、ポップにより接近したよーな音作りです。

20080920_3で、3rdの「クライム・オヴ・センチュリー」。ここからが真のスーパートランプの出発点だと思って、まず間違いないと思います。ポップかつプログレッシヴな楽曲を、独特のユーモアとペーソスで味付けした、彼らの音楽の完成形を聴くことができます。ロジャー・ホジソンリック・デイヴィスを2大巨頭として、双頭バンドとしての体制を完全に確立したのもこの時期です。続く4th「危機への招待」になると、初めてのアメリカ録音もあってか、内容的にはやや後退している感があります。楽曲も比較的魅力に乏しくて、あまり上位には喰い込めなかったチャートの動きがそれを裏付けています。

5th「蒼い序曲」になって、バンドは本格的にロスアンジェルスに移住し、さらなる快進撃が始まります。「クライム・オヴ~」の方法論をさらに進化させ、ここまで来るともーバンドの音楽的にわ

「円熟の極み」。

ともべ個人的には、印象的なジャケット・アートと相まって、この「蒼い序曲」をスーパートランプのスタジオ録音盤の最高傑作に挙げたいです。さらに続く6th「ブレックファスト・イン・アメリカ」で、

世界的に大ブレークっ!!

当時日本でも、どこへいってもこのタイトル・ナンバーが流れてましたっけ。アルバム的にはコマーシャルな印象が強くて、良曲が多いながらも個人的には少し「???」なカンジわしますが...。また、この作品を機会にホジソンとデイヴィスの方向性・作風に違いが完全に表面化、分裂への一歩を踏み出します。

20080920_4続く7th「ライヴ・イン・パリ」ともなると、もー

バンドの勢いは最高潮っ!!

この2枚組みのライヴ・アルバム、演奏も録音も素晴らしくて、また楽曲のセレクションもベスト・オヴ・ベスト的な最高の選曲で、ともべ個人的には

「最もすぐれたライヴ・アルバムの1つ」

に挙げたい作品です!!曲順的にもホジソンとデイヴィスが1曲ずつ順番にリード・ボーカルを取るよーな構成。この完璧度!!

う~ん、参りましたっ!!(笑)

...が、8thの「フェイマス・ラスト・ワーズ」ここからバンドの転落が一気に始まります。ロジャー・ホジソン在籍最後となったこの作品、「イッツ・レイニング・アゲイン」のよーな優れた楽曲も収録されているのですが、すでにホジソンとデイヴィスの激しい確執下で制作されたこの作品わ、全盛期の輝きをすでに失っています。

...で結局ロジャー・ホジソンが脱退して双頭体制が終焉、リック・デイヴィスの独裁体制で作成された9th「フロンティアへの旅立ち」は、アルバム全体がデイヴィスのダンディーなロック志向一色になると同時に、よりプログレッシヴな方向性に回帰しています。(ゲストにピンク・フロイドデイヴ・ギルモアが居たりとかネ...)ともべ的にわ、まあこのアルバムだけは学生時代にリアルタイムで聴いていて、当時ずいぶんお気に入りだったりもしたんだけれど...今聴くと確かに

「新たなスーパートランプを確立する」

意気込みだけは買うんだけどね。やっぱ内容的にはある種の違和感を覚えます。

20080920_5 こーんな具合だから、続く10th「フリー・アズ・ア・バード」では、デイヴィス1人体制も完全に行き詰っちゃったカンジ。ともぺが思うに、いかにスーパートランプが「2枚看板の」バンドだったといえども、この両者は対等ではなかったと思うのデス。バンド内部での力関係はどーあれ、バンドを外側から客観的に見たら、あくまで

「表の看板」はロジャー・ホジソンで、「裏の看板」がリック・デイヴィス

だったのわ明白。だから表の看板を外して裏の看板だけでやっていこーとしたら...やっぱ行き詰まっちゃいますよねぇ~。(笑)

...ってなワケで、今回のスーパートランプの紙ジャケCD,最近話題のSHM-CDで音質もとっても良いです。ちなみに当のバンドは、一時はロジャー・ホジソン復帰の動きもあったとのコト。(ポシャッたらしーですが...)でもこれでホジソンが復帰して、

オリジナル・メンバーで「プログチッタ来日」!!

なーんて...来年ぐらいにありませんかねぇ~...(笑)

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