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2008年9月28日 (日)

立教大学・音団連の集い!!

20080928_1 去る9月23日(火・祝日)に、我が母校・立教大学「音団連の集い」に行ってまいりました。この「音団連」とゆーのわ、立教大学の軽音楽系サークルの連合団体です。基本的には「R.F.U.」「アルビオン」「オーバーオール・ミュージック」「アメリカ民謡研究会」「おたまじゃくしの会」5サークルから成る連合なのですが、今回の集いわその中から最初の3サークルと、同じく立教の軽音楽サークル「OPUS」の4団体による、楽しい同窓会となりました。

今回の同窓会への参加は、大学でともべの同期でもあった「I夫妻」のお誘いによるものです。まず最初わ、神田にあるライヴ・ハウス「イゾルデ」でのライヴ演奏!!15:00からって聞いていたんだけれど...14:20分にわもー始まっていたみたい。「イゾルデ」ってライヴ・ハウスは今回ともべわ初めてだったんだけれども、同窓会をやるにわ

「ちょっと狭いカナ??」

ってな印象でした。でも会費¥1,000ナリでお料理が山ホド出て(しかも味がとっても良かった!!)、ドリンクは各自、自腹で注文するんだけれど、居心地は極めて良かったデス。

タバコも吸い放題だったしネ!!(笑)

20080928_2バンドわ計9バンドが出演して、それぞれ熱いパフォーマンスを繰り広げてくれました。その中から写真お3枚。写真①は「BOBB」、写真②は「スズキ・イチロー・バンド」、写真③は「恋次郎」です。特に2番目の「スズキ・イチロー」氏、OPUSのOBで大先輩のお方なのですが、同じくステージに立たれている「Hさん」とともに、もう還暦を迎えられるよーなご年齢なのデス。在学当時はかの「ザ・ワイルドワンズ」鳥塚しげき氏とご一緒だったそーで(ってゆーか、鳥塚氏が立教のOBでおられるコトわ知っていたのデスが、OPUS出身であるのは今回初めて知った...)、演奏も「思い出の渚」なんかでえらい盛り上がりましたっ!!

さらにこのスズキ・イチロー氏、「大江戸バンド・セッション」(今回の同窓会の主催でもあった...)や、その他の活動を通じて、若手ミュージシャンやいわゆる「おやぢバンド」(笑)に演奏の機会を提供すると同時に、そういったミュージシャン達のネットワークを形成しておられるお方でもあるのデス。

大OBにして、このアクティヴさ!!ともべも見習いたいですネ。

20080928_3今回、同窓会に出て思ったのわ、だいたいこのテの立教大学・音楽サークルOBの催し物があると、ともべみたいに

「1980年代に在籍していましたっ!!」

みたいな「イイおやぢ」(笑)わ、いーかげん「年寄り」(笑)の部類に属しちゃうんだけれども、今回わ平均年齢がものすごーく高かった。それこそ大御所の大先輩方が一杯で、立教大学の軽音楽サークルの歴史の深さに胸を打たれる思いがしました。ともべ自身も、この先輩方を見習って、いくつになっても音楽に対する情熱を失わない生き方をしたいなーって、切実に思いましたネ。

もち、先輩方だけでわなくて、ともべが所属していた「オーバーオール・ミュージック」の後輩達も一杯来ていて、昨今はこの「おやぢバンド」の盛り上がりよーでナカナカ顔を合わせる機会も増えてきてはいるんだけれども、昔と同様に「音楽を通じて交流を持てるコト」が、ホント嬉しかったデス。

20080928_4...で、ライヴは19:00頃にハケて、それからは神田駅の反対側にあるパーティー・ルームでの2次会へ...。写真④がその光景なんだけれども、とにかくスゴい人だった(笑)。ともべ、最初のウチは座れなくて、階段に座ってビール飲んでたぐらい(笑)。参加者はライヴの出演者、観客だけでわなくて、さきほどの「スズキ・イチロー氏」関連の人脈で、プロ・ミュージシャンの方やらプロ占い師の方やら、イベント会社の社長さんやら、実社会でご活躍されている方々がゲストで一杯いらっしゃってました。(ただ皆さんどこかで立教大学とつながっているよーなご様子でしたが...)

会場はもー「立教大学の軽音楽サークルOB!!」とゆーノリだけで、えらい盛り上がりようっ!!ともべわもっぱらオーバーオール・ミュージックやアルビオンのほぼ同年代のOBと一緒に盛り上がってました。参加者はみな共通のバックボーンを持っているので、がぜん

宴会のエネルギーも一定の方向性にどんどん加速する...(笑)。

楽しい仲間達に恵まれて、ともべわホント幸せモノだと思いましたネ。

20080928_5パーティーは宴もたけなわな頃になると、プロ・ミュージシャンによる音楽の生演奏(写真⑤)やら、プロの手品師によるマジックなんかも披露されて、大盛況のうちに21:00ぐらいにお開きになりました。ホントわ時間も早かったので、

「次に行きたかった」

りもしたんだケドね...(笑)。でもホントにお開きになっちゃった。でも「立教のOBだっ!!」ってだけで、こんだけ盛り上がるんだから、楽しい機会を持たせて頂いて、皆さんに感謝感謝っ!!

あと、今回の同窓会は1次回、2次会を含めてスズキ・イチロー氏、Hさん、Iさんが全ての取りまとめと幹事をなさって頂いていたよーでした。

どうもご苦労様でした!!

ホントーに楽しかったデス!!

立教OBのみんなー!!これからもよろしくねぇぇぇぇぇっ!!

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2008年9月21日 (日)

スーパートランプの紙ジャケCD!!

20080920_1 写真わ今月ようやく発売になったスーパートランプの紙ジャケCDです。今回リリースされたのは、デビュー・アルバム「スーパートランプ・ファースト」から10th「フリー・アズ・ア・バード」までの合計10枚。ともべも無事に10枚全部をGETするコトができました。

スーパートランプっていうと、「ブレックファスト・イン・アメリカ」が大ヒットしていたのが、ともべがちょうど高校2年生のとき。その当時のヒット曲(「グッバイ・ストレンジャー」とか「ロジカル・ソング」なんか...)以外は、どっちかとゆーと、社会人になってから後追いでまとめて聴いたクチです。

...で、彼らの魅力をひとことで語れば、

「極上のポップ・センス!!」

これに尽きるっ!!アメリカに本拠地を置いたイギリスのバンドですが、でも同時期のフリートウッド・マックE.L.Oなど、同様の動きを取ったバンドとわ違って、彼らの音楽はあくまでも「ブリティッシュ・ロックの音」だと思うのデス。さらに、プログレ的な要素も濃厚で、ローリング・ストーン誌いわく...

「イエスがアメリカへ行った後、その空席を埋めたのはジェネシスとスーパートランプだった」。

20080920_2さらに、彼らの音楽を聴いていつも思うのは、

最高のポップ・センスに支えられた「泣き」と「笑い」の絶妙なバランス

です。「サーカスのピエロ」といったイメージが一番似合うよーな、顔で思いっきり笑いながら、心の中では思いっきり泣いているよーな、「深い悲しみをたたえた明かるさ」がとっても感情のヒダに触れてくるのデスね。さらにそこに、これまた最高のメロディー・ラインとプログレッシヴな要素も重なるのだから、ともべもー

大好きっ!!

なバンドなのデス。

一応彼らの音楽おファーストからちょっと解説しておくと、まずデビュー・アルバムは完全に当時のプログレの範疇の音です。オルガンがフューチャーされて、かなーり

「当時のジェネシスの影響が大きいカナ??」

みたいなカンジです。ジャケットも

「フラワーマン」(笑)

ですが...これわ単なる偶然でしょー。(ジェネシス「フォクストロット」のほーが、時代的にも後だしネ...)さらに、2nd「消えない封印」わ、ほぼファーストの延長線上の音です。ただ作風的にはもっとバラエティーに富んでいて、ポップにより接近したよーな音作りです。

20080920_3で、3rdの「クライム・オヴ・センチュリー」。ここからが真のスーパートランプの出発点だと思って、まず間違いないと思います。ポップかつプログレッシヴな楽曲を、独特のユーモアとペーソスで味付けした、彼らの音楽の完成形を聴くことができます。ロジャー・ホジソンリック・デイヴィスを2大巨頭として、双頭バンドとしての体制を完全に確立したのもこの時期です。続く4th「危機への招待」になると、初めてのアメリカ録音もあってか、内容的にはやや後退している感があります。楽曲も比較的魅力に乏しくて、あまり上位には喰い込めなかったチャートの動きがそれを裏付けています。

5th「蒼い序曲」になって、バンドは本格的にロスアンジェルスに移住し、さらなる快進撃が始まります。「クライム・オヴ~」の方法論をさらに進化させ、ここまで来るともーバンドの音楽的にわ

「円熟の極み」。

ともべ個人的には、印象的なジャケット・アートと相まって、この「蒼い序曲」をスーパートランプのスタジオ録音盤の最高傑作に挙げたいです。さらに続く6th「ブレックファスト・イン・アメリカ」で、

世界的に大ブレークっ!!

当時日本でも、どこへいってもこのタイトル・ナンバーが流れてましたっけ。アルバム的にはコマーシャルな印象が強くて、良曲が多いながらも個人的には少し「???」なカンジわしますが...。また、この作品を機会にホジソンとデイヴィスの方向性・作風に違いが完全に表面化、分裂への一歩を踏み出します。

20080920_4続く7th「ライヴ・イン・パリ」ともなると、もー

バンドの勢いは最高潮っ!!

この2枚組みのライヴ・アルバム、演奏も録音も素晴らしくて、また楽曲のセレクションもベスト・オヴ・ベスト的な最高の選曲で、ともべ個人的には

「最もすぐれたライヴ・アルバムの1つ」

に挙げたい作品です!!曲順的にもホジソンとデイヴィスが1曲ずつ順番にリード・ボーカルを取るよーな構成。この完璧度!!

う~ん、参りましたっ!!(笑)

...が、8thの「フェイマス・ラスト・ワーズ」ここからバンドの転落が一気に始まります。ロジャー・ホジソン在籍最後となったこの作品、「イッツ・レイニング・アゲイン」のよーな優れた楽曲も収録されているのですが、すでにホジソンとデイヴィスの激しい確執下で制作されたこの作品わ、全盛期の輝きをすでに失っています。

...で結局ロジャー・ホジソンが脱退して双頭体制が終焉、リック・デイヴィスの独裁体制で作成された9th「フロンティアへの旅立ち」は、アルバム全体がデイヴィスのダンディーなロック志向一色になると同時に、よりプログレッシヴな方向性に回帰しています。(ゲストにピンク・フロイドデイヴ・ギルモアが居たりとかネ...)ともべ的にわ、まあこのアルバムだけは学生時代にリアルタイムで聴いていて、当時ずいぶんお気に入りだったりもしたんだけれど...今聴くと確かに

「新たなスーパートランプを確立する」

意気込みだけは買うんだけどね。やっぱ内容的にはある種の違和感を覚えます。

20080920_5 こーんな具合だから、続く10th「フリー・アズ・ア・バード」では、デイヴィス1人体制も完全に行き詰っちゃったカンジ。ともぺが思うに、いかにスーパートランプが「2枚看板の」バンドだったといえども、この両者は対等ではなかったと思うのデス。バンド内部での力関係はどーあれ、バンドを外側から客観的に見たら、あくまで

「表の看板」はロジャー・ホジソンで、「裏の看板」がリック・デイヴィス

だったのわ明白。だから表の看板を外して裏の看板だけでやっていこーとしたら...やっぱ行き詰まっちゃいますよねぇ~。(笑)

...ってなワケで、今回のスーパートランプの紙ジャケCD,最近話題のSHM-CDで音質もとっても良いです。ちなみに当のバンドは、一時はロジャー・ホジソン復帰の動きもあったとのコト。(ポシャッたらしーですが...)でもこれでホジソンが復帰して、

オリジナル・メンバーで「プログチッタ来日」!!

なーんて...来年ぐらいにありませんかねぇ~...(笑)

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2008年9月14日 (日)

ZARDのボックス・セット!!

20080914_1 写真①と②は、先般リリースされたZARDのシングルCDのボックス・セット、「ZARDプレミアム・ボックス2002~2008」。実わこれ、7月中旬には届いていたんだけれども、他のネタが目白押しで、ナカナカこのブログで紹介できなかった逸品です。

ちなみにこのボックス・セットわとゆーと、そもそもの経緯は「ZARDプレミアム・ボックス1991~2001」とゆーボックス・セットがあって、これにわその名の通り1991年から2001年まで(具体的には「Good-bye My Loneliness」から「Promised You」までの33枚と、ボーナスCDの「約束のない恋」が1枚)の合計34枚の全シングルが紙ジャケ仕様でパッケージされておりました。

それが、先般の坂井泉水さんのご逝去を機会に、新たに「ZARDプレミアム・ボックス1991~2008」としてこの5月にリニューアル発売され、2002年以降のシングルが特典も満載で追加されたのデスね。でも、前述の「1991~2001」お持っているファンは、この「1991~2008」を買っちゃうと2001年までのシングルがダブッちゃう。で、この2つのボックス・セットの差分だけおワン・パッケージにしてファン・グラブ限定で販売されたのが、この「2002~2008」です。ちなみにお値段わ¥12,000ナリ。あくまで「ファン・クラブ限定」なので、一般のCDショップでは流通していない。こーんなトコロにもZARDファン・クラブの会員であるメリットってあるんですネ。

20080914_2...で、このボックス・セット、収録内容的にわ2002年以降のシングルが11枚(「さわやかな君の気持ち」から「翼を広げて」まで)と、ZARDが他のアーティストと競演した3枚、それにワリと企画モノ的な「異邦人」合計15枚のシングルCDが紙ジャケで収納されています。さらに、坂井泉水さんの「お別れの会」と、2007年9月14日の日本武道館での追悼ライヴの模様をドキュメンタリーで収録した「こんなにそばに居るのに」のDVDが付属しています。

さらに特典として、ZARDの全ディスコ・グラフィーの網羅したブックレットと、ZARDの全アルバムのジャケット・アートをカードにして、裏面に収録曲目を記載したカード・セット(写真③)も付いています。これだけぜーんぶ揃うと、前述の「1991~2001」ボックスと合わせると、

最新の「1991~2008」ボックスと収録内容的には全く同じになる

とゆー、そーゆー企画なのですネ。

20080914_3今回このボックス・セットを入手して改めて思ったコトわ、ZARDってやっぱ

アルバム収録のテイクとシングル・テイクで全く「別モノ」を使用している

ケースが多いです。だからアルバムを聴きなれた耳でこのシングル・ボックスを聴くと

「アレっ??」

と思うコトも多くて、ナカナカ「新たな発見」が一杯詰まったボックス・セットなのです。

でも実わこの時代のZARDのシングルCDって、ともべわリアル・タイムに買っていて、ぜーんぶ持っているんだけれども、

このボックス買ったからシングルわ売っ払っちゃえばいーかー??

とか、そーわいかなくて...(笑)。オリジナルのシングルはそれわそれで特典が付いている(初回限定DVDとかネ...)場合もあるので、

「両方もってなきゃいけない」(笑)

のが、ちょっとツラいところ...。

あと、今回のボックスにも収録されている「異邦人」。もともとが久保田早紀(字、これで良かったっけ??」の大ヒット曲をZARDがリメイクしたワリと「企画モノ」なんだけれども、今回改めて聴き直してみて、この曲の構成って、

有名な「禁じられた遊び」にクリソツっ!!(笑)

なコトに気が付きました。もともとがエキゾチックなアレンジばかりが耳に付きすぎてカモフラージュされているんだけれども、今回ZARDバージョンが比較的ストレートなロックのアレンジなので、聴いてみて初めてこの曲のある種「本質」が見えてきたよーな気がします。

坂井泉水さんの他界以降、今年の5月に「翼を広げて」がリリースされて、このボックスでもそーだけれど、それが現状「ZARD最後のシングル」となっています。でも

「もー打ち止めですっ!!」

なーんて、ちょっと悲しいですよね。未発表音源でも何でも良いから、これからもZARDのシングルをリリースして欲しいと、切に願うともべなのでした...。

20080914_4...で、ハナシわ全くカンケーない方向に飛びますが(笑)、来年1月のカーヴド・エアの来日公演のチケットお、無事にGETしましたっ!!(写真④)ともべわ1月17日(土)のクラブチッタでの公演を観に行きます。前回のブログでお話したとおり、この土曜日はディスクユニオン・プログレ館さんで整理券もらって並んだ甲斐があって(笑)、

ステージ真正面の前から10列目!!

とゆー、とっても良い席をGETするコトができました。うれしー!!(笑)ダリル・ウェイソーニャ・クリスティーナも来ちゃいます。

クラブチッタさん、もちサイン会をお願いしまっせっ!!(笑)

知っているヒト、当日は見かけたら声をかけてやってくださいまし...。

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2008年9月 7日 (日)

キース・エマーソンのニュー・アルバム!!

20080906_1 写真①わ先日リリースされたキース・エマーソンのニュー・アルバム、「キース・エマーソン・バンド・フィーチャリング・マーク・ボニーラ」。CD単体の通常盤とDVD付きの初回限定盤があって、無事に初回限定盤おGETするコトができました。最近けっこうベヴィー・ローテーションな1枚です。

内容的には、例えば「エマーソン・レイク&パウエル」とか、続く「スリー」なんかのボリ・シンセたっぷりのサウンドを期待して聴くと、かなーりハズされます。もっとバンド・アンサンブル中心のソリッドなサウンドです。エマーソンのプレイ的にも、主体はハモンド・オルガンに回帰しています。そこにアコースティック・ピアノと若干シンセみたいなカンジ。たからアルバムの印象的には、あえて誤解の恐れずに表現すれば、「タルカス」「トリロジー」に近いよーな感じを受けます。正に

エマーソンが「本流に還った」

入魂の1枚です。

20080906_2...と、ゆーのも、このアルバム、「キース・エマーソンの新バンド」という触れ込みなんだケド、実態はカナーリ違うみたい。実質はキース・エマーソンとマーク・ボニーラの2人によるユニットに、サポートでベースとドラムスが参加しているとゆー表現が近いです。さらに言えば、エマーソンの大ファンであるボニーラが、

「エマーソンにはこーゆー音楽お、もう一回演ってもらいたいっ!!」

って、全力でエマーソンを再プロデュースしたのがこの作品。だから作品の内容的にも、

「新たなエマーソンを発掘する」

よりは

「過去のエマーソンを再現する」

といった懐古趣味的な発想に近いです。だからEL&Pの初期のよーな印象になっちゃう。

もちろん、コレわコレで悪くはないです。ファンとしても

「こーゆーエマーソンが聴きたかったっ!!」

みたいなサウンドがテンコ盛りなんだから...。でもそーなると、他のメンバーの力量がちょっと気になるところ。マーク・ボニーラはボーカルもギター・プレイも力量は相当なものながら、やっぱボーカリストとしては圧倒的に

「個性・魅力に欠ける」

カンジは否めないです。ましてEL&P時代にはグレッグ・レイクみたいなカリスマ・ボーカリストがいただけに、それとの比較で聴くと、やっぱ断然見劣りしちゃいますネ~。

さらに、比較的若手を起用したリズム・セクション。ドラムスのグレッグ・ピソネット元デイヴ・リー・ロス・バンドのメンバーだったらしーんだけれども、元々ハード・ロック畑のプレイヤーであることが良く判るプレイ。つまりエマーソンの複雑な楽曲を

「基本はオーソドックスな8ビートの中で全て消化」

しようとしています。だからカール・パーマーみたいな変幻自在のプレイ(上手いヘタわ別にしてネ...(笑))で聴きなれた耳には、「プログレとして聴く」にはちょっと無理があるよーにカンジています。結論から言えば、

今回のアルバムのよーな音楽を、EL&Pのメンツで演ってくれたら良かったのに...

なーんてつい思いを持ってしまうのが、今回の作品です。(まあ、実際にグレッグ・レイクとカール・パーマーが揃っちゃったら、それわそれで「全く別の音楽が出来上がっちゃう」(笑)のも、目に見えているんだけれどもネ...)

20080906_3アルバムの収録曲は、ほぼ全体の4分の3ぐらいを、大作の組曲が占めています。この組曲がケッコウ

「前時代的なプログレ然としていて」(笑)

とっても良いです。ただ、途中に挿入されているホルスト「木星」だけにはア然としましたが...(笑)。モロ8ビートのロックにアレンジされてしまっているこの「木星」、表現は悪いケド...

「聴いているほーが思わず赤面してしまう」(笑)

よーな、

「これ、冗談でせうね??」

みたいな出来(笑)。あと、アルバムのラストには小曲が4曲収録されています。どれもいわゆる「EL&Pの小曲然とした」ナカナカの佳曲です。

さらに、初回限定盤にはボーナスでDVDが付いているんだけれども、コレがなかなか見所満載です。教会でのエマーソンのピアノ・ソロと、今回のアルバムのメイキング・ドキュメンタリー、さらにキース・エマーソン・バンドの2006年ハンガリーでのライヴ映像が4曲収録されています。やっぱ一番のキモわこのライヴの映像で、選曲的にも全曲EL&Pナンバー、「悪の経典#9」「ピアノ協奏曲第1番」「リヴィング・シン」「ビッチズ・クリスタル」の4曲の収録です。その中で一番ビックリしたのは「ピアノ協奏曲」で、従来EL&Pではピアノ・ソロかオーケストラ付きで演奏されていたこの曲を、完全に4ピースのロック・バンドで演奏しちゃっています。エマーソンの作品の中でも「純クラシック的」なのでワリと敬遠されがちなこの曲、完全なロック・アンサンブルにリ・アレンジされると、なんかエニドみたいでエラくカッコ良いです。

20080906_4あと、このDVDで驚くべきはマーク・ボニーラのギター・プレイ。ほぼ全編でエマーソンのキーボードとユニゾンを取っています。あの複雑な旋律(しかも全くギター向けのラインでわない!!)を、超高速でユニゾンを取れるのだから、やっぱこのヒトもギターの力量は並みではないです。当のエマーソンはハモンドC3をメインに、コルグ「オアシス」(先般ライヴを観たリック・ウェイクマンといい、ジェネシストニー・バンクスといい、プログレ系のキーボーディストでオアシスをメインで使用しているアーティストって、最近ホント多いですよネ~。ともべわあんな80万円もするキーボード、とっても買えまへんが...(笑))、さらにムーグモジュラー・シンセまで持ち出して、全盛期を彷彿とさせるセット・アップです。しかもこのムーグ、

「ただ飾ってある」(笑)

だけぢゃーなくて、「悪の経典#9」なんかで、

ちゃーんと音を出しているっ!!

ただこのDVDで実際の映像を見ていると、エマーソンの指の動きだけわ

「やっぱちょっと不安」。

明らかに一般的なキーボーディストの指の動きとは異なるので、見ていて違和感があります。以前(1990年代半ばぐらいだったか??)カーレースの事故で腕を負傷し、一時は完全に「引退宣言」までしてしまっていたエマーソン。手術やリハビリの甲斐あって、めでたく復帰してくれたものの、ご本人もインタビューで

「ちょっと弾き方を変えたんだ...」

と語っていた通り、事故前の指使いとわ明らかに異なります。だから従来

「かなーり突っ込みぎみだった」

プレイも、フレーズによっては

「ややモタりぎみになってしまう」

変化には、やっぱ一抹の不安を覚えますネ。

...ってなワケで、もうすぐ来日公演も迫っているキース・エマーソン・バンド。ともべわ10月16日(木)のC.C.Lemonホールでの公演を観に行きます。さらに緊急速報で、来年1月に再結成カーヴド・エアの来日公演が決定しちゃいましたっ!!(ともべ来週の土曜日は、先行発売のチケットおGETしにディスクユニオンさんに直行しますっ!!(笑))

今年もケッコウ「プログレ当たり年」なんですかねぇ~...(笑)

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