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2008年10月26日 (日)

ムーディー・ブルースの紙ジャケSHM-CD発売!!

20081026_1 写真わ先日無事の発売になった、ムーディー・ブルースの紙ジャケSHM-CD。今回リリースされたのは、1stの「デイズ・オヴ・フューチャー・パスト」から7thの「セヴンス・ソジャーン」までの合計7枚。(写真①~③)同時にリリースが予定されていた「オクターブ」「魂の叫び」「プレゼント」の3枚も、一時は発売未定延期の扱いだったのが、無事11月のリリースで確定したよーで、良かった良かった...。

(本音を言えば、今回の紙ジャケわ初リマスター&紙ジャケとなる

後期の3枚が一番欲しかったっ!!

とゆーのわ、ムーディーズ・ファンなら皆そーだろーと思います。なんでも11月で発売確定できたのわ、それ以前に海外でのリマスターが完了して、輸入盤として発売されるかららしーです。)

...で、今回リリースのこの7枚、

「いったい何回買い替えすりゃーいいんじゃいっ!!」(怒)

ってなカンジで、怒っているマニアの方も多いことでしょう。(笑)ざっと思い返しただけでも...

1.初CD化で国内盤発売

2.リマスター盤で輸入盤が発売

3.「2.」のマスターを使用して、国内盤の紙ジャケが発売

4.SACDハイブリッド&リマスター盤で、輸入盤が発売

5.「4.」のCDマスターを使用して、今回の紙ジャケがSHM-CDで発売

...ってなワケで、なーんと

5世代目っ!!(笑)

なのデス。だから今回は購入を控えているコレクターの方もいらっしゃるカモ知んないですネ。(実わともべ自身もだいぶん迷った...)...で、購入してみた結論からゆーと、

今回こそわ、決定盤的に「買いっ」!!

だと思いまふ。これからその理由を述べていきますネ。

20081026_2まずは全体的な造りなんだけれども、昔はユニバーサルさんっていうと、紙ジャケ1枚の値段が¥2,000前後で、

「非常に良心的」

ってなコトで、紙ジャケマニアの評判はひじょーに良ろしかったのデス。それがこのところ、ユニバーサルさんも他社並みに1枚¥2,800ぐらいに価格を引き上げて、一部には不評を買っていたもの事実です。でも、ともべ個人的にわ、昔の安かった頃のユニバーサルさんの紙ジャケは

安かろー、悪かろー(笑)

ってな印象が強くて、ジャケットの紙質もほんとペラペラだったし、正直あんま好きじゃなかった。それが現在の価格設定になって、今回のムーディー・ブルースも

グッと出来が良くなっているっ!!

印象を受けます。宣伝では「童夢」と「セブンス・ソジャーン」の2枚だけ新規格の紙ジャケ、ってな振れ込みだったんだけれども、どーやら他の盤もジャケットの紙質やインクの質は断然良いものを使っていると感じます。だから全作、ジャケットの造りは旧バージョンより断然イイです!!

(ただ「童夢」だけわ、旧バージョンのジャケがすっごい出来が良かったとわ思いますが...)

20081026_3さらにCDの特典品として、

・輸入盤に付属していたブックレット(貴重なフォトが満載っ!!)

・上記ブックレットに記されている、マーク・パウエル氏による長大な解説文の完全な日本語対訳(すっごいベンキョーになります)

・オリジナル・レコードのレーベル面の復刻コピー(ちゃーんと、別刻印のシリアル・ナンバーまで入っているっ!!)

までが付いてくるのだから(写真④)、この豪華な内容で¥2,800は決して

「高くないっ!!」

と思いまふ。

さらに、マニアとって気になるのわ、ボーナス・トラックの入り具合ですネ。輸入盤のSACDハイブリッド盤だと、「デイズ・オヴ・フューチャー・パスト」「失われたコードを求めて」「子供たちの子供たちの子供たちへ」の3枚が2枚組みで、残り4枚が一枚モノでした。

で、今回の紙ジャケは、1枚モノのやつのボーナス・トラックは全部収録されています。で、問題の2枚モノなんだけど、一部が割愛されていて(主にBBCのライブ音源)、でもそれは別途リリースされたムーディーズの「ライヴ・アット・BBC 1967-1970」の2枚組みCDの中にちゃーんと収録されています。だから

今回の紙ジャケとBBCライヴを持っていれば

ほぼSACD盤と同じ収録内容になります。(ただ一部、「失われた~」に収録されている別バージョンのわずか数曲は、救えてないんだけれどもネ...)

20081026_4...で、さらに気になるトコロでは、「ジャスティン・ヘイワード監修」を銘打った最新リマスター音源を、これも今ハヤリのSHM-CDで聴くとどーなるか??ってなトコロ。結論から言うと、ともべ的にわちょっと

「?????...」(笑)

なのデス。今回のムーディーズの最新リマスター音源は、アナログ的な音の柔らかさや、情報量の多さが身上でした。これがSHM-CDに乗っかったことで、

いくぶん硬メの音に戻っちゃった???(笑)

みたいな印象を持っています。これわ前々から思っていたのだけれど、SHM-CDって確かに音が良いのだけれど、音の透明感や輪郭のクリアさが身上な「音の良さ」なので、

好き嫌いは出るカモ知んないな~...

なーんて感じていました。非常に「デジタル的な」音の良さなので、「アナログ的な」聴感をウリにしたマスタリングにはどーも相性が悪いんじゃないカナ??って...。今回のムーディーズも、

同じモノを右へ引っ張って、さらに左へ引っ張ったら、元に戻っちゃった(笑)

みたいなカンジわしますネ。確かに音は良いのですが(あくまでコレわ前提ネ...)、SACDハイブリッド盤のほーが音がこもっている分だけ、よりレコードに近くて耳触りが良いです。

...で、ちょっとハナシがそれるケド、先日EL&PのSHM-CD盤が発売になって、コレが従来のK2HDマスタリングぢゃーなかった。

「なんで~??盤をSHM-CDにして、マスタリングをK2HDにすれば、最強盤ができるのにぃ~...??」

とか疑問に思ってたんだけれども、そもそもがアナログ的な聴感をウリモノにしているK2HDマスタリング、案外SHM-CDとわ相性が悪かったのカモ知んないですネ。(あくまで想像ですが...)

...てなワケで今回のムーディーズの紙ジャケSHM-CD、マニアならゼッタイに買いっ!!です。あとわ、残り3枚の11月の無事なリリースを祈るばかり...。

(ところで「コート・ライヴ+5」わ、紙ジャケ化されんのかね???(笑))

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2008年10月19日 (日)

キース・エマーソン・バンドの来日公演を観てきました!!

20081019_1 先日の10月16日(木)に、キース・エマーソン・バンド・フューチャリング・マーク・ボニーラの来日公演を観に行ってきました。場所わ渋谷のC.C.Lemonホール(旧渋谷公会堂)。17:30PMのベルとともに会社を出て、渋谷に直行っ!!豊洲から渋谷なので、約1時間後の18:30PMぐらいにわ着くことができました。(写真①)

ちなみにこのC.C.Lemonホール、

会場内に喫煙エリアがない(泣;)

だから入場前にホール前の喫煙所で十分にニコチンの補給をしとかなきゃなんない。やっぱライヴ前は、入場してから落ち着いた気分の中で、ビール片手にタバコ吸いたいのにネ...。大きい会場だからといって、

ちょっとサービス悪いです...。

で、開演15分前ぐらいになって、ともべもそそくさと会場入りしました。(写真②)まずはやっぱ、記念グッズ・コーナーに並んで、コンサート・パンフTシャツをGETっ!!今回のパンフ、「ポスター形式」とかでブックレットにはなっていなかった。大きく広げるとバンド・メンバーのフォトが一面に印刷されているタイプ。大きさが判るよーに、下にCDを置いて写真を撮ってみました(写真③)。ただ。コレわコレでカッコ良いんだけれども、コンサート・パンフとしてわちょっと情報量が不足しているカンジ。

サポート・メンバーの経歴とか、知りたかったのにネ...。

20081019_2...で、開演までまだちょっと時間があったので、ドリンク・コーナーで生ビールを1杯買って飲みました。やっぱちょっとお酒が入らないと、

昼間の仕事との気分の切り替えができない

とか思って...ただ、この1杯の生ビールが、その後ケッコウ辛い状況を生むのでわあったのですが...(笑)

客席に入ると、もー会場は満員御礼っ!!やっぱキース・エマーソンって、日本でわ人気が根強いんですねぇ~...。ともべの席は一応1階が取れたんだけれども...

確認したら最後列の席(泣;)

でした。まあ、いいんだけどねぇ~...でもコレだったら

2階席の前の方とかのほーが、よっぽど良くステージが見える

とか思いました。だからコンサート自体も、ステージの全体像わ良く見えたんだけれども、メンバーの動きや表情とか、細部はあんま良く判んなかった。

19:00PM丁度に、予定通りコンサートはスタートっ!!1曲目はニュー・アルバムから「イグニッション」でした。演奏わ予想に反して(笑)、

とってもイイっ!!

スタジオ・アルバムではリズム・セクションにベースがボブ・バーチ、ドラムスがグレッグ・ピソネットだったんだけれども、この2人、ともべ的にわどーも違和感を憶えていた。(特にドラム・プレイがあんまプログレ的でない点...)それが今回ベースにトラヴィス・デイヴィス、ドラムスにトニー・ピアと総入れ替えして、若々しい、しかも十分にプログレ寄りのテクのあるリズム・セクションになりました。特にドラムスの手数が多くてウレしかった。

2曲目はモーグ・シンセシーケンサーから始まる「悪の経典#9」。もー会場は大盛り上がりっ!!この曲、1990年代のEL&Pの再結成の時も演奏されていたんだけれども、今回はリズム・セクションが若くて力強いので、

スピード感のある圧倒的に良い出来

でした。特にベースのトラヴィス・デイヴィスは意図的なものなのか、ワザとスポットライトが当たらないステージ位置で演奏していて、ステージ全景が見えるともべの席からは、

あたかもトリオのよー!!

に見えました。C.C.Lemonホールのやうなキャパの大きい会場で、視覚上トリオみたいなバンドが、しかも疾走間十分の「悪の経典#9」を演奏してる。

「全盛期のEL&Pって、こーんなカンジだったんじゃないかな~??」

なーんて、錯覚に襲われてしまうステージでしたネ。

20081019_3ちなみに今回、エマーソンのメイン・キーボードはコルグ「オアシス」だったよーで、厚みのあるGOODなサウンドを出していました。さらに、エマーソンの後方に鎮座していたのわ、紛れもないモーグモジュラー・シンセサイザーっ!!コレが

「ただ飾ってある」

だけでも、

「弾くフリをして、音わ別のトコロから出てる」(笑)

ワケでもなかった。ちゃーんとアナログらしい暖かくて厚みのある音で、会場一杯にモーグ・サウンドが響き渡ってました。このサウンドの素晴らしさに、まずは感激っ!!低音なんて地鳴りのやうだったし、中域から高域もPWM波特有の十分な倍音を含んだ豊かなサウンドで、

「やっぱ、アナログっていいわぁ~...」(笑)

って、再認識をさせられました。このモーグ・モジュラー・シンセ、今回ステージで使用するに当たって、十分なカスタム・メイドが加えられたことでしょーネ!!

...で、コンサートの選曲のほーわ、ニュー・アルバムから新曲の組曲と、EL&Pナンバーでは「ピアノ協奏曲第1番」「ビッチェス・クリスタル」「フロム・ザ・ビギニング」「バーバリアン」「ラッキー・マン」「ホウダウン」なんかが演奏されました。ただ、演奏のレベルは非常に高かったながら、特に新曲は

観客の集中力を十分に引き付けておくには魅力がイマイチ...

だとも思いました。だから

注意力が散漫になった瞬間に.....

日中の仕事の疲れもあって.....

さらに開演前に飲んだ1杯の生ビール手伝って.....

ついウトウトしてしまう瞬間も多かったですネ。だからライヴ全体をしっかり観ておきたかったともべとしてわ、ちょっと残念...。

20081019_4...がっ!!コンサート本編の最後の曲になって、様相は一変っ!!なーんと、あの「タルカス」を、完全演奏っ!!です。それも従来の省略版でわなくて、エンディングの「アクアタルカス」から「エラプション」の再現部まで付いた、正に「完全版」だったのデス。もーイントロが始まった時点で、会場の盛り上がりようがスゴかった...。で、演奏が終わると会場一杯の大歓声、大拍手。C.C.Lemonホール並み大会場で、「タルカス」でこーんなに盛り上がっている様子は、見方によってわなーんかとっても

奇妙(笑)。

やっぱ日本人って、プログレが大好きなのねーん...。

(なんでもいーケド、「タルカス」の一番クライマックスの「戦場」お、レゲエのリズムで演るのだけわ、やめたほーがいーと思うぞ(笑)。この曲に対する過去のイメージがブチ壊しじゃん...)

さらにアンコールわ、「庶民のファンファーレ」「アメリカ」、のメドレーで、途中から「ナットロッカー」に移行したあたりで、会場からまたしてもヤンヤの大喝采っ!!オール・スタンディングでコンサートは幕を閉じたのでした。

(ちなみに今回わ、エマーソン名物

「オルガン壊し」(笑)

わ、なかったでした。)

...で、内容的にはとっても良かった今回のキース・エマーソン・バンドの来日公演、最後にちょっとだけ辛口のコトを書かせてもらうと、自動車事故~手術後のエマーソンの指の動きは、やっぱ十分には復帰していないと感じました。キーボーディストの立場だから判るのかどうだか定かではないんだけれども、明らかに

「指を鍵盤から離す」タイミングが遅れている。

だから1音1音の粒立ちが悪くて、さらにフレーズのモタりもかなりの場面で散見されました。

でもなぜ演奏的にはそれほど悪く感じなかったかとゆーと、以前のEL&Pがエマーソンのキーボードに合わせてベースとドラムスがプレイする変則スタイルだったのに対して、今回のキース・エマーソン・バンドは

リズム・セクションが完全にリズム面での主導権を握っている。

ある意味バンド・アンサンブルのあり方としてわ「至極マトモに」(笑)なったワケで、これがエマーソンのプレイが不調でもアンサンブルとしてわ破綻しなかった唯一の理由だろーと思います。

...ってなワケで、今回のキース・エマーソン・バンド、帰りがけに追加でロゴ入りのタオルケットまで買っちまいました(笑)。(写真④)コンサートとしてはとっても楽しめた今回の来日公演、今度はできればクラブ・チッタあたりのもうちょっと小さいハコで演って欲しいと思ったりもしました。

もち、サイン会もネ!!(笑)

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2008年10月13日 (月)

体育の日わ、西新宿ウォーキングっ!!(笑)

20081013_1 先日の10月11日(土)わ、「体育の日」で3連休だったモンで、またしても

「ロック・マニアの聖地・西新宿」(笑)

お徘徊して参りました。ルート的には「新宿レコード」さんから始まって「ディスクユニオン・プログレ館」さんで終わるのわいつもと同じ。今日の東京は午前中わ雨がパラついていたんだけれども、お昼には上がって秋の日差しがとっても気持ち良かったデス。

...で、いきなり今回の戦利品(笑)。

・「ワイト島フェスティヴァル・ライヴ」/ムーディー・ブルース (ムーディーズの1970年の発掘ライヴ音源。)

・「ヘル・ブルース・フェスティヴァル」/プロコル・ハルム (再結成プロコルの、2001年のライヴ。これわブート(笑))

・「ライフ・アンド・アザー・ゲームス」/ケヴィン・ピーク (スカイのギタリスト、ケヴィン・ピークのソロ・アルバム。)

20081013_2・「ロック・ゴーズ・トゥ・カレッジ」/ブラッフォード (ブラッフォードの1979年のBBCライヴ音源)

・「アズベリー・パーク1979」/ルネッサンス (ルネッサンスの1979年のライヴ音源。これもブート。))

・「フリー・インターロッキング/ウェブ (サムライの前身となった、ウェブの1968年のデビュー・アルバム。これわ紙ジャケ。)

・「ビートレッグ・マガジン」 Vol.100 (西新宿でわ有名な、音楽雑誌。)

...ってなワケで、CDが6枚に雑誌が1冊と、ワリと地味な買い物だったんだけれども、内容的には

「大当たりっ!!」(笑)

1枚1枚がぜーんぶ今回の目玉になっちゃうぐらい、内容の濃いイ買い物でした。

...で、ちょっと戦利品を解説しておくと、まずはムーディー・ブルースの1970年のワイト島フェスティヴァルでのライヴ。コレ、国内盤で10月下旬には紙ジャケで、さらに12月にはSHM-CDでも出ちゃうんだけれども、

待ちきれなくて輸入盤お買っちゃった(笑)。

丁度「クエッション・オヴ・バランス」を発表時の貴重なライヴ音源です。初期のムーディーズのライヴはあまり数多くが出回っていないので、非常に興味深いものです。オフィシャルなので音質も良いながら、とにかく当時の

「演奏の超ヘタクソさ」(笑)

も含めて、やったらリアリティーのある1枚です。当時のライヴとしてわ今まで「コート・ライヴ+5」がオフィシャルであったんだけれども、あれよりもはるかに生々しい演奏。当時のムーディーズって、ライヴになるとコーラスで1人、すっごいファルセットで歌っているメンバーがいてなんか奇妙なんだけれども(笑)、コレ、誰だったんでしょーね??

20081013_3さらに、プロコル・ハルムの2001年のライヴ。「再結成プロコル・ハルム」のブート音源はワリと多くが出回っているながら、コレは放送音源で音質もオフィシャル級に良くて、さらに「タイプライターの嘆き」「ピギー・ピッグ・ピッグ」などの当時のセット・リストにはあまりない珍しい曲を含んでいるので、明らかに

「買いっ!!」(笑)

です。しかも、毎回アンコールで演奏される「青い影」は、今回は3コーラスのフル・バージョンで収録されています。

次に、ルネッサンスの1979年のライヴ。1979年とゆーと、アルバムでは丁度「碧の幻想」がリリースされた年なんだけれど、MCで「四季」

「最新アルバムからの曲で...」

って解説しているトコロをみると、「碧の幻想」はまだリリース前だった模様です。ただこのアルバムから「フォーエヴァー・チェンジング」「シークレット・ミッション」の2曲を演奏しているので、ルネッサンス・ファンとしては非常に興味がそそられる音源です。ブートながらソースそのものもBBCのトランスクリプション・ディスクから起こしてあるらしく、これもオフィシャル級に音が良いです。

さらに、ブラッフォードのBBCライヴ。コレ、ブラッフォードご自身のレーベルから正規にリリースされているオフィシャルなんだけれども、流通量が少ないからなのか、ずーっと探してて手に入らなかった1枚。それが、ディスクユニオン・プログレ館さんにたった1枚だけ入荷したのを、ともべが探しているのを店員さんが知ってて取り置いてくれたモノ。

ディスクユニオン・プログレ館さん、どーもありがとー!!

...で、収録内容は同時に発売になったDVD盤と同一ながら、アラン・ホールズワース在籍時でこれほど音質の良いライヴは、これまでブートを含めても皆無だった。最後のほうではアーネット・ピーコック嬢までが参加しちゃって、「ワン・オヴ・ア・カインド」当時の音源としては、唯一無二な内容なのデス。

(ちっとハナシがそれるケド、このピーコック嬢、DVDで観るとものスゴーい存在感。完全に

「イっちゃってる」(笑)

カンジ。当時は幾多のバンド・メンバーと浮名を流したとか...(笑))

最後に、スカイのギタリスト、ケヴィン・ピークのソロ・アルバム。ユニオンさんでたまたま目玉商品のコーナーに陳列されているのを見つけて、ビックリして購入した次第。アナログ盤でさえ希少価値なのに、こーんなモンがCD化されちゃうんですねー...。内容的にはスカイにも通じるよーな、イージーリスニング寄りのギター・インストものです。でもコレが出るんだったら、

スカイの後半作品もリマスターでCD化して欲しーよなー...。

20081013_4さらに、今回購入したのが、「ビートレッグ」なる音楽雑誌。西新宿界隈ではつとに有名なこの雑誌、実わともべは買うのは初めてだった。買って読んでみたら、いわゆる...

「最新ブートCDのレビュー本」

だった。だから西新宿のブート屋さんでは、どこでも置いてあるのね~ん...。で、なんで今回だけ購入したかとゆーと、「西新宿の歴史」みたいな特集が組まれているからで、ともべがいつもお世話になっている「新宿レコード」さんの、マダムさんのインタビュー記事とかが出ているからです。懐かしい昔の写真なんかもいっぱい...。

思えば、ともべが西新宿をウロウロし始めたのわ、だいたい高校2年生ぐらいだったと記憶している。新宿レコードさんはまだ別のビルの広ーい1階にあって、初めて買ったのは確かキング・クリムゾン「アースバウンド」だった。その後もマシュー・フィッシャーの2ndアルバムとか、アニー・ハズラムのソロ・アルバムとか、当時としてはけっこうな「掘り出しモノ」を新宿レコードさんでさせてもらっていました。当時は近くに「ダン」なんてビルの2階にあるやっぱ輸入レコード屋さんや、「キニー」なーんてブート専門のショップもあったっけ...。あれからもーかれこれ30年近いお付き合いになるのねん...。なーんて懐かしい記事が、今月号の「ビートレッグ」には満載されています。

自称「西新宿マニア」(笑)の方わ、必携ですヨ!!

...ってなワケで、CD収集のこれから年末にかけてわ、ムーディー・ブルースの全作紙ジャケ&リマスターとか、クリアライトの紙ジャケ5枚とか、さらにとうとう12月にはアラン・パーソンズ・プロジェクトの全作紙ジャケとか、

もーお財布がタイヘンっ!!(笑)

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2008年10月 5日 (日)

サグラド・コラソン・ダ・テッラの紙ジャケCD!!

20081005_1 写真わ先日発売になった「南米の秘宝」サグラド・コラソン・ダ・テッラの紙ジャケCDです。(以下、舌を噛んでしまうので(笑)、通称「サグラド」)今回リリースになったのわ、1st「捧げもの」から4th「偉大なる精霊」までの4枚。ここ一週間ばっかし、ともべはすっかり

「サグラド漬け」(笑)

になっちゃいました。

個人的にはサグラドって、大好きっス。なんてたって

「メロが美しいから」。

プログレの中でも1985年のデビューとカナーリ「遅咲き組」なんですが、ユーロ・ロック・ファンの中ではやっぱ根強い人気があるよーで、

「南米の善意」(笑)

なーんて呼ばれちゃったりもします。

「ヨーロッパ以外の国々にも、世界中にユーロ・ロックは存在する!!」

ことを世間に認知せしめたのが、紛れもないこのサグラド。コレ以降、ユーロ・ロック・ファンの視野わ南米のみならず、北欧やら中東やら果てわ共産圏にまで広がっちゃうのデスね。

20081005_2音楽的にはサグラドの音楽って、イタリアの「P.F.M.」あたりの影響が一番強いのかな??って思います。歌詞がポルトガル語なので、シロウトの耳には言葉の響きがイタリア語に近いカンジがするし...。どちらかとゆーと、

「イタリアン・ロック」の類似系の音

だと思いまふね。ただ叙情的に美しかったり、インタープレイがスリリングだったりは似ているんだけれども、本家本元のイタリアン・ロックみたいに、ドロ臭かったりダークネスにヘヴィーだったり、または湿っぽかったりはしていない。あくまでカラっとした「健康的な美しさ」なのデス。

もともと歴史的に紐解いてみれば、ブラジルはもともとポルトガルの植民地だったワケで、そーゆー意味でわサグラドの音楽って、「グラナーダ」「トリアーナ」「ゴティック」など代表されるよーな、

「スパニッシュ・プログレ」に近い

よーな印象も受けます。

「イタリアン・ロックに似てわいるんだけれども、陰気臭くなくて、カラっと明るい感じ」。

スペインわポルトガルの隣接国で、さらにそのポルトガルから大量にブラジルに移民したんだから、血統の点から見たら、やっぱどっかで繋がっているんだろーなーって思いますネ。

20081005_3...で、今回のサグラド、なんてったってリーダー&バイオリニストのマルクス・ヴィアナの創作するメロディー・ラインの美しさが一番の「ウリ」なのですネ。ある意味とっても

「イージー・リスニング的に叙情派」

なんだけど、このメロ感覚、ともべ的にも

「完全にツボ」(笑)。

そーんな美しいメロディーを、これまた情感タップリのバイオリン・プレイで聴かせてくれるから、この音楽的なストレート&ピュアさが「南米の善意」たるゆえんなのでしょー。

でもこのサグラドの音楽性、全くともべの私見なのですが、純粋に

「音楽的な見地からのみ発生したものではない」

と思っています。ってゆーもの以前サグラドのCDでジャケットのインナーに聖母マリア像やらなにやら、いわゆるキリスト教的なイメージ画像が満載されていたものを持っていた記憶があるからで、おそらく彼らの音楽、宗教的なバックボーンや布教的な目的も持っているものと思われます。(まあ、表立ってはそーゆー情報は全く聴こえてこないのデスが...)

20081005_4...で、ハナシを今回の紙ジャケCDに戻して、1stの「捧げもの」では、まだ若干音楽的に未完成の部分が残っています。スリリングに展開するインタープレイとわ対照的に、なーんか「ニューエイジ的」な方向に音楽が拡散してしまったりとかネ...。でも、続く2nd「シンフォニア」になると、そこいらあたりの「迷い」がフッ切れて、音楽的な完成度がグッとアップしてきます。この「シンフォニア」、アルバム全編が美メロの嵐で、ともべ個人的には一番のお気に入りに挙げたい!!(ちなみに原題の「Flecha」は、スペイン語で「矢」を意味するもので、邦題の「シンフォニア」わ、プロモーションのために日本で考えられたもののよーデス。)

続く3rd「自由の灯」になると、おそらく一般的にはこれが最高傑作として扱われるんじゃないでしょーか??もー圧倒的な完成度です。ただ、2ndでの美メロがやや後退した一方で、サグラドの音楽のもう一方の要素、「土着的な」部分がより前面に出てきているので(エスニックなパーカッションやフレーズなど...)、ともべ的にわ

「次点」(笑)

です。さらに4th「偉大なる精霊」になると、土着的な要素はさらに加速(ジャケットも「土着民」(笑)だし...)、ともべ的にわやや拒絶反応を憶えてしまうのデスね。

...ってなワケで今回のサグラド、なんでも本家のバンドはもー8年間も沈黙を守ったままのよーで、最近のリーダーのマルクス・ヴィアナの

「これでもかっ!!の大量リリース」(笑)

にくらべると、本当に寂しい限りなのです。

ここわ日本資本のキモ入りで無理やり再結成して、プログチッタあたりで呼んだりしたら、キットお客さん入るよ...(笑)。

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