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2008年12月20日 (土)

アラン・パーソンズ・プロジェクトの紙ジャケCD発売!!

20081220_1 他のネタが多くってすっかり遅くなっちゃいましたが、待望のアラン・パーソンズ・プロジェクトの紙ジャケCDが11月下旬に無事にリリースされました!!今回リリースになったのわ、1st「怪奇と幻想の物語」から10thの「ガウディ」までの合計10枚。ちなみに「怪奇と~」だけわ以前に紙ジャケでリリースされていて、今回はSHM-CDでの再発。だからともべわコレだけわ購入を見送りました。(前回の紙ジャケお持っているので...)

ちなみにこのアラン・パーソンズ・プロジェクトの紙ジャケ化、この日記でもたびたびご紹介しているよーに、海外では去年からリマスター化が進められていて、日本にもプラケの輸入盤でリマスター盤が入ってきていました。ただ順番的にオリジナルのリリース順を全く無視したリマスター作業が行われたものだから、日本での紙ジャケ化に

「待ったっ!!」

がかかっていたモノです。これがこの秋にようやく最終章の「イヴ」「アンモニア・アヴェニュー」「ガウディ」のリマスター作業が完了して、ようやく全作出揃ったトコロで日本での紙ジャケ化が実現したモノです。

めでたしめでたし...。

20081220_2で、今回の10作品、音質的にはどれも本当に素晴らしいのデス。アラン・パーソンズご自身のリマスターが良い上に、今話題のSHM-CDなワケですから...。しかもどのアルバムにも貴重なボーナス・トラックが満載っ!!さらに紙ジャケットの造りもとっても良くって(「アイ・イン・ザ・スカイ」なんかわ金インク使用だし、「ステレオトミー」に至ってはビニール・カバー付きの特殊ジャケを再現しています)、さらにダメ押しは英文ライナーの全文対訳と、日本人ライターよる解説も付いて...マニアならゼッタイに

「買いっ!!」

でしょー。

アラン・パーソンズ・プロジェクトの音楽性についてはこの日記でもたびたび触れているのデスが、今回も簡単に...。ちなみにともべとアラン・パーソンズ・プロジェクトとの出会いは、忘れもしない1981年の春。ラジオの全米チャートから流れてくる「タイム」(時は川の流れに)を聴いて、なんて美しい曲だろーと思った。さっそく中古レコード屋で「運命の切り札」を購入して、それ以来の長ーいお付き合い。だから「怪奇と幻想の物語」「アイ・ロボット」「ピラミッド」「イヴ」の4作品は後追いで聴いたんだけれども、個人的にはイマイチな印象を持っています。

何かが足んない??

そう、最終的には「ヴォイス・オヴ・アラン・パーソンズ・プロジェクト」となるエリック・ウルフソンのリード・ボーカルは、実は「運命の切り札」からなのデス。

20081220_3彼らのアルバムの中で

「どの頃の作品が旬か??」

といった疑問への回答は、おそらく大方のファンの見解が一致するトコロだろーと思います。5th「運命の切り札」が確実にブレーク・ポイント。それ以降、「アイ・イン・ザ・スカイ」「アンモニア・アヴェニュー」「ヴァルチャー・カルチャー」の3作を、ともべはあえて

「アラン・パーソンズ・プロジェクトの3部作」(笑)

と呼びたい。「自分達の音楽が世界的に売れること」を自負とした、絶対的な自信に満ち満ちた作風。ポップな作品はよりキャッチーに、バラードはより美しく、オーケストレーションはより壮大に...正に

「完璧な3枚!!」

です。

しかしその後、1986年の「ステレオトミー」では若干の頭打ち。セールス的にもあまり振るわず、しかし1987年の最終作「ガウディ」では見事な返り咲きを果たしました。かつての華やかかつ壮大なサウンドが帰ってきていて、健在ぶりをアッピールすると同時にセールス面でも高ポイントをマーク!!

20081220_4今回の紙ジャケ化に際して、改めて彼らの全作品を聴き直してみたんですが、10枚のアルバムで紆余曲折があったにせよ、また「売れた時期」、「売れなかった時期」があったにせよ、彼らの音楽は一貫して

「驚くホドに変っていない」

です。例えば、1stの「怪奇の幻想の~」と最終作の「ガウディ」を聴き比べてみても、

「基本的に演ってるコトは、一定の枠組みの範囲内でほぼ同じ」。

それほどに「終始一貫した作風」まあ、ほっとんど全曲をエリック・ウルフソン一人で書いていたんだから、納得のいくトコロではあるんですが...。

でもフツー1人のアーティストでアルバム10枚も出していると、それなりに作風の変遷が当たり前のよーにあるんだけれども、それが不思議なほどにない。どのアルバムを取っても

「アラン・パーソンズ・プロジェクトでしかありえないサウンド」。

それはある意味

「ワン・パターン」。

あるいはレコード会社からあまり圧力をかけられない恵まれた立場にあったのカモ??とか勘ぐってしまいますよネ。(それでも「ドント・アンサー・ミー」みたく、シングル・ヒットへの強い要求はあったといいますが...)

20081220_5最後に、今回の紙ジャケの日本語ライナーでもたびたび取り上げられている「FREUDIANA」(フロイト狂)に関してご紹介しておきます。もともとはアラン・パーソンズ・プロジェクトの「ガウディ」に続く11作目として制作されたこのアルバム、レコーディング中にミュージカル化のハナシが持ち上がり、結局エリック・ウルフソンがこの作品とともにミュージカルの世界に転身するため、プロジェクト解散のキッカケとなった作品です。枚数的にもあまりプレスされていないのか、1990年のリリース当時から

「めったに売っているトコロを見たコトがない」(笑)

なんか「幻の1枚」みたいなCDです。

アルバムとしてはアーティスト名が無記名となっていて(一応はエリック・ウルフソン名義らしーですが...)、「FREUDIANA」のタイトル表記のみ。レコードだと2枚組み、CDでも1枚ものながら75分の長尺収録で、クレジットにはエンジニアにアラン・パーソンズ、オーケストラ・アレンジにアンドリュー・パウエルと、いわゆる

「いつものメンツ」

が並んでいます。ただ内容的には従来のアラン・パーソンズ・プロジェクトのよーなキャッチーで一瞬にして耳を捉えるよーな部分は確実に後退していて、逆にアルバム全体のストーリー性で聴かせるよーなミュージカル色が強いです。

「アラン・パーソンズ・プロジェクト名義でのリリースには問題アリ!!」

は、十分にうなずける内容ですネ。

...ってなワケで今回のアラン・パーソンズ・プロジェクトも紙ジャケCD。また1つ有名ドコのアーティストの全作品紙ジャケ化が実現して、とってもウレシイともべなのデス。

再結成しないかなぁ~...。

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