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2009年5月17日 (日)

元エニドのメンバーのニュー・アルバム!!

20090517_1 写真わ元エニドのメンバー、とゆーよりわオリジナル・メンバーであったフランシス・リカーリッシュのニュー・バンド「シークレット・グリーン」のデビュー・アルバム「トゥ・ウェイク・ザ・キング」です。ようやく日本にも入ってきました!!

このフランシス・リカーリッシュに関して簡単に解説しておくと、エニドの1st「イン・ザ・リージョン・オヴ・ザ・サマー・スターズ」から4th「シックス・ピーシーズ」まで、同じくオリジナル・メンバーのスティーヴン・スチュワートとともにツイン・リード・ギターを構成していたお方です。スチュワートの鋭角的なギターに対して、スライド奏法を多用した滑らかなギター・プレイがエニドのサウンドを特徴付けていました。さらに、単なる1ギタリストのみならず、初期エニドにおいては明らかに「コンセプト・メーカー」としての中核を担っていた人物で、ロバート・ジョン・ゴドフリーがアレンジ面での中心なら、フランシス・リカーリッシュはコンセプト面での中心で、この二人が実は初期エニドの双頭だったのです。

20090517_2そのバンド体制も、1979年の「シックス・ピーシーズ」を最後に終焉を迎えます。フランシス・リカーリッシュと、キーボードのウィリアム・ギルモアが脱退し、エニドはロバート・ジョン・ゴドフリーとスティーヴン・スチュワートの2人によって存続されます。「新生エニド」として「サムシング・ウィキッド・ディス・ウェイ・カムズ」などの歌モノ要素の強い作風に変貌を遂げていきました。実はこれにはウラ話があって、この脱退劇、実はリカーリッシュとギルモアが、ゴドフリーとスチュワートを追い出してバンドを乗っ取ろうとした結果なのデス。つまり

「お家騒動」。(笑)

結果、リカーリッシュ、ギルモア側が争いに敗れて、バンドを去っていったものだったのデス。

...で、今回のリカーリッシュのニュー・バンド「シークレット・グリーン」なんだケド、キーボードにあのウィリアム・ギルモアが名前を連ねています。つまりコレわ、1979年に分裂した

「もう一方のエニド」の復活!!

しかもCDのクレジットを見てみると、レコーディングはエニドのプライベート・スタジオであるロッジ・スタジオだし、プロデュースは現エニドのメンバーのマックス・レッドだし、さらにドラムスとしてデイヴ・ストレイが、チャーチ・オルガンとしてロバート・ジョン・ゴドフリーまでがゲスト参加している。つまりコレわ

オリジナル・エニドの再結成っ!!

以外の何物でもないワケで、感動を抑え切れません。過去にいさかいを起こしたエニドの各メンバーも、現在はすっかり和解している模様ですネ。さらに、5月29日にロンドンで行われるエニドのライヴにこのシークレット・グリーンもゲスト出演が決定していて、そこには「タッチ・ミー」などでオーボエをプレイしていたトニー・フレアが参加する模様です。なんかこのところ、エニドのオリジナル・メンバーが続々と集結し始めています。

20090517_3...で、カンジンのアルバムの内容なのですが、もーコレわ

超ド・シンフォ!!(笑)

です。全盛期のエニドも真っ青。全編70分以上の大作で、明らかにトータル・アルバムなのですが、とにかくシンセによるオーケストレーションが極限までに壮大な中に、リカーリッシュの

「あの音色のギター」

が全編で鳴り響きます。ホントこのヒト、ギターの音色やプレイは、エニドの頃と全く変らない。このギターに70分間浸れるだけでも

「生きてて良かったぁ~!!」(笑)

と思える、至福の瞬間なのデス。さらにシンセによるオーケストレーションも、昨今はエニド本体でもぜーんぶデジタル・シンセの冷たいサウンドになっちゃっているトコロを、このアルバムでは特にブラス系は明らかにアナログ・シンセを使用しています。

過去のエニド・サウンドへのノスタルジーもバッチシ!!

音楽全体としてわ、エニドを思わせる超ド・シンフォに、女性ボーカルを全面に押し出したケルト・ミュージックを融合させたカンジ。このケルト色の強い点が、従来のエニドとは一番違うトコロでしょう。さらに、70分超の音楽の各場面に、過去のエニドの音楽のイロイロな要素が垣間見させるように散りばめられていて、

「初期のエニドから、このアルバムに直接繋がっている」

印象を強く持たせます。

20090517_4さらにファンにとって強烈にウレシイのわ、アルバムの中に過去のエニドの名曲のモチーフが引用的に用いられている点でしょう。ともべが確認した限りでも、「サンクタス」「ザ・ラスト・ジャッジメント」「イン・ザ・リージョン・オヴ・ザ・サマー・スターズ」「ファンド」のメロディーの引用を見て取ることができました。特に「サンクタス」に関してはリ・アレンジメントされて大々的に演奏されています。「ファンド」に至っては、アルバムのエンディングのクライマックスで、リカーリッシュのギターが高らかに「あのテーマ」を奏でます。

この大感動っ!!(ウルウル...)

このシークレット・グリーンが、初期エニドの続編であることを、アーティスト自身もこんな形で明確に表明しているのデスね。

今回の「シークレット・グリーン」のデビュー・アルバム、アルバムの内容から考えても、関わっているメンツ的に見ても、オリジナル・エニドの再編成を強烈に感じさせるものです。ちなみにCDは完全な自主制作盤で、初回盤のみ3面見開きの紙ジャケット仕様になっています。日本ではいまのところ、西新宿のガーデンシェッドさんのみで取り扱っている模様です。

いっそのこと本家エニドと合体して、ついでに来日までしなさいっ!!(笑)

ちなみに「シークレット・グリーン」のHPはコチラです。(↓)

http://secretgreen.co.uk/index.html

追加情報:

あの、ジェントル・ジャイアントが遂に再結成されて、さらに来日公演まで決まりました!!新バンドの名前は「スリー・フレンズ」。オリジナル・メンバーのケリー・ミネアゲイリー・グリーンマルコム・マルティモアの3人に、新メンバーを4人含めた7人編成です。残念ながらシャルマン兄弟ジョン・ウェザースは参加していなくて、そのヘンが、「ジェントル・ジャイアント」を正式に名乗れなかった原因であるとは思われますが...。

日本公演は9月19(土)~9月21(月)の3日間、東京青山の「月見ル君想フ」で行われます。ともべは9月19日(土)のチケットを予約入れました!!メンバーが入れ替わったとはいえ、超絶技巧の変態(笑)アンサンブルはまだまだ健在な模様です。下のジェントル・ジャイアントのオフィシャル・サイトの一部から、現在のライヴの模様をYouTubeで見ることができます。

URLはコチラ!!(↓)

http://www.blazemonger.com/GG/Gentle_Giant_Home_Page

遂にあの、ジェントル・ジャイアントまで生で観られるなんて...(ウルウル...)

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コメント

ともべさん、こんばんは。
ご無沙汰しております。

先だっては、どうもありがとうございました。 <って、いつの話し~(^-^;

Secret Green
きっと、友部さんが、詳細な、レビューを、書いてくださるなって、思っていました。
あたしの解説じゃぁ、よさが、ちっとも伝わらないので...

どんどん、活動が、活発になってくる、Enid周辺ですけど。
日本には、来て頂けるのかしらね。
来日が実現したら、なにが何でも、コンサート行っちゃうんですけど。

投稿: 紅実 | 2009年5月17日 (日) 22時05分

紅実さん、こんにちは!!

まだ見ていてくださったのですネ!!
どうもありがとうございます!!
ご覧の通り、まだトラックバックも残っております。(笑)

>>どんどん、活動が、活発になってくる、
>>Enid周辺ですけど。

ホント、なんか盛り上がってますよねー!!
ロンドンへ観に行きたいな!!

>>日本には、来て頂けるのかしらね。

ロバート・ジョン・ゴドフリー御大の、ご高齢が一番ネックなのでわないかと...(笑)
もし来日が実現したら、ともべ追っかけやります!!(笑)

でわでわ。。。

投稿: ともべ | 2009年5月17日 (日) 22時32分

エニド周辺の盛り上がり、すごいですね。この調子で来日とかしてくれるのではと期待しております。

実は糸電話でバークレイ・ジェームスが来るのではといわれていたのですがまだ実現してないようです。ホームページに5月くらいにJapanと予定があったとか無いとか。

ジェントル・ジャイアント土曜に予約されたようで。ぜひぜひご一緒できるのを楽しみにしております!あのスゴ技を小さな箱で間近に見れるとは。

投稿: kayaker | 2009年5月17日 (日) 23時06分

Kayakerさん、こんにちは!!

このたびは色々と、ありがとうございます!!

エニド周辺の盛り上がりがすごいです。
ぜひぜひ来日を期待しております。

>>バークレイ・ジェームスが来るのではと
>>いわれていたのですがまだ

さすがkayakerさん、情報がお早いですネ!!
バークレイが来るって、どっちでしょーかネ??
(今は2分裂しているので...)

>>ジェントル・ジャイアント土曜に予約された
>>ようで。ぜひぜひご一緒できるのを楽しみに
>>しております!

ともべもKayakerさんとご一緒できるのを楽しみにしております。できれば一緒の席で見れると良いですネ!!
超絶技巧のアンサンブルわ、今からワクワクします。

でわでわ。。。

投稿: ともべ | 2009年5月17日 (日) 23時36分

 ともべさま、大変お久しゅうございます。

なんともご無沙汰してしまい申し訳ない限りです。しかも、このカキコをさせていただくにあたり過去の記録をいろいろと引っ掻き回し本年元旦に頂戴したお年賀はがきの一言に愕然としてしまいました@@;お誘いいただいていたとはついぞ存ぜず、慌てて昨年のメール履歴を調査したのですがスパムがやたらに多い中、着信に気がつかずいっしょに削除してしまったようです(^^; 大変失礼いたしました<(_ _;)>

 当方、昨年春に所属団体より分離独立し新しくテコンドークラブを立ち上げ現在奮戦中です><;現在本職同様のウエイトになってしまい自由がほとんど利きません(T T)

 THE ENIDに関しては時間のある限りネット上で情報を得ておりました。最近のなんだか釈然としない過去ナンバーの再録音MP3もDLしておりました。

 フランシス・リカーリッシュおじさまの新作にはビックリです!!批評を拝読して矢も盾もなく購入を即決しましたが、上述のような身の上なのでpaypalを利用し本国よりの取り寄せとしました。楽しみに待っております。

 5月29日も本国に押しかけたい気分ですね。

 さて、わが家の次男坊はあいもかわらずともべさまの遠い後輩をやっております(^^;現在中三ですが例の騒動で一昨日出発予定であった校外学習(修学旅行)が延期でもなんでもなく『中止』になっちまいました(涙) むすこ、ただただくさってます。

 なかなか時間をとれないのが現状ですが、今後はできるだけ寄らせていただきます。クラブ運営が一段落(4ヵ所約40名の練習生に指導者は私1人)するのはいつのことやらですが、時間を見つけてまたごいっしょさせていただければ幸いです。

投稿: Barry Gray | 2009年5月20日 (水) 10時37分

Barry Grayさん、こんにちは!!

久々のコメント、それも長文で、どうもありがとうございます!!
お元気そうで何よりです。

>>お誘いいただいていたとはついぞ存ぜず

そう、昨年のお盆あたりに、お誘いのメールを出しました。おそらくはスパムか何かに紛れて削除されたのではないかと...何となくそんな風に思っておりました。最近多いですから、スパム。

>>テコンドークラブを立ち上げ現在奮戦中です

実わBarryさんのブログ、頂いた年賀状で知ってちょくちょくお邪魔しております。
(ROMですが...)
お弁当ネタとか...(笑)
お忙しそうなご様子が良く判ります。
やっぱ独立開業&2児の父親では、タイヘンですよね!!

>>THE ENIDに関しては時間のある限り
>>ネット上で情報を得ておりました。

ENIDのサイト、全面リニューアルされていますよ!!必見です!!
ゴドフリーの写真が、えらいカッコ良いです。
本国ではコンサートも何ヶ所か演るみたいです。
ENID復活も近いような雰囲気ですネ!!

>>フランシス・リカーリッシュおじさまの
>>新作にはビックリです!!

ともべもビックリしました!!
まだお元気だったこと、それにミュージシャンとして現役であったことが、もはや奇跡的です。
新作も、良かったですよー!!

>>次男坊はあいもかわらずともべさまの
>>遠い後輩をやっております

ぜひぜひ1つ前に日記のキャンパスに、入れてやってくださいまし...。
学費、タイヘンですが...(汗;)
一度池袋キャンパスに遊びに来てみてはいかがでしょうか??

>>時間を見つけてまたごいっしょさせて
>>いただければ幸いです。

こちらこそ、どうかよろしくお願い致します!!
今年の夏はぜひやりましょうね!!
「ENID飲み会」(笑)

それでは、お忙しそうですが、お体に気を付けて、インフルエンザも流行っていますし...。
(でも我々おやぢわ、かからないらしー(笑))

それでは、また。。。

投稿: ともべ | 2009年5月21日 (木) 02時05分

 ともべさま、こんにちはsun

 件のCDが昨晩英国ドーセット州ギリンガムより届いておりましたsign0318日の月曜日朝にともべさまの記事を拝読しての即決だったのですが、それにしても週内に届いてしまうなんて意外でした。

 逸る心は紙ジャケをつつむビニールを引き裂き早速豪華解説書とCDを指で摘み出すという野蛮な行動を誘発してしまい、CDの裏面をべったり指が触ってしまったときにはさすがに焦りました(^^;

 気持ちを落ち着かせ、CDマシンに投入後、再生ボタンを押しましたが、音が出てこない???
1分以上経過して導入部の長さに気がつきました(汗)

 「サンクタス」のあのフレーズに心臓はドキドキ、終曲近くでまさか「ファンド」のあの盛り上がりフレーズが出てくるとは夢にも思いませんでした。

 それにしてもおっしゃるようにケルト色が濃厚ですね。

 これはウィリアム・ギルモア兄貴の「KRAFT」のときよりも衝撃度が遥かに高いですね><;

 しばらくはこのCD盤がCDマシンを独占することになりそうです。

投稿: Barry Gray | 2009年5月23日 (土) 15時01分

Barry Grayさん、こんにちは!!

CDが無事に届いて良かったですネ!!

>>CDの裏面をべったり指が触ってしまった
>>ときには

CDが紙ジャケットにジカ入れなので、これわともべも焦りました。(笑)
今は別売りの不織布に入れて、傷付かないよーにジャケットにしまっています。

>>1分以上経過して導入部の長さに気が
>>つきました(汗)

コレ、焦ったのも、ともべと同じです。(笑)
「え”??このCDかかんないじゃん??」
とか、一瞬パニック。
意味のない無音の導入部わ、止めてほしーです。
ー>リカーリッシュさま

>>まさか「ファンド」のあの盛り上がり
>>フレーズが出てくるとは

本当、これお「至福の瞬間」とゆーのでせう。

>>ケルト色が濃厚ですね

この点がやっぱ、本家エニドとわ一線を画する部分でしょーネ!!

>>「KRAFT」のときよりも衝撃度が遥かに
>>高いですね

「CRAFT」はあれはあれで好きですが...ただアレはトリオ編成で、しかも音楽がリフで構成されているので...今回のリカーリッシュ様のアルバムのほーが、よりエニドっぽいとわ思いますねー。
ちなみにロンドンのコンサートわ、ソールド・アウトみたいですねぇー。

ちなみにコメントにURLが入っていたので、Barryさんのオフィシャル・サイトに初めてお邪魔&お気に入りにも登録しました!!
Barryさんの「代表」のお写真、精悍でえらいカッコ良いです!!

でわでわ。。。

投稿: ともべ | 2009年5月24日 (日) 19時28分

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さてと、こういうのは、オンタイムで、書いた方が、いいわよね。 なんたって、発売された、ばっかりだし。 実は、オーダーしていた、CDが、届いたの。 イギリスから、エアメールで。   To Wake The King/Secret Green ホントは、ちゃんと届くか、心配だった... [続きを読む]

受信: 2009年5月17日 (日) 22時21分

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