UKZの来日公演を観てきました!!
先日の6月8日(月)に、UKZの来日公演を観に行ってきました!!場所わ九段下の九段会館ホール。(写真②)午後6時過ぎには会場に着くと、入場がまだらしくて一杯人が並んでいました。...で、ともべわどーせ待つんだったらタバコでも...とか思ってマワリを見渡してみたんだけれども、あいにく
ホール敷地内に喫煙所は全くナシ!!(泣;)
半ば諦めて列に並んでいたら、ココで、大学時代の同級生であった「かっしーさん」に遭遇っ!!
「いやぁー!!久々だよねぇー!!」
ってなワケで、急激に盛り上がったのでした。かっしーさんは、中学生時代の同級生の「Mさん」とご同伴でした。
「はじめましてっ!!」
ってなワケで、偶然にも3人でUKZのライヴを観戦(笑)するコトになったのでした。
カナーリ時間が押してから開場して、まずわグッズ売り場に直行っ!!(笑)。今回、CDとTシャツ(だったか...)をセットで買うと、コンサート終了後にエディー・ジョブソンのサイン会に参加できるとのコトだったのですが、いかんせん友人と一緒なので、ともべわ見送りました。(UKZのCD、持ってたし...)でもTシャツだけわしっかりとGETして(写真③)、コンサートの開演を待ったのでした。
実わ、この時間帯のともべの頭の中にわ、1つのコトしかありませんでした。
「タバコ、吸いたいよぉぉぉぉぉぉ~...」(泣;)
...で、ホール内をよくよく見渡してみると、喫茶室があって、テーブルの上には灰皿が...。
「おおおぉぉぉっ!!ここで吸えるのねっ!!」
ってなワケで、ワザワザ¥500出してアイス・コーヒーを注文してタバコを一服、よーやくリラックスできたともべなのでした。コレで
臨戦状態わ完璧っ!!(笑)
喫煙もそこそこに席に付くと、スグにホールが暗転。コンサートが始まりました。ちなみにともべの席は1階席の左端、ステージ最前列でした。いかんせんPAのどまん前だったので焦りましたが...(笑)、いざメンバーが登場してみると、なーんとエディー・ジョブソン先生に一番近い席でした!!
「超ラッキーっ!!」
だからコンサート全体で、ジョブソン先生の手の動きとかが、とっても良く見えました。
コンサートが始まって、1曲目はナントあの「ナイト・アフター・ナイト」。これにわ観客も大盛り上がりっ!!ただこの1曲目、
「今回の日本公演のために、ワザワザ練習してきましたっ!!」
ってなカンジで、アンサンブルのまとまりは今ひとつ。途中メンバーが繰り返しの場所を見失うよーな場面もあって、
「やや寒かった」(笑)
でもその後はアンサンブルの安定感もグッと良くなって、「ジ・オンリー・シング・シー・ニーズ」、「アラスカ」などの旧曲で盛り上げてくれました。
エディー・ジョブソン大先生が弾いていたキーボードは、上下に並べて2台でした。ただ出てくる音の複雑さ(スプリットしたり、瞬時に音が入れ替わったりなど...)をみると、単なる「キーボード・コントローラー」に過ぎないのだと思いました。おそらく、ステージからは見えないバック・エンドに巨大なモジュール群が控えていて、コンピュータおよびマニピュレーターによって完全に制御されているのでしょー。いずれにしても、往年のアナログ・シンセの音(CS80やミニ・ムーグなんか...)の音も良く再現していました。UK時代の特徴であったフランジャーのかかったエレピの音も健在で...とってもウレしかったデス。
ちなみに初めて見るジョブソン先生の早弾きは、意外なホド手が動かなかったデス。指先だけが小さく動くカンジでした。これ見よがしにオーバー・アクションで大きく指を動かすリック・ウェイクマン御大なんかとわ、えらい違いでした。さらに相変わらずスリムな
「キーボード界の貴公子」
的な佇まいは昔のままで、
「やっぱトシを取っても、キーボーディストわココまでカッコ良くなくっちゃネ!!」
って、昨今ハラも出てきたともべわ(笑)、痛切に思いましたネ。
...で、コンサート本編は、UKのナンバーもそこそこに、各メンバーのソロに突入っ!!ジョブソン先生の「テーマ・オヴ・シークレット」に始まって、ドラム&ベース、ギター&ベース&ドラム、完全なドラムのソロなど...。特にドラムのマルコ・ミンネマンは、前評判通り超テクニカルなすさまじいプレイを見せてくれました。ギターのアレックス・マカチェクのプレイは、色んな意味でアラン・ホールズワースに酷似していました。このギターのヒト、
一番バンドに溶け込めていない(笑)
よーなカンジがちょっとありましたが...でもプレイそのものわ良かったデス。
ただこーやってメンバー各人のソロが延々と続くと、やっぱ「UKZ」としてはまだまだレパートリー的にも不足しているのかなぁ~...なーんて思いました。今回のコンサート全体に言えるコトなんだけれども、バンドとしての一体感が今ひとつ弱いとゆーか、メンバー各人は超テクニシャンながら、アンサンブル全体としての息の合ったグルーヴ感がイマイチ不足しているよーに感じました。
コンサート自体は、「ランデヴー・6:02」で元のUKナンバーに戻って、そこからはニューEP「ラディエーション」からの曲も交えながら、「キャリング・ノー・クロス」、「イン・ザ・デッド・オヴ・ナイト」、「シーザス・パレス・ブルース」など、懐かしいナンバーのオン・パレードで盛り上げてくれました。
あと、ジョブソン大先生のエレクトリック・バイオリンも素晴らしかったっ!!要所要所で昔ながらのディストーションを効かせて、ハデなバイオリン・ソロを披露してくれました。いかんせん、ともべ最前列だったモンで、
「目の前5メートルで、ジョブソン先生がバイオリンを弾いているっ!!」
のは、なーんかプライヴェート・コンサートみたいで、自分でも信じられなかったデスね。しかも、
「バイオリン・ソロで手拍子を取るともべと、ジョブソン先生が一瞬目が合って、ニコッと微笑みかけてくれたっ!!」
のには、天にも昇る気持ちでした!!かつてはその完全主義とプライドの高さゆえ数々のトラブルもあったジョブソン大先生も、今やすっかり穏やかな英国紳士に変っていましたネ。
コンサート本編が終わって、アンコールの1曲目はかのキング・クリムゾンの「太陽と戦慄パート2」でした。ちなみにニューヨークでのデビュー・コンサートではクリムゾンのパット・マステロットとトニー・レヴィンが飛び入り参加して、この曲を演奏したのは事前に知っていた。だから、ともべはさして驚かなかったんだけれども、一般のお客さんにとっては
「超サプライズっ!!」
なプレゼントだったコトでしょーネ!!ライヴの最後の曲は、「サハラ・オヴ・スノー」でした。一般にブラッフォードのナンバーだと思われているこの曲、実はオリジナルの4人編成の時代にはすでにライヴで演奏されていて、実わUKのナンバーだったのデス。
...ってなワケで、近年ないホドに楽しめたUKZのコンサート、長ーい行列ができているサイン会を横目に、ともべとかっしーさん、それにMさんは近所の居酒屋へGOっ!!コンサートの余韻に浸る中、11時過ぎまで
「プログレ談義」(笑)
で飲んだくれていたのでした。
「かっしーさん、Mさん、お疲れ様でしたー!!」
さあ~て、次は9月のジェントル・ジャイアント(スリー・フレンズ)のコンサートだぁぁぁぁぁぁっ!!(笑)
| 固定リンク
コメント