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2009年10月25日 (日)

プロコル・ハルムの最新ベスト盤!!

20091025_1 写真①わ先般リリースされた、プロコル・ハルムの結成40周年記念ベスト盤「オール・ディス・アンド・モア...」です。CDが3枚組みにDVDが1枚付いた4枚組みに、内容満載のブックレットが付いた

超豪華盤っ!!

です。(写真②)

ちなみにDVDのほーわ方式とかリージョン・コードの表記が全くなく、後で調べたらPAL方式のリージョン2(つまりヨーロッパ方式)でした。DVDを観るには専用機器を使用するかパソコンで観るかなので、購入の際には注意が必要でしょー。なので、HMVのオンライン・サイトではさっそく

「カタログから消えました。(南無...)」

(どーやら日本のHMVわ、日本国内対応のDVDしか扱わない方針らしーので...)なのでネットで購入するのであれば、Amazon.comのほーで購入が可能です。

20091025_2...で、カンジンの内容のほーなんだけれども、ディスク1とディスク2には、過去のスタジオ録音作品からベスト盤的に

38曲っ!!

も収録してあります。デビュー・アルバムの「プロコル・ハルム」から最新アルバムの「ウェルズ・オン・ファイアー」までを網羅してあるので、プロコル初心者にも、またヘヴィーなプロコル・マニアの方にも恰好の内容となっています。

このディスク1、2で特筆すべき点を挙げると、まず90年代プロコルの再結成の発端となったアルバム「放蕩者達の絆」からの2曲が1992年のライヴで収録されている点と、70年代にフランスのシングル盤でのみリリースになった「美しく青きドナウ」(これも元はBBCのライヴ録音)が収録されている点でしょー。さらに、現状では40周年記念のリマスター盤は「プロコル・ハルム」から「グランド・ホテル」までの計7枚が既リリースなのですが、10月下旬にリリースが予定されている「幻想」から「輪廻」までの最新リマスター音源が、先行で収録されていることも嬉しい限りです。つまり、このディスク1、2はスタジオ・コンピレーションとは言え全編超高音質で、さらに貴重テイクも収録してあるので、

「ナカナカ侮れないっ!!」

逸品なのデス。

20091025_3さらに、ディスク3にはライヴ音源を専門に収録してあります。このディスク3が、今回のベスト盤の中でわ

「一番の目玉ぢゃーないでしょーか??」

1969年から2007年までのライヴを収録してあります。

一番古い音源は1969年の、例の超有名なフィルモア・ウェストからの音源なのですが、最新リマスター盤の「ソルティー・ドッグ」にもボーナス・トラックとしてだいぶ収録されていましたが、当ライヴから「ランブリング・オン」は今回初お目見えです。他にも1970年のワイト島フェスティヴァルから「ジュシー・ジョン・ピンク」とか、74年、75年の「幻想」「プロコルズ・ナインス」時期のライヴなども収録されています。

中でも一番嬉しいのわ、1973年のハリウッド・ボールでのオーケストラ、合唱団との競演ライヴ(BBCの録音で、ブートではつとに有名)から、2曲も収録されているコトでしょー。特にコンサート・フィナーレを飾る「TVシーザー~ルール・ブリタニア」のメドレーが初のオフィシャル化されているのですから、

「これわ快挙っ!!」

です。

20091025_4さらにこのライヴ・ディスクには1990年代以降のライヴも収録されていて、唯一1曲のみで、故イアン・ウォーレス氏のドラミングを聴くことができます。「ラスト・トレイン・トゥー・ナイアガラ」という曲で、スタジオ録音としてはどのアルバムにも収録されていないことから、おそらくはライヴ専用の曲なのでしょー。過去のプロコル・ナンバーのメロディーがパッチワーク的に次々登場するヘンな曲なのですが、ここでのウォーレス氏のドラミングは素晴らしいです。

90年代再結成プロコルのドラムってゆーと、まずは来日公演でも叩いていたマーク・ブルゼツィキーってー印象が強いんだけれども、ハッキリ言って

「このヒトのドラミングに違和感を感じていたのは、ともべだけではないハズ...。」

どちらかとゆーとタテノリのシンプルなドラミングは、明らかにプロコル・サウンドとはミスマッチだったと思ったし、天才B.J.ウィルソンの後任としては、明らかに格が違いすぎました。今回ウォーレスのテイクを初めて聴いて、やっぱウィルソンの後任はイアン・ウォーレスクラスぢゃーないとダメなんだなぁ~って思いました。

20091025_5ちなみにこのマーク・ブルゼツィキー氏、最近プロコルを脱退して

(「クビ」かどーかわ、知りまへ~ん...(笑))、

後任にジェフ・ダンなるドラマーが加入になりました。その2007年のライヴがこのディスク3にも収録されているんだけれども、

「今回のドラマーわ、メロディアスにドラムを歌わせてくれる超テクニシャンか??」

って期待してはみたものの、

「期待わ見事に大ハズレ。」(笑)

前任者に輪をかけたファットでシンプルのドラミングに、

「他に適任者わ、いなかったのかよぉぉぉぉ...」(泣;)

とか、思ってしまうのデスね。

やっぱライヴのディスク3のハナシがやったらと長くなってしまったのデスが、ディスク4はDVDです。ライヴの映像を1974年から2006年まで収録してあるのですが、ここにはあまり目ぼしい「お宝」わ、ありません。過去リリースされたDVDからの編集で、既発映像がほとんどです。ただ、2006年のワイト島フェスティヴァルからの3曲は、映像としては初出だと思われます。まあ、最近の映像ですからあまり興味も沸かないのですが...このDVD、できれば

「1970年代の映像をもっとふんだんに収録して欲しかった...」

と思いました。

...ってなワケで、プロコル・ハルムの40周年記念ベスト盤、今月末には「幻想」「輪廻」の最新リマスター盤もリリースされることですし、プロコル周辺は異様に盛り上がっているのデス。でも、ともべ的にわ...

「ライヴの音源、残っているんだったら、完全収録盤お出せよなぁぁぁぁぁっ!!」(特にハリウッド・ボールとか...)

なのデスね。(笑)

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2009年10月19日 (月)

ジェネシスのライヴのボックスセットが発売になりました!!

20091018_1 ああああぁぁぁぁ...またまた超多忙にて日記が随分と空いちまいました...。一方ネタわたまる一方で...書きたいコトも一杯あったんだけれどもネ...。

ごめんちゃい。

...で、気を取り直して、先月の9月下旬に、待ちに待ったジェネシスのライヴのボックス・セットが発売になりました!!でもナンカこの企画、

だんだん縮小していくよーな気がして...

今回のわ「ジェネシス・ライヴ」「セコンド・アウト」「スリー・サイド・ライヴ」「ザ・ウェイ・ウォーク」、それにボーナス・ディスクの5枚組みなんだケド、「ジェネシス・ライヴ」と「セコンド・アウト」、そしてボーナス・ディスクにのみDVD Audioが付属しています。それ以外はフツーのCDで、SACDですらない...。

まあ、ともべわ通常のCDトラックのみ聴いているから、あんまカンケーないんだけれどもネ、でもDVDのほーに特典映像がまったく入っていないのわカナーリ痛いぞ。

「幻惑のブロードウェイ」の映像とか、期待していたのにいぃぃぃぃぃ...(泣;)

だから今回のボックスセットに追随して発売される国内盤の紙ジャケわ、CDのみらしーです。今回のボックスセットの実勢価格が¥18,000ぐらいだから、今回ばかりは国内盤紙ジャケのほーが、価格的にはリーズナブルかも知れないデスね。

「でも、ボーナス・ディスクわボックス・セットだけなんだも~ん...。」

ちなみに最新の「ライヴ・オーバー・ヨーロッパ」は、ボックスの中に入れるスペースだけ用意してあって、

「ここに入れてください」(笑)

みたいな紙だけ入っています。まあ、最新ライヴだからリマスターの必要もないでしょーし、これで良いのでしょう。

20091018_2...で、カンジンのアルバム内容。今回も、なにげにリマスターのフリをしながら、実わ全面リミックスされています。だから全アルバム、オリジナルの聴感上の印象を大切にしながらも、だいぶアップグレードされた内容になっています。

まずわ「ジェネシス・ライヴ」。もともとはBBC「キング・ビスケット・フラワー・アワー」放送用の録音で、

「貧弱なライヴ...」

との印象しか持っていなかったのですが、今回のリミックスで素晴らしい変貌を遂げています。フィル・コリンズのドラムを全面に押し出したミキシングで、ダイナミズムが格段にアップしています。録音時期が「フォックス・トロット」の頃なので、まだイマイチ演奏技術が頂点にまで達していないのは仕方がないとしても、ボーナス・トラックとして「ブロードウェイ・ツアー」から5曲も追加収録されているのも、ウレシイところですネ。

で、次が「セコンド・アウト」。このボックス・セットが家に届いて、まず最初に聴いたのがコレだったんだけれども、(おそらくジェネシス・ファンの8割わそーでしょー(笑))、ハッキリ言って1曲目から

「違和感アリアリ...。」

チェスター・トンプソンのドラム・サウンドが、中域から高域をワリと持ち上げられていて、とっても軽く感じる。冒頭の「スコンク」から、あの黒人らしいネバっこいドラムで重たくズドーン!!とくるのが、このライヴの持ち味だったのにぃぃぃぃぃ...(泣;)全編ドラムのイコライジングが高域寄りなので、なんかちょっと

「????」

なのデス。

チェスターのドラムがそんな具合だから、唯一「シネマ・ショー」ビル・ブラッフォードのドラムが入っても、急激なドラム音色の変化の妙を感じない。ただ、この「シネマ・ショー」でキーボード・ソロ以降、オリジナル盤では継続してブラッフォードが叩いているかのよーな音作りがなされていて、

「実わフィル・コリンズにチェンジしているっ!!」

って、一時ネット上で騒然となった例の件。この部分がいかにもフィルが叩いているよーな音作りに変更になっています。

20091018_3さらに、「スリー・サイド・ライヴ」。今回のわレコードなら4面もライヴを収録してある、ヨーロッパ盤を再現しています。まあ、USA盤の4面スタジオ録音は、以前のボックスセットにボーナスとしてぜーんぶ収録してありましたから、これが正解なのでしょー。個人的には、このアルバムが一番出来が良いと思いました。過去のCDマスタリングの貧弱な部分がすっかり改善されて、昔愛聴していたレコードのサウンドが甦ってきたかのよーです。懐かしさ一杯で、一番楽しめたアルバムでした。

続いて「ザ・ウェイ・ウォーク」。オリジナルのリリースでは「ロング」「ショート」にCDが2分割されていて、前者に大曲を、後者に小曲を収録してあって非常に不自然だったのですが、今回のはCD2枚組みにコンサートの曲順通りに収録してあります。CDケースの表記だと、インビジブル・タッチ・ツアーから3曲の追加収録があるようにも見えますが、この3曲は実わオリジナル盤にも入っていました。結果的に「君のTVショー」のみが追加収録になっている模様です。このアルバム、オリジナル盤ではいかにもデジタル臭くて冷たいサウンドが大嫌いだったんだけれども、今回のリミックスでは非常に自然なサウンドに仕上がっています。90年代のジェネシスのライヴを代表する作品として、ようやく他のアルバムと肩を並べられるだけのクウォリティーになりました。

20091018_4...でっ!!今回の目玉がボックス・セットだけに付いてくるボーナス・ディスク!!(写真④)1973年のレインボー・シアターでのライヴを素晴らしい高音質で収録してあります。時代的には「月影に騎士」ツアーの頃のもので、「シネマ・ショー」「ファース・オヴ・フィフス」「サパーズ・レディ」など、代表曲が満載っ!!さらにDVD Audioのほーにわ「ウォッチャー・オヴ・ザ・スカイズ」「ミュージカル・ボックス」の2曲が追加収録されていて、

「なんでぇ~???CDにわ入れてくれなかったのぉぉぉぉっ!!」

とか思っていたら、これわ収録時間の問題でした。現状のCDでも74分近くも収録されているのですから、他のアルバムとの曲目重複の関係も考慮して、この2曲がオミットされたのでしょー。

「でもできれば、「ウォッチャー・~」わ入れて欲しかったよぉ~...」(泣;)

20091018_5さらにこのボーナス・ディスク、録音の良さもさることながら、演奏の内容が素晴らしいのデス。メンバーの演奏技術的にもピークに差し掛かっていた時期であり、フィル・コリンズのドラミングもより複雑なら、「ファース・オヴ・フィフス」でのスティーヴ・ハケットのギター・ソロなんか、ベスト・テイクではないかと思ってしまうぐらいです。このボーナス・ディスクのためだけにでも、やっぱこのボックス・セットのほーが

「買いっ!!」

だと思いまふ。

...で、ここ数年に渡るジェネシスのボックスセット・シリーズ。これで完結かと思いきや、11月の初旬に「ムービー・ボックス 1981-2007」なるDVDのボックスセットがリリース予定されています。このDVDセットには、初DVD化となる「スリー・サイド・ライヴ」「ママ・ツアー」のDVDも含まれています。もち!!これもボーナスDVD付きで、色んな貴重なライヴ映像がコマ切れで収録されるよーです。

「いーかげん、ブロードウェイの映像お、出しなさいっ!!」(怒;)

(一応コメントしておくと、ブロードウェイのオフィシャル映像は部分的にのみ存在しているものの、完全収録盤はこの世にわ存在していないそーです。ちゃんちゃん。)

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