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2010年8月28日 (土)

プログレッシヴ・ロック・フェス2010を観てきました!!

20100828_1 先日の8月20日(金)~22日(日)の3連チャンで、この夏最大のイベント、プログレッシヴ・ロック・フェス2010を観てきました!!...ってゆーか、正確には20日がクラブチッタスティーヴ・ハケット・バンド、21日が同じくチッタでルネッサンスのそれぞれ単独公演、22日がクライマックスの日比谷野外音楽堂でのプログレ・フェスで、もー

「老体にムチ打って」(笑)

3連チャンを通しで観てまいりました。

「あ~、しんど」(笑)

しかも3日間、連続して

「エニドのTシャツお着て」(笑)

20100828_2...で、まずは8月20日のスティーヴ・ハケット・バンドから...。エレクトリックのフル・バンド編成で、

「全くもって完璧な」

素晴らしい演奏を聴かせてくれました。セット・リスト的には、あくまで新作の「アウト・オヴ・ザ・タネルズ・マウス」からの曲を中心に、さらに過去のハケットのソロ作からの曲目(「スペクトラル・モーニング」とか...)も加わって、あくまで、

「スティーヴ・ハケット・バンドとしての演奏」

でした。ステージ上には中央に「紅一点」のおねーちゃん、アマンダ・レーマンが、ボーカル兼ギターでひじょーに花を添えていました。あの複雑な楽曲を、メンバー全員が超テクニシャンで完璧な演奏!!特にドラムのゲイリー・オトゥールは超ムズカシイことを叩きながら、同時にリード・ボーカルまでこなしてしまう。

そんなコンサートの中で、ジェネシスのナンバーは「ブラッド・オン・ザ・ルーフトップス」「フライ・オン・ア・ウィンドシールド」「ロス・エンドス」「ファース・オヴ・フィフス」の4曲でした。特にアンコールの1曲目で演奏された「ファース・オヴ・フィフス」は、本家ジェネシスもライヴでは演らなかった、ピアノのイントロ付きの「完全版」で、会場わもう総立ち!!ドラムはフィル・コリンズのフレーズを完コピだし、中間部のギター・ソロに至っては、

「やっぱ、本家本元が弾くこのソロわ違うやぁぁぁぁー!!」

(某ダリル・スチューマーさんでわ、ダメなのよぉ~...)

みたいな、感激の演奏でしたネ。ハケットのギター・プレイを間近に見て、やっぱこのヒトはアーミングや左手のフレット・ワークも含めて、「ビブラートのヒト」なんだなぁ~って、つくづく感じました。コンサートはラストの「クロックス」で正味2時間弱、大盛況の内に幕を閉じたのでした。

20100828_3実わコンサート前にグッズ販売コーナーで、スティーヴ・ハケットのTシャツとプログ・フェスのTシャツ、それにプログ・フェスのパンフ(プログ・フェス物わ先行して販売していたので、先に買っちゃった!!)を購入していて、特にハケットのTシャツ購入者には、抽選で30名にサイン会が当たる!!

コンサート後に当選発表を見てみたら、

「やったー!!当たっちゃったぁー!!」

で、コンサート後のサイン会で、スティーヴ・ハケットさんに直接サインと握手をしてもらいました。(サイン会は、ハケットさんお1人で、他のバンド・メンバーはいなかったです)もらったサインが上の写真です。直接お会いするハケットさんは、ステージ上でのエキサイティングなパフォーマンスとは打って変わって、非常に物静かな「英国紳士」といった趣きでした。

20100828_4...で、8月21日が待望のルネッサンス。やっぱ日本ではこのルネッサンスの人気が相変わらず高くて、今回の3連チャンの中でこのルネッサンスのチケットだけがまたたくまにソールド・アウトになった。ともべ的にも、今回のメンツの中で一番大好きなバンドです。

コンサートは「プロローグ」でスタート。今回アニー・ハズラムマイケル・ダンフォード以外は新規のメンバーんだけれども、キーボードが2人で、一人がピアノ専門、もう一人がオーケストラ・パート専門で、ルネッサンスのシンフォニックなサウンドをステージで完璧に再現していました。

曲目的にも、「カーペット・オヴ・ザ・サン」「オーシャン・ジプシー」「黒い炎」「ランニング・ハード」など、昔の代表曲が中心。特に3rdの「運命のカード」からの選曲が多かったのが、ウレしかったです。ただ一つ言えば、ワーナー時代の曲が「ミダス・マン」1曲だけだったので、もーちょっと後期の曲も入れて欲しかったなーとわ、思いました。

驚くべきは、アニー・ハズラム嬢の歌声!!すんごい良く出ていました。やや荒さは感じたものの、2001年の来日コンサートの時なんかより、はるかによく伸びる素晴らしい声量でした。

「衰え、全く知らず」(驚異...)

ってーなカンジです。

あと、観客の反応がものすごく良かった。とにかく1曲が終わるごとに、延々と拍手が続いて鳴り止まない。

「やっぱ日本人って、ルネッサンスが大好きなのねぇ~!!」

って、改めて認識しました。

コンサート本編は、「母なるロシア」で終了。(毎回思うのだけれど、この曲のライヴでの説得力って、スゴい!!)アンコールはお決まりの「燃ゆる灰」でした。この日も演奏は正味2時間はなかった。

「もーちょっと聴きたいなぁ~...」

とわ、思いましたネ。それくらい、素晴らしかった。

20100828_5この日もコンサート前にグッズ・コーナーでルネッサンスのTシャツを購入していて、今回は抽選で60名に、サイン会が当たる。こっちはどーしても生のアニー・ハズラムさんにお会いしたかったので、もう一生懸命に当選を祈っていたら

「やったー!!今回も当たっちゃいましたー!!」(狂喜...)

今回はバンド・メンバー全員がサイン会場にそろっていました。マイケル・ダンフォードさん、アニー・ハズラムさん...の順番にサインをしてもらったんだけれど、ダンフォードさんがとってもにこやかに気さくな方で、

「お名前は??」

って聞いてくれて

「YUTAKAです。」

って答えたら「To Utaka」(YuがUなのはご愛敬(笑))って、サインに書いてくれました。じかにお会いするアニー・ハズラムさんは、とにかく

「声がでかくて(ステージでのボーカルと同じ調子(笑))、また良くしゃべるので、やったら騒々しい」(失礼...)

印象のお方でした。お二方とも、アーティスト側の要望で、握手ではなくゲンコツのガチンコにしてほしーとのことだったので、それでもダンフォードさんともハズラムさんともゲンコをガチンコできて、とっても嬉しかったです。

20100828_6...で、いよいよ8月22日の3連チャン、クライマックスの日比谷野外音楽堂でのプログレ・フェスティバル!!15:00開場の16:00開演だったんだけれども、

「とにかく、暑かったぁ~!!」

この日も東京わ真夏日でした。

「熱中症には、くれぐれも注意してください!!」

のアナウンスか流れる中、ともべは早々と会場入りして、冷たい缶ビールとタバコで涼をとっていました。

「う~ん、これこそ正に夏フェス!!」(笑)

今回出演するのは、前日、前々日の2バンドと、プラス日本から四人囃子の合計3バンドです。

20100828_7プログレ・フェスってどんだけ人が集まるのかと思っていたら、あの日比谷野音が後ろの方に少し空席があるくらいで、ほぼ満席の大盛況でした。

「やっぱ日本人って、プログレが好きなのねぇ~ん。」(笑)

ステージ上にも、バックに大きく今回のプログレ・フェスの垂れ幕が下がっていて、いやがおうにも気分が盛り上がります。

開演定刻になって、まずはストレンジ・デイズ編集長の岩本 晃市郎氏のご挨拶。なんてったって、日本で初めてのプログレ・フェスティバル。

まずはトップバッターで、四人囃子が登場。プログレピンク・フロイドディープ・パープルみたいな日本を代表するプログレ・サウンドはまだまだ健在!!

「このヒトたち、良くあんな複雑な楽曲を演奏できるよねー!!」

って、感心することしきり。ラストは代表曲の「一触即発」で、素晴らしくプログレッシヴな演奏を聴かせてくれました。

20100828_82番手はルネッサンス

「こーゆー野外のコンサート会場で、ルネッサンスみたいなシンフォニック・サウンドがちゃーんと再現できるのかなぁ~??」

とかちょっと不安に思っていたのは的中して、オープニングはPAの調子があまりよろしくなかった。でも意外なことにほどなくしてPAも復活して、先日のクラブチッタでの演奏に遜色ない壮大なサウンドを聴かせてくれました。

セット・リストは先日の単独コンサートの縮小版。「オーシャン・ジプシー」、「黒い炎」、「燃ゆる灰」なんかが省略されていました。夕刻の美しい木立を眺めながら聴くルネッサンスは、それはもう素晴らしかったです。風景と音楽が完全に同期していました。観客の反応も、後述しますがアンサンブル的には次のスティーヴ・ハケット・バンドのほーがはるかに高度なコトを演っていたのに、なぜかルネッサンスのほーが拍手が怒涛のようでした。やっぱ「日本人の好み」なんですかねー。

あと、アニー・ハズラム嬢のおしゃべりが楽しかったです。

「暑いーっ!!」

に始まって。

「みんなでウチワ持ってステージに上がって、私を扇いでーっ!!」(笑)

とか...。

ルネッサンスのステージは、ラストの「母なるロシア」の超名演で、幕を閉じたのでした。

...で、最後のトリはスティーヴ・ハケット・バンド。こちらもセット・リストは単独公演の縮小版でした。ただこの日に限って素晴らしかったのは、いかんせん場所が日比谷の野外音楽堂。ハケット・バンドの、特にジェネシス・ナンバーに至っては、やっぱその音楽効果を十分に発揮するには「広いコンサート会場」を必要とするのです。野音の大きな舞台と美しい照明装置は、「ロス・エンドス」なんか

「モノホンのジェネシスのステージを見ているやう」(ウルウル...)

でホント感涙ものでした。「ファース・オヴ・フィフス」もさらにスケールアップして聴こえて...例のギター・ソロの場面に至ってわ、

「神、降臨。」(笑)

ともべ個人的には、今回3日間の中で、このあたりがベスト・アクトでしたネ。

...ってなワケで、単独公演も含め、日本初のプログレ・フェス3日間。

「もーどっぷりプログレ漬け」(笑)

の3日間は、イベントとしてわ明らかに大成功だったと思います。ともべも近年にはない、ホント楽しい夏の休日を過ごさせて頂きました。他のお客さんも、みんな満足感いっぱいで帰ったんじゃーないだろーか??これが来年、さらに翌年と、今後にドンドンつながっていくことを、心から願っているともべなのです。

「日本人わプログレが大好きだから、これからもできるよネ!!」

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2010年8月 8日 (日)

エニドのEMIオリジナル盤CDがリリースされましたっ!!

20100808_1 ついにっ!!ついにっ!!ついにこの日がやってきましたっ!!夢にまで見たエニドの1stと2ndのEMIオリジナル・バージョン。これがモノホンのマスター・テープ落として、遂にCD化されましたっ!!

ともべわ2週間ぐらい前にUKのエニドのサイトにオーダーしたんだけれども、その後エニドから

「ジャケットの印刷に手間取っているので、発送が少し遅れます」

みたいなメールが来て、さらに先週には、

「発送しました!!」

ってメールあって、待つこと数日、8月6日(金)に無事にUKからエアメールで自宅に届きました。

今回オーダーしたのわ、EMIマスターの1stと2nd、さらに新作「ジャーニーズ・エンド」のオーケストラ・バージョンのCDもついでに頼んじゃいました。3枚とも、まだ日本国内のCDショップには全く置いていなくって、エニドのサイトからの直販ぢゃーないと手に入らないシロモノです。

20100808_2さっそく封を開けて、始めに聴いたのわ、やっぱ名作の2nd「エアリー・フェアリー・ナンセンス」です。

「うわっ!!音がイイよーっ!!」

これぞ正に、昔レコードで愛聴していたサウンドそのままです!!音の厚み、ダイナミズム共にオリジナル・マスター・クオリティーのサウンド。周波数帯的にも高域の伸びから低域の重みまで全く遜色なく、また音の細部まで非常にクリアにはっきりと聴き取れます。このあたりが、「アナログ盤起こし」との明確な違いですネ。

「ようやくこの音で、EMIバージョンが聴けたよぉ~...(ウルウル...涙;)」

感動もひとしおです。とにかくこの2ndは既発のINNNER SANCTUMレーベルのブートまがいのCDが最悪の音質でしたから(ちなみにコッチわとっくに売っ払っちゃった(笑))、それにくらべると、天と地の差です。特に2曲目の「メイデイ・ギャリアード」と、後半の組曲「ファンド」がこの音質でCD化されるのは、今回が初めてなのデスね。

「生きてて、よかったぁ~!!」(笑)

ちなみに今回のEMI盤、EMI側がオリジナル・マスター・テープから作成したマスタ・データは高解像度で作成されていて、それをエニドのメンバーであるマックス・レッドが彼らの本拠地、ロッジ・スタジオでマスタリングを施したものがソースとなっています。音が良いのも、うなずけるトコロですよね。また最近の国内盤の紙ジャケみたくコンプレッサーを多用した音圧感のアップ処理はあまりされていないのも、やはり「オリジナルの聴感」を大切にしたからなのでしょー。

20100808_31st「イン・ザ・リージョン・オヴ・ザ・サマー・スターズ」のほーも、はやりオリジナルそのものの音質です。この1st、ともべの耳には演奏やアレンジのまだ発展途上な未熟さがちょっと気になるアルバムでもあるのだけれど、そのヘンの

「オリジナルのアラ」(笑)

も含めて、より明確に聴こえます。まあこれも、「オリジナルらしさ」の一面なので、やっぱとっても懐かしーです。今までの再発CDでは、ゼッタイに味わえなかった感動です。

また今回のCD化に当たって曲のクレジットも明確になっていて、実は1stと2ndの収録曲は、一部のR.J.ゴドフリー御大の単独曲を除いては、ほとんどがゴドフリーとリカーリッシュの競作であることも明らかになりました。やっぱ初期のエニドって、この2人の双頭バンドだったんですねぇ~。

ちなみに今回の2枚のCD、「OPERATION SERAPHIM」とゆーレーベルから出ています。今後この2枚がどのような形で日本国内を流通することになるのか??定かではないのだけれども、

「もしかして国内盤紙ジャケ&SHM-CDの可能性もあったりして。」(笑)

今後、輸入盤CDでこの2枚を買うのであれば、レーベルがINNER SANCTUMかOPERATION SERAPHIMかで、購入の判断材料にはなるかと思います。

「INNER SANCTUM盤わ、ハッキリ言って音質最悪だかんね...」

(あんまり言うと、差しさわりがありますが...(笑))

20100808_4...で、エニドついでに最近のリリース情報をちょっくら。まずは新作の「ジャーニーズ・エンド」。国内盤がSHM-CDでリリースされたので、コッチも買っちゃいました!!ボーナス・トラックで「チャイルド・ローランド」の新録音版も収録されているしネ。

音的には、SHM-CDが良く効いていると感じます。シンセによるオーケストレーションがよりクリアに聴こえるので、このニュー・アルバムは国内盤での購入をオススメします。「チャイルド・ローランド」のニュー・バージョンはまあ、近年のエニドらしいシンプルなアンサンブルで、興味深いケド、

「まあ、それだけ」(笑)

あと、上記写真の「ジャーニーズ・エンド」のジャケット色違いわ、今回エニドのサイトから一緒に買った「オーケストラ・バージョン」です。「マラキャンドラ」「シヴァ」「ジ・アート・オヴ・メロディー」の3曲が、シンセ・オーケストラのパートのみで収録してあります。コッチのほーがかなり

「従来のエニドっぽい」

ので、お好きな方にはオススメです。

20100808_5あと最後に、

「遂に国内盤が出てしまいましたぁ~!!」(笑)

1979年のハマースミス・オデオンでのライヴDVD。ともべわエニドにサイトから直接購入してて持ってたんだけれども、あれはDVD-Rだったし、今回正規のDVDで、しかもデラックス・エディションにはDVD1枚と音声トラックのみを収録したSHM-CD2枚がセットになった3枚組みなので、こちらも国内盤で購入しました。

映像はサイト限定のDVD-Rと同一なんだけれども、一番良かったのはR.J.ゴドフリーのおしゃべりに、ぜーんぶ日本語字幕が入っているコト。ステージで何を言っているのか、初めて判りました。CDのほーわかの名盤「ライヴ・アット・ハマースミス」の内容に2曲多い(逆に1曲は少ない)だけで、ほぼ同一の内容です。まあ、あの「ライヴ・アット~」はそもそも映像作品の音声トラックとして制作されたのですから、「内容同じ」は当然ですよね。(でものそのワリには、1stからの曲なんかは、かなーり印象がちがうよーな気もするんですが...錯覚カモしれないケド...)

...ってなワケで、最近のエニド関連リリースねた。思えば最初INNER SANCTUMレーベルが1stと2ndを半ばブート的にCD化して、エニドからさんざん批難されたのが、

「災い転じて福となす」

だったのかも知れないです。こんな形で同レーベルがEMIの権利を侵さなかったら、あの法律的に難しい立場にあったと云われる2枚のアルバムのCD化は、ゼッタイ実現しなかっただろーと思います。

当のエニドは、来年に来日する予定で準備を進めているとのこと。彼らのライヴを、日本で生で体験できる日も近いかもしれないですネ!!

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