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2011年1月30日 (日)

最近買った、CDの話などなど...

20110130_1 ここんとこ主だったネタがなかったモンで、たまには最近買ったCDのレビューでもしちゃおーかと思いまふ。紙ジャケのリリース・ラッシュもだいぶ落ち着いてきて、

「もーCDわ、買わなくってもいーやー!!」

とか思ってたら、やっぱ買っちゃうんデスね~...(笑)最近は西新宿をウロつく機会もだいぶ減ってきてはいるんだけれども、それでも通販なんかでちょこちょこっと買ったCDが、だんだん増えていっちゃう。

「やっぱ「びょうき」ですかなぁ~...??」(笑)

で、写真の上から...。

・「指輪物語」/ボ・ハンソン

・「魔法使いの帽子」/ボ・ハンソン

・「屋根裏部屋の夢想」/ボ・ハンソン

・「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」/ボ・ハンソン

スウェーデンのマルチ・インストゥルメンタリスト(とわいっても、基本はキーボーディスト)のボ・ハンソンの4枚のオリジナル・アルバム。最近めでたく紙ジャケでCD化されました。ともべわこのヒトを昨年のカリスマ・レーベルのコンピレーション・アルバムで知ったんだけれども、アルバム4枚をじっくり聴くのは今回が初めてです。

このヒト、良くも悪くも初期のマイク・オールドフィールドに良く似ています。ただ世界観はちょっと違っていて、あくまでボ・ハンソン独自の世界をマイク・オールドフィールドと同じ手法で表現した、そんなカンジ。音楽的にも初期のものほどより「リリカル」で、後期へいくほど音楽的にもコナれてより「ロックっぽく」なっています。やけに朴とつなメロディーが魅力的。個人的にわ、単なる「泣きのプログレ」(笑)として聴ける、4thアルバムが一番気に入りました。

20110130_2・「ベリー・ベスト・オヴ・エレクトリック・ライト・オーケストラ」/ELO

そもそもの発端わ、ここ数年飲食店なんかでELO「トワイライト」がやったらとかかっていて、えらく気になっていた。最初はバグルスの曲かなんかだと思ってたんだけれども、バグルスにこんな曲、ない。それで

「バグルスぢゃーなけりゃー、ELOっぽいかな??」

とか思ってHMVサイトの試聴で調べたら大当たりだった!!即、オーダーした次第。CDが到着して1枚通しで聴いたら、「スウィート・トーキング・ウーマン」とか「ターン・トゥー・ストーン」など、昔ラジオのヒットチャートで良く聴いた曲が満載。懐かしくてえっらい良かった!!

・「ザ・クロッシング」/エウミール・デオダート

新宿タワーレコードの、「70年代のデオダートが復活!!」のポップに乗せられてついつい買っちゃった1枚。確かに初期のクロスオーバー、フュージョンものと、後期のブラコンものとがバランスよく収められた、ナカナカの好盤。まあ、昔のままとゆーコトで...。(録音だけやけに新しいのが、ちょっと違和感あるんだけどね...)

・「ライヴ・イン・フィラデルフィア1997」/アニー・ハズラム

ルネッサンス解散後のアニー・ハズラム嬢の、スタジオ・ソロ・ライヴ。とってもアコースティックなアンサンブルで、ルネッサンスとソロのレパートリーを披露しています。全編リラックスした演奏が、聴いてて気分をホッとさせる1枚。ただ、バックバンドがキーボード2人(ギターも兼任)とドラムスだけなので、専任ベーシストがいないのがちょっと残念...。ちなみにDVDの映像も付いた2枚組です。

・「ザ・ハッスル~ヴァン・マッコイ・ベスト」/ヴァン・マッコイ

コレも最近、テレビなんかで「ディスコ・キッド」なんかやったら耳にするので、懐かしさのあまり買ってみた1枚。どこかで耳にしたやうな、インストゥルメンタル物が満載です。このヴァン・マッコイ、単なるアフリカン・ディスコ・ミュージックにとどまらず、音楽的なバリエーション、間口がとっても広いです。特に、ディスコ・ミュージックにフィラデルフィア・ソウルのエッセンスがタップリとまぶしてあるあたりがGOOD!!

20110130_3・「ア・メジャー・ファンシー」/ジョン・リーズ

ご存知バークレイ・ジェームス・ハーヴェストのフロント・マンの、1977年発表のソロ・アルバム。今回のCD化では、未発表トラック集を追加した2枚組です。B.J.H.を離れてどんなにポップな歌モノかと思いきや、大マチガイ。B.J.H.よりはるかに硬派でマニアックな音楽を展開しています。曲によってはジャズ・ロックのやう。「宇宙の子供」のオリジナル・バージョンが収録されているのも、ナカナカ嬉しいです。

・「ザ・ベイクド・ポテト・スーパ・ライヴ!!」/グレッグ・マティソン・プロジェクト

コレ、ずーっと探していた1枚。とっくに廃盤だと思ってたのに、たまたま立ち寄ったディスクユニオンの本店になにげに置いてあった。おそるべし、ディスクユニオン...。TOTOスティーヴ・ルカサーと故ジェフ・ポーカロが参加したライヴ・セッションの録音盤。1曲目、「ボンプ・ミー」で、まずブッ飛ぶ!!フュージョンとゆーよりわ、LAならではの硬派ジャズ・ロックとゆーのが近いカモ。

・「フォー・ピープル・イン・ラブ」/ハンソン&カールソン

最初に紹介したボ・ハンソンが、ソロ・キャリア前にドラムスのルーン・カールソンとデュオを組んでいた頃のライヴ音源。近年他界したハンソンの追悼盤です。ソロ時代の抒情的多重録音モノの作風からは意外や意外、コレ、完全な「ジャズ・ロック」です。もーボ・ハンソンのなぎ倒すよーなオルガン・プレイの出ずっぱり。ただこのヒトのオルガン、やったらブ厚いコード・プレイばっかが耳に付いて、メロディックなアプローチが少ないのが若干気になりますが...。

・「アフターズ」/ハットフィールド&ザ・ノース

ハットフィールド&ザ・ノースの1980年に発表されたコンピレーション・アルバムの初紙ジャケCD化。前回、同バンドの紙ジャケがリリースされたときに、このアルバムだけがドタキャンで発売中止になった。今回めでたく無事リリースの運びとなりました。ハットフィールド&ザ・ノースっていうと、「カンタベリー史上、最高のバンド」とか言われながら、ともべにはイマイチぴんと来ない。「斬新なアイディアが満載!!」といわれているその音楽も、どこがどー斬新なんだか??まだわかんない。たぶん極めて通好みのバンドなんだと思いまふ。ともべも今回のリリースを機会に「再研究」です。ただ、本作に収録されている「天と地のはざまに」だけわ、大好きな名曲。

20110130_4・「オール・ザ・ワールズ・ア・ステージ」/ラッシュ

・「神話大全」/ラッシュ

数年前、ラッシュの紙ジャケがリリースになったときに、なぜかラインナップからライヴ盤だけが除外されていた。ラッシュはライヴが素晴らしいことが有名なので、ぜひ聴きたくって、新宿タワーレコードで輸入盤を見つけて購入しました。1枚目のライヴでは、まだレッド・ツェッペリン影響下の、ハードロック的にアンサンブルの垢抜けない部分も残っているものの、2枚目の「神話大全」では、もー超テクニカル&タイトなプログレ的アンサンブルの応酬!!です。スリリングでえっらいカッコ良い。「スピリッツ・オヴ・レディオ」「YYZ」など、ともべが学生時代に周囲のバンド仲間にとっても人気があった曲も満載です。

・「モスクワ」/キース・エマーソン・バンド・フィーチャーリング・マーク・ボニーラ

キース・エマーソン・バンドのモスクワでのライヴ2枚組。今回ご紹介するCDの中では、これが一番良かったです!!(あんま期待しないで買ったんだけれどネ...(笑))上述のラッシュのライヴも良いのですが、そのあとにコレ聴いて、

「やっぱ、プログレわブリティッシュぢゃなきゃーネ!!」

って痛感した1枚。これぞまさしく

「ともべのツボ」(笑)

特に、EL&Pのナンバーにマーク・ボニーラのギターが加わったことの音楽的な効果が絶大で、リズム・セクションに若手を起用したこともあり、全編スリリングかつハードでものすごくカッコ良い演奏です。特にエマーソンの「ピアノ・コンチェルト第1番」なんか完全なロック・アンサンブルの置きかえられていて、クラシカル・ロックのお手本みたい。「タルカス」もロング・バージョンでトータル35分も演奏してる。このライヴ映像版のDVDも同時リリースされていて、こっちも観たくなりました。

・「プロヴィデンス・オクターヴ」/ムーディー・ブルース

これわブートだぁ~。(笑)「オクターヴ」リリース後のツアーで、キーボードにパトリック・モラーツを迎えた新体制の1979年のライヴを、オーディエンス録音で収録してあります。録音者は有名なダン・ランビンスキー。CD2枚組。この時期のムーディー・ブルースのライヴ音源って、放送用のサウンドボードで音質の良いものがすでに何種類か出回っているんだけれども、一応、コレクターとしてわ(笑)興味が尽きないので、購入してみました。オーディエンス録音とわいえ、音質は悪くないです。ただ、ややボーカルに距離感があるのが難点でしょーか??ライヴ完全収録で、ナカナカ楽しめました。この後「ロング・ディスタンス・ボイジャー」で高らかに大復活を遂げるムーディーズの基本コンセプトは、すでにこの時期出来あがっていたのだなぁ~と痛感させられる1枚です。

20110130_5・「歳時記」/ゴードン・ハスケル

キング・クリムゾン脱退後のゴードン・ハスケルのソロ・アルバムが、今月めでたく紙ジャケCD化!!バックにクリムゾン・ファミリーが多数参加していることもあって、非常に有名な1枚です。でも今回ともべが初めて聴いてみた感想わ、

「???」(笑)

なのデス。確かにボーカルの声は、あの「リザード」のハスケルに違いないのだけれど、英国ポップ調の曲調は、いまいちクリムゾン時代のやうな魅力を感じません。なーんか平板な印象のあるアルバムだなーと思いました。ただ、全編でベースを弾いているジョン・ウェットンだけわ、なかなか「聴かせる」良い仕事をしています。

・「不思議の国のアニー」/アニー・ハズラム

最後わやっぱコレでしょー!!アニー・ハズラム嬢のルネッサンス在籍時の唯一のソロ・アルバム。紙ジャケ&SHM-CDでの「出直し」なんだケド、前回の紙ジャケでワーナーのHDCD盤の音質が個人的にはあまり好きではなかったので、今回買い替えました。ともべ、高校生の時分に、このアルバムをレコードで擦り切れるホド聴いたんだよなぁ~...の、超お気に入り盤です。全編美しくも楽しい、アニーのポップ・ワールド。やっぱ「名盤」です。

...ってなワケで、来月わちょっと買い控えよーかと...思うんだケドね...。

(ホントか??(笑))

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2011年1月16日 (日)

エニドの2010年最新ライヴのDVD!!

20110116_1 ようやく出ましたっ!!エニドの2010年最新ライヴのDVD「ライヴ・アット・ザ・タウンホール・バーミンガム」。当初2010年11月にリリースの予定だったのが、

「発言の一部に誹謗中傷が含まれているのが発覚、云々...」

でリリースが遅れて、ともべのトコロにも年末によーやくUKからエアメールで届きました。待ちに待った一枚。

オーダーの時にコメント欄に

「NTSCでねっ!!」

って書いたんだけど、ちゃっかりPAL版が送られて来ました。たぶんNTSC版はまだないのでせう。だから購入の際は注意が必要です。ただ、HQビデオとかで録られているらしくって、画質はとってもキレイです。エニドの2010年4月16日の、イギリスはバーミンガムでのコンサートの模様を、完全収録してあります。ちなみにこの日わ新作「ジャーニーズ・エンド」の、ワールド・プレミア公演でもありました。「エニド完全復活っ!!」を象徴する、記念すべきコンサートです。会場のタウンホールは、日本のクラブチッタより若干キャパが多いカナ??ぐらいの中規模クラスのコンサート会場のようですね。

20110116_2...で、カンジンのコンサートの内容なんだケド、まず最初は新作「ジャーニンズ・エンド」を、アルバムの曲順通りにライヴ演奏しています。でもなぜか??フィナーレを飾る「ジ・アート・オヴ・メロディー」1曲だけは省略されてしまっている。演奏後、このラスト1曲に関してR.J.ゴドフリーからコメントがあるんだけれども、すんません、ともべの英語力でわ理解できず。

演奏は、最初わバンド・メンバーのみによる演奏。キーボードに御大のR.J.ゴドフリー。ボーカル&ギター&キーボードでマックス・レッド。パーカッション&ベースでニック・ウィレス。ギターでジェイソン・ダッカー。そしてドラムスがデイヴ・ストーレイの布陣。

このオープニングから、早くも気が付く点が一つ。ステージ上にはノートPCが置かれていて、オーケストレーション等のバッキング・トラックはどうやらそこから音が出ている模様。つまり、かつては要塞のやうなシンセ群のよるリアルタイム・オーケストレーションを実践していたエニドも、このハイテク技術が進化した現在においては、

「シンセの生弾きは大部分を放棄して」

生で演奏できないパートは全てPCにゆだねる方針がアリアリ。まあ、現在の技術ではそれが正解だと思うし、その意味では現在のハイテク技術はエニドのようなバンドにとって、明らかに「追い風」なのでせう。

20110116_3ただ気になったのは、このPCバッキング・トラックへの依存も、ちょっと行き過ぎるとライヴのリアリティーが失われちゃうよねっ!!ってなコト。例えば新作の「ジャーニーズ・エンド」にはボーカルのパートも多々あるんだけれども、ステージ上ではマックス・レッド一人だけが歌っているのに、それがぜーんぶブ厚いコーラス・ハーモニーになっちゃってる。リード・ボーカルにまでバッキング・トラックを被せちゃうと、どーも観ているほーとしてわしっくりこない。このあたり、全体の方向性はイイとして、「シンセ・オーケストレーションだけはPCで」とか、コンセプト上で生バンドとPCとのきちんとした切り分け、棲み分けが必要な気がしました。

いっそのこと、ゴドフリーのピアノの上に置かれているシンセも、マックス・レッドのシンセもぜーんぶナシにして、代わりにPCの前にマニュピレーターでも配置して

「シンセ・パートはぜーんぶPCです!!」

みたいな思い切りの良さでも良かったよーな気がします。今現在は、

「生でも弾いてますよぉ~!!」

みたいな素振りがあって、なーんか中途半端です。

新作の「ジャーニーズ・エンド」は、CDで聴いたときには若干

「???」(笑)

な部分もあったのだけれど、今こーやって聴きなおしてみると、やっぱ紛れもないエニドの音楽だと思いました。1つには演奏上でニック・ウィレスのクラシカル・パーカッションが大活躍しているからで、シンフォ・ロックをよりシンフォニックに聴かせるためには、オーケストレーション以上にパーカッションの使い方が重要であることを、良く判っているのだと思いました。

20110116_4あと、ジェイソン・ダッカーによる非常に美しいギターのライン。このヒト、歴代のエニドのリード・ギターを良く研究しています。あるいは、フランシス・リカーリッシュから直接指導を受けているのカモ??ですね。エモーショナルな情感のギターは、

「正に、エニドのリード・ギター」

だと思いました。

「ジャーニーズ・エンド」の初演が終わって、それからはお待ちかねの旧曲のオンパレードっ!!まずは「ザ・ラスト・ジャッジメント」「イン・ザ・リージョン・オヴ・ザ・サマー・スターズ」のメドレーです。もー言いたいコトわ何にもありません。懐かしい懐かしいエニドの音世界...。アレンジは若干変えられていて、ボーカルのパートが入ったり、ジャズ風のテイストになったり...全体的には、以前よりシンプルなアンサンブルになっています。

20110116_5またこのあたりになると、ドラムスのデイヴ・ストーレイもテクニック全開っ!!です。デビュー当時からエニドの変幻自在なリズムを支えていたこのヒト、トシを取って多少はウデが落ちたのか??と思いきや、さにあらず。細かい小ワザを次々繰り出し、相変わらずの超テクニシャンぶりを発揮しています。

...で、ここまでがコンサートの第1部。インターバルを挟んで、第2部からはいよいよスペシャル・ゲストのフランシス・リカーリッシュ様の登場!!さすがにお歳は召されたものの、やっぱこのヒトも変わってないです。このリカーリッシュ氏を交えて、2ndアルバムから「チャイルド・ローランド」

「やっぱ、エニドわこのギターの音色ぢゃなきゃー、ダメっす!!」(笑)

いかに現リードギターのジェイソン・ダッカーが健闘しているとわいえ、やっぱそれはそれ、これわこれ。オリジナル・ギタリストのリカーリッシュのプレイはびみょーな「音の枯れ具合」とか、ニュアンスがだいぶ違います。これぞ、モノホンのエニドのギター!!

20110116_6さらに、この第2部からはバンドのバックに10名編成のブラス・セクションと、3名の女性パーカッション、さらには生のパイプ・オルガンまで加わります。ただ、じゃーここからわ「バンド&ブラス・セクション&オルガン」で、PCのバッキング・トラックはナシかと思いきや...。

「あれ??やっぱ生音以外のパートも鳴ってるじゃん。」(笑)

つまりは、バンド&ブラス・セクション&PCの3者が同期を取って演奏しているのデス。ちょっと信じられない...。フツーわ、バンドとオーケストラが共演するだけでも、演奏を合わせるのは高度な技術を要するのに...。それがさらに、PCのドンカマに合わせてとなると...これわもー、普通わ不可能。ブラス・セクションの指揮者も、ドンカマに合わせて指揮しなきゃーイケナイし、さらに生のブラス・セクションの音は、PCのバッキング・トラックのオーケストラ・パートとミックスされる。実際、PCのバッキング・トラックと生演奏のタイミングがズレる場面もチラホラと...

PCのオケの一部に生のブラスが入ったことの、音楽的な一定の効果は認めるものの、これぢゃーブラス・セクションのメンバーはモチベーションが上がらないだろーなー??なーんていらん心配までしちゃいます。嬉々として指揮棒を振る(フリをしている??(笑))、指揮者の心境やいかに??なのデス。

20110116_7なのでこのDVD,

「どのパートの音が、どこから出ているのか??」

ばっかしが、やったら気になるDVDなのです。オーケストラ・パートも、R.J.ゴドフリーのキーボード、マックス・レッドのキーボード、バックのブラス・セクション、さらにはPCのバッキング・トラックと4ヶ所も出所があるわけで、さらにステージ上のギタリストも、最大4人まで同時に上がっちゃう。(ただし、ともべが思うには、R.J.ゴドフリーとマックス・レッドのシンセ2台は、「弾いているフリだけ」(笑)で音は出ていないと推測しましたが...)

「この音は、誰が弾いている??」

みたいなコトばっか考えちゃって、素直に音楽を楽しめなかったりします。困ったモンです。ちなみにともべわ、

「純粋に音楽だけを楽しめたのは、3回目に観たときよーやく...」(笑)

でしたが。

ハナシを曲目に戻して、続いてはリカーリッシュのリュートによる「オンディーヌ」です。リュート&ピアノ&ベース&ギター2本による、小アンサンブルで、なかなかの美しさですが、各パートのタイミングの合い具合からみて、ちょっと「余興的」ではあります。

さらに、R.J.ゴドフリーのピアノ・ソロによる「ラヴァーズ」。よもやこの名曲を、ゴドフリーの生ピアノで聴ける日が来るとわ...

「もー美しさに涙がウルウル...」(泣;)

演奏上、難しい部分は簡略にアレンジされていたよーですが、それでも本当に感動の瞬間です。

20110116_8そして、このコンサートのクライマックスは、出演者総出の「ファンド 2010バージョン」です。この2010バージョン、1985年に発表された、「再録音版ファンド」の構成とアレンジを下敷きにしている「拡大版」でした。

「良くリカーリッシュがコッチでいいって、言ったよね~」(笑)

とかわ、ちょっと思いましたが...。

ギタリスト4人にブラス&パーカッション・セクション、さらにはパイプ・オルガンまで加わったこの「2010年版ファンド」のライヴ演奏は、壮大かつ神々しいまでに美しくて、

「これぞ、正真正銘の、エニド・サウンドっ!!」

演奏上のピークも、数多くの場面で訪れます。フランシス・リカーリッシュを交えての、この往年のサウンドの大復活に、盛大な拍手を送りたいです。素晴らしい...。

ここでコンサートはいったん幕となって、再登場のアンコールは現メンバーだけでの演奏で、「ダーク・ハイドローリック」でした。これはこれで悪くはないものの、

「アンコール演るんだったら、もっとほかの古い曲のほーが、いいんぢゃなーい??(「威風堂々」とかネ...)」(笑)

なーんては、ちょっと思いましたが。(「現在のエニド」でコンサートをクロージングしたかった、彼らの気持ちも判らないでわないんだけれどもネ...)

...で、イロイロ書きましたが、今回のDVD,エニドの完全復活を象徴する、素晴らしい内容のDVDなのです。さらに、コンサート本編にはMCでおしゃべりの部分も多くあり、またボーナス・トラックには各メンバーのインタビューでバンドの歴史など興味深いエピソードが数多く語られています。これらに日本語字幕が付くとしたら、ぜひ国内盤のリリースを期待したいところです。(もち、NTSCでね...(笑))

まとめとして、今回のDVDを観て痛切に感じたコトわ、エニドは昔も今も、変わらない。かといって「オールド・ファッション」かとゆーと、そうではない。多くの他のプログレ・バンドがポップ化して今の時代に迎合するか、昔の路線を再現して「懐メロ」として扱われるかの二者択一を迫られている中で、エニドはその発足当時から時代の流れから隔離された場所に存在していたがために、現在でも同じように「決してオールド・ファッションにならずに」時代を超越した場所に存在し続けている。

「だいたい、マーラーの交響曲とロック・バンドを結びつけようなんて、一体他の誰が考えるんだい??」

時代の流れを超越して唯一無二、現在もシンフォニック・ロック界の頂点・至高の存在であり続けているのです。

「ぜひ、今年こそは来日を実現させて、エニドの演奏を生で観たみたいですよねっ!!」

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2011年1月 1日 (土)

2011年明けましておめでとうございまーす!!

20110101_1 皆さん、2011年、明けましておめでとうございまーす!!本年も当ブログ「ともべの錯乱絵日記」と、親サイトの「シンフォニックロック・ワールド」を、どうかよろしくお願い申し上げまーす!!

で、まず今年最初の「聴き初め」の1枚がコレ。プロコル・ハルム「グランド・ホテル」。毎年聴き初めはプロコル・ハルムと相場が決まっているんだけれども、今年わこの1枚を選びました。クラシカルなオーケストレーションと、優美な作風が最高の大傑作。コレ、ともべ高校生の時分に、夢中になって聴いたんだよなぁ~...。

まずは大晦日のハナシから...。夜9時頃に、ようやくお風呂から上がって、紅白歌合戦を見ながらビールを飲み始めました。特に今年は格闘技に「注目の対決!!」とかがなかったので、もー集中して紅白。今年の紅白、ナカナカ見どころが多かったやうに思う。特に、桑田佳祐の大復活っつ!!

「本当は怖い、恋とロマンス」

曲といい、歌詞といい、このセンス。やっぱこのヒトわ、大天才!!

あと、昨今話題の「トイレの神様」。今回初めて聴いて、ちょっとウルッ!!とくる歌だったんだけれども、でもコレ聴いて、

「女版、さだまさし」

とか思ったのわ、ともべだけでわないハズ。ある意味、作風は同じで、良く似てた。

紅白が終わって、カウントダウンは毎年恒例の東京12チャンネルの「東急ジルベスター・コンサート」。なんと今年のカウントダウンは、マーラー交響曲第2番「復活」!!しかも指揮が「炎のコバケン」こと小林研一郎で、ソプラノに佐藤しのぶ。例年よりも大編成のオーケストラには合唱団まで付いちゃうわで、もー超豪華なキャスト。

年末に聴くマーラーの復活は素晴らしく感動的だったです。過去のカウントダウン全ての中で、一番良かったっ!!さらに、このテの音楽を「ロック化」した、エニドにも思いを馳せちゃったりなんかして...ちなみにこの「マーラーの復活」のモチーフは、エニドの「イン・ザ・リージョン・オヴ・ザ・サマー・スターズ」の中でも、しっかり引用されてます。知ってた??

20110101_2年が明けて、今日、元旦。まずは家族全員で、おせち料理を頂きました。例年、ともべわお正月でも昼間からお酒を飲む習慣がないので、ちょっと物足りないんだけれどもネ...。でも、こーやって今年も家族全員、元気でお正月を迎えられたことが、何よりの感謝なのです。

それからわ、まー例年通り。年末ジャンボの当選番号をチェックしたり(もち、今年も30枚買って、全滅っ!!(笑)まーこんなモン「当たらないほーが無病息災」とも言えるんだけれどもね...)、頂いた年賀状を楽しく拝見させて頂いたり...今年のお正月は例年よりちょっと寒かったですが、お天気は良くて、穏やかで静かな、とっても良いお正月でした。

20110101_3...で、例によって新年の抱負。今年はどんな年になるのでしょーか??ともべは2011年は。

「変革に向けての、胎動が開始される年」

だと思うのです。思えば2010年は年初に

「突破力!!の年」

だとこのブログで申し上げました。変化に向けて色々なところで多くの人がさまざまなことを言ってはいますが、それはまだ何ら具体的な形にはなっておらず、そういった意味で周囲の雑音はひたすら馬耳東風に伏して、ひたすら自分の信じた道をまっすぐに突っ走っていれば良かった。でも2011年は、もはやそうはいかないように思うのです。

例えば、地下で燃え盛るマグマのようなものです。今までなんとか地下で踏みとどまっていた変革に向けてのマグマは、そろそろ我慢の限界だと感じるのです。2011年は、ついにその一部が地上に噴出してくるような予感がします。

それは取りも直さず、我々の生活にメリット、デメリットの両面を含めて、色々な出来事が具体的に起き始めることを意味します。ですから今年は「ひたすらに突っ走る」のではなく、

「世の中の状況・変化を敏感に察知しながら、注意深く一歩一歩、歩を進める」

慎重さが必要な年であると、ともべは思っています。

20110101_4このようになると予測される2011年、ともべはどんな風に??生きたいかというと、

「ひたすら静かに、自分の内面と向き合う年にしたい」

と思うのです。これから数十年の間、世の中では実に様々な出来事が起こってくるのでしょう。そういった「変革の時代」を生き抜くために、今、この時期に自分の内面の「基礎固め」をしっかりとしておく必要性があると、痛切に感じるのです。

「自分はどこから来て、最終的にはどこへ行こうとしているのか??」

も含めて、じっくりと考えぬく年にしたい。さらにそれを、自分の「生きざま」としてしっかりと体現できるようになりたいのです。

ですから今年は、あまり派手な動きは極力控えます。手広く色々なことに手を出すのも、少し自粛したい。ひたすら冷静に、一つ一つ判断していきたいです。まあ、昨年があまりにも派手に色々な事に手を出し過ぎたので、

「ちょっと、疲れた」(笑)

とゆーのも、あるんだけどネ...。

その代り、特に音楽面では、今年は地道にスタジオ・レコーディングに没頭したいと思っています。思えば昨年、スタジオの改修や機材のメインテナンスなどに明け暮れたのは、全てここに向けてのインフラ整備、準備作業でした。ここへきて準備が全て整ったので、あくまで

「自分の「内面探究の手段」としての、音楽創作活動」

を、活動のベースとして考えていきたいと思います。そして、その結果として何らかの「答え」を自分なりに得たいと思っています。もちろん創作の成果は、ちゃーんとWebサイトでMP3配信しますので、コッチもお楽しみに!!

「まあ、実際フタを開けてみたら、例年通りとっ散らかって、突っ走っちゃうカモしんないんだけれどもネ!!」(大笑)

皆さん、本年もどうか、よろしくお願い申し上げまーす!!

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