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2020年11月17日 (火)

音楽配信のAACファイルを、最新リマスター・バージョンに差し替えました!!

20201121_1

こんちわ!! (^o^)

写真は昨年の北海道旅行で(トーゼンのことながら、今年はこの状況なので、北海道旅行わ中止...(泣;))、稚内のホテルの窓から偶然見た稚内港の朝焼け。もー、なんの説明も必要ありません。この世のものとは思えない美しさ...。ほっとんど、

イエスの「海洋地形学の物語」の内ジャケの世界(笑)

こーんな風景、北海道には、あるんですねぇ~...。

...で、今回わ前振り手短かに本題。(笑)

このブログの親サイト「シンフォニックロック・ワールド」で配信している音楽のAACファイルのうち、Cubase導入後に作成した20本を、最新リマスター・バージョンに差し替えました。今までより、はるかにグッと高音質になっています。ぜひ、下のURLのサイトから、新しい音源をチェックしてみて下さい!!(ちなみに、ビットレートに「512kbps」の表記があるのが、今回差し替えたバージョンです)

http://www.sympho-rock.com/

ここからわ、今回リマスターに至った経緯。DTMとか好きなヒト向けの、かなーりヲタッキーな内容ですが、すんませーん...。 (しっかも、かなーり長文...w)

今回の「愛のあいさつ」の制作で、音圧感を自然に上げるためには、コンプレッサーやマキシマイザーに頼り過ぎるよりは、事前に十分なレベル・ノーマライズをしておくことが重要であると学びました。そのために、波形編集によるデジタル・ピークの回避が有効であることも知りました。で、あのときにはWaveLabの波形編集機能で、ピークを1つ1つ検出しながら手作業で潰していったんだけれど、とっても手間がかかって非効率な作業で、

「こんなん、機械的な単純作業なんだから、自動的にやってくれるツール、何かないかちらーん??」

とか思ってググッてったら、ありました!!

「そーゆー、ピークを自動的に潰してくれるツールを、「りみったー」っつーんですわっ!!」

ともべ

「わははははは!!そーかっ!!ピークを自動的に潰してくれるのツールを、「りみったー」つーのかっ!!わはは...」(おおばか)w

コンプレッサーなんかにはだいたい付いているリミッター、実わゼンゼン、使い方を知らなかったのです...。

じゃー、リミッターをかけてから、ノーマライズしようかちらん...とか思って、今度はWaveLabのマニュアルやら、周辺のプラグインやらをあれこれ宝探ししていたら、やっぱありました!!それもWaveLabの標準機能に。

「ラウドネス・ノーマライザー」

つまり、デジタルピークを自動的に潰してくれる、ノーマライザー。

「やったーっ!!これじゃん!!」

とか思って、決めました。

「Cubase導入以降に制作したAACファイルは、全て再作成しよーっと!!」 (^o^)

...で、ミックスダウン直後のWAVファイルは全て保存してあったので、粛々と作業を始めました。そしたら、途中で壁に突き当たっちゃった。実は、Cubase導入時の初期の楽曲で、何にも知らないでオーディオ・ミックスダウンのbit深度をデフォルトの32bit floatフォーマットで作成されていたファイルがいくつかあって、その扱いを考えてしまったのです。

「このまま処理する??それとも一旦16bitフォーマットに変換する??」

で、またしてもググッたら、やっぱ回答がありました!!

「DTMでは、オーディオ・ミックスダウンから、最終工程のマスタリングまで、一貫して32bit floatで処理すべし!!」

つまり、DAW内部の処理は全て32bit floatで行われているので、それを16bitに変換した段階で、量子化エラーでロスが発生して音質劣化するのと、まあ、フツーに考えても、bit解像度が落ちるんだから、音質は落ちるわなぁ~...。

確かに、初期に32bit floatで作成したファイルはやけに音が良いなーと前から感じてはいました。あと、いつもミックスダウンの作業中に、モニターではイイ感じの音に聴こえてたのに、16bitのWAVファイルにオーディオ・ミックスダウンした途端に音がショボくなっているように聴こえていたのは、単なる耳の錯覚ではなかったのですね。

そもそもが、アホなCubaseの攻略本に、

「CDの作成を前提として、オーディオ・ミックスダウンわ16bitフォーマットで書き出しましょー!! (^^♪ 」

などと、いらんこと書いてあるから、イケないのだ...。(怒;)

さらに、ネット上には、続いてありました。

「圧縮ファイルを作成するときも、エンコーダーには32bit floatのWAVファイルを直接喰わせるべし!!(そのほーが、ロスがない)」

これで、今後の全体方針がケテーイっ!!

「オーディオ・ミックスダウンから、ぜーんぶ32bit floatで、やり直しーっ!!」(泣;)

ってなワケで、作業は振り出しに戻ったのでした。

...で、再度作業を粛々と進めてたら、またしても新たな疑問が...。

「AACエンコーダーのビットレートは今まで通り448kbpsでいくはずだったけど、512kbpsまであるよね。こっちだと、どんだけ音質が変わるんだろー??」

とか思って、さっそくやってみました。とーぜんファイルサイズは若干大きくなるんだけれど、やっぱ448kbpsとは、音の質感とか空気感の点で、いくらか違ってきます。

「どーせ、音質向上版を作るんだったら、トコトンやりたいしね...それにサーバのエリア、ガラ空きなんだから、全部こっちでやっちまえーっ!!」w

ってなワケで、

「再度、作業わ、いちから振り出しに」(泣;)

...てなワケで、3回目の作業をやり直して、よーやく20曲ぜーんぶAACファイルの再作成に漕ぎつけたのでした。この間、作業が約2週間...。

「あ”~、しんどっ!!」(笑)

でも出来上がったAACファイルは、従来のものとは特にストリングスの色艶や、ドラムのタイコの響きが全く違います。なんせ...AACエンコードの元ネタ、ハイレゾ音源でっせーっ!!

なので...みんな聴いてねぇぇぇぇっつ!! (^O^)

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