新曲「記憶の中の大地」(2021年再録音バージョン)のWeb配信を開始しました!!
こんちわ!! (^o^)
「北の国から」の名優、田中邦衛さんがお亡くなりになって、心より追悼を申し上げます。実はナイショにしてたんだけど、この巣ごもり生活の間、大の北海道マニアのともべとしてわ、ずーっとこんなモン ↑ 観ていたのだ。あの倉本聰氏の脚本と、名優、田中邦衛氏、そしてあのさだまさし氏の音楽、この3つがめぐり合ったこと、これこそがまさに「奇跡」以外のなにものでもない。このうちどれが欠けていても、この名作はぜったいに生まれてこなかったと思うのだ。
80年代のリアルタイムでは、「北海道の大自然を舞台とした、親と子のヒューマン・ドラマ」みたいなイメージを持っていたんだけど、いざガッツリとDVDで見てみると、ドラマとしてのテーマはかなり「重い」です。つまり、見る側にある種の「心の痛み」を伴います。画面を見ていて、つらくなるぐらい...。しかしながら、もはやアラ還のともべにとっては、「生涯、一番大切なドラマ」なのですね。こんなふうに思っている人、多いんだろうなぁ~...。心より、素晴らしい作品を、ありがとう...(涙;)
...で、本題。
従来から配信していたオリジナル曲「記憶の中の大地」の、2021年、再録音バージョンを配信開始しました。下のURLのWebページで配信しています。
http://www.sympho-rock.com/Monthly.htm
今回リメイクするにあたり、ポイントとしたのは以下の3点です。
・オリジナル・バージョンでは、全体的に起伏の乏しい、「ベッタリとした」印象になっていました。それを今回は、特にストリングスのオクターブ上の使い方を明確にしたりなどして、メリハリのある構成になるように心がけました。
・オリジナルは実にいい加減に作られていて(笑)、まともなカウンター・メロディーが存在していませんでした。今回はきちんと、新規にカウンター・ラインを書き起こしました。
・オリジナルではトラック数の制約から、左右に広がった定位感を表現できませんでした。そのあたりも、Cubaseによる「トラック数はスペック上、無制限」で解消できたと思っています。
これもオリジナルの譜面が残っていたのでそれを元にしたのですが、まあ、曲の一部にみられる「半音階で下降するベース・ライン」って、いったい何なんだか...??(大笑)。でも、これわこれで、ともべの感覚的には間違っていないので、やっぱ
「30代の若さ、恐るべし」(笑)
なんでしょうかねー??
あと、今回ようやく本格的に、Erica Synths SYNTRXをレコーディングに導入してみました。曲の中のサウンド・エフェクトは、一部、KORG PolysixやARP Odyssayも使用していますが、ほとんどがSYNTRXによるものです。今回、SYNTRXをあれこれイジってみて、
「こんだけ、イジりまくってて楽しいシンセも珍しい!!」
って思いました。ホント、アイディア次第で思いもよらないサウンドが出ます。だいたいシンセの音作りって、
「シンセに向かう前に、まず頭の中で作りたい音のイメージを明確にしなさい!!意味も分からずに、ただやみくもにシンセのパラメーターをイジくり廻すな!!」
が、若い頃、ともべがシンセのお師匠様から叩き込まれた鉄則なんだけど、SYNTRXは違います。
「シンセと対話しながら、一緒に全く想定外かつ未知な音を創り上げていく」
カンジですかねー。ジャン・ミッシェル・ジャールや、ブライアン・イーノがEMS AKSやVCS3のヘビーユーザである理由が、何となく判った気がします。このトシにして、今更新たな「シンセの醍醐味」を発見した気がしました。(いったい何十年、シンセ、やってるんだい??(笑))
...ってなワケで、今回再録音された「記憶の中の大地」、みんな聴いてねぇぇぇぇっ!!
(^o^)
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