2009年10月25日 (日)

プロコル・ハルムの最新ベスト盤!!

20091025_1 写真①わ先般リリースされた、プロコル・ハルムの結成40周年記念ベスト盤「オール・ディス・アンド・モア...」です。CDが3枚組みにDVDが1枚付いた4枚組みに、内容満載のブックレットが付いた

超豪華盤っ!!

です。(写真②)

ちなみにDVDのほーわ方式とかリージョン・コードの表記が全くなく、後で調べたらPAL方式のリージョン2(つまりヨーロッパ方式)でした。DVDを観るには専用機器を使用するかパソコンで観るかなので、購入の際には注意が必要でしょー。なので、HMVのオンライン・サイトではさっそく

「カタログから消えました。(南無...)」

(どーやら日本のHMVわ、日本国内対応のDVDしか扱わない方針らしーので...)なのでネットで購入するのであれば、Amazon.comのほーで購入が可能です。

20091025_2...で、カンジンの内容のほーなんだけれども、ディスク1とディスク2には、過去のスタジオ録音作品からベスト盤的に

38曲っ!!

も収録してあります。デビュー・アルバムの「プロコル・ハルム」から最新アルバムの「ウェルズ・オン・ファイアー」までを網羅してあるので、プロコル初心者にも、またヘヴィーなプロコル・マニアの方にも恰好の内容となっています。

このディスク1、2で特筆すべき点を挙げると、まず90年代プロコルの再結成の発端となったアルバム「放蕩者達の絆」からの2曲が1992年のライヴで収録されている点と、70年代にフランスのシングル盤でのみリリースになった「美しく青きドナウ」(これも元はBBCのライヴ録音)が収録されている点でしょー。さらに、現状では40周年記念のリマスター盤は「プロコル・ハルム」から「グランド・ホテル」までの計7枚が既リリースなのですが、10月下旬にリリースが予定されている「幻想」から「輪廻」までの最新リマスター音源が、先行で収録されていることも嬉しい限りです。つまり、このディスク1、2はスタジオ・コンピレーションとは言え全編超高音質で、さらに貴重テイクも収録してあるので、

「ナカナカ侮れないっ!!」

逸品なのデス。

20091025_3さらに、ディスク3にはライヴ音源を専門に収録してあります。このディスク3が、今回のベスト盤の中でわ

「一番の目玉ぢゃーないでしょーか??」

1969年から2007年までのライヴを収録してあります。

一番古い音源は1969年の、例の超有名なフィルモア・ウェストからの音源なのですが、最新リマスター盤の「ソルティー・ドッグ」にもボーナス・トラックとしてだいぶ収録されていましたが、当ライヴから「ランブリング・オン」は今回初お目見えです。他にも1970年のワイト島フェスティヴァルから「ジュシー・ジョン・ピンク」とか、74年、75年の「幻想」「プロコルズ・ナインス」時期のライヴなども収録されています。

中でも一番嬉しいのわ、1973年のハリウッド・ボールでのオーケストラ、合唱団との競演ライヴ(BBCの録音で、ブートではつとに有名)から、2曲も収録されているコトでしょー。特にコンサート・フィナーレを飾る「TVシーザー~ルール・ブリタニア」のメドレーが初のオフィシャル化されているのですから、

「これわ快挙っ!!」

です。

20091025_4さらにこのライヴ・ディスクには1990年代以降のライヴも収録されていて、唯一1曲のみで、故イアン・ウォーレス氏のドラミングを聴くことができます。「ラスト・トレイン・トゥー・ナイアガラ」という曲で、スタジオ録音としてはどのアルバムにも収録されていないことから、おそらくはライヴ専用の曲なのでしょー。過去のプロコル・ナンバーのメロディーがパッチワーク的に次々登場するヘンな曲なのですが、ここでのウォーレス氏のドラミングは素晴らしいです。

90年代再結成プロコルのドラムってゆーと、まずは来日公演でも叩いていたマーク・ブルゼツィキーってー印象が強いんだけれども、ハッキリ言って

「このヒトのドラミングに違和感を感じていたのは、ともべだけではないハズ...。」

どちらかとゆーとタテノリのシンプルなドラミングは、明らかにプロコル・サウンドとはミスマッチだったと思ったし、天才B.J.ウィルソンの後任としては、明らかに格が違いすぎました。今回ウォーレスのテイクを初めて聴いて、やっぱウィルソンの後任はイアン・ウォーレスクラスぢゃーないとダメなんだなぁ~って思いました。

20091025_5ちなみにこのマーク・ブルゼツィキー氏、最近プロコルを脱退して

(「クビ」かどーかわ、知りまへ~ん...(笑))、

後任にジェフ・ダンなるドラマーが加入になりました。その2007年のライヴがこのディスク3にも収録されているんだけれども、

「今回のドラマーわ、メロディアスにドラムを歌わせてくれる超テクニシャンか??」

って期待してはみたものの、

「期待わ見事に大ハズレ。」(笑)

前任者に輪をかけたファットでシンプルのドラミングに、

「他に適任者わ、いなかったのかよぉぉぉぉ...」(泣;)

とか、思ってしまうのデスね。

やっぱライヴのディスク3のハナシがやったらと長くなってしまったのデスが、ディスク4はDVDです。ライヴの映像を1974年から2006年まで収録してあるのですが、ここにはあまり目ぼしい「お宝」わ、ありません。過去リリースされたDVDからの編集で、既発映像がほとんどです。ただ、2006年のワイト島フェスティヴァルからの3曲は、映像としては初出だと思われます。まあ、最近の映像ですからあまり興味も沸かないのですが...このDVD、できれば

「1970年代の映像をもっとふんだんに収録して欲しかった...」

と思いました。

...ってなワケで、プロコル・ハルムの40周年記念ベスト盤、今月末には「幻想」「輪廻」の最新リマスター盤もリリースされることですし、プロコル周辺は異様に盛り上がっているのデス。でも、ともべ的にわ...

「ライヴの音源、残っているんだったら、完全収録盤お出せよなぁぁぁぁぁっ!!」(特にハリウッド・ボールとか...)

なのデスね。(笑)

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2009年10月19日 (月)

ジェネシスのライヴのボックスセットが発売になりました!!

20091018_1 ああああぁぁぁぁ...またまた超多忙にて日記が随分と空いちまいました...。一方ネタわたまる一方で...書きたいコトも一杯あったんだけれどもネ...。

ごめんちゃい。

...で、気を取り直して、先月の9月下旬に、待ちに待ったジェネシスのライヴのボックス・セットが発売になりました!!でもナンカこの企画、

だんだん縮小していくよーな気がして...

今回のわ「ジェネシス・ライヴ」「セコンド・アウト」「スリー・サイド・ライヴ」「ザ・ウェイ・ウォーク」、それにボーナス・ディスクの5枚組みなんだケド、「ジェネシス・ライヴ」と「セコンド・アウト」、そしてボーナス・ディスクにのみDVD Audioが付属しています。それ以外はフツーのCDで、SACDですらない...。

まあ、ともべわ通常のCDトラックのみ聴いているから、あんまカンケーないんだけれどもネ、でもDVDのほーに特典映像がまったく入っていないのわカナーリ痛いぞ。

「幻惑のブロードウェイ」の映像とか、期待していたのにいぃぃぃぃぃ...(泣;)

だから今回のボックスセットに追随して発売される国内盤の紙ジャケわ、CDのみらしーです。今回のボックスセットの実勢価格が¥18,000ぐらいだから、今回ばかりは国内盤紙ジャケのほーが、価格的にはリーズナブルかも知れないデスね。

「でも、ボーナス・ディスクわボックス・セットだけなんだも~ん...。」

ちなみに最新の「ライヴ・オーバー・ヨーロッパ」は、ボックスの中に入れるスペースだけ用意してあって、

「ここに入れてください」(笑)

みたいな紙だけ入っています。まあ、最新ライヴだからリマスターの必要もないでしょーし、これで良いのでしょう。

20091018_2...で、カンジンのアルバム内容。今回も、なにげにリマスターのフリをしながら、実わ全面リミックスされています。だから全アルバム、オリジナルの聴感上の印象を大切にしながらも、だいぶアップグレードされた内容になっています。

まずわ「ジェネシス・ライヴ」。もともとはBBC「キング・ビスケット・フラワー・アワー」放送用の録音で、

「貧弱なライヴ...」

との印象しか持っていなかったのですが、今回のリミックスで素晴らしい変貌を遂げています。フィル・コリンズのドラムを全面に押し出したミキシングで、ダイナミズムが格段にアップしています。録音時期が「フォックス・トロット」の頃なので、まだイマイチ演奏技術が頂点にまで達していないのは仕方がないとしても、ボーナス・トラックとして「ブロードウェイ・ツアー」から5曲も追加収録されているのも、ウレシイところですネ。

で、次が「セコンド・アウト」。このボックス・セットが家に届いて、まず最初に聴いたのがコレだったんだけれども、(おそらくジェネシス・ファンの8割わそーでしょー(笑))、ハッキリ言って1曲目から

「違和感アリアリ...。」

チェスター・トンプソンのドラム・サウンドが、中域から高域をワリと持ち上げられていて、とっても軽く感じる。冒頭の「スコンク」から、あの黒人らしいネバっこいドラムで重たくズドーン!!とくるのが、このライヴの持ち味だったのにぃぃぃぃぃ...(泣;)全編ドラムのイコライジングが高域寄りなので、なんかちょっと

「????」

なのデス。

チェスターのドラムがそんな具合だから、唯一「シネマ・ショー」ビル・ブラッフォードのドラムが入っても、急激なドラム音色の変化の妙を感じない。ただ、この「シネマ・ショー」でキーボード・ソロ以降、オリジナル盤では継続してブラッフォードが叩いているかのよーな音作りがなされていて、

「実わフィル・コリンズにチェンジしているっ!!」

って、一時ネット上で騒然となった例の件。この部分がいかにもフィルが叩いているよーな音作りに変更になっています。

20091018_3さらに、「スリー・サイド・ライヴ」。今回のわレコードなら4面もライヴを収録してある、ヨーロッパ盤を再現しています。まあ、USA盤の4面スタジオ録音は、以前のボックスセットにボーナスとしてぜーんぶ収録してありましたから、これが正解なのでしょー。個人的には、このアルバムが一番出来が良いと思いました。過去のCDマスタリングの貧弱な部分がすっかり改善されて、昔愛聴していたレコードのサウンドが甦ってきたかのよーです。懐かしさ一杯で、一番楽しめたアルバムでした。

続いて「ザ・ウェイ・ウォーク」。オリジナルのリリースでは「ロング」「ショート」にCDが2分割されていて、前者に大曲を、後者に小曲を収録してあって非常に不自然だったのですが、今回のはCD2枚組みにコンサートの曲順通りに収録してあります。CDケースの表記だと、インビジブル・タッチ・ツアーから3曲の追加収録があるようにも見えますが、この3曲は実わオリジナル盤にも入っていました。結果的に「君のTVショー」のみが追加収録になっている模様です。このアルバム、オリジナル盤ではいかにもデジタル臭くて冷たいサウンドが大嫌いだったんだけれども、今回のリミックスでは非常に自然なサウンドに仕上がっています。90年代のジェネシスのライヴを代表する作品として、ようやく他のアルバムと肩を並べられるだけのクウォリティーになりました。

20091018_4...でっ!!今回の目玉がボックス・セットだけに付いてくるボーナス・ディスク!!(写真④)1973年のレインボー・シアターでのライヴを素晴らしい高音質で収録してあります。時代的には「月影に騎士」ツアーの頃のもので、「シネマ・ショー」「ファース・オヴ・フィフス」「サパーズ・レディ」など、代表曲が満載っ!!さらにDVD Audioのほーにわ「ウォッチャー・オヴ・ザ・スカイズ」「ミュージカル・ボックス」の2曲が追加収録されていて、

「なんでぇ~???CDにわ入れてくれなかったのぉぉぉぉっ!!」

とか思っていたら、これわ収録時間の問題でした。現状のCDでも74分近くも収録されているのですから、他のアルバムとの曲目重複の関係も考慮して、この2曲がオミットされたのでしょー。

「でもできれば、「ウォッチャー・~」わ入れて欲しかったよぉ~...」(泣;)

20091018_5さらにこのボーナス・ディスク、録音の良さもさることながら、演奏の内容が素晴らしいのデス。メンバーの演奏技術的にもピークに差し掛かっていた時期であり、フィル・コリンズのドラミングもより複雑なら、「ファース・オヴ・フィフス」でのスティーヴ・ハケットのギター・ソロなんか、ベスト・テイクではないかと思ってしまうぐらいです。このボーナス・ディスクのためだけにでも、やっぱこのボックス・セットのほーが

「買いっ!!」

だと思いまふ。

...で、ここ数年に渡るジェネシスのボックスセット・シリーズ。これで完結かと思いきや、11月の初旬に「ムービー・ボックス 1981-2007」なるDVDのボックスセットがリリース予定されています。このDVDセットには、初DVD化となる「スリー・サイド・ライヴ」「ママ・ツアー」のDVDも含まれています。もち!!これもボーナスDVD付きで、色んな貴重なライヴ映像がコマ切れで収録されるよーです。

「いーかげん、ブロードウェイの映像お、出しなさいっ!!」(怒;)

(一応コメントしておくと、ブロードウェイのオフィシャル映像は部分的にのみ存在しているものの、完全収録盤はこの世にわ存在していないそーです。ちゃんちゃん。)

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2009年8月23日 (日)

プロコル・ハルムの40周年記念リマスターCD!!

20090823_1 写真わ現在リリース中の、プロコル・ハルム40周年記念リマスターCD。現在の時点で、デビュー・アルバムの「プロコル・ハルム」から7thの「グランド・ホテル」までの合計7枚がリリースされています。

そもそも今年の4月の時点では、「プロコル・ハルム」「月の光」の2枚だけが先行リリースされていて、過去未発表なボーナス・トラックが収録であるコトわ判っていながらも、

「K2HDマスタリングの紙ジャケ持っているから、ま、いーか...」

とか思って、横目で見つつも無視していた。その後、5月に「ソルティー・ドッグ」「ホーム」が追加リリースになって、それでも、

「未発表ライヴ音源も入ってるみたいだケド...でも、いーや...」

とかゆーカンジで、ナカナカ食指が動かなかった。でも7月に入って、たまたま見ていたHMVのサイトで、8月リリース分の「ライヴ・イン・コンサート・ウィズ・エドモントン・シンフォニー・オーケストラ」には、ボーナス・トラックとして「ラスカス・デルフ」「シンプル・シスター」「シャイン・オン・ブライトリー」の3曲のライヴ音源が収録されているコトを知って、

「コレわ、買いだぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」(笑)

と思って、慌てて注文した次第です。

20090823_28月リリース分の「ブロークン・バリケード」「ライヴ・イン・コンサート」「グランド・ホテル」の3枚(写真②)を聴いて、内容の素晴らしさに感動したともべわ、追加注文で、4月、5月にリリースされた「プロコル・ハルム」「月の光」「ソルティー・ドッグ」「ホーム」の4枚(写真①)を入手しました。

「だったら、最初っから買えば良かったじゃん...」(笑)

ちなみに今回の40周年記念リマスター盤は、全てゲイリー・ブルッカーご自身による監修です。だから今までのリリースでは収録されなかった

「超蔵出し音源っ!!」

が満載なワケですが、この点に関しては後述します。

まず、一番気になる

「オリジナル・マスターからのリマスター」

と明記してある音質の点なんだけれども、コレが

「飛びっきりのスーパー・リマスター・サウンドっ!!」

です。思いっきりクリアなサウンドで、特にロビン・トロワーのギターとB.J.ウィルソンのドラムスが驚くほどに鮮明に聴こえます。B.J.ウィルソンのドラム・サウンドに関しては、従来盤が他の楽器のサウンドに埋もれがちだったのが、

「全アルバムでこんなにも素晴らしいプレイをしていたのか!!」

と再発見させられることしきりでした。だからプロコル・サウンドをさらに研究したい向きのヒトにも、格好のリリースだと思います。

20090823_3ただこんだけ音が良いと、既存のK2HDマスタリング盤との棲み分けが困るんデスが...(笑)あくまで

「アナログ的な暖かさ」

で軍配のK2HD盤ですかネ...。さらに、今回のリリース、ジャケットが全部紙で出来ています。と、言った意味では「ペーパー・スリーヴ」なんですが、どーも欧米人にはCDジャケットを紙で作っても、

「レコードのジャケット仕様を忠実に再現するといった発想は皆無」(笑)

なよ~でして...だからともべ的にわ、

「コレわ”紙ジャケ”とは呼ばないっ!!」

なのです。この点でも、レコード・ジャケットの仕様を忠実に再現したビクターのK2HD紙ジャケに、一定のアドバンテージがありそーですよネ。

「よーわ、両方持ってなきゃいけなのよ~ん。」(笑)

ちなみに今回のリリースの中で、一番画期的だと思われるのわ、デビュー・アルバムの「プロコル・ハルム」だと思います。

ジャケットがピンク色なので一瞬ギョッ!!(笑)

としますが...コレはイタリア・オリジナル盤のジャケットを忠実に再現したモノです。タイトルが「プロコル・ハルム」となっているよーに、「青い影」を追加収録する以前の「ホンモノのオリジナル盤」を再現してあります。

さらに驚きなのが、このオリジナル盤、1曲目の「征服者」が、過去様々な形でリリースされてきたプロコルの1stとは、

「完全な別バージョン!!」

な点です。ボーカルに深くかかったリバーブなど、全体的な印象もカナーリ異なることながら、例のマシュー・フィッシャーによるオルガン・ソロが、あの有名な

「3連符の連打っ!!」

とは全く違ったプレイをしています。さらに興味深いのは、前述のイタリア・オリジナル盤では「グッド・キャプテン・クラック」も収録対象から外されていて、替わりに2ndシングルの「ハンバーグ」のステレオ・バージョンと、「シャイン・オン・ブライトリー」のイタリア語バージョンである「イル・トゥオ・ディアマンテ」が収録されていたことです。この2曲、1stアルバムのリリース時点で、すでにレコーディングされていたんですね~...。

20090823_4...と、いったよーな当時のネタが、添付のブックレットに満載なのです。(もちろん英文ですが...)プロコル・ハルムを再研究するには、格好の資料だと思います。また。上記ブックレットとジャケット・インナーにも、

貴重なフォトが満載っ!!(写真③~⑤)

ゲイリー・ブルッカーが今回のリリースにかける、気合のホドが判りますネ。

...で、いよいよいってみましょー!!みんなの一番の関心事、ボーナス・トラック!!7枚のアルバム全体的には、それぞれのレコーディング時のアウト・テイクと、シングル・バージョン、それにボーカル・パートを抜いたバッキング・トラックなどか収録されています。その中には過去にCD化されたものも今回初CD化のものも混在していますが、そのどれもがアルバム本編と同じくらいに高音質で収録されています。

過去の音源を持っているヒトも必携っ!!

と言えそーですネ。

20090823_5そんな中で、特にボートラ的にオイシイと思われるのは、いずれもオフィシャルには未発表のライヴ音源を収録した「ソルティー・ドッグ」「ライヴ・イン・コンサート」の2枚です。

「ソルティー・ドッグ」には、「ゴーイング・スロー・ダウン」「ジュシー・ジョン・ピンク」「十字架と死」「スキップ・ソフトリー」の4曲のライヴ音源が収録されています。出所を確認したところ、過去プートでは何回もCD化されている、1969年4月のフィルモア・ウェストからの音源であるコトが判明しました。ただ一番重要な点は、過去最も音質が良いとされている同公演のブートCDよりも、

比較にならないくらいのスーパー・サウンド!!

で収録されている点です。でも、こーんな音源が残っているのなら...

「オフィシャルで完全収録盤を出しなさいっ!!」(笑)

さらに、もっとオドロキなのわ、「ライヴ・イン・コンサート」に、同公演のリハーサル・テープから「シンプル・シスター」「シャイン・オン・ブライトリー」の2曲がオーケストラとの競演で収録されているコトです。この2曲が同公演でアルバム未収録ながら演奏されたコトは資料から明らかだったのですが、よもや聴くコトができるとわ...リハーサルの録音なので、音はカナーリ粗いながら、

「もー、涙がウルウル...」(泣;)

もしこれで「アルビノーニのアダージョ」の音源が見付かれば、40年を経てカナダでの同コンサートの全貌か解明されるコトになりますネ!!

...ってなワケで、プロコル・ハルムの40周年リマスター盤、今後、残りの3枚「幻想」「プロコルズ・ナインス」「輪廻」もリリースされることわ、確実でしょー!!...で、ともべの一番のお願いわ、

「輪廻」には、「小さな虫と無言の樹の物語」のオリジナル・ミックス版を収録してほしー!!(おねがい...)

なのデスね。

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2009年4月 5日 (日)

ウェットン&ダウンズのニュー・アルバム!!

20090405_1 先週わ会社の仕事が超多忙で、日記が一週間空いちまっただ...すんませ~ん。写真わ先般リリースされた、ジョン・ウェットン&ジェフリー・ダウンズのニュー・アルバム「アイコン3」。昨今のともべの、ケッコウお気に入りなアルバムです。

そもそもが、たまたま立ち寄った立川のHMVで見付けて、

「まあ、一応話題作みたいだし、買ってみるかぁ~...」

みたいなカンジだった。ハッキリ言って「アイコン」プロジェクトに関してわ、1stも2ndもなーんか中途半端で、あんま気に入ってなかったので、この3rdに関してもゼーンゼン期待していなかったとゆーのが、ホンネ(笑)。

とっころが、家でじっくり聴いてみたら、

これがエッライ良かったっ!!

もー再結成エイジアのニュー・アルバム「フェニックス」なんぞより、はるかに良い!!アルバム全体を通して、ブリティッシュ・ロックの王道をストレート直球でまっしぐらに貫いているやうな作風。

う~ん、参りましたっ!!(笑)

20090405_2...で、なぜこのアルバムがこんなに良いのか??をちょっくら考えてみた。メンツはウェットン&ダウンズの他に、ギターにおなじみのデイヴ・キルミンスター、ドラムスにピート・ライリー。この2人が安定感のある、ヒジョーに良いシゴトをしています。よーわ再結成エイジアのよーに、スティーヴ・ハウカール・パーマーとゆー

「2大不安定要素」(笑)

がいないワケで、アンサンブルもガッシリとまとまっていぶし銀のようです。この「演奏面での良さ」がまず1点。

さらに、取り上げている楽曲が極めてシンプルで、ストレートにインパクトが伝わってくる点が挙げられます。基本的に「アイコン」ってゆープロジェクトわ、ジョン・ウェットンのソロの発展形だと考えているんだけれども、エイジアのやうに楽曲が装飾的にチャラチャラしていない。ポップな「甘さ」もグッと控えめで、

「シンプルな大人のロック」

ってーなカンジがする。ジョン・ウェットンとゆー稀有な才能を、これまた優秀なサイド・マンであるジェフリー・ダウンズが全面的にプロデュースしているカンジ。やはりこれわ

「再結成エイジアの中では、消化できなかった何か??」

があるのでしょー。ブリティッシュ・ロックの原点に還るやうで、非常な懐かしささえ覚える秀作です。

次に重要なポイントとして、今回の「アイコン・プロジェクト」には、ヒュー・マクドウェルなるチェロ奏者が正式メンバーとして参画しています。バンド・メンバーにチェロ奏者がいるとゆーコト自体が非常にユニークながら、アルバム全編に渡って彼が弾くチェロのラインが、1つの有効なポイントとなっています。特にバラード系の曲では叙情的な美しさを盛り立てると同時に、曲に品格とある種の「重み、説得力」を与えています。この点も正に

「王道な大人のロックっ!!」

でポイント1点!!

20090405_3さらにCDのクレジットを見ると、

アンディー・ジャクソン:チューブ・マスタリング

って書いてある。コレ、もしかして真空管のコンプレッサーでマスタリングしたってコト??CD全体のサウンドとして、最近のデジタル・プロセッサーのみ一辺倒のやったらエッジの立った冷たいサウンドでわなくて、温かみのあるまろやかなサウンドをしています。この点も、「古き良きロックへの回帰」とゆー意味では、二重丸っ!!アルバム全体の印象を、非常に良いほうに決定付けています。

...ってなワケで、この2月には来日公演もあった「アイコン」。(行かなかったんだケドね...)なんでもビルボード・ライヴ東京で行われたライヴでは、意外にもアイコンのナンバーよりはクリムゾンUK、さらにエイジアのナンバーが多かったとのこと。でもこのメンツの演奏だったら...

観に行けばよかったなぁ~...。

でもこの「アイコン」のニュー・アルバムわ、エイジアの「フェニックス」でコケたヒトにも(笑)、超、超、オススメなのデス。

追加情報

UKZの来日公演のチケットをGETしましたっ!!ともべわ6月8日(月)の九段会館ホールの公演を観に行きます。チケット発売開始直後、

「秒殺っ!!」(笑)

で取ったので、1階席の割と良い(多分...)席をGETするコトができました。コレでエディー・ジョブソンを生で観れるぞっと!!知っているヒト、会場で見かけたら声をかけてねっ!!

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2009年3月21日 (土)

プロコル・ハルムの最新ライヴCD&DVD!!

20090321_1 写真①わ、プロコル・ハルムの最新ライヴCD、「プロコル・ハルム・イン・コンサート」です。この3月初旬にリリースになった。出来立てのホヤホヤ。プロコル・ハルムぐらいになってくるとビミョーにマニアックで、CDショップの店頭なんかにわ並ばないから、HMVのサイトでお取り寄せした1枚です。

収録内容わ、2006年8月20日のデンマークでの屋外コンサートの模様を、ダイジェストで10曲収録してあります。このコンサート、デンマークにあるお城で行われて、バンドのバックにデンマーク国際コンサート・オーケストラ合唱団が付いた、とっても豪華なライヴです。正に1971年の

「ライヴ・イン・コンサート・ウィズ・エドモントン・シンフォニー・オーケストラ」の再現盤っ!!

といった趣きですネ。

20090321_2曲目的には「グランド・ホテル」に始まって「ハンバーグ」「ソルティー・ドッグ」「青い影」などの代表的な曲が収録されています。あと珍しいトコロでは「輪廻」の1曲目「サムシング・マジック」が大々的なオーケストレーションとともに収録されている点で、ライヴでオケ込みの演奏は、おそらく今回が初出なのでわないでしょーか??非常にダイナミックな「名演」です。

さらに、未発表曲として「イントゥ・ザ・フラッド」や、ゲイリー・ブルッカーのソロ・アルバム「リード・ミー・トゥ・ザ・ウォーター」からアルバム・ラストを飾る「シンパシー・フォー・ザ・ヘッド・オヴ・ヒーリング」が収録されている点も、ナカナカ珍しくて見逃せません。ちなみにゲイリーのソロ曲である「シンパシー~」は、原曲ではフィル・コリンズがドラムを叩いていてエラくカッコ良かったのデスが、現ドラムのマーク・ブルゼズィキーの力量ではそのヘンがやっぱ再現しきれなかったカンジわします。ちょっと残念...。

20090321_3...で、写真③わ同一ライヴの映像が収録されているDVD、「ダニッシュ・キャッスル・マジック」です。上記CDのほーわオフィシャルだったのですが、こっちのDVDわブートです。もともとがテレビ放送が目的で企画されたイベントらしく、DVDの映像も放送ソースなので、画質もオフィシャル級にキレイです。ただ残念なのは収録曲目、曲順ともにCDと同一ながら、DVDのほーわ1曲目「グランド・ホテル」の冒頭部分が割愛されてしまっています。

音質的にはCDに軍配が上がるながら、このコンサートはDVDの映像を観るとより一層感動的っ!!です。全体的に曇り空の屋外コンサートながら、「ハンバーグ」「青い影」になると不意にもステージに美しい日差しが差し込んでくる。叙情的な音楽と相まって、正に

「神様が演出したよう」

な神々しい光景です。

20090321_4全体的にアレンジメントはオーケストラも合唱団もタップリっ!!ちょっと過剰なぐらい、悪く言えば「大げさな」アレンジです。(もち、ともべ的にはこの大仰さが

正に「ツボ」(笑)

なのですが...)特に「ハンバーグ」と「青い影」は大胆にアレンジが変更されていて、従来ハモンド・オルガンがベースだったトコロが、オーケストラ中心のアレンジメントに置き換えられています。

さらに新任オルガン・プレーヤー、ジェセフ・フィリップスのプレイなんですが、前にこのブログで

「あんまウマいプレーヤーじゃーないカモ...」

って書いたんだけれど、そんなに悪くもないコトも判りました。このヒト、以前はテレビ音楽の作曲なんかをしていたミュージシャンらしーです。ナカナカ健闘しているながらも、例の「青い影」なんかのオルガンの音色となると、

やっぱ前任のマシュー・フッシャーの音は真似できないんだなぁ~

と感じてしまいますネ。ビミョーに音の印象が違います。

20090321_5あと、このCDもDVDもダイジェストの10曲収録なんですが、実際にコンサートで演奏されたのわ15曲です。未収録曲の中には「シンプル・シスター」「バタフライ・ボーイズ」「捕鯨物語」なんかが含まれていました。特にアンコールの1曲目に演奏された「捕鯨物語」だけは

ぜひ収録して欲しかったっ!!

まだまだ収録時間に余裕があるだけに、とっても残念です。

このコンサートを聴いてつくづく思ったのわ、やっぱプロコル・ハルムってつまるトコロは

「ゲイリー・ブルッカーのボーカルありき」

なんだなぁ~ってコト。もう相当なご高齢ながら、昔と変らないソウルフルで張りのあるボーカルを聴かせてくれるゲイリーの存在感こそが、

「プロコル・ハルムの全て」

である点を痛感致しました。

あと1点、CDの「青い影」のクレジットが

「ブルッカー/リード/フィッシャー」

になっていました。コレ、初めてのことじゃーないかなぁ~??例の「青い影」の著作権を巡る裁判でフィッシャーが勝訴して、ようやく公にコピー・ライトが認められたとゆーコトですね。

追加情報

20090321_6昨年の11月にサイバー・ギャラクティック・オーケストラのセカンド・アルバム「コンチェルト」を発表してご好評を頂きましたが、今度はこの2ndアルバムのリリースに引きずられる形で、2003年のファースト・アルバム「シンフォニア」がチャートに上ってきました!!Music Termさんの本日3月21日付けの月間売れ筋商品で、堂々の第3位にチャート・インっ!!(写真⑥)

皆さん、どうもありがとうございますぅぅぅぅぅぅっ!!!(涙;)

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2009年3月15日 (日)

最近買った、ブートの話など...

20090315_1 写真わ、最近入手したブートCD4種。ぜーんぶ西新宿の「ライトハウス」さんと「FUZ」さんで購入しました。ブートCDも週によっては出モノが多くて...なのデス。

まず写真①は、ジェネシス「パーフェクト・モントリオール」。1980年の「デュークス・ツアー」を2枚組みで完全収録してある、放送音源の超スグレモノっ!!「デュークス・ツアー」の放送音源っていうと、10数年前にリリースされたブートCD「MUSICA」が有名なんだけれども、今回のわそれもブッ跳んじゃうよーな超高音質です!!ホント、そのままオフィシャル・リリースできちゃいそーなカンジ。ただちょっと残念なのは、演奏がやや粗いのと、「MUSICA」に比べて曲目が少ない。このツアーでは場所によっては演奏されていた、「カーペット・クロール」「ナイフ」の2曲は未収録で、その代わりツアー途中でセット・リストから外されてしまったと聞く「ミスアンダスタンディング」が収録されています。

だから

「これ買ったから、「MUSICA」は要らないかぁ~??」

ってなワケにはいかないんだけれども、とにかくトニー・バンクスのアナログ・シンセの音質まで超生々しい高音質なので、買って損はなかった1枚です。

20090315_2次に写真②わ、UK「ミッドナイト・マス」。1979年のUKの来日公演から、5月29日の中野サンプラザ公演をこれもCD2枚組みで完全収録してあります。コッチはオーディエンス録音ながら、女の子同士の会話が聞こえるところから、女性の観客のかくし録りがソースかと思われます。

この来日公演でのトリオ時代のUKって、既発のブートはほっとんどがオーディエンス録りで、音質が良くないモノが多い。外国の録音でも「パリジャン・ランデブー」なんてブートは唯一サウンド・ボードながら、バランスがあまり良くない。今回のはオーディエンス録りといえども、過去にリリースされた同日の「プレスト・ヴィヴァーチェ」なんかに比べても、確実に良い音で録音されています。音のバランスも良いし、エディ・ジョブソンのシンセもクリアで、久々にUKの来日公演音源を堪能致しました...。

20090315_3さらに写真③わ、イエス「ドラマティック・プレイ」。「ドラマ・ツアー」時代のイエスの1980年ボストン公演を、これもCD2枚組みで完全収録っ!!この「ドラマ・ツアー」の音源っていうと、例のマディソン・スクエア・ガーデンでのライヴが有名だけれども、あれは完全収録ではなかった。また、ともべの手元にある「コンプリート・ドラマタイズド・ツアー」っていうハイランド・レーベルから出ていたブートCDも、こっちは完全収録ながら音質がイマイチ...。

つまり、既発モノでは

「決め手となる1枚っ!!」

がナカナカなかったのが、この「ドラマ・ツアー」の音源なのデス。それが今回、オーディエンス録音ながらサウンド・ボードに一歩手前ぐらいの高音質で、ツアー完全収録されたのだからとってもウレシイ。個人的にこの時期のイエスのライヴって、とっても興味がある。ボーカルがトレヴァー・ホーンで、ジョン・アンダーソンとはまた違った趣きがあるのと、キーボードのジェフリー・ダウンズリック・ウェイクマンのパートを大幅にアレンジを変えて演奏しているので、シンフォニックな印象がより強い。ダメ押しはともべも学生時代にバンドで演奏していた「マシーン・メシア」の本家本元の演奏が聴けるからで、

「やっぱ、ホンモノはウマいやぁ~!!」

みたいに脱帽っ!!してしまうのデス。

20090315_4最後は写真④、ジェネシス「デフィニティヴ・ウェンブレー1975」。実わコレ、買ったワケではなくて、ライトハウスさん、FUZさんで対象CDを2枚以上買うと、

オマケで貰えるギフト商品。

ホントのコト言うと、まずこのCDが欲しくて、上記のCDを買ったとゆーのがホンネ。(まあ、上記のCDも欲しかったコトわ、欲しかったんだけれどもネ...)

で、このギフトCD,ピーター・ガブリエル時代のジェネシスの「幻惑のブロードウェイ」ツアーのライヴ音源で、おそらくジェネシスのブート音源としては大昔から最も有名だったモノ。これを近年発掘された最高の音質で収録してあります。実わこ音源、一時は輸入盤でオフィシャルでもリリースされていて、ともべすんでのトコロで買いそびれてしまっていたもの。

だからどーしても手に入れたかったノダ。(執念...)

実はこの音源には個人的にエピソードがあって、学生時代にバンド・メンバーの女の子が持っていたFM放送コピーのジャネシスのBBCライヴ、この1曲目「ウォッチャー・オヴ・ザ・スカイズ」でのフィル・コリンズのドラミングが、えらいカッコ良かった。バンド・メンバーの間でも評判だったぐらい。それから歳月を経て、そのテープの所在は知れないけれど、BBC音源で1曲目が「ウォッチャー~」だとすると、この音源に違いないと思われるノダ。...で、今になって聴き返してみると、確かにドラムはハデなんだけれども、

「超カッコいいっ!!」

...ってなワケでもない。結局、学生時代に聴いたあのテイクは何っだったのか??

「真相わ闇の中...」

なのデス。

...ってなワケで、またしても「大人買い」(笑)してしまいました、プログレのブートCD。病(やまい)わどこまでも深ぁ~く重ぉ~く...なのデス。(笑)

追加情報

とうとうあの「UKZ」の来日公演が決定しました!!東京公演は6月8日(月)の九段会館ホールと、6月11日(木)の、STB139の2回公演です!!ともべもさっそくチケットGETに走りますっ!!みんなでエディ・ジョブソンに会いましょー!!詳しくは、下記のURLで...。

http://www.andforest.com/events/UKZ2009/index.html

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2009年3月 9日 (月)

エイジアの最新ライヴCD!!

20090309_1 写真わエイジアの最新ライヴCD「ライヴ・イン・サンフランシスコ2008」。先日たまたま新宿のタワーレコードで見付けて、日本に入りたてのホヤホヤかと思ったら、HMVのサイトで調べたら2008年11月には発売になっていたのねん。エイジアの2008年「フェニックス・ツアー」のライヴ盤です。

再結成エイジアのライヴ盤っていうと、ハッキリ言って

カナーリ食傷ぎみ(笑)。

最近はエイジアだけぢゃーなくて、ジェネシスなんかもそーだけれど、

「いつの、どこどこの公演」

みたいなカンジで、ハーフ・オフィシャル的にライヴCDをバンド直販なんかでリリースしている。この再結成エイジアに関しても、ともべ何枚かは輸入盤で一部流通しているそのハーフ・オフィシャル盤を所有しています。さらにエイジアの場合にはそれを昨今...

「完全なオフィシャル盤としても乱れ打ち!!」(笑)

している。あげくのハテはエイジアのライヴばっか公演日違いでCD10枚もセットにしたボックス・セットとか...

いったい誰が買うんでしょーね??(笑)。

(...とか言って、ディスクユニオン・プログレ館の店員さんにハナシをしたら、えっらい売れているんだって...)

これがキング・クリムゾンみたいにライヴの即興性の強いバンドだと、公演日違いでCD何枚セットにされてもそれなりに楽しめるんだけれども(かの「グレート・ディシーバー」のボックス・セットみたく...)、エイジアみたいに音楽そのものに即興性がまるでなくて、なおかつハッキリ言って演奏がヘタときているんだから、公演日の違いで何を楽しむんやら...

演奏を間違えた、箇所の違いを楽しむとか...??(笑)

ってなワケで昨今食傷ぎみのエイジアのライヴ盤ではありましたが、CD2枚組みで¥2,290と、タイヘンお安かったので、ついつい買ってしまいました...昨今の円高、ドル安の影響って、こんな輸入盤CDの価格にも恩恵があるんですかねー??

20090309_2...で、カンジンのライヴCD。2008年5月5日

「こどもの日」??(笑)

サンフランシスコでのライヴを完全収録してあって、日にち的に2008年の来日公演直前とゆーコトになります。このCDの一番の目玉わ、来日公演でも1日だけあった

「ファースト・アルバム完全再現っ!!」

のセット・リストを収録してある点で、他の公演とわ演奏曲目が違うのデス。(ちなみにこの「ファースト・アルバムの完全再現」って、実わ他の公演でもファーストの曲はバラバラにでも全曲演奏していて、それをステージの後半にまとめてアルバムの収録の曲順に並べ替えただけ...ズルいぞっ!!(笑))

アルバムの音的にわ、一連のエイジアのオフィシャル・ブートの中では、比較的丁寧にミキシングがなされています。

「弱い演奏のキモ」(笑)

であったカール・パーマーのドラムスも十分に奥に引っ込ませて、ジェフリー・ダウンズのシンセ類はリヴァーブ、ディレイのエコー感がタップリで...比較的落ち着いた、まとまりの良い音作りです。(「ぜーんぶ生音」(笑)みたいな他のオフィシャル・ブート盤も、それわそれで面白かったんだけれどもネ...演奏の生々しさとか...)でも演奏の中で頻繁に出てくる、ジョン・ウェットンが踏んでいるタウラス・ペダル・ベースのバランス、コレだけわハッキリ言っていただけない。音が大きすぎて、アンサンブル全体が歪んでしまっています。

20090309_3セット・リスト的には前半に一般的なナンバーを、後半でファースト・アルバムを全曲演奏してるワケなんだけれども、この前半オープニングでエイジア・ナンバー2曲が終わったら、いきなり例のメンバー旧曲のメドレーが始まってしまう「クリムゾン・キングの宮殿」「ラジオ・スターの悲劇」「ラウンド・アバウト」「庶民のファンファーレ」のには驚いた。4曲ぜーんぶで、1曲も省略なし。方やニュー・アルバム「フェニックス」からわ2曲だけなのにね...。まあ、それでお客さんが喜ぶんだからいーんですが...1stの完全再現と合わせて、現在のエイジアがいかに

「過去の栄光でメシを喰っているか??」

を如実にカンジさせられましたネ。

演奏全体的には、2007年の来日公演の頃と比べたら、格段にウマくなっていると思います。特にカール・パーマーのドラムスは、確実に安定感を増したビートを叩き出せている。ところが...一方のスティーヴ・ハウのギターは、

トチるところ数知れず...

このヒト、本当にどーしちゃったんでしょーネ??過去の「達人」とゆーよりは

「ギター仙人」(笑)

の面影はまるでナシ。もー全編危なっかしくって、聴いちゃーいられない。現在、2009年は再結成イエスジョン・アンダーソン抜きのやつ...)でギターを弾いているハウですが、今後イエスにしてもエイジアにしても、ハウのプレイの復活がネックになっているよーな気がしてならないデス。

...てなワケで、だいぶん辛口のコトも書きましたが(ファンのヒト、すんませ~ん...)、まあまあ楽しめるライヴ盤だとわ思いまふ。でも...もーコレで再結成エイジアのライヴわ、い~やぁ~...(お腹いっぱい...(笑))

追加情報:

キャメルのDECCA時代の後期、「雨のシルエット」から「プレッシャー・ポイント」までが、2009年5月にようやく紙ジャケ・リリースになります!!しかも「ファースト・アルバム」からの全作紙ジャケ化なのですが、「スノーグース」「ムーン・マッドネス」「雨のシルエット」の3枚は、スペシャルな2枚組み仕様になる模様です。もち、みんなが大好きな「ブレスレス」「リモート・ロマンス」「ヌード」も初紙ジャケ化!!

さあー!!さっそく予約だぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!(笑)

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2009年2月14日 (土)

UKZのニュー・シングルと、巨大ステーキ...

20090214_1 今週わ日記に書くよーな大きなトピックがなかったので、小ネタを2つばかし...。

ともべの自宅から自転車で10分ぐらいの近所に、格安のステーキのお店があります。その名も「すてーき亭」。(写真①)主に西武線沿線にチェーン店展開しているお店なんだケド、今日わお天気も良かったので、ランチを食べに行ってまいりました。

注文したのわ「超ビッグ・ステーキ」。(写真②)ご覧の通り、お肉がドカーンと400グラム!!コレでお値段が約¥1,500。とってもリーズナブルで、お腹が一杯になるのデス。ちなみにこの上にわ「Wビッグ・ステーキ」なるメニューもあって、そっちわお肉

600グラム!!(笑)

さすがに挑戦したコトわないです。さらに、曜日指定で「ステーキ食べ放題コース!!」なるものもある。もち、体に悪そーなので、頼んだコトないんですが...。

20090214_2お肉大好きっ!!なともべとしてわ、とってもありがたいお店なのです。

(ちなみにココ数年の健康診断でわ、血中脂肪とコレステロールで要注意マークを喰らっている...わはは...)

さすがにウシ様のお肉お400グラム喰らうと、お腹が一杯になります。でも今日のステーキ、

「レアでねっ!!」

ってちゃーんと頼んだのに、お肉の中まで火が良く通っちゃっていた。ともべ、

「お肉は生焼けに限るっ!!」

派なので、焼肉なんか行っても半生で頂いちゃう。焼きすぎたお肉は大嫌いナノダ。

でも、まあ美味しかったケド...いいか...。(笑)

20090214_3...で、もう1コのネタが、エディ・ジョブソンの待望のニュー・バンド「UKZ」のEP「Radiation」。ちょっと先週の日記とネタ的にカブるんだけれども、ようやくジックリとヘヴィー・ローテーションで聴くことができたので、追加の情報をいくつか...。

基本、今回のUKZの立ち位置は、

1.UKの再結成であり、

2.なおかつキング・クリムゾン・ファミリーの一員である。

が結論。これからその理由を述べていきます。

まず、最新のEP「Radiation」。じっくり聴いたカンジでも、やっぱ「ヴルーム」時代のクリムゾンにクリソツ。このEP自体が、1994年にやっぱEPでデビューしたダブル・トリオ・クリムゾンの登場の仕方に酷似している。ってゆーか「ヴルーム」を最初に聴いたときの印象と、今回の「Radiation」の印象わほぼ同じ。収録されている楽曲の内容もクリムゾンそのまんまだし、ギターの音色に至ってわ、もーロバート・フリップ爺ソックリ!!ボーカルだって、なーんかエイドリアン・ブリューを意識しているみたいに聴こえる。

さらに、EPにURLが記載されていたバンドのサイトから辿っていってたどり着いた、UKZのプロモーション・ビデオのYouTubu映像。(↓)

http://www.youtube.com/watch?v=YFlnG3AKOW8

ここから「関連映像」をたどって、UKやUKZの貴重な映像が一杯見られるので、ぜひアクセスしてみて欲しい。エディ・ジョブソンが弾いているキーボードは、相変わらずシンクラヴィアの模様。あと、ギターはソロの早弾きになると、若干アラン・ホールズワースのテイストが感じられる。で、映像で見てもワカル通り、ホールズワースよろしく右手のピッキングなして、左手のフレットのみで弾きまくっています。

20090214_4...さらに、上記の映像から辿っていくと、2009年1月24日ニューヨークでの、UKZのデビュー・ライヴの模様もケッコウUPされています。ライヴでは新曲の他に「アラスカ」「イン・ザ・デッド・オヴ・ナイト」「キャリング・ノー・クロス」など、UKの代表的なナンバーはあらかた演奏された模様です。コレが

「UKZはあくまでUKの再結成」

である理由です。(ちょっと余談になりますが、新任ドラマーのマルコ・ミネマン、新EPではいいプレイをしているんだけど、UKのドラムを務めるには

「やや役不足かな??」

って思いました。まあ、前任者がビル・ブラッフォードテリー・ボジオだっただけに、仕方ないんですが...ライヴで聴く旧曲は、ちょっとドラムが弱いです)

さらにこのニューヨークでのデビュー・ライヴ、ゲストに飛び入りでトニー・レヴィンパット・マステロットまでが参加して、おそらく最後のアンコールで

「太陽と戦慄パート2!!」

が演奏されています。観客も大盛り上がりな様子。このことからも、UKZが

「現キング・クリムゾン・ファミリーの一員である」

コトが伺えます。おそらく今後は、クリムゾンとUKZがジョイント・コンサートをしたり、またお互いのメンバー間の交流から新プロジェクトが発足したりなどと、色々ありそーですネ。

...ってなワケでいま話題沸騰のUKZ、この分でいくと、年内に来日っ!!なんてコトもありそーな(...気が、とってもしてるんですが...)

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2008年11月23日 (日)

ジェネシスのボックス・セット第3弾!!

20081122_1 写真わ10月に発売が予定されていて、延期にはなったものの、先日無事にリリースされたジェネシスボックス・セット第3弾です。今回リリースになったのわ、2ndの「トレスパス」から6thの「幻惑のブロードウェイ」までのピーター・ガブリエル在籍時の5枚に、もちボーナス・ディスクが付いた6枚のセットです。

(正確にわ、うち5枚がそれぞれSACDとDVDの2枚組みで、「幻惑のブロードウェイ」のみがSACD2枚とDVD1枚の3枚組み。合計13枚組みの大作ボックス・セットなのデス。)

ちなみに輸入盤の価格帯が実勢価格で¥20,000ぐらい。来年1月にリリース予定の国内盤紙ジャケを5枚まとめて買うと¥25,000ぐらいだから、ボックス・セットのみのボーナス・ディスクが付いてくるコトも考えると、

コッチのほーが断然おトクっ!!

です。ただ今回、DVDの特典映像には全作ロング・インタビューが入っているので、国内盤に日本語字幕が入っていることを考えると、国内盤紙ジャケにも一定のメリットがあるのカモ知んないデス。あと、DVDには例によってNTSC盤とPAL盤があるので、購入の際は要注意ですヨ!!

20081122_2...で、問題の内容なんだけど、CDのほーわ例によって

音質がバツグンに良いっ!!

もー...

「これぞ決定打っ!!」

ってなカンジ。

(まあ、ともべわSACDの再生環境を持っていないので、ハイブリッドCDの2チャンネル・トラックのみ聴いているワケですが...SACDのマルチ・チャンネルはもっと素晴らしいのでしょーネ!!)

このジェネシスのボックス・セットも今回第3弾となって、いままでもこの日記でレビューを書いてきた通り、

「リマスターとあるけれど、リミックスみたいに印象が違う!!」

ってカンジだったんだけれども、どーやら最新の情報では、SACDトラックの5.1サラウンドだけぢゃーなくて、

ステレオ2チャンネル・トラックもぜーんぶリミックス!!

らしーです。だからドラムの音の立ち具合とか、既発ものとわゼンゼン違います。ただ、リミックスとは言っても従来の音楽の印象はまったく崩していないので、愛着のある曲も違和感なく楽しめる、非常に好感の持てるリミックスです。

20081122_3今回の中でも特にオススメなのは「フォックストロット」「月影の騎士」の2枚。この素晴らしい名作2枚が、極めつけの決定打的な音質で鮮やかに甦ります。あと、「幻惑のブロードウェイ」。今までこのアルバムって、CD2枚組みの大作の中に複雑な楽曲がゴチャゴチャと詰め込んであって、優れた作品であることわ判っているんだけれどもイマイチ愛着が持てなかった。それが今回鮮やかなリミックスで全体の音のメリハリも効いて、

ようやく「完成形になった」

と感じます。ここに及んで、ともべもよーやくこの作品の真の素晴らしさが判るよーになりました。

特典のボーナス・ディスクはガブリエル在籍時のアルバム未発表曲(「ハッピー・ザ・マン」など)や未発表BBC録音、さらには通称「ジャクソン・テープ」と呼ばれている初期のデモ・テイクなどが収録されています。音的には多分に荒削りな印象が強いんだけれども、驚くべきはこの「ジャクソン・テープ」です。「トレスパス」発表以前の録音ながら、すでにあちらこちらに後の代表曲の一部分、とゆーかモチーフを含んでいて、とても興味深い貴重なテイクとなっています。

20081122_4...で、今回の目玉わナンといっても、DVDの特典映像に

ピーター・ガブリエル在籍時のライヴ映像がタップリと収録されている

点です。作品的には、「フォックストロット」、「月影の騎士」、「幻惑のブロードウェイ」、それにボーナス・ディスクの「ジェネシス 1970-1975」にもライヴ映像が収録されています。これぜーんぶ観ると、

以前からブート等で出回っていた映像ネタは全て網羅しているカナ??

ってなカンジです。

まずは「フォックストロット」に収録されている1972年のベルギーでの映像。これわまだガブリエルが

例のコスプレ(笑)

を始める前のライヴで、「サルマシスの泉」なんかを演っている以前から有名な映像です。次に「月影の騎士」に収録されている1973年のイギリスでのライヴ。これが一番有名な通称「オックスフォード」っていわれている映像なんですが、完全収録ながら、画質はイマイチです。ブートDVDのほーがもうちょっと画質がいいくらい。さらに同じく「月影~」に収録されている1973年パリでの映像。ここでは有名な「キツネ頭」を見ることができます。

さらには「幻惑のブロードウェイ」に収録されている1974年パリでのライヴ。このあたりになるとガブリエルのパフォーマンスも

「もはやヤリ過ぎ」(笑)

の境地に到達していて、

そのイキっぷりと他のメンバーのイヤそーな表情とのギャップ

がカナーリ笑えます。最後にボーナス・ディスクに収録されている「ウォッチャー・オヴ・ザ・スカイズ」「ミュージカル・ボックス」の2曲。ブックレットにクレジットがないので年代や場所が判りかねるんですが、明らかに1974~1975年頃の映像です。画質はあまり良くないながら、ここでもさらなる

「コスプレのグレードアップ」(笑)

が見て取れます。今回のライヴ映像全体に、ほぼ時系列で並べられているので、

ガブリエルが加速度的に「紙一重」(笑)になっていく

様子が見て取れて、非常に興味深い内容です。

ただ今回の映像、「幻惑のブロードウェイ」時代の映像が入っていないのがちょっと残念なんですが、インタビュー映像の中なんかで一瞬出てきたりもするので、ジェネシス・サイドにはブロードウェイ時代のライヴ映像も存在していると思われます。こっちわ今後の「ライヴのボックス・セット」に収録されるコトを期待しましょー!!(「ライヴのボックス・セット」も、もちろん出ますよね???(笑))

...てなワケで、まだ買ってないヒトわ、CDショップに急げえぇぇぇぇっ!!初回限定だから、買いそびれると後からわ手に入んないよ...)

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2008年9月 7日 (日)

キース・エマーソンのニュー・アルバム!!

20080906_1 写真①わ先日リリースされたキース・エマーソンのニュー・アルバム、「キース・エマーソン・バンド・フィーチャリング・マーク・ボニーラ」。CD単体の通常盤とDVD付きの初回限定盤があって、無事に初回限定盤おGETするコトができました。最近けっこうベヴィー・ローテーションな1枚です。

内容的には、例えば「エマーソン・レイク&パウエル」とか、続く「スリー」なんかのボリ・シンセたっぷりのサウンドを期待して聴くと、かなーりハズされます。もっとバンド・アンサンブル中心のソリッドなサウンドです。エマーソンのプレイ的にも、主体はハモンド・オルガンに回帰しています。そこにアコースティック・ピアノと若干シンセみたいなカンジ。たからアルバムの印象的には、あえて誤解の恐れずに表現すれば、「タルカス」「トリロジー」に近いよーな感じを受けます。正に

エマーソンが「本流に還った」

入魂の1枚です。

20080906_2...と、ゆーのも、このアルバム、「キース・エマーソンの新バンド」という触れ込みなんだケド、実態はカナーリ違うみたい。実質はキース・エマーソンとマーク・ボニーラの2人によるユニットに、サポートでベースとドラムスが参加しているとゆー表現が近いです。さらに言えば、エマーソンの大ファンであるボニーラが、

「エマーソンにはこーゆー音楽お、もう一回演ってもらいたいっ!!」

って、全力でエマーソンを再プロデュースしたのがこの作品。だから作品の内容的にも、

「新たなエマーソンを発掘する」

よりは

「過去のエマーソンを再現する」

といった懐古趣味的な発想に近いです。だからEL&Pの初期のよーな印象になっちゃう。

もちろん、コレわコレで悪くはないです。ファンとしても

「こーゆーエマーソンが聴きたかったっ!!」

みたいなサウンドがテンコ盛りなんだから...。でもそーなると、他のメンバーの力量がちょっと気になるところ。マーク・ボニーラはボーカルもギター・プレイも力量は相当なものながら、やっぱボーカリストとしては圧倒的に

「個性・魅力に欠ける」

カンジは否めないです。ましてEL&P時代にはグレッグ・レイクみたいなカリスマ・ボーカリストがいただけに、それとの比較で聴くと、やっぱ断然見劣りしちゃいますネ~。

さらに、比較的若手を起用したリズム・セクション。ドラムスのグレッグ・ピソネット元デイヴ・リー・ロス・バンドのメンバーだったらしーんだけれども、元々ハード・ロック畑のプレイヤーであることが良く判るプレイ。つまりエマーソンの複雑な楽曲を

「基本はオーソドックスな8ビートの中で全て消化」

しようとしています。だからカール・パーマーみたいな変幻自在のプレイ(上手いヘタわ別にしてネ...(笑))で聴きなれた耳には、「プログレとして聴く」にはちょっと無理があるよーにカンジています。結論から言えば、

今回のアルバムのよーな音楽を、EL&Pのメンツで演ってくれたら良かったのに...

なーんてつい思いを持ってしまうのが、今回の作品です。(まあ、実際にグレッグ・レイクとカール・パーマーが揃っちゃったら、それわそれで「全く別の音楽が出来上がっちゃう」(笑)のも、目に見えているんだけれどもネ...)

20080906_3アルバムの収録曲は、ほぼ全体の4分の3ぐらいを、大作の組曲が占めています。この組曲がケッコウ

「前時代的なプログレ然としていて」(笑)

とっても良いです。ただ、途中に挿入されているホルスト「木星」だけにはア然としましたが...(笑)。モロ8ビートのロックにアレンジされてしまっているこの「木星」、表現は悪いケド...

「聴いているほーが思わず赤面してしまう」(笑)

よーな、

「これ、冗談でせうね??」

みたいな出来(笑)。あと、アルバムのラストには小曲が4曲収録されています。どれもいわゆる「EL&Pの小曲然とした」ナカナカの佳曲です。

さらに、初回限定盤にはボーナスでDVDが付いているんだけれども、コレがなかなか見所満載です。教会でのエマーソンのピアノ・ソロと、今回のアルバムのメイキング・ドキュメンタリー、さらにキース・エマーソン・バンドの2006年ハンガリーでのライヴ映像が4曲収録されています。やっぱ一番のキモわこのライヴの映像で、選曲的にも全曲EL&Pナンバー、「悪の経典#9」「ピアノ協奏曲第1番」「リヴィング・シン」「ビッチズ・クリスタル」の4曲の収録です。その中で一番ビックリしたのは「ピアノ協奏曲」で、従来EL&Pではピアノ・ソロかオーケストラ付きで演奏されていたこの曲を、完全に4ピースのロック・バンドで演奏しちゃっています。エマーソンの作品の中でも「純クラシック的」なのでワリと敬遠されがちなこの曲、完全なロック・アンサンブルにリ・アレンジされると、なんかエニドみたいでエラくカッコ良いです。

20080906_4あと、このDVDで驚くべきはマーク・ボニーラのギター・プレイ。ほぼ全編でエマーソンのキーボードとユニゾンを取っています。あの複雑な旋律(しかも全くギター向けのラインでわない!!)を、超高速でユニゾンを取れるのだから、やっぱこのヒトもギターの力量は並みではないです。当のエマーソンはハモンドC3をメインに、コルグ「オアシス」(先般ライヴを観たリック・ウェイクマンといい、ジェネシストニー・バンクスといい、プログレ系のキーボーディストでオアシスをメインで使用しているアーティストって、最近ホント多いですよネ~。ともべわあんな80万円もするキーボード、とっても買えまへんが...(笑))、さらにムーグモジュラー・シンセまで持ち出して、全盛期を彷彿とさせるセット・アップです。しかもこのムーグ、

「ただ飾ってある」(笑)

だけぢゃーなくて、「悪の経典#9」なんかで、

ちゃーんと音を出しているっ!!

ただこのDVDで実際の映像を見ていると、エマーソンの指の動きだけわ

「やっぱちょっと不安」。

明らかに一般的なキーボーディストの指の動きとは異なるので、見ていて違和感があります。以前(1990年代半ばぐらいだったか??)カーレースの事故で腕を負傷し、一時は完全に「引退宣言」までしてしまっていたエマーソン。手術やリハビリの甲斐あって、めでたく復帰してくれたものの、ご本人もインタビューで

「ちょっと弾き方を変えたんだ...」

と語っていた通り、事故前の指使いとわ明らかに異なります。だから従来

「かなーり突っ込みぎみだった」

プレイも、フレーズによっては

「ややモタりぎみになってしまう」

変化には、やっぱ一抹の不安を覚えますネ。

...ってなワケで、もうすぐ来日公演も迫っているキース・エマーソン・バンド。ともべわ10月16日(木)のC.C.Lemonホールでの公演を観に行きます。さらに緊急速報で、来年1月に再結成カーヴド・エアの来日公演が決定しちゃいましたっ!!(ともべ来週の土曜日は、先行発売のチケットおGETしにディスクユニオンさんに直行しますっ!!(笑))

今年もケッコウ「プログレ当たり年」なんですかねぇ~...(笑)

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2008年5月10日 (土)

エイジアのニュー・アルバム!!

20080510_1 現在来日で全国を巡業中のエイジア。このタイミングでエイジア久々の(オリジナル・メンバーとしては正に25年ぶりの!!)スタジオ録音ニュー・アルバムをレビューしてみたいと思いまふ。タイトルわ「フェニックス」。(写真①)今まで通りのお約束で「A~A」でないのが、チトさびしい...。(笑)なーんか前評判も上々で、「これぞエイジアだっ!!」なーんて歓喜の声もチラホラと聞こえてきたりとか...「ホントかしら~ん??」と半信半疑で、ニュー・アルバムを手にしたともべなのでした。

アルバムを通しで一聴した感想わ、「似て非なるもの」を聴かされた、そーんな印象。「な~んか、違わなぁ~い??」なんてカンジ。ざっくりとした印象としてわ、エイジアのニュー・アルバムとゆーよりも、ジョン・ウェットンをソロ・アルバムに近い。ちょうど同じよーな体験をした記憶が、まざまざと甦ってきました。あれわ忘れもしない1989年の、アンダーソン・ブラッフォード・ウェイクマン・ハウ(以降A.B.W.H)のアルバムのリリース。名アルバム「危機」のメンバーが集結して、当時のYESに迫るサウンドを再現っ!!みたいな触れ込みだったこのA.B.W.H、音を聴いてみたらやっぱ「似て非なるもの」だった。確かに当時のメンバーはみんな集結しているのだけれど、サウンドのコンセプトが全く違っていた。今回のエイジアも、「確かに当時のメンバーなんだけどねぇ~...」みたいなカンジ。もー違和感アリアリ(笑)。

20080510_2...で、この「違和感」の原因が何であるのか??ちょっくら考えてみたい。まず全体のサウンド・イメージ。従来エイジア・サウンドといえば、とにかく「過剰まなでにかかりまくったリヴァーブ」(笑)が何よりの特徴だったワケで、それがこのニュー・アルバムにはない。カール・パーマーのドラムスもあくまでドライな音処理で、いかにも「大ホールで演ってますっ!!(笑)」みたいな印象わ皆無。これでわエイジア・サウンドらしくは聴こえないよネ。

さらに決定的なのが、スティーヴ・ハウのギター・プレイ。イエスにしても、エイジアにしても、その全盛期のサウンドを大きく決定付けているのは、実はハウが奏でるギターのラインなのだ。ちょうどリード・ボーカルに対する対旋律的なアプローチで、「主メロが鳴っていようがいまいが、終始メロディー・ラインを取り続ける(笑)」一見アンサンブル無視のアプローチが、実わ音楽に超宇宙的な空間を与えていた。それがハウもトシを取ったのか(どーでもいいけど、このヒトいまだに菜食主義者だよ、きっと...だってガリガリだもん...肉、喰えばいーのに...(笑))、アンサンブル重視のプレイで、ボーカルが鳴っているトコロではギターが一切、切り込んで来ない。でもこの「複合旋律」がなかったら、やっぱエイジアらしくわ聴こえない。

また今回のアルバム全体に言えるのだけれど、メンバー全員、随分と自己主張が弱くなってしまったよーな気がする。今回のニュー・アルバムとの比較で例えばデビュー・アルバムを聴いてみると、前述のハウはもとより、ジェフリー・ダウンズのキーボードにしても、カール・パーマーのドラムスにしても、その自己主張ぶりがスゴイ。そんな中でなんとかアンサンブルがバランスを保っている、この「緊張感と音楽的密度の濃さ」が、「プログレ+産業ロック」の魅力だったよーに思うのデス。それが今回のニュー・アルバムでは、あくまで「全員大人なアンサンブル重視」(笑)。これがイマイチ、「ジョン・ウェットンのソロ・アルバムみたいに聴こえちゃう」理由なんだよね...。

20080510_3な~んて随分とコキ下ろしたみたいで、怒られちゃいますが...(笑)、でもアルバム全体としてわ、決して悪くはないです。特にウレシイのが、エイジア・サウンドにインストゥルメンタル重視の傾向が回帰してきたこと。「パラレル・ワールズ~ヴォーテックス~トーヤ」のメドレーでは、ナカナカ美しいインスト・パートが繰り広げられています。(予断ですが、この曲のスライド・ギターって、「原始心母」そっくりネ(笑)) そんな意味でも「古きよきプログレ回帰を狙った」感はアリアリで、オールド・ファンとしては好印象が持てますネ。あと、「アイ・ウィル・リメンバー・ユー」のような、メロディーの美しい佳歌が含まれているコトも、魅力の1つです。

さらに写真③わ、今回のニュー・アルバム発売、来日公演を記念して紙ジャケ・リリースされた、オリジナル・エイジアのライヴCD「ライヴ・イン・バッファロー」です。どっちかとゆーと、ともべ的にはコッチのほーが最近のお気に入りだったりする。1982年5月3日のニューヨーク公演を収録してあるこのCD,もともとはヴォイス・プリントからオフィシャル・ブート的に発売されていて、今回のはそのリマスター・紙ジャケ盤です。ともべわ元のヴォイス・プリント盤を所有しているのですが、ちょっと聴き比べしてみたら、ほっとんど別モノと言っていいくらい音質が良くなっています。80年代のオリジナル・エイジアはブートは多数出廻っているものの、質の高いサウンド・ボード音源はほっとんど皆無の状態なので、当時のエイジアのライヴがこれだけの高音質で聴けるこのCDわ、非常に貴重な音源資料だといえますネ。

...ってなワケで、もうすぐ東京公演も始まる今回のエイジアの来日、ともべわ行きません(笑)。(だってぇ~...セット・リストが去年と変り映えしないんだも~ん...新譜からわ2曲だけなんだよぉ~...)ちなみに5月13日(火)の東京公演は、スペシャル・メニューでデビュー・アルバムの完全再現アリとか...でもこれって、去年も演ったじゃーん!!(曲順が違うだけで...)でもなんか、またしても「満員御礼っ!!」らしい、今回のエイジアなのですネ...。

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2008年4月12日 (土)

アラン・パーソンズ・プロジェクトのリマスターCD第3弾!!

20080412_1 写真わこの3月初旬にようやくリリースされた、アラン・パーソンズ・プロジェクトのリマスターCD第3弾。今回リリースされたのは、「ピラミッド」、「運命のカード」、「ステレオトミー」の3枚です。当初の予定では去年の4月にリリース予定だったこの3枚(2007年3月24日の日記お参照...)、「やっと出てくれたっ!!」ってなカンジですネ。

ハナシを遡れば、去年の3月初旬にアルバムごとに25周年やら30周年やらの記念エディションとして「アイ・ロボット」、「アイ・イン・ザ・スカイ」、「ヴァルチャー・カルチャー」の3枚が、ボーナス・トラックも満載のリマスター盤としてリリースされました。さらにその後ファーストの「エドガー・アラン・ポーの世界」も、豪華2枚組み(オリジナル・ミックスとリミックスの2バージョンを収録)で無事にリリースされて、この「エドガー・アラン~」だけわ国内盤紙ジャケまでが追随しました。そーんな状況だったから、「全アルバム紙ジャケ化も時間の問題かっ!!」なーんてカンジだった。とっころがどっこいその後の残り6枚の発売が遅れに遅れて、一時はリリース中止の扱いだった。その後、今年に入って再度リリースの案内があって、でも今回発売された3枚も2月25日に発売の予定だったのが、当日にHMVさんからのメールで「入荷が遅れております」なんて通知が来たりした。「また今回もダメなのぁ~??」なーんて半ば諦めていたら、3月初旬にヒョッコリと送られてきたとゆーシロモノ。なーんでこんなに遅れるのかしら~ん??

20080412_2...でもまあともあれ、中止にならなくて無事にリリースされたコトを、素直に喜びたいと思います。コレで残りの「イヴ」、「アンモニア・アヴェニュー」、「ガウディ」の3枚がリマスター発売されたら、めでたくアラン・パーソンズ・プロジェクトの全アルバムがリマスターされたことになりますね。ただ残り3枚はいまだにリリースのアナウンスはありません。まあ、ココまで来たんだから時間の問題かとわ思うんですが、全作そろえばようやく国内盤紙ジャケの追随もスグ見えてくることになろーかと思いますネ。これわもー、超期待期待...。

...で、ハナシを今回リリースの3枚に戻して、何がウレシイかって、リリースの中に大ヒット作「運命のカード」が含まれているコトが、超目玉っ!!なのデス。1981年にビルボードのトップ20(トップ10だったかも??)に入る大ヒットとなった本作からのシングル曲「タイム」を聴いていたのが、丁度ともべわ大学受験の浪人生活中。当時バイト先のコンビニ深夜勤務で、店内でよくこのアルバムをかけていたっけ。(バイト先の店長が、「元プロ・ミュージシャン」のハナシの判る店長さんで、夜勤の間は好きな音楽を持ってきて店に流していいコトになっていた...)アラン・パーソンズ・プロジェクトを初めて知ったのわ、この「タイム」とそれが含まれているアルバム「運命のカード」が最初です。「タイム」を初めてF.E.N.放送で聴いたときは、こんなに美しいバラードがこの世にあるものかとまで思った。ハナシがちょっと横にそれるんだけれども、この1981年っていうと、他にもヴァンゲリスの「炎のランナー」とか、エア・サプライの一連のヒット曲とか、美しいメロディーの曲がヒット・チャートを賑わせていた年でもあった。

20080412_3で、その「運命のカード」を今回リマスター盤でじっくりと聴きなおしてみて、やっぱ「良く出来たアルバムだなぁ~...」って感心しました。ポップでキャッチーな中にもアルバム全体に一貫したストーリー性があって、特に旧レコードB面全てを使った「運命のカード・パート1」から「同・パート2」までのメドレー的な流れは、まるで映画でも見ているかのようです。ラストはもちろん、オーケストラもタップリに盛り上げてくれて、アラン・パーソンズ・プロジェクト全盛期の始まりを示す快心の出来になっています。やっぱ「名盤」わ、いいわぁ~...(笑)。

あと今回のリリースでは、「ステレオトミー」も思い出深い1枚です。オリジナルがリリースされたのが1985年の冬だったんだけれども、当時のともべわ打って変わってロクに就職活動もしない大学4年生。大晦日の日にたまたまレコード・ショップでこの輸入盤を見つけて、そのまま大学のサークル仲間と新宿で合流。西口のアルタ前で当時仲間内でわ恒例だった「大晦日ストリート・ミュージシャン」(大衆の目前で十数人でただギターかき鳴らしながら歌って新年のカウント・ダウンを祝う、今思えば超ヒンシュクな若気の至りイベント...(笑))を演って、新年が明けたら歌舞伎町の居酒屋で朝まで飲んだくれていた。で、翌朝家に帰ってさっそく聴いたのが、この「ステレオトミー」。第三者からみればどーでも良いエピソードなんだけれども、アルバムの聴き手にとってみたら、案外こんなどーでも良いコトが、アルバム全体を印象付けるイメージとして一生涯焼き付いちゃったりもするんだよね(笑)。プロコル・ハルムのゲイリー・ブルッカーもゲストで参加しているこの1枚、ともべにとっては「実わ内心、不安で一杯だった」青春時代そのものなのデス。

...とか、書きたいコトわ一杯あるのデスが、最後に1つだけ。前回までの4枚のリリースでは「~周年記念エディション」とかシールも貼ってあって、内容的にもボーナス・トラックに新たに編集された「ネイキッドなんとか」とか10分以上の大曲が入っていたりなど、カナーリ気合の入った印象でした。ところが今回の3枚、「~記念」の表示もないどころか、ボーナス・トラックもデモ・テイクやラフ・ミックス(ボーカル抜きとか...(笑))ばっかりで、魅力の上ではやや後退しています。と、ゆーか、あんま作り手の気合を感じない。(ともべわたまたまHMVのサイトで見つけたケド、一般の店舗で流通しているトコロも見たことがないし...)このあたりが、リリースが大幅に遅れた理由なのかしらん??なーんて勘繰ったりもしています。昨今のSACDリマスター全盛を横目で睨んで、もともとエンジニアのアラン・パーソンズがCDでのリマスターをやる気なくしたとか...ね。(あくまでも想像よぉ~ん。(笑))

とわいえ、残りの3枚、特に「アンモニア・アヴェニュー」と「ガウディ」は早くリマスターで聴きたいですネ。そーすれば次わ国内盤紙ジャケがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!っと、期待は膨らみますよぉ~ん。(笑)

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2008年1月20日 (日)

ムーディー・ブルースのSACD!!

20080120_1

写真わともべがだーいすきな、ムーディー・ブルースの最新SACD。「失われたコードを求めて」と「童夢」、「セブンス・ソジャーン」の3枚だけを購入しました。最近のともべのエライお気に入りなのデス。

コトの発端は、2006年末(ぐらいだったか??)に、「デイズ・オヴ・フューチャー・パスト」から「クエッション・オヴ・バランス」までがSACDの輸入盤で発売されて、ともべ興味シンシンながら、紙ジャケとダブっちゃうので購入を控えていた。ところが2007年の夏頃に、さらに追加で「童夢」と「セブンス~」が発売になって、いかんせんともべわ「童夢」だけは自分の原体験にまでさかのぼる「超名盤っ!!」なモンだから、どんなに音が良いのか??って思って購入してみました。ブツはSACDと通常CDのハイブリッド盤で、ともべいまだSACDの再生環境は持っていないモンだから、通常のCDプレーヤーでサウンドをチェックしてビックリっ!!

「音、すっごっくいいっっつっつっつー!!」

高校生時代にヘヴィー・ローテーションで聴いていた、あのアナログ・レコードの音の厚みと暖かさが甦ってくるカンジで、すっかりトリコになりました。音の空気感なんかも最高!!とにかく懐かしい、あの響きなのデス...ウルウル...(涙;)。ユニバーサルさんには悪いケド、既発の紙ジャケCDとは全く別次元の音世界。そーいわれれば、以前どっか(たぶんネットのフォーラムかなんか...)で、「ムーディー・ブルースのSACDはすごく良い音がするっ!!」って、評判を聞いたよーな気もしました。ちなみに今回のステレオ2チャンネルのバージョン(SACDの5.1サラウンド・ミックスぢゃーないほう)は、リマスター作業にかのジャスティン・ヘイワードご自身も直接関わっているのデス。イイ仕事してるネ!!ヘイちゃん!!(笑)

20080120_2...で、「童夢」がすっごく良かったので、ムーディー・ブルースの作品の中でも特に気に入っている他の2枚、「失われた~」と「セブンス~」も追加で購入しました。ちなみにともべ、ムーディーズは大好きなバンドなんだけど、初期の作品の中では「デイズ・オヴ・フューチャー・パスト」と「夢幻」、「子供たちの子供たちへ」「クエッション・オヴ・バランス」の4枚は多少評価が落ちる(...と、ゆーか、単に好き嫌いの問題なんだケドね...(笑))。「デイズ・オヴ~」はロック・バンドとオーケストラとの競演盤としてロック史上革命的な超名盤ながら、まだまだバンドとオーケストラとの融合は未完成。バンドが演奏したかと思いきやオーケストラが出てきたり...と、「交互に演ってる」ってな印象が強いデス。あと余談ながら「デイズ・オヴ~」でのオーケストラとの競演を、次作「失われた~」で初めてメロトロンを導入して置き換えました、ってぇ~通説も、聴けばワカルけど明らかに誤り。「デイズ・オヴ~」の段階から、メロトロンわバシバシ使用されています。

あと、「夢幻」、「子供たちの~」、「クエッション~」の3作は、ともべの耳にはどーも「サイケデリックな」印象が強すぎて...。たぶんこの時期って1960年代末の時代背景もあってか、ムーディーズのメンバーもガンガンにドラッグとかやっていたんだろーと思う。その影響は音楽にも十分に反映されていて、とにかく幻想的なんだけれど、同時に「たぶんに不健全な」(笑)要素も発散させていることしきり。ともべの好み的には、ムーディーズの音楽は上質で優等生的なポップとして、「ある程度健全な」路線を行っている時代の方が好きなのです。(...とわ言っても、「失われた...」なんかはモロにテーマがドラッグによるトリップだったりもしますが...(笑))

20080120_3ハナシを元に戻して、今回のムーディーズのSACD,3枚の中では「失われた~」だけが2枚組です。オリジナル・アルバムの1枚に、当時の未発表音源を収録したボーナス・ディスクが付いています。このディスクの内容がナカナカ興味深くて、別ミックスのオルタナティヴ・バージョンやら、リード・ボーカルを取っているメンバーが違う(ムーディズわ一応、グレアム・エッジ以外のメンバー全員がリード・ボーカリストなんだかんねっ!!)バージョンやらが満載!!その中でも特に興味を引くのは、当時のBBC「トップ・ギア」でのスタジオ・ライヴ演奏です。昨年発売されたムーディズの2枚組BBCライヴと収録内容はダブっているんだけれども、スタジオでのオーバー・ダビングはあることながら、基本はちゃーんと生で演奏しています。この時期の楽曲を「生でもちゃーんと演奏できていたんだなぁ~...」って、感心するコトしきりです。(当時のムーディズは「ライヴでは演奏がヘタ」なコトでも有名でしたから...(笑))

最後に今回のSACDの一番の目玉っ!!わ、「セブンス~」に収録されている「イズント・ライフ・ストレンジ」の8分以上にもわたるオリジナル・バージョンでしょう。この曲、アルバム収録では全体が3コーラスの6分バージョンなんですが、実はコレわ「短縮エディット版」だったのデス。オリジナルな原曲は2コーラス目と3コーラス目の間に、メロトロンによる超どシンフォニックっ!!なインストゥルメンタル部分が入ります。これわ今回初出の音源で、このインスト部分を込みで聴くと、例えばバークレイ・ジェームズ・ハーヴェストの「モッキンバード」みたいな印象で、「実は原曲は大ロック交響詩だったんだなぁ~...」って、驚きを隠せませんでした。たぶんコマーシャルな理由から中間部は削除されてしまったんでしょーけれども、この曲を「デイズ・オヴ~」からの流れを受け継いだオリジナル構成で聴くとゆーのも、また一興かと思いますネ。

...で、今回のムーディーズのSACD、ともべナンダカンダ言って、既発の紙ジャケ放り投げて(笑)ぜーんぶ買っちゃうだろーと思ってます。あとわ、現行CDでわ音が最悪な、「ボイジャー」以降が早くSACDで出ないかなぁ~...。

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2007年10月 8日 (月)

ジェネシスのボックス・セット第2弾!!

20071008_1 季節わ秋...で、秋といえば、ナンと言ってもジェネシスなのです(なんでだ??)。...ってなワケで、待望のジェネシスのボックス・セット第2弾がリリースされましたっ!!今回のわ、「ジェネシス」、「インヴィジブル・タッチ」、「ウィ・キャント・ダンス」、「コーリング・オール・ステーションズ」のオリジナル作品4枚に、ボーナス・ディスクが付いた5枚組。とわ言っても、それぞれがSACDとDVDの2枚組みなので、合計10枚組みの超豪華版ですっ!!ボックスの色は写真のよーに、前回のブルーに対応して今回はレッドになりました。値段わ実勢価格で2万円強ぐらいだから、すでに12月にリリースが決まっている国内盤紙ジャケが1枚5千円ぐらいなので、紙ジャケ4枚揃えるのとほぼ同じ値段。これから購入を考えるヒトわ、ちょっと迷うトコロかも知れないですネ。

...で、カンジンの内容。10月初旬にリリースされたので、ともべこの1週間わほっとんど「ジェネシス漬け(笑)」でした。ちなみに前回にもお話したけれども、ともべわSACDもDVDオーディオもいまだ再生環境を持っていない(泣)。だからもっぱらハイブリッドの通常CDトラックと、DVDの特典映像トラック(もちNTSCだよっ!!)のみを楽しみました。前回の第1弾に比べると時代がグンと新しいので、このジェネシスのように音が比較的クリアで固いリマスタリングでも、今回は特に違和感を感じなかったです。特に「ジェネシス」、「インヴィジブル・タッチ」の2枚は80年代リリースで現行のCDはものすごく音が悪いので、この2枚がとても良い音質で聴けるよーになったのは、とってもウレシイ。

20071008_2今回聴き返して改めて思ったのは、「ジェネシス」から「ウィ・キャント・ダンス」ぐらいまでのジェネシスって、プログレ・マニアとしてはリアルタイムではほっとんど良い印象がなかったんだケド(あんなのプログレぢゃないよー!!みたいな...(笑))、でも時代を経ていいサウンドになっている。これだけ極上のポップ・センスは、最近のバンドにはちょっとないです。ただ今回の4枚目の「コーリング・オール・ステーションズ」、これだけわコケましたねぇ~(笑)。今回聴き直してみても、やっぱいい印象がなかったデス。バンドから「フィル・コリンズ」とゆー、フロントマン&ボーカリスト&ドラマー&ソングライターが脱退しちゃって、後ガマにレイ・ウィルソンを迎えて明らかに「別のバンドになろうとした」んだろーと思う。で、結果的に80年代ニュー・ウェイヴに最も接近したこの作品、どー考えても従来のファンからはソッポ向かれると思う。しばらくしてバンドも自然消滅。ちゃんちゃん(笑)。

あとみんなが気になるのは、とーぜんボックス・セットのみに付いてくるボーナス・ディスクの内容だと思うんだけれども、「インヴィジヴル~」時代から「コーリング~」時代のシングルB面やアウト・テイクを収録してあります。フィル・コリンズ時代の曲が5曲に、レイ・ウィルソン時代の曲が3曲の、合計8曲です。ただどの曲も十分にオフィシャル・リリースに耐えるだけの完成度なので(アルバム未収録なのがフシギなくらい!!)、コレだけでもボックス・セットのほーを選ぶ価値は十分にあると思いますねぇ~。あと、ボーナス・ディスクのDVDのほーには、今回の映像特典の目玉である1993年のネブワースのライヴ映像が収録されています。それも「ウィ・キャント・ダンス・ツアー」の一番のキモである、「ダンス・オン・ア・ボルケーノ」から「幻惑のブロードウェイ」、「ファース・オヴ・フィフス」なんかの古い曲のメドレー部分なのだから、もーゼッタイに「買いっ!!」です。(ちなみにこの映像、どっかで観たコトあると思っていたら、当時有線TVで放映されていたのが後日ブート・ビデオ化されて、ともべそれを買って観たものでした...)

20071008_3あとボックス全体に特典映像に関して言えば、80年代MTV全盛期のプロモ映像は当然全部収録されています。「ランド・オヴ・コンフュージョン」なんかの人形を使ったプロモなんて、いま観てもケッサクっ!!(笑)。さらに「ジェネシス」には「ママ・ツアー」のリハーサルの模様が収録されていて、コレがけっこう目玉です。カメラ1点撮りで、画像はあんま良くないんだけれども、バリ・ライトをちゃーんと使ったおそらくはツアー前の「公開リハーサル」だと思います。特筆すべきは、この時点では昔の曲のメドレーが「イレブンス・アール・オヴ・マー」、「リップルス」、「スコンク」、「ファース・オヴ・フィフス」になっている点で、この時期でのこれらの曲の生演奏は、おそらく初出です。ツアー本番では例の「イン・ザ・ケージ」、「シネマショー」、「アフターグロウ」に戻されてしまったこのメドレー、「こっちのほーが良かったのにっ!!」とか、心底思いますネ!!(笑)

あと今回特典映像に関して言えば、ライヴの映像ネタがこの時期はあまりないのか、インタビューやドキュメンタリーの映像がやったら多いです。国内盤紙ジャケでこのヘンが全部日本語字幕が入っているとすれば、今回は国内盤にも一定のアドバンテージがあるのかも知れないですね。今回ボックスの第2弾が出て、遂には「ガブリエル時代のボックス」(うわぁぁぁぁぁっ!!)、さらには「ライヴのボックス」にまで突入するのだろーか??これからがスッゴイ楽しみですネ!!

ちなみに当のジェネシスは再結成されて、現在元気にツアー中。実わ先日、西新宿で最新ツアーのハーフ・オフィシャルなライヴCDを入手して来たんだけれども、「デューク」や「ロス・エンドス」なんかの懐かしいトコロもいっぱい演ってくれてます。ただ、演奏自体はさすがの貫禄ながら、フィル・コリンズのボーカルがいま1つ回復しきっていない様子...声に以前のような張りがないです。ちょっと心配...。

でもぜひ、もう一度来日公演を実現させて欲しいですよネっ!!

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2007年7月29日 (日)

ムーディー・ブルースのブートCD!!

20070729_1 写真わ先般西新宿で入手したムーディー・ブルースの2枚組みブートCD。1979年のシアトルでのライヴで、たぶん放送音源だと思われる高音質のスグレもの。最近のともべのお気に入りの1枚です。

1979年っていうと、丁度前年の1978年に8枚目のオリジナル・アルバム「オクターヴ」を発表して、その直後にキーボードのマイク・ピンターが脱退。後釜に元イエスのパトリック・モラーツが参加して、1981年に「ボイジャー」を大ヒットさせるそのハザマに、キーボードがモラーツ体制で「オクターヴ・ツアー」を行った時期のもの。この時期の音源としては今回のCDと同じ「2000GFRR」レーベルから出ている「LA MORAZ 1978」(ロス・アンジェルスでのライヴ)があるんだけれども、コンサートが完全収録ではないのと、音質的にイマイチなので、今回のシアトルでのライヴは超貴重っ!!な1枚なのデス。

20070729_2収録曲目的には、さすがこの時期だけあって、1曲目「スライド・ゾーン」から始まって、最新アルバムの「オクターヴ」から多く選曲されているのがウレシイ。(詳細な曲目は写真②を参照ネ!!)この「オクターヴ」ってアルバムって、今更ながらに聴き返してみて、1978年とゆー時代を反映してかムーディーズの全アルバム中最もAOR的な印象の濃いい作品なので、存在感的にもセールス的にもイマイチだった。だからその後のムーディーズのツアーでもセット・リスト的にもほっとんど取り上げられなくなってしまっている。「ボイジャー」以降のツアーでは、新曲プラス昔の曲は「デイズ・オヴ・フューチャー・パスト」から「セヴンス・ソジャーン」まで、とほぼ決められているので(唯一取り上げられているのは「スライド・ゾーン」ぐらい...)、この「オクターヴ」収録曲がライヴで聴けるのは、正に「この期間限定っ!!(笑)」なのデス。

20070729_3あとやっぱこのライヴでスゴいのわ、新規加入のパトリック・モラーツのキーボード。世界広しといえども、メロトロンのストリングスにフランジャーめ一杯にカマして、「スペーシー・メロトロン」にしちゃうのわ、このオッサンぐらい(笑)。もうえっらいカッコ良い。さらに従来マイク・ピンターがメロトロンのオーケストレーションを使用して、比較的オーソドックスに味付けしていた旧曲を、シンセばりばりに弾き倒して「全く別の曲みたい(笑)」にリメイクしてしまっている。この「あえて昔のアレンジにタテ付いて、ケンカ売ってるみたいな(笑)」斬新さが、とっても新鮮でカッコ良いのデス。このパトリック・モラーツのキーボード・スタイルって、シンフォニックな要素に装飾的な要素がふんだんに加味されていて、その華麗さがともべにとっては「バンド・アンサンブルの中にあってキーボード奏者(あんどシンセ奏者)の、最も理想的なスタイル」なのですネ。

あとこのブートCDを聴いて改めて思ったコトわ、かのプロコル・ハルムのゲイリー・ブルッカーがこのムーディーズをフェイヴァリットに挙げているように、やはり「音楽(ソング・ライティング)の良さ」が際立っていると感じました。非常にポップでありながら、メロディーの心や美しさを大切にした曲作りの素晴らしさは、やはり彼らが天才的な一流バンドであるコトを物語っていると思う。こーゆー「上質かつポップな音作り」を、ともべも見習わなきゃなーって、心底思います...。

ハナシわ変わるけれど、今日、オランダの名キーボード奏者、リック・ヴァン・ダー・リンデンの訃報を聞いた。先日新しいソロ・アルバムが出たばっかしなのに、ちょっとショック大きい...。トレースやエクセプションでの名演は、永遠に光り輝いている。心よりご冥福をお祈り申し上げます...。

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2007年7月 8日 (日)

エイジアの来日公演ライヴ盤!!

20070708_1 写真わ先般リリースされたエイジアの来日公演のライヴ盤。この「再結成エイジア」のライヴ盤はネット通販されているモノからコンサート会場で販売されているモノ、はてはブートまでおびただしい数のCDが出回っているんだけれども、今回のは国内盤オフィシャルであるコトもあり、またともべ自身も観に行ったコンサートの記念にもなるので、即購入しました。ちなみに初回で購入すると、特典でポスターが付いてくる(写真・下)。コレがなかなかカッコ良い。まー、貼るトコないんだケドね...(笑)。

...で、カンジンの内容なんだけでども、3月の日記でのコンサート・レビューでもちょっと書いたんだけれども、ハッキリ言って演奏わかなーりボロボロ(笑)。ちょっと笑っちゃうぐらい。そこでこの「ボロボロ感」の真犯人はいったい誰なのか??CDをよーく聴きながら改めて考えてみるコトにした。ファンのヒト、怒らないで読んでネ(笑)。

20070708_2やっぱ一番の張本人わ、ドラムのカール・パーマーであると、もー断言しちゃう。とにかくリズム・キープがまるでなっていないし、ミス・トーンも連発することしきり(笑)。特にオカズ直後の拍子の頭の入り方とか、目立つトコロでことごとくタイミングがおかしい。極端なハナシ、1曲目「タイム・アゲイン」の第1発目の打点からして遅れているのだから、ちょっとシャレにならない(笑)。特にエイジアの場合は、ギターがスティーヴ・ハウのよーな「極端にカッティングやバッキングの少ない」スタイルなモンだから、リズム面はどーしてもカール・パーマのドラムの双肩にかかってしまう。そのドラムがボロボロなのだから、やっぱアンサンブルとしてわカッコ良く聴こえないよね。

あとそのスティーヴ・ハウのギターもなぜか精彩を欠いている。コンサートではお決まりの、唯一のアコースティック・ギターのソロ曲なんかでもなーんかいまいち歯切れが悪いとゆーか、往年の元気がない。どーしちゃったんでしょーか??「自分のソロ・コーナー」でわ、最低限でもいつも元気だったハズなのに...。

...で、こーんな具合だから、前回も書きましたがイエスの「ラウンド・アバウト」なんか演っちゃーゼッタイにいけまへんっ!!(笑)この曲を聴くリスナーの耳にわ、往年のイエスの名演、つまりクリス・スクワイアとアラン・ホワイトの「鉄壁のリズム・セクション」による演奏が、もー耳にタコができるホドこびり付いている。とーぜん無意識にでもそれとの比較で今回のエイジア版ラウンド・アバウトを聴くと...もーこれ以上わ何も言えまへん(笑)。

20070708_3でもあんまコキ下ろすと怒られちゃうから(笑)、良いトコロも...。ジョン・ウェットンのボーカルは、本当に「完全復活」している。声の力強さといい、高域の伸びやかさといい、往年のエイジアと何ら変わりはない。日本語ライナーによれば、今回の復帰を期してウェットンは完全な「断酒」を敢行、一時心配されたアル中から完全に立ち直ったとのこと。ウェットン、エライっ!!

...ってなワケで、ケッコウ辛口なコトもいっぱい書きましたが(ごめんちゃい...)、でもこのエイジアのライヴ盤、最近のともべ家でわヘビー・ローテーションだったりする。なぜか??よーわ「聴き方」の問題ナノダ。このライヴ盤わ耳が演奏のアラ探しを始めると、もーキリがない。「あっ!!また間違えたっ!!」とかって、もー10秒に1回ぐらい言わなきゃなんない(笑)。でもちょっと意識を変えて「純粋に音楽を楽しむため」に聴くんだったら、ファースト・アルバムの曲わ全曲演ってくれてるコトもあるし、懐かしさも手伝ってとっても楽しめる。そー、あくまでコレわ「来日公演記念のメモリアル」なのだ。だからあんまイジワルな見方をしないで、手放しで音楽を楽しんであげて正解だと思った。

ワールド・ツアーを終えたら、この「再結成エイジア」はスタジオ録音のニュー・アルバムを制作するとのこと。(もうレコーディングに入っているのかな??)今回のライヴ盤の出来はともかくとして、1回でもフル・アルバムのスタジオ・レコーディングを経てバンドとしての一体感も増せば、まだまだ活躍は期待できると思いますね...。

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2007年6月17日 (日)

レトロなリック・ウェイクマン!!

20070616_1 写真わリック・ウェイクマンの最新作「レトロ」と、続編の「レトロ2」のCD。最近のともべのお気に入りな2枚です。去年「レトロ」が発表になって、大変に評判が良よろしかったらしく、最近続編の「レトロ2」がリリースになった。

...で、この「レトロ」シリーズ。キーボードの魔術師(死語か...)リック・ウェイクマンが昨今ブームのビンテージ・キーボードのみを使用して「大プログレ大会っ!!」(笑)で弾きまくっているとゆーシロモノです。ミニ・ムーグを始めとしてプロフェット5やコルグ・モノポリー、ハモンド・オルガンや果てはメロトロンまで大活躍で正に「アナログ・おやぢが大狂喜な!!」(笑)アルバムなのです。ちなみに1枚目は故ロバート・モーグ博士に捧げられていますが、アルバムの製作中はドクター・モーグはまだご存命中だったようなので、「結果的に追悼盤みたくなってしまった」モノらしーです。

20070616_2で、カンジンな内容のほーわ、ビンテージ・シンセのアルバムとはいってもちゃーんとバンド形式のアンサンブルで、とっても聴かせてくれます。曲調的にもあえて1970年代的な「いわゆるプログレ」を意識した作風になっていて、さらにバックをトニー・フェルナンデス(ドラムス)やアシュレイ・ホルト(ボーカル)といったいわゆる「いつものメンツ」(笑)で固めているものだから、もー悪かろうハズがありません。特に相変わらずフェルナンデスのドラミングは秀逸。このヒトが叩くウェイクマンの音楽って、ほんとスリリングでカッコ良い。「レトロ」と「レトロ2」では、続編のほーがより曲調的にバラエティーに富んでいる。ルネッサンスばりに女性ボーカルをフューチャーした曲なんかもあって、かと思うと1970年代の「ヘンリー8世と6人の妻」ばりにプログレしちゃってるインタープレイがバリバリの曲なんかもあったりして、使用機材だけぢゃーなくて音楽的にも「完全にレトロ」(笑)な2枚です。もープログレ・ファンにわぜったいにオススメっ!!

20070616_3あとシンセの音的にわ、ミニ・ムーグは若干音の線が細い気がする。ジャケット・インナーの写真にも写っているので、もしかしたら「本家ミニ・ムーグ」でわなくて復刻版の「ボイジャー」を使用しているのカモ知れないデス。あとメロトロンは音的にちょっとキレイすぎるし音程も安定し過ぎている気がする。ぜったいモノホンのメロトロンを使用したのでわなくて、「メロトロンをサンプリングしたシンセを弾いている」ものだと、これわほっとんど断言しちゃいます。もっと不安定で生々しい「もろ生メロトロン」の音を使用したほーが、マニア受けは良かったと思うぞ(笑)。

さらに、コルグのモノ・ポリーがカナーリ全面的に使用されているよーで、CDのインナーにもモノ・ポリーのパネル写真が使用されている。ともべ的にも、コレわカナーリ嬉しい。うちにはモノホンのブツがあるので、写真③をアップしておきます。思えば1980年代にウェイクマンはコルグ社(当時は京王技研工業)とアーティストとしてタイアップをしていて、コルグのシンセの広告写真にもたびたび登場していた。ライヴでももっぱらコルグのシンセが使用されていて、そーゆー経緯からかウェイクマンご自身もモノ・ポリーは大変お気に入りなご様子。当時はキース・エマーソンなんかもインタビューで「ミニ・ムーグよりモノ・ポリーにほうがいい音がする」なーんて言ってた。ともべが愛用しているシンセを、ビッグ・アーティスト達が同じように支持してくれるのって、なんかちょー嬉しい(笑)。でもこーんなご時勢だから、このモノ・ポリー、中古市場でわ上位機種のポリシックスを引き抜いて価格がハネ上がっちゃってる。やっぱ「イイもの」わ、みんなが支持するのねぇ~ん(笑)。

思えば近年のリック・ウェイクマン、ナカナカ良いトコロに目を付けたモンだと思う。1980年代以降のリックの作品って(特に1990年代は顕著)、やったら「粗製乱造」な雰囲気だけが目立っていて、アルバムの数だけわやったらと多いんだけれど、音楽的に「ほっとんど中身がナイ(笑)」状況だった。だからこの時期のリックの作品群を良く言うヒトって、あんましいないと思う。そんなトコに音的にもデジタル・シンセが多用されちゃっているものだから、「ただでさえ中身のないモノが、さらに一層安っぽく聴こえちゃう(笑)」。そのままだったら、イエスなんかへの復帰は別としても、ソロとしては先が無かったよーに思う。ところがココで一気にビンテージ・シンセに回帰して、昔の重厚な作風を取り戻せた気がする。このまま「レトロ10」(笑)ぐらいまでいけば、これから先もまだ「ソロとして一時代を築き上げる」可能性は十分にあると思うし、もしかしたら「ビンテージ・キーボードの大家」(笑)として歴史に名を残しちゃうカモしんない。

今、日本わ空前の「プログレ・ブーム」。プログ・チッタあたりでリック・ウェイクマンをソロで呼んだりしたら、ケッコウお客さん入ると思うんですけどねー...(笑)。

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2007年5月19日 (土)

ムーディー・ブルースのBBCライヴが発売になりました!!

20070519_1 えぇぇぇぇぇ~んっ!!5月末に予定されていたバンコの来日公演が、ジャコモおじさんの足のケガで10月に延期になっちゃったぁぁぁ~!!(泣)すっごく楽しみにしていたのにぃぃぃ...でもまあ、「楽しみは後に取っておくほーがよい」とかとも言うし、ここわ気を取り直して本日のお題(笑)。

待望のムーディー・ブルースのBBCライヴのCDが発売になりましたっ!!(写真)ともべの家には今日HMVのWebショップから届いた、ホヤホヤの新着ネタです(笑)。今回のライヴ盤はCD2枚組みで、1967年から1970年までに彼らがBBCに残したライヴ音源を、12種類ぐらいある元ネタ音源からコンパイルしてある。CD1に23曲、CD2に18曲も収録されているのだから、もう「盛り沢山っ!!(笑)」な内容です。ちなみにこれわもち、ブートでわない。れっきとしたBBCオフィシャル(と、ゆーかデッカのオフィシャル)。だから音質的には全く問題なし。CD2枚を通じて、非常にクリアで良好な音質です。さすがわオフィシャルっ!!あと、今回ともべが入手したのわEUプレスの輸入盤だけど、ちょっと遅れて国内盤も出るらしーです。念のため...。

20070519_2...で問題の内容なんだケド、まずわディスク1から...。BBCの有名な番組「トップ・ギア」とか、あのあたりのラジオ番組のオン・エアから、「デイズ・オヴ・フューチャー・パスト」、「失われたコードを求めて」、「夢幻」の収録曲をほぼ年代順に収録してある。いかんせんこの時期(1960年代末)のBBCのライヴ番組って、ほっとんどがスタジオ・ライヴ。とーぜん観客もいないし、さらにはスタジオでのライヴ録音の後に追加のオーバー・タビングがいっぱいほどこしてある。だからこのディスク1は全体的に、「ライヴとしての生演奏感」わ、ほっとんどないデス。どちらかとゆーと、「あんま質のよろしくない一発録りのスタジオ・テイク(笑)」の感触に近い。だからライヴとしての躍動感なんか期待して聴くと、カナーリはずされマス(笑)。でもまあ、音源としてわとっても貴重なんだケドね...。あとネタ的に珍しいところでは、アニマルズの「悲しき願い」(1970年代に、サンタ・エスメラルダのディスコ・バージョンでも大ヒットしたあれ...)を、ジャスティン・ヘイワードのボーカルで演ってます。これなんかわ初出モノで、とっても珍しい...。

20070519_3...で、気を取り直してディスク2へ。こっちの前半では主に「失われたコードを求めて」から、最後の「オム」を除いた全曲を演っているんだけれども、ちょー期待して聴いたら、コレがカナーリ怪しい(笑)。バックの演奏がオリジナルのアルバム録音そのままで、ボーカルだけがどうやら生で歌っている様子。これでわほっとんどカラオケ状態(笑)。どうやら音源ソースはテレビ番組の出演映像から音声部分のみ抜き出したモノらしーんだけれども、この頃のムーディーズのテレビ出演って、案外こんなモノが多かったのかも知んない。過去にDVDでリリースされたムーディーズの「ロスト・パフォーマンス ライヴ・イン・パリス’70」なんかも、1970年の彼らのライヴ映像を見れるかとワクワクして見たら、テレビ出演の映像で演奏はぜーんぶテープ、曲によっては一部ボーカルだけ生で歌っている「カラオケ映像(笑)」で、ひどくガッカリした記憶がある。ともべ的にわ、「こ~んな音源(映像)、オフィシャルなライヴとして出すなよなぁ~...」って、ほんとーわ言いたい。

...さらに意識不明な危篤状態に陥りつつある自分を立て直しつつ(笑)、気を取り直してディスク2の後半へ。この部分だけが唯一「BBCライヴ・イン・コンサート」からのまっとうなライヴで、演奏もぜーんぶ生演奏。観客もいてライヴの躍動感を楽しめる。ただこの部分、時期的に例のオフィシャル・ライヴ「コート・ライヴ+5」と完全にカブっているので、全曲「コート~」の曲目と重複してしまっているのがちょっと残念(「ジプシー」で始まって、「夢幻」B面の組曲が中心)。ただオフィシャルの「コート~」よりは演奏もミックスもカナーリ粗いので、「ライヴの別バージョン」として楽しむにはとっても良いカモ知れない。

...で、今回のムーディーズのBBCライヴ、かなり手厳しいコトも書きましたが(だってぇ~...音源をセレクションしたヒトが悪いんだも~ん...(笑))、まあ貴重な音源であるコトには変わりがないので、資料としては十分に楽しめる内容でしょー。ただユメユメ「1960年代末のムーディーズのライヴ・コンサートを堪能できるっ!!」なーんて期待をして聴くと.....即死できます(笑)。

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2007年4月15日 (日)

ジェネシスのボックス・セットが発売になりました!!

20070415_1 ちょっと前のネタなんですが(4月の初旬ぐらい...)、待望のジェネシスのリマスター盤ボックス・セットが発売になりましたっ!!今回リマスター再発になったのわ「トリック・オヴ・ザ・テイル」、「静寂の嵐」、「そして3人が残った」、「デューク」、「アバカブ」の計5枚。それぞれバラ売りでも入手可能ですが、5枚セットのボックスだけわさらに特典として、「エクストラ・トラックス」なるシングル発売のみのアルバム未収録曲を集めたボーナス・ディスクが付いてくる。これがちょー貴重なので、ジェネシス・ファンだったらゼッタイこっちのボックス・セットなのです。ただこのボックスは初回限定品で、なおかつこの記事わ4月初旬のネタなので、もー手に入れるのわ難しーカモしんない。プログレ専門の各CD屋さんに入荷した分もアッとゆー間に売り切れちゃったみたいだし...ごめんちゃい。

20070415_2...で、今回のリマスター盤、各アルバムがCDとDVDオーディオの2枚組みです。さらにCDのほーわ通常のCDとSACDのハイブリッドで、SACDの音声はサラウンドとステレオの2バージョンが入っている。さらにDVDオーディオのほーもDTSサラウンドとDolbyサラウンドのこれも2バージョンが入った上で、さらにボーナスの映像トラックまで入った、正に「盛りだくさんっ!!」な内容なのデス。オーディオだけでも5種類もあるんだから...。ちなみにこの5.1サラウンドの出来が大変素晴らしいとのコトなのですが、悲しいかなともべわSACDもDVDオーディオも再生環境を持ってない...(泣)。だから通常のCDと映像DVDとして楽しんでいます。ただこのヘンが今後SACDやDVDオーディオのハードを導入するキッカケになるカモとわ思っていますが...今わ手持ちの再生環境でガマンガマン...。あとDVDのほーわNTSCバージョンとPALバージョンがあって、一般にこのボックス・セットはプログレCD専門店なんかではPAL盤が多く流通していたよーですが、ともべわHMVのオンライン・ショップに事前予約しておいたお陰で、めでたくNTSC盤をGETできました。やっぱ日本の再生環境を考えたら、今後の互換性も考えてコッチのほーが良いし...。

20070415_3さらに気になるリマスターの音質のほーなんですが、正直言って最初聴いたときにはカナーリ違和感がありました。とにかく中域から高域がかなり強めで、各楽器の音像がやったらとクリヤー。悪い言い方をすれば、ちょっと聴感上やかましい。「ほほー、ジェネシスわこのテで来たのネ!!(笑)」なーんて思っちゃいました。最近のリマスター処理のハヤリ、つまり中域から高域を柔らかく仕上げて、全体的にアナログ盤のような音の厚みと耳触りの良さを出す方向性とは、明らかに異質なリマスター処理です。とにかく「各楽器をクリアーに」が基本なので、ただでさえ「音の洪水(笑)」のよーにオーバー・ダビングのパートの多いジェネシスのサウンドでは、やっぱちょっとやかましく聴こえる。特にフィル・コリンズのシンバルの音なんかわ目立っちゃってスゴイ(笑)。最初聴いたときわ、リマスターではなくてリミックスかと思っちゃいました...(笑)。それぐらい違和感があったケド、聞き込んでいくうちに「これがベストのサウンドなんだなぁ~...」って、思えるようになりました。だから慣れるまでがちょっとタイヘン(笑)。

あと特典のボーナス・ディスクや映像が素晴らしいっ!!ボーナス・ディスクのほーわ「インサイド・アウト」や「ナミナム」といった過去1回もCD化されていない音源が満載ですっ!!「ナミナム」って、最初聴いたときは「変な曲ぅ~...」とか思ったケド(笑)、今聴き返すと「これわフィル・コリンズが当時掛け持っていたブランドXの要素を、ジェネシスに持ち込んだモノだったんだっ!!」とか、新しい発見もいっぱいあります。さらに特典映像では、以前単体のVHSビデオとして発売されていて、いまだDVD化されていない「ジェネシス・イン・コンサート1976」(ビル・ブラッフォード在籍時のライヴ映像)も、「トリック・オヴ・ザ・テイル」のDVDに完全収録で入っています。あと「デューク」でわ、ブートDVDの世界ではつとに有名な1980年の「ライシアム公演」(デュークス・ツアーの頃...)も、完全収録ではないながら超クリアな高画質で収録されています。ブートDVDでもカナーリな高画質で入手可能な当公演ですが、今回のわさらにそれに輪をかけたスーパ画質で、ちょっとビックリ...。こんなクリアな画質で映像ソースあるんだったら、完全収録DVD出せよなぁ~とか(笑)。(あと「スリー・サイド・ライヴ」も、「ママ・ツアー」も、早くDVD出してネっと!!(笑))...とにかく「ちょーお得!!」なボックス・セットなのです。

ジェネシスのリマスター再発は、今後も続いて最後には全アルバムを制覇する模様です。みなさん、今後のリリースにも期待しましょー!!ただこーやって、ジェネシスのリマスター盤が発売されると、今持ってる「紙ジャケ」どーしよーかしらん??...困っちゃうんだよなぁ~...(笑)

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2007年3月24日 (土)

アラン・パーソンズ・プロジェクトのリマスター盤が発売されます!!

20070324_1 今日わホントーは3月21日に発売予定だった、エニドの紙ジャケ第2弾をネタにするつもりだった。でもフタを開けてみたら「1ヶ月発売延期になりましたぁ~!!」だって...(泣)。WHDエンターテインメントさん、発売延期ならまだ良いけれど、ゼッタイに発売中止とかにわしないでねっと!!

...で、代わりに本日のお題。ついに待ちに待った(笑)、アラン・パーソンズ・プロジェクトのリマスターCDが発売になりますっ!!3月初旬にまず第1弾として、「アイ・ロボット」、「アイ・イン・ザ・スカイ」、「ヴァルチャー・カルチャー」の3枚がすでに発売になってます。ともべは先日たまたま新宿のタワー・レコードをウロウロしていて、とりあえず大好きな写真の2枚だけをGETしました。これだからタワ・レコの品揃えは侮れない...。

今回のリリースは、先の3枚を皮切りにして、3月末、4月、5月と4回に分けて全10作品がぜーんぶリリースされます。うれしー!!しかも再発に際して特典がケッコウ多い。まずはリマスター作業に、当のアラン・パーソンズご自身が関わってるとゆーコト。手持ちの2枚を聴いたカンジでは、音の中域から高域までが豊かに響く、ふくよかで柔らかいGOODなサウンドに仕上がっています。さらに「アイ・イン・ザ・スカイ」なんかでは、この作品のウリである95人編成のオーケストラ・サウンドも、とっても存在感のある鮮やかな音で素晴らしい!!でも最近ハヤリのリマスターCDのように、めったやたらと音圧感を上げていないトコロがさらによろしーです。「さすがわアラン・パーソンズ!!」だと思いますネ。

20070324_2さらに各アルバムとも、超貴重音源満載のボーナス・トラックがタップリなのですっ!!主にアルバム収録曲の別MIXバージョンやデモ・テイクなのですが、中に1曲「ネイキッド~」と題して、アルバム全体のバッキング・トラックをリミックスして物語り仕立てに再編集した、10分以上のスペシャル・トラックが入っています。これがナカナカ興味深くてGOOD。アルバム収録曲の新たな側面を垣間見る思いです。さらに別バージョン曲も、本来完璧主義すぎてミュージシャンご自身の「顔が見えづらい」アラン・パーソンズ・プロジェクトに関して、彼らの「スタジオでの息遣い」が感じられるような内容で、新たな発見としてとっても新鮮です。エリック・ウルフーソンのボーカルがあんなにもスペーシーなのは、ボーカル自体のキャラクターだけでわなくて、その後のエフェクト処理に依存するトコロもカナーリ大きいとか...いろいろ良く判ります。エリックの生の声は、けっこうフツーなハイトーン・ファルセット・ボイスだったりする(笑)。

さらに特典として、インナーのブックレットに解説および貴重なファトがいっぱい掲載されています。(写真・下) アラン・パーソンズとエリック・ウルフーソンが並んで写真に写っているトコロとか...。アラン・パーソンズはまー昔から面が割れているから良いとして、エリック・ウルフーソンはあの名曲「タイム」の美しい名ボーカルが、実わこんな「ハゲ・オヤヂ」だったとわ(笑)...初めて見るヒトわちっとギャップが大きいと思うぞ。あと世界各国のシングルやアルバムのデフ・ジャケも満載で、もちろん日本盤のジャケットも大々的に扱われています。ケッコウ「日本びいき」なのカモしんないですネ。

...で、今年5月まで続くアラン・パーソンズ・プロジェクトのリマスター盤ラッシュ、ともべわトーゼン全作品お揃えます。でも、これだけわ断言しておきますが、全作品のリリースが完了したら、ゼッタイ国内盤紙ジャケの発売は今年中にあると思っています。そしたら買い換えよーっと。「そんなら紙ジャケまで待てば??」って言われるカモしんないけれど、大好きなアラン・パーソンズ・プロジェクトわ、ともべ一刻でも早く聴きたいノダ(病気)。

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2007年3月17日 (土)

ルネッサンスのブートCD!!

20070317_1 まずはご報告から...。先週の日記で「デジカメの調子が悪い」って書いたケド、よーく設定見てみたら「近距離撮影モード」に「スロー・フラッシュ・モード」まで入ってた(笑)。たぶん撮影している最中に間違ってヘンなボタンを押しちゃったんだと思う。上の2つをリセットしたら、またキレイに写真が撮れるよーになりました。と、ゆーワケで、最近の日記フォトの被害者の皆さん、ゴメンナサイ(笑)。でも修理に出すよーなコトにならなくて、ホントーによかったぁ~...。

...で、本日の本題。写真は昨今発売されたルネッサンスのブート2種。またまた例によって、「ブートの聖地(笑)」西新宿でGETしてきました。最近のともべのワリとヘビー・ローテーションな2枚です。どっちも2枚組みで、1枚目の「アット・ザ・ハーバー」は、1973年の「燃ゆる灰」時期のライヴが2セットと、1974年の「運命のカード」時期のライヴが1セット、それぞれCDR1枚ずつに収録されている。2枚目の「ナイト・オヴ・シェエラザード」は1976年の「シェエラザード夜話」時期のライヴを、CDR2枚に完全収録っ!!いかんぜんブートなのでところどころ音質に難がある箇所はあるものの、全体的にはほぼオフィシャル・レベルの高音質で収録されています。どうやらぜーんぶ放送音源らしい...。

20070317_2_1 ...で、カンジンの内容なんだケド、ともべ的にキモなのわ、やっぱ「アット・ザ・ハーバー」のディスク1。つまり1973年のライヴ。こーんな初期のルネッサンスのライヴは、まずは初出だと思う。だいたいルネッサンスのブート音源っていうと、「運命のカード」以降がほっとんどだからネ。で、何がいーかとゆーと、初期ならではの選曲が素晴らしい!!「レット・イット・グロウ」や「サウンド・オヴ・ザ・シー」、「港にて」なんかの叙情的な小曲で、その後のルネッサンスのセット・リストからわ完全に消え去ってしまった名曲が収録されている。この点でもカナーリ珍しい1枚。思えば「レット・イット・グロウ」って、2ndの「燃ゆる灰」の中では一番好きだったよなぁ~...。高校生の時分にレコードで繰り返し聴いた、アニー・ハズラムのハイトーン・ボイスが素晴らしい名曲です。ルネッサンスわ個人的に、こういった「さわやか系(笑)」の曲が一番好き。あとこの「アット・ザ・ハーバー」のCDで、ディスク2の1974年のライブもとっても魅力的!!なんてったってともべが一番好きな3rdの「運命のカード」から、「黒い炎」や「母なるロシア」なんかを演っているのですから。

ちなみに2枚のブートとも、演奏はオーケストラ抜きでぜーんぶバンドだけで演ってる。オフィシャルのスタジオ・レコーディングやライヴの「カーネギー・ホール・ライヴ」がオーケストラ入りであるコトを考えると、「バンドだけであのサウンドをどーやって再現しているのか??」なーんて、興味も尽きないトコロ。でもご心配なく。キーボードのジョン・タウトが、ジェネシスのトニー・バンクスばりにソリーナやシンセを使ったマルチ・キーボードで頑張ってくれてます。(なんかで聞いたウワサなので信憑性はないけれど、なんでもこの時期ジョン・タウトはトニー・バンクスにそーとーライバル意識を持っていたとか...) バンド演奏のみの「シンプルなルネッサンス」も、また素敵ですっ!!

さらに2枚目の「ナイト・オヴ・シェエラザード」に関しては、音質的にはこちらのほーがさらに上をいって良い。ただいかんせん1976年のライヴなので、収録曲がオフィシャルの「カーネギー・ホール・ライヴ」と全く同じなのがちょっと残念。たぶん時期的にカブるので、ライヴでのセット・リストはほぼ同一だったんでせう。あとディスク2に例の大作「シェエラザード夜話」が完全収録されているんだケド、コレだけわオーケストラ抜きではカナーリきつい気がする...。一部テープで、でもほとんどはジョン・タウトのシンセでオーケストラ・パートをフォローしてるんだけれども、いかんせん原曲がオーケストラたっぷりの「大盛り上がり大会っ!!(笑)」なので、キーボード奏者1人では、ちょっと無理があると思う。だから複雑な音のカラミ・厚みや盛り上がりに欠けるのが、ちょっと残念...。でもコレわコレで、当時のルネッサンスを語る上での資料としてわ、とっても貴重だと思うんだけれどもね。

ブートとはいえ久々にルネッサンスみたいなバンドを聴いていると、「あぁ...やっぱ自分はクラシカル・ロックが一番好きなんだなぁ~...」ってつくづく思う。最近普段は割とジャズ・ロック寄りのプログレを聴く機会の多いのだけれど、久々にルネッサンスを聴いて、自分が「戻るべき場所・原点に帰ってきた」よーな、深い心の安らぎを感じているともべなのです...。

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2006年12月17日 (日)

濃い~ぃキング・クリムゾン(笑)

20061217 写真は先月発売になったキング・クリムゾン究極のベスト盤「濃縮キング・クリムゾン」。発売以来、ともべ家でも結構ヘビー・ローテーションな1枚です。まずタイトルの「濃縮~」からして笑える。先日CDショップをウロウロしてたら、最近出たエアロ・スミスのベスト盤も「濃縮ナントカ(笑)」になってた。昨今のベスト盤わ「濃縮~」がハヤリなのか??(笑) ちなみにともべのわ通常盤。ホントはTシャツが付いた初回限定盤が欲しかったんだけれども、ちょっと発売日に遅れただけで立川のHMVでも「売り切れましたぁ~!!」だって(泣)。だから泣く泣く通常盤を買って帰った。でも後日新宿のディスクユニオン・プログレ館で初回盤の現物だけわチェックできた。Tシャツが白だったし、「これだったら要らないかぁ~...」とか思った。ともべ基本的に、Tシャツは黒以外わゼッタイ着ないノダ。

...で、カンジンの内容。CD2枚組で、ディスク1に1969年から1974年までの作品、つまり「クリムゾンキングの宮殿」から「レッド」までの作品が収録してある。さらにディスク2には1981年から2003年までの作品、つまり「ディシプリン」から最新作「パワー・トゥ・ビリーヴ」までの曲を収録。全編、最新のリマスターで、音質はすこぶる良い。1969年から2003年まで、かれこれ30年間の歴史を誇る(あいだにブランクはあったケド...)名バンドの全貌を概観するのには、格好の内容となっています。「クリムゾンキングの宮殿」でシンフォニックに登場して、通称「後期クリムゾン」ではジャズっぽいヘヴィー・サウンドになって、「ディシプリン・クリムゾン」ではニュー・ウェイヴに急接近し、ここ数年の「ダブル・トリオ」から「ヌーヴォ・メタル」では再びヘヴィー・メタルへと回帰していった、バンドの音楽的変遷が良く判る。ケッコウ紆余曲折が激しかったのねぇ~...とか思いつつも、それでも首尾一貫した歴史を形成しているのは、かのロバート・フリップ御大のさすがといったところですネ...。

あと個別に曲を見ていくと、特にバンド前半のどの曲も重厚長大な時期のものは、収録時間のカンケーで「短縮版」に編集されているモノがケッコウ多い。ただこの短縮編集がヒジョーに巧みに作られていて、うっかり聴いてると「どこがカットされてんだかワカんない??(笑)」ぐらいに巧妙。(だたし「スターレス」の後半ざっくりカットわ除く(笑)) とっても良くできたベスト盤だと思いまふ。さらに全般に音質が良い中で、「太陽と戦慄パート1」の音の良さがもう突出している。なんか今までにないスゴいインパクトのある印象。もしかしたらこの曲だけ「リマスター」でわなくて「リミックス」なのかもしんない...とか思っちゃうぐらい。ともべ個人的には「太陽と戦慄」とゆーアルバム自体が、オリジナルのおとなし目なミキシングがあまり好きではないので、今回の「~パート1」を聴いて「アルバム全体をこの音質で聴きたいよぉぉぉっ!!」とか思いました。

さらに今回の収録曲を元アルバムで見てみると、例によって「リザード」からわ1曲も収録されていない。ロバート・フリップ爺のこのアルバムに対する「殺人的な(笑)」低評価を今回も垣間見る思い。う~ん、確かに「リザード」はアルバム全体としてわカナーリまとまりのない印象のある作品なんだケド、「サーカス」とか「ルパート王子の目覚め」みたいな忘れがたい佳曲もあるので、ともべ個人的には1曲ぐらいは収録して欲しかった。あとバンド後半では「コンストラクション・オヴ・ライト」からも1曲も選曲されていない。こっちわともべ的にも「メタル・クリムゾン」の過渡期的作品で、後の「パワー・トゥー・ビリーヴ」に比べると完成度が今一歩な印象なので、このあたりもフリップ爺は高評価していないのカモ...。

あと、全32曲が収録されている中で、「ディシプリン期」のクリムゾンがナント9曲も入っている。もっともニュー・ウェーヴに接近していてクリムゾンの歴史の中でもカナーリ浮いているこの時期から9曲とわ、ちっと手厚すぎると思うぞ(笑)。CD2枚を通しで聴いていても、この部分だけわスッ飛ばしたりして...(笑)。ベスト盤全体の印象でも、この「ディスク2の前半」だけわ、みょーに浮いてる(笑)。そもそもが個人的に「エイドリアン・ブリューのボーカルわ嫌い!!(笑)」ってぇ~のは、クリムゾン・ファンならある程度共通する認識だと思うぞ。ただし、ブリューのボーカルがあり、ディシプリン期のクリムゾンがあったからこそ、あまたある「年寄りオールド・プログレ・バンド」の中で、クリムゾンだけが唯一「昔の名前で出ています的オールド・ウェーヴな回顧趣味バンド」とか見なされないのわ、重々判っているんだけれどもね...。でも「きらいなものわ、きらい」(笑)なのよぉ~ん。

「ユーロロック・プレス」の最新号を見てたら、ボズ・バレルの訃報が出てた。ちょっとショック大きい。思えば「レターズ」や「アイランド」は名唱であった。あれだけ「詩的」なボーカルは、ちょっとない。これでもう「21世紀の精神分裂バンド」でボズの熱唱を聴きたいなどとゆー夢も、はかなく消えた。心よりご冥福をお祈り申し上げます...。

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2006年7月30日 (日)

コレクターズ・キング・クリムゾン!!

20060729 写真は5月から延期に次ぐ延期で待たされ続けた「コレクターズ・キング・クリムゾン Vol.10」のボックス・セット。ようやくリリースされて、ともべのトコにも昨日「新宿レコード」さんから届きました。シリーズ10作目になる本作、とにかく今回は今までにないくらい充実した内容の、超パワフルなCD6枚組セットです。ちなみに値段は¥10、500円。お値段のほーも、超パワフル(笑)。収録内容は以下の通り。

・「ワルシャワ2000年6月」 パット・マステロット、トレイ・ガン体制の「メタル・クリムゾン」時代のワルシャワでのライヴ。CD2枚組。

・「ハイデルベルグ1974年3月」 ウェットン、ブラッフォード時代の後期クリムゾンのドイツでのライヴ。

・「ブライトン1971年10月」 かのメル・コリンズ、イアン・ウォーレスを胞した「アイランド・クリムゾン」時代のライヴ。CD2枚組。

・「アズベリー・パーク1974年6月」 こちらも後期クリムゾンの「伝説のアズベリー・パーク音源」の完全収録盤!!日本のみのCD化。

今回何と言っても、最も人気の高い後期クリムゾンのライブが2枚入っていることと、さらにアイランド時代のライヴがCD2枚組の完全収録(特に珍しい「Island」のライヴ・テイクが入ってる!!)なのが超ミソでしょう。

...と、まー目玉の多い今回のリリースですが、なんと言っても「超目玉!!」は最後のアズベリー・パークの完全収録盤です。なんせかの歴史的名盤「USAライヴ」の元音源なのですから。今回はまず、この盤からじっくりと聴いたのデスが、かの「USA」が「21世紀の精神異常者」以外は全部この公演から取られているコトがハッキリと判りました。さらに、「USA」はオフィシャル・リリースなのでミックスもかなりソフィスティケイトされていて大人し目なんだケド、今回には大元のマルチ・トラックからダイレクトに新規ミックスされたモノなので、演奏の荒々しさが全く違います。これわもー、感動で涙チョチョ切れモノですよー。(笑)

さらにその中でも話題は、「USA」ではカットされていた「アズベリー・パーク」のエンディング部分と、そしてっ!!そしてっ!!あぁぁぁあぁ...(コーフン覚めやらないともべ(笑))、「USA」ではフェード・アウトされてしまっていて、長年多くのファンや評論家の憶測のマトとなっていた、「イージー・マネー」のインプロヴィゼーション後半部分が遂にそのベールを脱いだのですっぅぅぅ!!(落ち着きなさいって...)

結局「イージ・マネー」は、大方の予測通り(ともべもそー思ってましたが...)、途中から別のインプロヴィゼーションに移行してしまっていて、元のテーマには戻っていないコトが明らかになったのでした。しかもこのインプロ後半部分、ジョン・ウェットンのベースがあらぬ方向に即興を誘導してしまっていて、なんかみょーな情緒を発散しています。ちょうど途中までの「神聖なる雰囲気」を全部ブチ壊してるカンジ。日本語ライナーにも書いてあったケド、結果的に「オフィシャル収録されなかったのは正解であったと確認した」コトとなりました。

でもこの「アズベリー・パーク公演」がいかに後期クリムゾンにとって「歴史的名演」であったかを、今回のリリースで再認識できたのはとっても嬉しかった。「USA」のモト音源として採用されたのも、ナットクのいくところですネ。この1枚だけでも、今回わもー大満足!!(笑)

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