2023年9月29日 (金)

新曲「哀しみのソレアード」のWeb配信を開始しました!!

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こんちわ!!

北海道ネタも尽きてきたので、今回は小ネタ。(笑)

北海道は網走の天都山(てんとざん)に、「オホーツク流氷館」なる観光施設があります。館内で、オホーツクの大自然のシミュレーションが見れたり、泳いでいるクリオネを見れたり、屋上の展望台から網走の絶景(特に、網走湖は素晴らしい...)が見れたりします。

で、網走を訪れたらぜひ行って頂きたい観光スポットなのですが、実は今回のウリは別のトコ。館内を見て回った後に1階に売店があるのですが、ここの「流氷ソフトクリーム」、絶品です。網走出身で、世界的なジェラート・コンテストで優勝したジェラート職人の監修で、ちょっと他では食べられない美味しさです。ざっくり言って、オホーツク海の塩を使った、塩キャラメル味。2018年に初めて食べたときに、あまりの美味しさに、

「3コ連続で喰って、店員さんに笑われた」(笑)

網走に行った際は、ぜひお試しあれ...。

...で、本題。

新曲「哀しみのソレアード」のカヴァー・バージョンのWeb配信を開始しました!!下のURLのページで配信しています。

http://www.sympho-rock.com/Monthly.htm

この「哀しみのソレアード」、イタリアの「ダニエル・センタクルツ・アンサンブル」なるバンド(ユニット??)が、1974年に大ヒットさせた有名曲なのですが、事前に色々調べてて、いろんなことが判りました。(ここからちょい、プログレ・オタク以外の方は、読み飛ばしてくらはいw)

この「ダニエル・センタクルツ・アンサンブル」、元々はイル・ヴォーロのキーボード奏者だったヴィンチェ・テンペラ(すでに作曲家として高名でした)が結成に関与したバンドで(バンドメンバーではなかったようなので、どのような関与だったか??ちょっと不明なのですが...)、人脈的にもイタリアン・プログレの人脈。
さらにこのヴィンチェ・テンペラ、その後にニューヨーク出身でありながらイタリアを拠点に活動していたスティーヴン・シュラックスと音楽的なパートナーシップを結び、なんとシュラックスのほとんど全曲のアレンジと指揮を担当しています。

スティーヴン・シュラックス、私の大のお気に入りのアーティストの一人なのですが、この「哀しみのソレアード」とシュラックスの「ブルー・ドルフィン」、メロディーが「Ah~...」の混声合唱で似ているのは単なる偶然ではなくて、同一人物の仕業だったのですね。
シュラックスの他のアルバムには、このような混声合唱メインの曲の他にも、イタリアン・プログレ関連のアーティストのカヴァーも一部演っているので、やはり一連、ひとつの人脈だったのでしょう。

...で、プログレ・オタク向けのお話、ここまで。(笑)

制作にあたっては、事前に「どんな風に料理するか??」考えたのですが、すでにオリジナルの「ダニエル~」のバージョンの時点で完璧なまでの完成度になってしまっているので、

「コレ、一体どーしよー??」(笑)

って、考え込んでしまった。「日本では、ポール・モーリアの演奏で大ヒットしました」なんて楽譜に書いてあったものだからYouTubeで見てみたんだけど、

「こんなん、あまりに俗っぽくって、いや」(笑)

結局、原曲を「より荘厳な印象にする」アプローチをしてみよーかと、思いました。

あと課題はこの曲、全く同じメロディーが7回繰り返される。聴き手の集中力を最後まで持続させて聴いてもらうにはどうするか??ちょっと考えました。まず最初に頭に思い浮かぶのは転調なんだけど、上述のポール・モーリアのバージョンが途中で転調していて、それだけでもう俗っぽさ全開になっちゃってる。なので、転調、ボツ。(笑)

あとはオリジナル・バージョンと同じに、1回ごとのアンサンブルのメリハリ、違いで聴かせるより他にテはないと思いました。なので、原曲にリズム・パートがある部分でも今回は思い切って削ったり、逆にハデな部分はより大袈裟に聴こえるようにしました。あと、一部だけ、混声合唱の替りにストリングスで構成するようにしています。結果的に、

「荘厳になるとゆーよりは、却ってプログレ度が増してしまった」(笑)

かもね....。w

次はクリスマス・ソングまで新曲はないです。またね...。

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2023年9月10日 (日)

新曲「アマポーラ」の、Web配信を開始しました!!

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こんちわ!!

写真は北海道、利尻島の「夕日ヶ丘展望台」から見た風景。遠くに礼文島も見えます。

昨今、NHK朝ドラ「らんまん」主人公のモデル、牧野富太郎博士が最北の植物採集を行った地として脚光を浴びている利尻島です。

私個人的には、観光地としては利尻島よりも「より人の手の入っていない」礼文島の方が好きなのですが、それでも利尻島にも良い観光スポットが、いっぱいあります。その一つが、この「夕日ヶ丘展望台」です。

ちょうど、牧野博士が植物採集を行った「ペシ岬」より、少し島の北側に位置する高台です。沿道から徒歩で展望台まで登ることができますが、そこからの景観が礼文島側(上の写真)、ペシ岬側、いずれも利尻島ならではの美しさです。

ちなみに、この「夕日ヶ丘展望台」は私のやうな「いいヲヤヂ」(笑)でもなんとか登ることができますが、見た目に一番印象的な「ペシ岬」の方は、要注意です。こちらも徒歩で頂上まで登ることができますが、ハンパないキツさなので、足腰に自身のない方は、やめたほうが良いでしょう。(かく言う私も、1回だけ登って、散々な思いをして懲りました...w)

...で、本題。

新曲「アマポーラ」の、Web配信を開始しました!!下のURLのページから、配信しています。

http://www.sympho-rock.com/Monthly.htm

今回、制作に至った経緯は、大枠でWebページに書いた通りです。まだちょっと重い曲はキツいので、この曲を選びました。2008年にデヴィッド・フォスター&フレンズのライヴ・コンピレーションCDでこの曲を初めて聴いて以来、ずーっと「演りたい曲リスト」の1曲には入っていました。あと、近年の「JR大人の休日倶楽部」のCM(吉永小百合のやつ)でも、BGMがやったらと気になっていて...。

で、この曲を演ることに決まって、他のアーティストのカヴァーをサブスクで調べてみたら...まあ、あるある一杯...(笑)。キーもまちまちなら、アレンジも「なんでもアリ」w の状態。ラテン風からジャズ風、ニューエイジ風、ボーカル物風から果ては「ベンチャーズ風」(笑)まで。楽曲の著作権はすでに消滅しているので、

「もう、好きに演ってくらはいっ!!」

みたいな感じでした。ですが自分の嗜好から、一番近いと思われたナナ・ムスクーリのカヴァーを一応お手本として設定しました。(なので、キーはGメジャーです)

次は楽譜の入手。これがまた難物で、モノによってキーもアレンジもバラバラ。最初にヤマハの「ぷりんと楽譜」で入手した楽譜に至っては、ジャズ風にアレンジをしたらしく、9thや13thのテンション・コードがバシバシ出てくる。

「コレ、使えない」(笑)

結局、新宿の楽器店で目検で選んで購入したヤツ(それでさえ、キーはGメジャーではなく...)をベースに、他の楽譜から「ココは、コッチのほうが良いよね」みたいなマージ作業をして、最終的なコード譜としました。

で、実際の制作。今回、お手本が存在しない状態だったので、裏メロは自分で書きました。 (ここ、ツっ込まないでね...お願いだから...w)

あとは、今回留意したのは以下の点です。

・曲のテンポは ♪ = 80 なんですが、このテンポ設定でTR-707のドラムを打ち込むと、各方面からご指摘を頂いている通り、確実にレイテンシー(の、やうなもの...)が発生してしまいます。なので、あえて倍の ♪ = 160 で打ち込みをしました。

・曲中のテンポは、完全にCubaseのテンポ設定に任せることにしました。なのでテンポの変化は、テンポトラックの設定に依存しています。(何をいまさら、当たり前だろ...とか、言わないでね w)。なので手弾きパートのMIDI情報は、事前にエディターのスケール上でチェック&修正できるようになりました。ただし、TR-707を完全にCubaseに同期させることは不可能なので、ここは聴感上できるだけの近似値としています。

アレンジの曲想は、まあ、好き嫌いかと...ただ今回、

「できるだけ、シンプルに作りたい」

みたいな思いは、ありました。なので「いつもみたいなハデな鳴りモノ」(笑)、一切入ってまへん。w

配信ページの画像のイメージと合わせて、やはり「世の中の平和」を強く訴えかけたいと、制作しながらも思いました。

でわでわ。。。

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2023年8月 1日 (火)

新曲「雨 ~ 虹」(2023年再録音バージョン)のWeb配信を開始しました!!

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こんちわ!!

写真は北海道は道東の、霧多布(きりたっぷ)岬。ちょうど花咲線で釧路~根室へ向かう途中で下車して、海岸方面へ行くとあります。私は2011年(10年以上前だね...)に、北海道ではこれ1回きり、根室旅行をした際に、厚岸で下車してそこから路線バスに乗って、終点でレンタサイクルを借りて行ったと記憶しています。ちょっと記憶、あいまいなんですが...。

なぜ今回紹介したかとゆーと、ココ、観光スポットとしては割と「穴場」です。公共交通手段ではかなり不便なんですが、レンタカーでこのあたりを観光するのであれば、ぜひオススメしたいです。かなり手付かずの自然が残っている岬の風景が見事で、しかも観光客はそんな多くないので。

根室まで行った先にある、実質「日本本土の最東端」、納沙布(のさっぷ)岬(一方、稚内の北にあるのは「ノシャップ岬」なので、とっても紛らわしいね...(笑))なんかよりは、この霧多布岬のほうがはるかに絶景です。それに、ただ一度きり行った根室旅行の印象は、そもそも根室は「観光の町」ではないと思ったし...。

...で、本題。

新曲「雨 ~ 虹」(2023年再録音バージョン)のWeb配信を開始しました。下のURLのページで配信しています。

http://www.sympho-rock.com/Monthly.htm

実は私事ながら、この6月下旬より酷暑の影響もあって(ホント、あちーよっ!!なんとかしてっ!!w)、さすがカンレキを迎えたヲヤヂなので体調を崩し(もともと夏生まれなので、今まで夏バテなどしたことなかった...)、ちょっと身動きが取れなかった。

なので、重たい曲はカナーリしんどいので、できるだけ軽い曲を

「あくまで、リハビリも兼ねて」(笑)

やったのが、今回の作品。1990年代に制作した古い曲の、リメイクです。

で、この際、細かいコトは一切抜き。今回、留意したのは下記の4点です。

・オリジナル・バージョンの、どーしよーもなく冗長な構成を、ばっさりカットして、スッキリさせました。

・同じく、元々コードの付け方がめちゃくちゃだったので、ここも修正した(つもりなんですが...突ッこまないでね...(笑))

・2コーラス目の2つの旋律。もともとはギターが主旋律、バイオリンが対旋律のつもりで作ったのですが、今回、この2つとも主旋律の扱いで、2つのメロディーで左右の同時進行としてみました。

・あと細かいところで、効果音的なパートをできるだけ充実させました。

配信ページにも書いたんですが、もともとはクラシック・ギター界の貴公子(と、当時言われていた...)ジョン・ウィリアムス率いるロックバンド「スカイ」みたいなコトをやってみたかった、とゆーのが、発端。かなりおとなしい曲なんですが、ちょっと「詩的で感傷的な世界」みたいなものを、描いてみたかった。キーワードは、

「お天気雨に、虹」

です。

能書きはこのヘンにして、次は、また「大作」やっちゃうかもね...(笑)

でわでわ。。。

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2023年6月11日 (日)

新曲「行進曲<威風堂々>第1番」(エルガー)の、Web配信を開始しました!!

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こんちわ!!

毎回マクラにしている北海道旅行、そろそろネタが尽きてきたと...コロナ禍はもちろん、昨年10月に定年退職記念で現地滞在実質2日間の釧路旅行をした以外、ぜんぜん行けてなくて...。あぁ...北海道、行きたいよぉぉぉぉっ!!(でも、最近はクマが怖...w)

で、とりあえずは定番の富良野、ファーム富田のお花畑をアップしてみました。2019年の北海道ツアーで、札幌ー>美瑛ー>富良野の観光バスに乗ったときのもの。ちなみに9月だったので、ラベンダーはとっくに終わってます。紫色の花は「XXXXリンドウ」とかの、「なんちゃってラベンダーw」です。念のため...。

このあたりのスポットは、まあ「好き嫌い」ですね。観光バスで同乗した年配のご夫婦も、

奥様「まあっ!!キレイっっっっつ!!!」(えらく感激)

ご主人「これ、どこがそんなにイイのぉ~...???」(ほぼ、無関心)

でした。(笑)

基本的にこのへんの「優しい北海道」は、総じて女性好みかと思います。ともべ的にも、東の端(知床)や北の端(利尻、礼文)みたいに「ダイナミックな大自然」が満喫できる秘境的なスポットのほうが圧倒的に好きです。まあ、くどいようですが「好き嫌い」なんですが...。

...で、本題。約3か月ぶりに、新曲のWeb配信を開始しました。新曲は、英国を代表する大作曲家、サー・エドワード・エルガーさまの超有名な

「行進曲 <威風堂々> 第1番」

です。下のURLのWebサイトで配信しています。

http://www.sympho-rock.com/Monthly.htm

実はこの3月に「G線上のアリア」のリメイクを終えて、次回作も一応は決まっていたんだけれど、

「どーしても、気が乗らず...」(笑)

で、何か他、ないかなぁー??ってCDラックをガサガサやっていて、

「あ!!この曲があったか!!」

ってなワケで、急遽、方向転換した次第。(ボツにした当初の予定曲は、今後やるので、まだナイショ...w)

まあこの曲、ずーっと昔から「ぜったいに避けて通れない曲」ではあったんだけれど、いかんせんハードルが高すぎて...。でもここ2曲ぐらい、オーケストラのスコアから音楽を作ることを経験していたので、難易度高いながら、「そろそろ潮時かな??」って思いました。

あと、この曲の中間部、第2主題のトリオの部分はロックやポピュラーによく編曲されるんだけれど、第1主題の含めたフル・バージョンでのロック化なんてそもそも聴いたコトがなくって、

「だったら、やっちまえーっ!!」

と思ったのでした。

で、まずはオリジナル演奏のCDを3バージョンぐらい買って比較、お手本を決めました。結果的に、ショルティ指揮、ロンドンフィルの演奏を採用しました。(個人的には、バーンスタイン指揮、BBC交響楽団の演奏が圧倒的に素晴らしいと思ったのだけれど、コレ、感情的な起伏が激しすぎて、お手本には不向きだと思いました)

次に、オーケストラのポケット・スコアを購入しました。うわっ!!譜面、細かっ!!このままでは読めないので、見開きをA3に拡大コピーして、さらにそれを中央から半分の切ったヤツをさらにA3に拡大コピーして、ようやく判読可能なスコアとなりました。でも...

「こんな、五線譜が30段もありやがるスコア使って、一体ナニをする???」(笑)

ってなカンジで、途方に暮れた。全体プリプロを作成してから、本チャン・レコーディングをいちから録りなおすのは、手間がかかりすぎて、あまりにも非現実的。考えあぐねた結論は、

「本チャンのレコーディングを実施しながら、同じ環境でプリプロ(モドキ)も同時に実施する」(笑)

とゆー、今までにないやり方をすることにしました。本チャン用のCubaseプロジェクトにダミーのソフト・シンセを1インスタンス立ち上げて、そこに1パートずつ、あらましの音色設定とパートの入力を行いました。パートの調整を実施した結果、全体聴感上でOKであれば、ソフト・シンセのMIDI演奏情報を別のMIDIトラックに丸コピーして、それでモノホンのアナログ・シンセを演奏、オーディオ録音しました。これを、1パートずつ、ほぼ全部。w

ちなみに本チャンのCubaseプロジェクトは、1プロジェクトではPC負荷が高すぎてとうてい無理なので、第1主題と再現部、第2主題の中間部、第2主題の再現部、の3プロジェクトに分けました。それぞれ別々にオーディオ・ミックスダウンをして、出来上がったWAVファイル4つをWaveLabで1つに繋ぎ合わせました。

「こんだけ手間がかかったので、3か月もかかりやがっただよーっ!!」(笑)

ちなみにオーケストラの元スコアからは、厳密に全部のパートは音を採っていません。聴感上、必要だと思われた最低限のパートだけです。オーケストラをまんまシンセに置き換えてもあんま意味ないし、そもそも、「どーやって、ロック化するか??」が主眼だったので。第2主題のトリオに至っては、ネット上で拾った、「この曲のコード進行を採ってみた」記事のコード進行も、まんま使わせてもらっています。

あと、上述したショルティ、ロンドンフィルの演奏でもテンポはもっと速いのですが、今回、まず第1主題の部分でドラムスがバタバタと手数が多いので、オリジナルの速度だとワケが判らなくなる。なので少しテンポを落としました。そのバランスでトリオ部分のテンポも決めたので、こちらも比較的ゆっくりになっています。さらに、このトリオ部分、タメ過ぎの明らかな「感情過多」は、

「許せ。」w

あと蛇足ながら、この曲の第1主題、実はえっらいトリッキーです。全体キーはDメジャースケールながら、なぜか??冒頭だけD#メジャースケールで始まってる。しかも開始音が、小節4拍目からの弱起。もーワケが判らなかったので、オーケストラ演奏の半速データを作成して、スコアと睨めっこしながら何とかリズムを把握した次第。ふぅ~...しんど。w

ってなワケでこの曲、色々言い出すとキリがないので、まあ聴いてやってくださいまし...。

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2023年3月12日 (日)

新曲「G線上のアリア」(2023年再録音バージョン)のWeb配信を開始しました!!

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こんちわ!!

今回の北海道フォトは、ちっと笑えるヤツを...。

写真は前にもご紹介した、北海道は網走にある「博物館 網走監獄」の内部風景。ここでは、囚人の人形を使って当時の監獄の様子を忠実に再現してあります。モノによっては、ちょっとグロでコワかったりもするんですが...。(笑)

で、写真は独房の中を囚人とともに再現したもの。見ての通り、独房はとっても狭いです。いずれ、ともべもこのよーな姿に...w

(「十分に資格、あるだろっ!!」とか、言わないよーに...(笑))

ちなみに食堂では、当時の「囚人食」なるものが、定食として食べられるみたいです。(ともべはまだ、未食なんですが...)

...で、マクラ短いですが、本題。

新曲「G線上のアリア」(2023年再録音バージョン)の、Web配信を開始しました。下記のURLのページから配信しています。

http://www.sympho-rock.com/Monthly.htm

配信ページにも書いたんですが、昔配信していたのは2014年に「生まれて初めてCubaseを使ってみた」お試し録音の産物で、エレクトーン用にアレンジされた楽譜から、テキトーにメロディーとコードを重ねただけのシロモノでした。

「あ、Cubase、ケッコウ使えるじゃん!!」

とか、その時は思ったんだケド、それそのまんま、配信しちゃーいけません(笑)。なんてったって我が最愛の、プロコルハルムの「青い影」の原曲になった曲です。もっとちゃーんと作り直したかった...。

で、今回は「G線上のアリア」の原曲になった、バッハの「管弦楽組曲第3番ニ長調 第2曲 エール」のスコアに「一応は忠実に」作ってみました。「一応は」ってゆーのは、遊んじゃってブチ壊しちゃった部分、やったらあるので...w。

なので、「G線上のアリア」だと、バイオリンのG線のみを使って演奏する関係上、キーはCメジャーに移調されていますが、今回はバッハの原曲に忠実に、Dメジャーでいくことにしました。

(プリプロ作ったとき、Cubaseでトランスポーズして両方のキーで聴き比べしてみたんだよね。やっぱバイオリン・ソロでないならば、Dメジャーのほうがしっくりくると思いました)

あと、とーぜん、「青い影」の原曲なので、「それ風のハモンド・オルガン」も、どうしても欲しかった。なので1コーラスだけ入れてみました。

あとは今回、特に特筆すべきトピックは、ないです。中間部のシンセ・リードは、KORGのMONO/POLYを使用しました。(さっすがに40年前のアナログシンセは、制御がタイヘンで...MIDIがぶっ壊れているので、KORGのSQ-1を使用して、MIDI信号をCVとGATEに変換してコントロールしたんだけど、それでもえっらい不安定で...泣いた;)

サウンド・エフェクト部分は、これも最近ではともべの定番、Erica Synths Syntrxの、リングモジュレーターと、ノイズをベースに加工しました。

(興味のある方、Erica Synths Syntrx Ⅱ って改良モデル、今度出るらしーよ。ワリとオススメだよ...)

あとは最後に、どーせ言われるんだから自分で先に言っちゃうんだけれど、

「やっぱ、ともべ、結局は元に戻っちゃったのねん」 w

お願い、皆さん、どーかイジメないでね...(笑)

でわでわ。。。

 

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2023年2月12日 (日)

新曲「永遠(とわ)~ グラウンド・ビート・バージョン」のWeb配信を開始しました!!

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こんちわ!!

写真は今回、割と新しめなヤツが欲しかったので、昨年10月初旬に釧路旅行をしたときに初めて乗った「釧路湿原ノロッコ号」。

ともべ、10年以上毎年北海道旅行をしていて、実はノロッコ号に乗るのは初めてだった。釧網本線の短い区間、釧路と糠平の間を往復するんだけど、だいたいこの路線は釧路から知床斜里までいつも乗っちゃうので、あまりノロッコ号には乗る必然性は感じていなかったんだよね。

ただ、昨年の釧路旅行は実質釧路滞在2日間の超ショートで、他に話のネタもないので、乗ってみました。まあ、釧路観光の一部として乗るには、悪くないと思います。座席が窓側に向いた観光専用の車両だし、見どころの風景(お天気さえ良ければ、釧路湿原がけっこうイイ眺めです)では列車をスローダウンしたり、止まってもしてくれます。さらに、車内放送でテープじゃーないリアルな観光ガイドの音声が流れるので、なかなか旅情緒があります。ただ、何回もリピーターになりたいとは、あんま思わないケドね...あと、シーズンの指定席は混むので予約必須です。注意してね。

...で、本題。新曲「永遠(とわ)ー グラウンド・ビート・バージョン」のWeb配信を開始しました。下のURLのリンク先ページで配信しています。

http://www.sympho-rock.com/Monthly.htm

今回、ともべの試みとしては初!!立教大学の軽音楽サークル「オーバーオール・ミュージック」時代の大先輩、山田淳史さんとのコラボ企画でございます。

で、ちょっとご紹介させて頂くと、この山田先輩、ともべが大学1年生だったときに、4年生でおられた先輩です。パートは元々ドラムスだったのが、途中からキーボードに転向されました。大学卒業後もお仕事の傍らご自身のバンド「Tide Pool」で精力的にバンド活動を継続されていて、現在まだまだ現役のミュージシャンです。どのくらいスゴいお方かとゆーと、

「パット・メセニー・グループ「ファースト・サークル」中間部の、ライル・メイズの超絶技巧ピアノソロを完コピして、ライヴで生演奏してしまう」(爆)

とゆー、もーほとんど信じられないよーな、スーパー・キーボーディストのお方でいらっしゃいます。

...で、そもそもことのキッカケは、昨年、サークルの先輩方のライヴ・イベントの打ち上げで、

「オレがベーシック・トラックを作るから、そこにともべが上モノのパートを乗っけて、コラボしよう!!」

と、山田さんに言って頂いたことが始まりです。

で、最初は山田さんにベーシック・トラックを作成して頂いて(こちらの環境はMac上のLOGIC)、このラフミックスをWAVファイルで連携して頂きました。(曲が、ともべが以前から配信していたオリジナル曲「永遠(とわ)」であったことは、山田さんのチョイスによるものです)

次に、このベーシック・トラックをともべのDAWに読み込んで(こちらの環境はWindows上のCubase)、それに合わせて8パートほど、シンセのパートを重ねました。

最終的にともべの8パートをトラックごとに分割されたWAVファイルで山田さんに連携して、山田さん側で全体の調整と最終ミックスダウンを行ったものです。

今回、お互いの環境がOSもDAWも異なっていて、「相手側の環境が良く判らない」ハードルがあったとはいえ、結果的にとても良い、面白い作品ができたと思っています。

山田さんに制作して頂いたベーシック・トラックは、いわゆる「グラウンド・ビート」(実はこの言葉、知らなかったので山田さんに教えてもらった...(笑))そこに様々なシーケンスパターン、リズムパート、パーカッション、ベース、メロディーラインなどが、音色やエフェクト、定位まで複雑に設定されて、細かく絡みこんでいます。一聴して、この凝りようだけでもまず驚異的なのですが、コード進行の見直し等も含めて、山田さんに曲全体をリアレンジして頂きました。

一方ともべが重ねたパートは、まあ「相変わらずのともべの世界」(笑)。1パートを除いて、ぜーんぶモノホンのアナログ・シンセです。(しかも手弾きで「微妙にタイミングずれてるっ!!」って、山田さんに怒られた...(笑))KORGのPOLYSIXとminiKORG 700FSを主に使いました。

で、結果は、曲が全く新しい曲に生まれ変わったと思っています。ともべのオリジナルよりはるかに「今風」で、リスナーの方のウケも良いみたい。原曲のイメージが「宇宙」や「天界」であったとすれば、山田さんのリアレンジはあくまで「都会」(アーバン)のイメージです。この両者がミックスされて、「従来、ともべ単独では絶対にできなかった、斬新で全く違った世界」が出来上がったと思っています。(配信ページの画像は、このイメージでチョイスしました)

今回のコラボは、昔であったならコラボはどこかの場所に集まって一緒にやるのが普通だったのが、現在のDAWとインターネットの環境であれば、「それぞれの自宅から、インターネット経由でファイルのやり取りをするだけで、コラボできちゃうよねーっ!!」ってまあ、他ではかなり以前からやられていたことを、自分たちでもトライアルしてみたものです。

最後に、今回、そもそものお声がけと協同作業をして頂いた山田淳史先輩に、心より感謝を申し上げます。(本当に、持つべきものは、良き先輩だと...これからもよろしくお願いします!!(涙;))

でわでわ...。

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2022年12月30日 (金)

配信音源のAACファイルを20曲、最新リミックス・バージョンに差し替えました!!

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こんちわ!!

2022年も、もうすぐ終わり。で、日没っぽい写真が欲しかったので、北海道旅行をしたときに宗谷本線の車窓から撮った、サロベツ原野からの利尻富士の日没写真をアップしてみました。もう「北の果て」稚内に向かう、旅情がいっぱい...。

...で、本日は告知だけをショートに...。

このところすっかりWebサイト、ブログとも更新が止まっておりましたが、実は「地下に潜伏して」(笑)黙々と作業を進めておりました。

11月中旬より順次、当ブログの親サイト「シンフォニックロック・ワールド」で配信している音源AACファイルを、最終的には20曲、新規リミックス・バージョンに差し替えました。

下記のインデックス・ページから配信している31曲のうちの、20曲が新しくなっています。

http://www.sympho-rock.com/Down_index.htm

同一のファイル名でファイルだけ、こっそり差し替えたので(笑)、外見からはどの曲が新しくなっているか??判らないです。どれが当たりか??とりあえず引いてみるとか...。(笑)

しっかし、年末までの約1ヶ月半で20曲のリミックスをやるのは、そーとーキツかったです。ただミックスを変えただけぢゃーなくて、その前段で必要に応じてパートの修正、ピッチ補正、差し替え、追加まで、色々やってます。さらにリミックスすれば当然リマスター作業が発生するワケで...何とか年内に終わらせたかったので、ほぼ「鳴りを潜めていた」(笑)次第...。

あと、バッハの「G線上のアリア」だけは、あれは2014年に初めてCubaseでPCレコーディングをしてみたトライアル・バージョンなので、完全に修復不能。一旦Webサイトから取っ払ったので、後日、いちから作り直します...。

それでは皆さん、良いお年をお迎えください!!

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2022年11月12日 (土)

新曲「ラ・ブーム ~ 愛のファンタジー」(映画音楽のカヴァー・バージョン)のWeb配信を開始しました!!

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先月の10月初旬に3年ぶりに釧路旅行へ行ってきたので、このときの「岸壁炉端」の写真をアップしてみました。

ココ、以前にも紹介したと思うんだけど、ともべ超お気に入りの場所なので、再度。ただ、今回は写真アップだけ。本題が長くなりそーなので。ちゃんちゃん。w

...で、本題。やったら時期が早いんですが、今年のクリスマス特別企画の新曲を、Web配信開始しました。新曲は、映画「ラ・ブーム」から、主題曲の「愛のファンタジー」のカヴァー・バージョンです。

下のURLのリンク先サイトで配信しています。

http://www.sympho-rock.com/Monthly.htm

なんでクリスマス企画がこんな早い時期になっちゃったかとゆーと、来週から年末まで、諸件でバタバタ忙しくなりそーなので、ドタバタに紛れて配信が頓挫するとやーなので、この早い時期にケリを付けてしまった次第。偶然にも5日間ぐらい、アイドルな時間が取れたこともあったしね。

...で、今回何が書きたいかとゆーと、全くの「ひとりごと」(笑)ながら、今回取り上げた、映画「ラ・ブーム」の主題曲「愛のファンタジー」、ともべにとっては「いわくつきの」曲だったとゆー、単にまったく個人的な、オハナシ。

話はさかのぼって、確か2000年前後だと思う。朝のラジオのリクエスト番組(当時は、そーゆーのが、まだあった(笑))でたまたまこの曲がオンエアされていて、出社の身支度中のながら聴きで、

「なんて、イイ曲っ!!」

とか思った。慌ててラジオにかじりついて、最後に曲名を言ってくれるかと思いきや、言ってくれず...。ただ、その日のリクエスト特番が、何やら映画音楽の特集らしいことだけは、話の文脈から聞き取れた。

で、よくある映画音楽のコンピレーションCDの類を何種類も買って聴いてはみたものの、全くヒットせず...。

あるときは、当時の職場の社員食堂で、昼メシ喰ってたらたまたまBGM(たぶん有線放送)でこの曲が流れてきて(インストのアレンジ物でしたが...)、こともあろうに当時の社食の店長さんに、

「今の曲の曲名が知りたいから、お願いっ!!有線から今のチャンネルのプレイリスト、取り寄せてくらはいっ!!」

(ふつー、そこまで、やらない...w)

この店長さんも平素懇意にして頂いていた仲なものだから、後日、有線からプレイリストをFAXで送ってもらって、ともべにくれたのでした。

でも、このリストの中でさえ、どうやらヒットせず...。

その他、スマホのアプリでメロディー聴かせると曲名の候補を出してくれるヤツとか...色々やったけどぜんぜんダメ。もはや「迷宮入り」と化していたのでした。

ところが、この8月ぐらいだったか、たまたまTikTokをくるくる閲覧していたら、いきなりこの曲が流れてきた。

「これっ!!この曲っ!!」

とか思ってしっかり見たら、若かりし頃のソフィー・マルソーの動画と、「ラ・ブーム」のテキスト文字。これでググったら、映画「ラ・ブーム」のテーマ曲「愛のファンタジー」であることが、約20年ぐらいかけてようやく判明したのでした。ふぅー...w。

で、次。この曲を収録したCDは??とAmazonを探したら、わずかながら、ありました!!で、めでたく音源入手して、思う存分、この曲にハマりまくった次第...。

年末も近づいて、クリスマス用の曲は当初、別の曲を予定していたのだけれど(コレはコレで、ナイショ。w また来年ね。)、どーしてもこの「愛のファンタジー」が演りたくて、急遽、曲目を変更しました。

思えば、この映画の日本公開が1982年なので、丁度ともべが大学に入学した年。日本でも大ヒットしたというから、おそらくそれとは意識せずに、巷で良く耳にしていたのでせう。これが「この曲が妙に感情に引っかかった」理由だと、思います。

映画は、制作に先立って、今更ながらに見ました。自分の青年期と時代的にだいたいダブっているのと、当時のソフィー・マルソーがやったら可愛くて...

「いーかげん、このカンレキのいいヲヤヂが、完全に胸キュンっ!!」(笑)

まー、単に気持ちで「胸キュン」なだけだから、特に犯〇でわ...w

あと、この曲を作曲したウラジミール・コスマ氏、どうやらフランスの映画音楽界では大御所らしいです。この曲も、一見シンプルなようで、実は「メロディーが美しく聴こえるような」仕掛けが満載だったりします。さすが、一流の作曲家の作品は違うなと思いました...。

最後に、今回のカヴァー・バージョンを作成するの当たり、気を付けたのは、以下の2点です。

・ドリーミーな雰囲気の美しい曲なので、ともすると、ともへの趣味から、「シュワーン!!」とか「ピロピロピロっ!!」とかシンセのエフェクト音をいっぱい入れたくなる衝動を、極力抑えました。ぜったい

「エフェクト音、邪魔だよっ!!」

って言われちゃうの、目に見えているから...(笑)

・ドラムスのリズムパターンも、極力シンプルに。あくまで「メロディーの美しさを邪魔しない」ように、心がけました。

...ってなワケで、これで2022年、年内の新曲はラストになります。皆さん、良いクリスマスをお過ごしください。

でわでわ。。。

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2022年10月22日 (土)

新曲「野生の祭典~パート2」(ヴァンゲリスのカヴァー・バージョン)のWeb配信を開始しました!!

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こんちわ!! (^o^)

前回の投稿で「北海道へ行きたいよぉぉぉぉーっつ!!」て書いたら、この10月初旬にショートですが、釧路旅行へ行けました!!約3年ぶりの北海道です。

水曜日の夕刻に羽田ー>釧路に直行して、木、金曜日と終日釧路、土曜日の午前中には釧路ー>羽田に戻るとゆー、実質2日間の「トンボ返り旅行w」でしたが、それでもゆったりと初秋の北海道を満喫することができました。

久々にピリカ号(観光バス)にも乗れたし、一番行きたかった釧路の炉端焼きに3夜(2回が「岸壁炉端」、1回が「虎や」)も行くことができました。それに、JRのノロッコ号の乗車と、春採湖の六花亭と、釧路ラーメンは、今回が初モノ...。

写真は、とりあえず「世界3大夕日が美しい場所の1つ」と言われている、幣舞橋(ぬさまいばし)の夕景をアップしておきます。

...で、前置きが長くなりましたが、新曲のWeb配信を開始致しました!!

新曲は、今年5月に惜しくも他界されたシンセサイザーの巨匠、ヴァンゲリスの「野生の祭典 ー パート2」のカヴァー・バージョンです。

下のURLのページから配信しています。

http://www.sympho-rock.com/Monthly.htm

ヴァンゲリス、ともべにとっては故・冨田勲大先生と並んで、正に「シンセサイザーの神様」的な存在でした。心よりご冥福をお祈り申し上げます。かのエニドでさえ、リーダーのR.J.ゴドフリー氏が「ヴァンゲリスの存在がなければ、エニドの音楽界での居場所など、元よりなかった」と語っているのですから、その音楽界での存在の大きさが、伺い知れます。

ヴァンゲリスに関して語りだしちゃうと止まんなくなっちゃうので止めますが(笑)、唯一、以下のエピソードが一番強く印象に残っています。

学生時代にシンセサイザーの指導を受けていたお師匠様が、

「本当に良いメロディーというのは、複雑なメロディーなどではなくて、まるで童謡のようにシンプルなものなんだ」

と仰っていて、いまだにヴァンゲリスの音楽を聴くたびに、この言葉が思い出されます。

ヴァンゲリスの音楽のメロディー・ラインを鍵盤で弾いてみると判るんですが、本当に単純なメロディーです。それが極端に言えば「たった一音の音程の違い」だけで、ここまで「心を打つ」メロディーになってしまう。これは正に「ヴァンゲリス・マジック」としか言いようがありません。

一方、個人的な制作面では、今回、ともべとしては初めてなんじゃーないだろーか??ドラム・レスの比較的シンプルな曲でした。それでもトータル8分半という長尺モノで、さらに場面展開がケッコウ激しいので、Cubaseでもやっぱ50トラック以上は使っちゃいました。

一番特筆すべきは、この春に導入した「ミニコルグ 700FS」を、ようやく初めて「それらしく」使用できた点で、曲中で聴かれるシンセリードの音は、この700FSによるものです。

ただちょっとやっかいだったのは、この700FSの木管系リード音で「いちばんオイシイ音」に設定しちゃうと、例の喜多朗氏の「シルクロードのテーマ」に代表されるような、喜多朗氏のイメージが完全に定着してしまっています。これをレコーディングで使用しちゃうと、あたかも

「ヴァンゲリスに、喜多朗氏が乗り移ってしまったやうな」(大笑)

とっても妙な音楽になってしまうので、700FSのキャラクターを、逆にそこそこにまで抑える設定にするのに、けっこう苦労しました。

...あとは、配信ページの解説に書いている通り。ともべが学生時代に、シンセサイザーのソロ演奏で初めてチャレンジした曲で、個人的にも思い入れの深い曲です。

...ってなワケで、次は12月中旬ぐらいの配信開始を目途に、クリスマス・ソングの制作に着手します。次も、とっても有名な曲のカヴァー・バージョンなんだケド、

「でも、まだ、ひーみーつっ!!」(笑)

でわでわ。。。。

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2022年8月27日 (土)

新曲「風と共に去りぬ ~ タラのテーマ」のWeb配信を開始しました!!

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こんちわ!! (^O^)

あぁ...北海道へ、行きたいよぉぉぉっ!!北海道へ行きたいよぉぉぉっ!!北海道、行きたいっ!!...ってなワケで、知床五湖の写真だけアップしてみました。w

今回、北海道ネタのマクラはなし。本題、長くなりそーなので...。

ともべ、先日無事「カンレキ」を迎えました。「カンレキ」です、「カンレキ」っ!!もう「高齢者」のお仲間入りです。電車に乗ったら、席、譲ってくらはい(笑)。これからわ、堂々とシルバーシートに座っ...(以下、自粛w)

...で、カンレキを迎えてリスタートを切った音楽活動の、第1弾のWeb配信を開始しました。曲は有名な、

映画「風と共に去りぬ」から「タラのテーマ」

です。下のURLのページから、配信しています。

http://www.sympho-rock.com/Monthly.htm

この曲、「ともべの映画音楽アレンジ物シリーズ」では、いつかは取り上げるべき、「ぜったいに避けて通れない1曲」だったんだけれども、いかんせん原曲聴いてもそー簡単に手を出せる曲とは思えず、ようやくこのタイミングで手掛けることができました。

いかんせん作曲者のマックス・スタイナーは、かのグスタフ・マーラーのお弟子さんです。(そー言われればこの曲、なんかマーラーっぽいですよね??)。オーケストレーションが壮大かつ複雑なので、耳で音を採る、なんてまず不可能だと思いました。なので、オーケストラのスコアを探したら...ありましたっ!!ただし、フル・オーケストラ用のではなくて、日本の管楽器オーケストラ用に、アレンジされたスコアです。とりあえず「音が採れれば良い」と思ったので、このスコアを使用することにしました。

でも、ともべ、スコア読むのなんか、生まれて初めてです。よくテレビなんかでオーケストラの指揮者がスコア見ながら指揮してて、

「よく、あんなコト、できるよなぁ~...」

なーんて感心していたのですが、購入したスコアには「演奏したら、こうなります」のサンプルCDも付いていたので、頑張れば、何となくある程度は読め(る気になって...w)しまうものでした。ここで今回、お勉強1つ。

で、購入したスコアは管楽器用で、音部記号はト音記号とヘ音記号だけでした。

「なーんだ、楽勝じゃん!!」

とか思ってたら、大間違い。スコア通りに弾いてみたら、

「え”??なんか違うよ??」

とか思ってスコアをよくよく見てみたら、「B♭ トランペット」とか「E♭ クラリネット」とか、書いてある。ググって調べてみたら、管楽器の多くは、移調楽器だったんですね。だから実音は、ピアノなんかより低かったり、高かったりする。このトシになるまで、ゼンゼン知らんかった...。

(「オマエ、今までそんなコトも、知らんかったのか??」って、多方面からあざ嗤う幻聴が...(笑))

これが今回のお勉強、その2。

あと、今回一応ドラムス入りでアレンジするので、コード的なアプローチも必要だと思って、こちらはヤマハのオンライン楽譜販売「ぷりんと楽譜」で、楽譜を購入しました。ちょうどピアノ・ソロ用にアレンジされた楽譜で、コードの表記があるものが見付かったので...。

...で、今回は何より、プロプロの制作に十分に時間をかけました。スコア等から音を拾うとはいえ、このプロプロ制作の時点で音の響きを確認しながら最終的な音決めをするので。このプロセスが一番重要です。Cubaseを使い始めてはや9年目ぐらいになりますが、今回のプリプロ制作で初めてCubaseのテンポ設定なるものを忠実に利用しました。テンポの変更も「テンポ・トラック」を作成して、Cubase側でコントロールしました。

なぜそんなコトをしたかって言うと、最終的にこのCubaseのプロプロから、全体のスコアを再出力したかったからです。本チャンのレコーディングの際に、またオリジナルの移調楽器のスコア読むのは非常につらいので(笑)。ただ、通常のレコーディングの時みたいに「テンポ120決め打ちで」(つまり、Cubase側の小節設定とかは完全無視で)プリプロ作っちゃうと、

「象形文字のごとく、奇怪極まりない」(笑)

スコアが出力されてしまうのですが、Cubaseの小節設定を一応守れば

「それなりには、判読可能な」

スコアが取得できます。

これが今回のお勉強、その3。

...で、プロプロが完全に固まってから、本チャンのレコーディングに着手しました。今回、ドラムスの扱いにはかなり気を使いました。パーカッション的なアクセントは欲しかったんだけれども、ビート感はできるだけ出したくなかった...。でもこれだけの規模の大きい曲となると、たかだか4分半の曲なのに、Cubaseでも60トラックぐらい使いました。いやはや、昨今のDTM環境は、かつての「シンセ多重録音少年」(現在の「シンセ多重録音おやじ」w)にとっては、素晴らしいです...。

曲のテンポは、ご本人マックス・スタイナー指揮のオリジナル・サウンドトラックではかなりアップテンポなんだけれど、ここはともべの趣味で、とっても緩やかなテンポにしました。タメるところは思いっきりタメて...でもちょっと、やりすぎたかな??(笑)

あと、余談。

今回、この曲を手掛けるに当たって、事前に映画ももういちどちゃーんと観ておこうと思って、有料動画配信サイトを探してみたら...ありましたっ!!なんと、Amazon Primeの会員になっていると、この「風と共に去りぬ」みたいに版権の切れちゃっているような古い映画は、ほとんどぜんぶ、無料で観れちゃうんですねー。

「シメシメ...これで老後の楽しみが、また1つ増えた...」(笑)

改めて原作の映画をしっかり観て、言い出すとキリがなくなっちゃうので止めますが、素晴らしい作品だと思いました。

ってなワケで、再始動1発目がこの曲で、実は、次も、またその次も、曲は決まっています。でもまだ...

ひーみーつ!! (笑)

でわでわ。。。

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