エニドのベスト盤がリニューアルされました!!
写真①わつい先日リリースになったエニドのベスト盤「シーツ・オヴ・ブルー・アンソロジー・1977-2008」。
「え”??コレって、ずーっと前からリリースされていたヤツじゃん??」
って言ってるそこのキミ、
ちょっと甘い。(笑)
2006年にリリースになったのわ、同名のアンソロジーでも「1975-2004」。そう、ジャケットもタイトルも同じながら、
こっそり、リニューアルされちゃったノダ。(笑)
...で、どこがリニューアルされたのかとゆーと、まずは年代。前回のが「1975-」となっていたのは、1st「イン・ザ・リージョン・オヴ・ザ・サマー・スターズ」からの2曲が、EMIオリジナル盤と同一マスタからのラフ・ミックス版を収録していたからで、今回のわ1984年リリースの再録音バージョンを収録してあります。つまり、最も古い音源で2ndの「エアリー・フェアリー・ナンセンス」からの収録曲となるワケで、したがって今回のタイトルは「1977ー」となっているワケ。でもハッキリ言っちゃうと。1stからの曲はEMIバージョンで(つまり、フランシス・リカーリッシュさまがギターを弾いてるバージョンで)収録して欲しかったと思います。
さらに、終わりの年代が前回は「-2004」となっていて、これは一番新しい録音が「ホワイト・ガディス」からの曲だったからで、今回はこれが「ー2008」となっています。これは、
今回のベスト盤の一番の目玉!!
最新曲の「マラキャンドラ ーザ・サイレント・プラネット」が収録されているからデス。この新曲の内容に関しては、後述します。
あと、他の収録曲に関しても前回より取捨選択されています。「エレジー」、「レインダウン」、「ニムロッド」、「プレリュード」の4曲がカットされて、新たに「ザ・ビスケット・ゲームズ」が追加になっています。前回、クレジットだけで実際には収録されていなかった「ドリーマー」に関しても、今回はちゃーんと収録されています。さらに曲順も、前回はアルバム・リリース年代ごとの並びだったのが、今回はアルバム全体の構成や曲の流れを考慮してか、ランダムな曲順に変更になっています。でも今回の収録曲、エルガーの「エニグマ変奏曲」からの「ニムロッド」を外したのわ、
ちょっと痛いと思うぞ。
この曲のスタジオ録音テイクはオリジナルのアルバムには未収録(もともとは「リヴァプール」とゆー、エニド・ファン向けの自主プレス・アルバムに収録されていた)のものなので、今回のリリースの希少価値を上げるうえでも、ぜひ収録して欲しかった。
さらに今回のリリースのメリットわ、全曲にリマスターが施されている点です。前回と今回で、ちょっと聴き比べをしてみたんだけれど、聴感上は多少音質が鮮やかになったよーな気がします。(まー、ビミョーな違いなんですが...(笑))あと、全体の収録曲に関しては、上の画像(写真③)を参照してください。(クリックして拡大して見てネ!!)
...で、カンジンの最新曲「マラキャンドラ -ザ・サイレント・プラネット」なんですが、これわ本国のエニドのサイトでは去年から「マース」のタイトルでダウンロード配信されていたモノです。コレがよーやく完成して、
めでたくCDプレスされるに至りました!!(パチパチ...)
全編で12分41秒もある大曲です。ちょっと聴いたカンジ、まあ、最近のエニドっぽい。と、ゆーか、昨今のロバート・ジョン・ゴドフリー御大の嗜好を良く表していると思います。つまり、
「良くも悪くも、グスタフ・マーラーのシンフォニー寄りの作風」(笑)
です。全体が3部構成になっていて、
・第1部が壮大なシンフォニー
・中間部が「サムシング・ウィキッド・ディス・ウェイ・カムズ」に通じるような歌モノ
・そして最終章が第1部の再現となるようなシンフォニー
となっています。メンバー的にも現在のR.J.ゴドフリー、デイヴ・ストレイ、マックス・レッド、ジェイソン・デューカーの4人で録音されていて、現在のエニドの状況を良く反映しています。ただ、3部構成の全体に脈略・統一感がやや不足しているのと、いかんせん「マーラー的」なので、音楽の明瞭な判りやすさといった点では、やや疑問も残るところです。全体的にはとてもエニドらしい佳曲ながら、
過去の諸作品を焼直してパッチングした
印象も若干拭えないです。
さらに、最近のエニド関連のリリースをもう1パツ。写真④は先日ブループリント・レーベルからリリースされたDVD「ストーンヘンジ1984」です。このDVDに、ロイ・ハーパーやホークウィンドにまじって、エニドのステージも収録されています。(写真②、⑤)
エニドの1984年ストーンヘンジ・フェスティヴァルでのライヴってゆーと、2004年にチェリーレッド・レーベルからリリースされたDVD「サムシング・ウィキッド」にも収録されているんだけれど、それとわ
収録曲目が違うのが今回のミソ。
「ソング・フォー・ヨーロッパ」と「サムシング・ウィキッド・ディス・ウェイ・カムズ」(完全収録でないのが惜しいっ!!)の2曲はこちらにのみ収録されています。あと、DVDケースの曲目クレジットは
大ウソ。(笑)
さらに収録されているのは「アンド・ゼン・ゼア・ワー・ノン」と「ザ・ラスト・ジャッジメント」の2曲で、合計4曲です。
このエニドのストーンヘンジでのライヴは、VHSのビデオでは完全収録版がリリースされていましたから、こっちのDVD化も期待したいですネ!!今回のDVDは画質はあまり良くないながら、R.J.ゴドフリーとスティーヴン・スチュワートの2人によるステージ・パフォーマンスがとってもカッコ良いです。特に「ザ・ラスト・ジャッジメント」での音楽の盛り上がりようには特筆すべきものがあって、
思わず鳥肌がぁぁぁぁぁ...(笑)
さらにDVD全体では、ホークウィンドのステージ上での、女性ダンサーを何人も交えて狂ったやうに踊りまくる祭典的
「ガ○キチぶり」(失礼...)
とか、当時(とわいっても、1980年代なんですが...)のイギリスのヒッピー達の「乱きち」ぶりとか(ライヴ会場でドラッグとか平気で売ってたり、警察の機動隊と衝突したり...)、
カナーリ笑えてとっても楽しめます。
これじゃー当フェスティヴァルも、この年で中止になったはうなずけるハナシですネ。
...ってなワケで最近のエニド関連リリース2品、どっちもワリと「ひっそりと」売れられているので、欲しいヒトわ西新宿の「ガーデンシェッド」さんあたりを要チェックですよー!!
追加情報:
当のエニド本体は、遂に活動を再開した模様です!!この9月から10月にかけて、オランダを含む6ヶ所でのライヴが予定されています。でもそんだけ精力的にライヴ活動を再開させるんだったら...
その勢いで、日本にも来なさいっ!!(笑)
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