ハモンド・オルガンの思い出...
今週わ私生活上、これといったイベントがなかった。で、今日はこーんなお題を考えてみました。写真わともべ愛用のデジタル・ハモンド・オルガン、「XM-1」。ハモンドって言っても昔みたいに図体がでっかいワケでわなくて、MIDIの別キーボードでコントロールするから、こーんなにちっちゃい。でも上鍵盤、下鍵盤、ペダルまでぜーんぶドローバー設定をプログラミングできちゃうんだから、カナーリ昔の製品とわいえ、やっぱスグレモノ。
...思えば、高校生の時分に一番最初に買ったキーボードがハモンド・オルガンだった。高校2年生だったともべは、当時軽音楽部に所属していた友達のカッコ良いステージにえらい憧れて、同時に当時の学生生活にものすごい閉塞感と虚しさを感じていたものだから、「自分もコレをやるっきゃないっ!!」とか強烈に思った。でもそこはビンボーな高校生、お金もなくて、当時20万~30万ぐらいした楽器はおいそれとは買えない。一念発起して、必死に新聞配達のアルバイトに精を出した。で、たまったお金と、あと親にもちょっと援助してもらって(あまりに一生懸命な息子の有様に、親も根負けした様子(笑))、初めて買ったキーボードが当時の「日本ハモンド」から発売されていた「New-X5」だった。もちろん中古で。たしか15万円ぐらいだったと記憶している。当時の15万円わ、ケッコウな大金だった。
...で、「なぜ1台目のキーボードがハモンド・オルガンだったのか??」が重要なポイント(笑)。これわひとえに「プロコル・ハルムの「青い影」が演りたかったから。」これに尽きる。ミュージシャンなら誰でも「自分の人生を変えた1曲」みたいなモンがあるもんで、これがともべのバヤイは「青い影」であると、もー断言しちゃう。あの曲と出合っていなければ、キーボードなんか演っていなかったのはモチロンのこと、そもそも音楽なんてやっていなかったと思う。確か小学6年生の頃にラジオで聴いた「青い影」は、それ程インパクトが大きかった。「史上最高の名曲」だと思った。たから自分が音楽を演るんであれば、とにかく「青い影」だけわ、どーしても演りたかったノダ。だから1台目はハモンド・オルガンなの(笑)。
中古で購入して我が家に到着したハモンドNew-X5は、最初はナカナカいい音がしなかった。なーんの予備知識もなくただデタラメにドローバーやらスイッチをいじっていたんだから、トーゼンだよね(笑)。でもそうこうしているウチに、プロコル・ハルムのハモンド・オルガンは内蔵のリバーブをメ一杯きかせると、それらしい音が出るコトが判ってきた。さらに研究を重ねて、「青い影」のオルガン・サウンドはほぼ下のよーなセッティングで近い音が出るのを発見した。
・ドローバーは下4本をフルに引っ張る。他はぜーんぶゼロ。
・パーカッション・スイッチは、2nd.3rdの両方をONにする。
・内蔵リバーブは、メ一杯に効かせる。
・レスリーの回転速度はスロー。(当時はまだシミュレーターだったケド...)
・弾き方は、メロディーが上方跳躍進行のバヤイには、必ず「半音下」を指で引っかける(笑)。
このセッティングと奏法は、今でもハモンドを弾くときには変わりない。一般にプロコル・ハルムのオルガン・サウンドを出すポイントは、レスリー・スピーカーに代表される「コーラス効果の厚み」だと言われるコトも多いけど、断然違うと思う。そもそもマシュー・フィッシャーはハモンド・オルガンをあくまで「教会オルガン」だと位置づけているので、あの音のポイントは教会の残響、つまり「深いリバーブ」なのだ。
ハナシを元の戻すと、無事ハモンド・オルガンをGETしたともべは、とーぜん当時の悪友たちとロック・バンドを組んで、文化祭なんかのライヴで演奏した。「青い影」のほかにディープ・パープルの「ネヴァー・ビフォア」とかレインボーの「スティル・アイム・サッド」なんかも演らされたと思う。(ギタリストがリッチー狂いだった(笑)) とーぜんピアノのレッスンとか音楽的な下地がまるでないともべの演奏わ(他のメンバーも含めて...)、超ヘタッピ(笑)。指なんかもゼンゼン動かなかったし。でも、もう「音楽に対する情熱」だけで演奏していた。ただ、バンド活動を始めたのを境に、ものすごく多感な思春期だったともべの「心の問題」が、ぜーんぶいっぺんに解決したのだけは事実だった。ヘンなハナシだけど、もしこの時期に音楽を始めていなかったら、今頃ともべはこの世に生きていなかったカモしんない...。その後は推してしかるべし。受験浪人時代、大学生時代とバンドや音楽の対する熱は上がる一方で、どんどん「ヒトの道」を踏み外していくのであった...(大笑)。
当のハモンド・オルガンは、その後モノホンの「レスリー・スピーカー」を購入して、鳴らし続けた。レスリー・スピーカーって、ほんとタンスみたいにデカくって、中でスピーカーが本当にグルグル廻っているのだから笑える。でも、大学2年生のときに、当時最新鋭のシンセであったヤマハの「DX-7」を購入する資金調達のために、泣く泣く売り払ってしまった。でも、今わシンセ奏者のともべでも、やっぱ「ロック・キーボードの王道」は、ぜったいにハモンド・オルガンだと思うノダ...。
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コメント
ハモンドオルガンの音色、私も大好きです!
ステキな青春時代ですね☆
投稿: | 2007年4月 1日 (日) 23時03分
↑ かわいいコメント、どーもありがとー!!
(^o^)
投稿: ともべ | 2007年4月 3日 (火) 01時25分
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投稿: jacob 時計 スーパーコピー 2ch | 2021年3月 7日 (日) 08時18分