ZARDの追悼ライヴを観て来ました!!
先週は新曲の発表ネタが入ったので、こっちのお題は一週間遅れました。9月14日(金)に、ZARDの追悼ライヴを武道館へ観に行ってきました。このライヴ、一般にはチケットの入手がとっても難しかったらしいんだけれども、ともべはファンクラブ優先で、無事にアリーナのチケットをGETすることができました。
実はこのライヴを観に行くにあたって、内心とっても不安だった。前にも日記に書いたけど、ともべはZARDの2004年のファースト・ツアーを、2月の国際フォーラム初日と、8月のツアー最終の日本武道館と、2回体験している。それはそれは、ともべの人生上あれほど「心温まる楽しいコンサート」はなかった。一生涯の想い出として、大切に心の中にしまってあります。それが、今回の悲しい追悼コンサートで傷付けられちゃったらどうしようかと...「楽しい想い出」が「悲しい想い出」で上書きされちゃったらどうしようかと...そんな思いで一杯だったのですね。
そんな思いが、武道館に着いとたんに吹き飛びました。とにかく最初は、記念グッズ売り場への長ーい行列!!それもみんなとっても楽しそう。そう、コレは2004年のファースト・ライヴでの記念グッズ売り場でのお祭り騒ぎと全く同じノリだったのです。おそらく、ともべもそうだけれど、坂井泉水さんの他界から早3ヶ月以上が経って、他のファンの人達もそれなりに冷静に心の整理が付いているように思いました。今更悲しんでもしょうがないと...。だから写真③のように、グッズ売り場がえらい賑わいよう。ともべも行列に並んで、開演時間ギリギリでパンフレット(写真④)をGETできました。
コンサート会場の模様は、写真①と写真②の通り。会場入り口の大きな「ZARD」のロゴには、やっぱ全身が震えた。それは2004年のライヴでステージ・バックに同じロゴが1つ輝いていたのを観た瞬間と、全く同じ感動だった。あと「追悼コンサート」なので、写真②のように、献花もいっぱいありました。7時の開演直前に付いた席は、アリーナの前から40列目ぐらいで、ステージのちょっと右寄り。コンサートを観るには、なかなかGOODなポジションでした。
...で、カンジンのコンサート。坂井泉水さんが他界してしまっているのだから、ボーカルはどうなるのだろう??が最大の焦点だった。たぶんゲストのボーカリストが代役を勤めるのであろうと...。それが全く違ってた。ボーカルのパートは、全て巨大なバックスクリーンに映し出される生前の泉水さんの映像だった。最初はちょっと違和感を覚えたんだけれども、そのうちに「生の泉水さんが目の前で歌っている」錯覚に完全に陥ってしまった。だから結果的のこの企画は大成功だったように思う。考えてみれば、ZARDのボーカルを泉水さん以外でなんて...そりゃ~ZARDファンが絶対許さないわなぁ~...。
でもこの泉水さんの映像、よくぞ残っていたものだと思う。元ネタはプロモーション・フィルムの撮影用か何かかな??の感じだった。さらには、泉水さんの未公開のプライヴェート映像も一杯公開されて、初めて「素顔の坂井泉水さん」に触れられた気がしました。生前は謎のベールに包まれて「横向きのフォトばかりが多い」印象だったけれど、「正面を向いて目線もこちらを向いている」泉水さんの映像をこんなにタップリ観れたのも、今回が初めてだった。「どこにでもいる普通のお嬢さん」そんな自然な印象が、とても暖かで、感動することしきりでした。
コンサート自体は総勢20名以上のバンドをバックに、7時の開演から夜10時まで、タップリ3時間も演ってくれました。曲目も1曲目「揺れる想い」からラストの「負けないで」まで、全部で35曲にも及んだ。さらに今回特に追悼コンサートということで、「少女の頃に戻ったみたいに」や「Just For You」のようなしっとりとしたナンバーが多かったことも、感動を誘った。そして...もちろん会場に「涙」はなかった。みんなでZARDの音楽を心から楽しんで、泉水さんに想いを捧げた一夜でした...そう、2004年の2回のコンサートに続いて、ともべはZARDの「3回目のコンサート」を正に体験することができたのです。胸が一杯に温かくなったのも、以前と同じ。「悲しみ」ではなく、どこまでも「幸せ」をくれた、素晴らしいコンサートでした。坂井泉水さん、本当にありがとう...。
ただ、今回の「3回目」はあっても、「4回目」は2度と来ない、そんな切ない思いも感じながら、会場を後にしたともべなのでした...。
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