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2021年10月10日 (日)

新曲「波濤(はとう)を越えて」(2021年再録音バージョン)のWeb配信を開始しました!!

20211010_2 

こんちわ!! (^o^)

写真は、北海道は帯広名物「ぶた丼」。この写真はおそらく、「ぱんちょう」で食べたときのものだと思う。(横のぬいぐるみは、ご愛敬w)

この時はたまたま初めてだったもんで、一番有名な「ぱんちょう」で食べたんだけど(ちょうど、珍しく行列してなかったし...)、もちろん、とっても美味しかったです。「ぱんちょう」のぶた丼は、網焼きでお肉の余計な油を落としてあるので、割とあっさり目なお味です。

でもその後、何度も帯広を訪れていると、帯広駅前の「ぱんちょう」の前って、いつもたいがい行列ができている。あたかも

「帯広でぶた丼食べるんだったら、ゼッタイぶた丼発祥のお店、「ぱんちょう」で食べなきゃねっ!!」

みたいな...北海道の観光ガイドブック、見過ぎです。w

それはそれで、別にいいんだけど、はっきり言って...

「帯広でぶた丼食べるんだったら、たいがいどこのお店に行っても、美味しいですから」(笑)

もちろん、お店ごとに味の個性や違いは、あるんだけどね...。

特にともべのイチオシだったお店は、帯広駅から北へ少し離れた場所にあった、「新橋」というお店。ここもぶた丼の歴史からいうと、「ぱんちょう」の次ぐらいに歴史の古い有名なお店だったみたいです。ここのぶた丼は、お醤油タレで真っ黒な、濃い口味。「こってりなぶた丼が食べたい」向きには、ぜったいオススメなお店でした。また、ここの店長さんがとっても気さくで、いろいろと面白く話しかけてくる。

「東京へ戻ったら、ぜひいっぱい宣伝してね!!なんてったってウチは、「新橋」だかんね!!」(笑)

みたいな...。w

実はここまで過去形で書いてきたのは、コロナが明けたら、また北海道へ行って「新橋」でぶた丼をぜひ食べたいなーと思って、

「あの店長さん、お元気かなぁー...??」

なーんて思ってググッてみたら、なんと

「2019年2月で、閉店!!」(ショック...)

だって。店長さん、ご高齢で、体力的に限界なのだとか。悲しい...あの真っ黒なぶた丼、大好きだったのに...。

...と、ココまでが前振り。長くてすんません...。

で、本題。

当ブログの親サイト「シンフォニックロック・ワールド」で、新曲のWeb配信を開始しました!!新曲は、以前から配信していたフベンティーノ・ローザスの「波濤(はとう)を越えて」アレンジ版の、2021年再録音バージョンです。下のURLのページから、配信しています。

http://www.sympho-rock.com/Monthly.htm

今回リメイクするに当たって、ポイントとしたのは、以下の4点です。

・前回のバージョンは、やはり16トラックマシンの限界があり、作りが粗かったです。今回、Cubaseでは約50トラックを使用していて、丁寧に作り込みができました。

・また例によって、過去の自分の悪趣味で(笑)、前回のバージョンはドラムスがドタバタと、うるさかったです。これをシンプルなリズム・パターンに変えるとともに、後半のテーマのリプライズ部分は、あえてドラムのパートを抜きました。(ずーっとドラムスが鳴りっぱなしなので、ちょっと聴いてて疲れると思った...)

・中間部いっぱつ目のシンセ・リードですが、前回と同じくコルグのMono/Polyを使用したんだけど、ちょっと「強烈な印象」が欲しいと思って、今回初めてMono/Polyの「X-MOD」(クロス・モジュレーション)の機能を使用してみました。要はコレ、FM変調の機能なんだけど、LFOでオシレータに変調をかけています。ただあんまやりすぎると音程感怪しくなっちゃうので、ホドホドにね...。

 

・今回、中間部のハモンド・オルガンのソロの、サウンドが変わりました。実は最初は今迄通り、ハモンド社の音源モジュール「XM-1」を使用して、レスリーのファーストも音源内蔵のレスリー・シミュレーターを使用して録ってあったんだけど、

「なんか、音が薄っぺらくて、イヤ!!」

な印象があって、改善したかった。で、今回初めて、かなり前から評判になってたレスリー・シミュレーター「VENTILATOR Ⅱ」を使用してみました。効果は歴然!!従来のレスリー・シミュレーターとは、ゼンゼン違います。音の厚み、ステレオ感の広がりといい、レスリー・ファースト時のモジュレーション効果の深さといい、本当に「ハモンドらしい音」になりました。

(...余談ながら、一般に「ハモンド・オルガンの音」と言われているのは、実は半分は「レスリー・スピーカーの音」です。オルガン本体の音に多少難があっても、レスリーを通すとだいたい「ハモンドの音」になっちゃいます。良い例が、エイジアの2nd「アルファ」の5曲目「ヒート・ゴーズ・オン」のオルガン・ソロ。当時ジェフリー・ダウンズがインタビューで語るには、レコーディングの際にスタジオのハモンド・オルガンが壊れて使用できなかったので、フェアライトCMIのハモンド・サンプル音を使用したんだって。でもレスリーを通すと、ちゃーんと「ハモンドの音」になっちゃってます。)

今回、コード進行的にはシンプルな曲で、しかも譜面がぜーんぶ取ってあったので、作業はトントンといきました。ただ、いかんせん曲が長くて...みたいなトコですかね。

...てなワケで、リニューアルされた「波濤(はとう)を越えて」、みんな聴いてねぇぇぇぇぇっ!! (^o^)

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