新曲「永遠(とわ)~ グラウンド・ビート・バージョン」のWeb配信を開始しました!!
こんちわ!!
写真は今回、割と新しめなヤツが欲しかったので、昨年10月初旬に釧路旅行をしたときに初めて乗った「釧路湿原ノロッコ号」。
ともべ、10年以上毎年北海道旅行をしていて、実はノロッコ号に乗るのは初めてだった。釧網本線の短い区間、釧路と糠平の間を往復するんだけど、だいたいこの路線は釧路から知床斜里までいつも乗っちゃうので、あまりノロッコ号には乗る必然性は感じていなかったんだよね。
ただ、昨年の釧路旅行は実質釧路滞在2日間の超ショートで、他に話のネタもないので、乗ってみました。まあ、釧路観光の一部として乗るには、悪くないと思います。座席が窓側に向いた観光専用の車両だし、見どころの風景(お天気さえ良ければ、釧路湿原がけっこうイイ眺めです)では列車をスローダウンしたり、止まってもしてくれます。さらに、車内放送でテープじゃーないリアルな観光ガイドの音声が流れるので、なかなか旅情緒があります。ただ、何回もリピーターになりたいとは、あんま思わないケドね...あと、シーズンの指定席は混むので予約必須です。注意してね。
...で、本題。新曲「永遠(とわ)ー グラウンド・ビート・バージョン」のWeb配信を開始しました。下のURLのリンク先ページで配信しています。
http://www.sympho-rock.com/Monthly.htm
今回、ともべの試みとしては初!!立教大学の軽音楽サークル「オーバーオール・ミュージック」時代の大先輩、山田淳史さんとのコラボ企画でございます。
で、ちょっとご紹介させて頂くと、この山田先輩、ともべが大学1年生だったときに、4年生でおられた先輩です。パートは元々ドラムスだったのが、途中からキーボードに転向されました。大学卒業後もお仕事の傍らご自身のバンド「Tide Pool」で精力的にバンド活動を継続されていて、現在まだまだ現役のミュージシャンです。どのくらいスゴいお方かとゆーと、
「パット・メセニー・グループ「ファースト・サークル」中間部の、ライル・メイズの超絶技巧ピアノソロを完コピして、ライヴで生演奏してしまう」(爆)
とゆー、もーほとんど信じられないよーな、スーパー・キーボーディストのお方でいらっしゃいます。
...で、そもそもことのキッカケは、昨年、サークルの先輩方のライヴ・イベントの打ち上げで、
「オレがベーシック・トラックを作るから、そこにともべが上モノのパートを乗っけて、コラボしよう!!」
と、山田さんに言って頂いたことが始まりです。
で、最初は山田さんにベーシック・トラックを作成して頂いて(こちらの環境はMac上のLOGIC)、このラフミックスをWAVファイルで連携して頂きました。(曲が、ともべが以前から配信していたオリジナル曲「永遠(とわ)」であったことは、山田さんのチョイスによるものです)
次に、このベーシック・トラックをともべのDAWに読み込んで(こちらの環境はWindows上のCubase)、それに合わせて8パートほど、シンセのパートを重ねました。
最終的にともべの8パートをトラックごとに分割されたWAVファイルで山田さんに連携して、山田さん側で全体の調整と最終ミックスダウンを行ったものです。
今回、お互いの環境がOSもDAWも異なっていて、「相手側の環境が良く判らない」ハードルがあったとはいえ、結果的にとても良い、面白い作品ができたと思っています。
山田さんに制作して頂いたベーシック・トラックは、いわゆる「グラウンド・ビート」(実はこの言葉、知らなかったので山田さんに教えてもらった...(笑))そこに様々なシーケンスパターン、リズムパート、パーカッション、ベース、メロディーラインなどが、音色やエフェクト、定位まで複雑に設定されて、細かく絡みこんでいます。一聴して、この凝りようだけでもまず驚異的なのですが、コード進行の見直し等も含めて、山田さんに曲全体をリアレンジして頂きました。
一方ともべが重ねたパートは、まあ「相変わらずのともべの世界」(笑)。1パートを除いて、ぜーんぶモノホンのアナログ・シンセです。(しかも手弾きで「微妙にタイミングずれてるっ!!」って、山田さんに怒られた...(笑))KORGのPOLYSIXとminiKORG 700FSを主に使いました。
で、結果は、曲が全く新しい曲に生まれ変わったと思っています。ともべのオリジナルよりはるかに「今風」で、リスナーの方のウケも良いみたい。原曲のイメージが「宇宙」や「天界」であったとすれば、山田さんのリアレンジはあくまで「都会」(アーバン)のイメージです。この両者がミックスされて、「従来、ともべ単独では絶対にできなかった、斬新で全く違った世界」が出来上がったと思っています。(配信ページの画像は、このイメージでチョイスしました)
今回のコラボは、昔であったならコラボはどこかの場所に集まって一緒にやるのが普通だったのが、現在のDAWとインターネットの環境であれば、「それぞれの自宅から、インターネット経由でファイルのやり取りをするだけで、コラボできちゃうよねーっ!!」ってまあ、他ではかなり以前からやられていたことを、自分たちでもトライアルしてみたものです。
最後に、今回、そもそものお声がけと協同作業をして頂いた山田淳史先輩に、心より感謝を申し上げます。(本当に、持つべきものは、良き先輩だと...これからもよろしくお願いします!!(涙;))
でわでわ...。
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