新曲「行進曲<威風堂々>第1番」(エルガー)の、Web配信を開始しました!!
こんちわ!!
毎回マクラにしている北海道旅行、そろそろネタが尽きてきたと...コロナ禍はもちろん、昨年10月に定年退職記念で現地滞在実質2日間の釧路旅行をした以外、ぜんぜん行けてなくて...。あぁ...北海道、行きたいよぉぉぉぉっ!!(でも、最近はクマが怖...w)
で、とりあえずは定番の富良野、ファーム富田のお花畑をアップしてみました。2019年の北海道ツアーで、札幌ー>美瑛ー>富良野の観光バスに乗ったときのもの。ちなみに9月だったので、ラベンダーはとっくに終わってます。紫色の花は「XXXXリンドウ」とかの、「なんちゃってラベンダーw」です。念のため...。
このあたりのスポットは、まあ「好き嫌い」ですね。観光バスで同乗した年配のご夫婦も、
奥様「まあっ!!キレイっっっっつ!!!」(えらく感激)
ご主人「これ、どこがそんなにイイのぉ~...???」(ほぼ、無関心)
でした。(笑)
基本的にこのへんの「優しい北海道」は、総じて女性好みかと思います。ともべ的にも、東の端(知床)や北の端(利尻、礼文)みたいに「ダイナミックな大自然」が満喫できる秘境的なスポットのほうが圧倒的に好きです。まあ、くどいようですが「好き嫌い」なんですが...。
...で、本題。約3か月ぶりに、新曲のWeb配信を開始しました。新曲は、英国を代表する大作曲家、サー・エドワード・エルガーさまの超有名な
「行進曲 <威風堂々> 第1番」
です。下のURLのWebサイトで配信しています。
http://www.sympho-rock.com/Monthly.htm
実はこの3月に「G線上のアリア」のリメイクを終えて、次回作も一応は決まっていたんだけれど、
「どーしても、気が乗らず...」(笑)
で、何か他、ないかなぁー??ってCDラックをガサガサやっていて、
「あ!!この曲があったか!!」
ってなワケで、急遽、方向転換した次第。(ボツにした当初の予定曲は、今後やるので、まだナイショ...w)
まあこの曲、ずーっと昔から「ぜったいに避けて通れない曲」ではあったんだけれど、いかんせんハードルが高すぎて...。でもここ2曲ぐらい、オーケストラのスコアから音楽を作ることを経験していたので、難易度高いながら、「そろそろ潮時かな??」って思いました。
あと、この曲の中間部、第2主題のトリオの部分はロックやポピュラーによく編曲されるんだけれど、第1主題の含めたフル・バージョンでのロック化なんてそもそも聴いたコトがなくって、
「だったら、やっちまえーっ!!」
と思ったのでした。
で、まずはオリジナル演奏のCDを3バージョンぐらい買って比較、お手本を決めました。結果的に、ショルティ指揮、ロンドンフィルの演奏を採用しました。(個人的には、バーンスタイン指揮、BBC交響楽団の演奏が圧倒的に素晴らしいと思ったのだけれど、コレ、感情的な起伏が激しすぎて、お手本には不向きだと思いました)
次に、オーケストラのポケット・スコアを購入しました。うわっ!!譜面、細かっ!!このままでは読めないので、見開きをA3に拡大コピーして、さらにそれを中央から半分の切ったヤツをさらにA3に拡大コピーして、ようやく判読可能なスコアとなりました。でも...
「こんな、五線譜が30段もありやがるスコア使って、一体ナニをする???」(笑)
ってなカンジで、途方に暮れた。全体プリプロを作成してから、本チャン・レコーディングをいちから録りなおすのは、手間がかかりすぎて、あまりにも非現実的。考えあぐねた結論は、
「本チャンのレコーディングを実施しながら、同じ環境でプリプロ(モドキ)も同時に実施する」(笑)
とゆー、今までにないやり方をすることにしました。本チャン用のCubaseプロジェクトにダミーのソフト・シンセを1インスタンス立ち上げて、そこに1パートずつ、あらましの音色設定とパートの入力を行いました。パートの調整を実施した結果、全体聴感上でOKであれば、ソフト・シンセのMIDI演奏情報を別のMIDIトラックに丸コピーして、それでモノホンのアナログ・シンセを演奏、オーディオ録音しました。これを、1パートずつ、ほぼ全部。w
ちなみに本チャンのCubaseプロジェクトは、1プロジェクトではPC負荷が高すぎてとうてい無理なので、第1主題と再現部、第2主題の中間部、第2主題の再現部、の3プロジェクトに分けました。それぞれ別々にオーディオ・ミックスダウンをして、出来上がったWAVファイル4つをWaveLabで1つに繋ぎ合わせました。
「こんだけ手間がかかったので、3か月もかかりやがっただよーっ!!」(笑)
ちなみにオーケストラの元スコアからは、厳密に全部のパートは音を採っていません。聴感上、必要だと思われた最低限のパートだけです。オーケストラをまんまシンセに置き換えてもあんま意味ないし、そもそも、「どーやって、ロック化するか??」が主眼だったので。第2主題のトリオに至っては、ネット上で拾った、「この曲のコード進行を採ってみた」記事のコード進行も、まんま使わせてもらっています。
あと、上述したショルティ、ロンドンフィルの演奏でもテンポはもっと速いのですが、今回、まず第1主題の部分でドラムスがバタバタと手数が多いので、オリジナルの速度だとワケが判らなくなる。なので少しテンポを落としました。そのバランスでトリオ部分のテンポも決めたので、こちらも比較的ゆっくりになっています。さらに、このトリオ部分、タメ過ぎの明らかな「感情過多」は、
「許せ。」w
あと蛇足ながら、この曲の第1主題、実はえっらいトリッキーです。全体キーはDメジャースケールながら、なぜか??冒頭だけD#メジャースケールで始まってる。しかも開始音が、小節4拍目からの弱起。もーワケが判らなかったので、オーケストラ演奏の半速データを作成して、スコアと睨めっこしながら何とかリズムを把握した次第。ふぅ~...しんど。w
ってなワケでこの曲、色々言い出すとキリがないので、まあ聴いてやってくださいまし...。
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