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2023年9月29日 (金)

新曲「哀しみのソレアード」のWeb配信を開始しました!!

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こんちわ!!

北海道ネタも尽きてきたので、今回は小ネタ。(笑)

北海道は網走の天都山(てんとざん)に、「オホーツク流氷館」なる観光施設があります。館内で、オホーツクの大自然のシミュレーションが見れたり、泳いでいるクリオネを見れたり、屋上の展望台から網走の絶景(特に、網走湖は素晴らしい...)が見れたりします。

で、網走を訪れたらぜひ行って頂きたい観光スポットなのですが、実は今回のウリは別のトコ。館内を見て回った後に1階に売店があるのですが、ここの「流氷ソフトクリーム」、絶品です。網走出身で、世界的なジェラート・コンテストで優勝したジェラート職人の監修で、ちょっと他では食べられない美味しさです。ざっくり言って、オホーツク海の塩を使った、塩キャラメル味。2018年に初めて食べたときに、あまりの美味しさに、

「3コ連続で喰って、店員さんに笑われた」(笑)

網走に行った際は、ぜひお試しあれ...。

...で、本題。

新曲「哀しみのソレアード」のカヴァー・バージョンのWeb配信を開始しました!!下のURLのページで配信しています。

http://www.sympho-rock.com/Monthly.htm

この「哀しみのソレアード」、イタリアの「ダニエル・センタクルツ・アンサンブル」なるバンド(ユニット??)が、1974年に大ヒットさせた有名曲なのですが、事前に色々調べてて、いろんなことが判りました。(ここからちょい、プログレ・オタク以外の方は、読み飛ばしてくらはいw)

この「ダニエル・センタクルツ・アンサンブル」、元々はイル・ヴォーロのキーボード奏者だったヴィンチェ・テンペラ(すでに作曲家として高名でした)が結成に関与したバンドで(バンドメンバーではなかったようなので、どのような関与だったか??ちょっと不明なのですが...)、人脈的にもイタリアン・プログレの人脈。
さらにこのヴィンチェ・テンペラ、その後にニューヨーク出身でありながらイタリアを拠点に活動していたスティーヴン・シュラックスと音楽的なパートナーシップを結び、なんとシュラックスのほとんど全曲のアレンジと指揮を担当しています。

スティーヴン・シュラックス、私の大のお気に入りのアーティストの一人なのですが、この「哀しみのソレアード」とシュラックスの「ブルー・ドルフィン」、メロディーが「Ah~...」の混声合唱で似ているのは単なる偶然ではなくて、同一人物の仕業だったのですね。
シュラックスの他のアルバムには、このような混声合唱メインの曲の他にも、イタリアン・プログレ関連のアーティストのカヴァーも一部演っているので、やはり一連、ひとつの人脈だったのでしょう。

...で、プログレ・オタク向けのお話、ここまで。(笑)

制作にあたっては、事前に「どんな風に料理するか??」考えたのですが、すでにオリジナルの「ダニエル~」のバージョンの時点で完璧なまでの完成度になってしまっているので、

「コレ、一体どーしよー??」(笑)

って、考え込んでしまった。「日本では、ポール・モーリアの演奏で大ヒットしました」なんて楽譜に書いてあったものだからYouTubeで見てみたんだけど、

「こんなん、あまりに俗っぽくって、いや」(笑)

結局、原曲を「より荘厳な印象にする」アプローチをしてみよーかと、思いました。

あと課題はこの曲、全く同じメロディーが7回繰り返される。聴き手の集中力を最後まで持続させて聴いてもらうにはどうするか??ちょっと考えました。まず最初に頭に思い浮かぶのは転調なんだけど、上述のポール・モーリアのバージョンが途中で転調していて、それだけでもう俗っぽさ全開になっちゃってる。なので、転調、ボツ。(笑)

あとはオリジナル・バージョンと同じに、1回ごとのアンサンブルのメリハリ、違いで聴かせるより他にテはないと思いました。なので、原曲にリズム・パートがある部分でも今回は思い切って削ったり、逆にハデな部分はより大袈裟に聴こえるようにしました。あと、一部だけ、混声合唱の替りにストリングスで構成するようにしています。結果的に、

「荘厳になるとゆーよりは、却ってプログレ度が増してしまった」(笑)

かもね....。w

次はクリスマス・ソングまで新曲はないです。またね...。

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2023年9月10日 (日)

新曲「アマポーラ」の、Web配信を開始しました!!

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こんちわ!!

写真は北海道、利尻島の「夕日ヶ丘展望台」から見た風景。遠くに礼文島も見えます。

昨今、NHK朝ドラ「らんまん」主人公のモデル、牧野富太郎博士が最北の植物採集を行った地として脚光を浴びている利尻島です。

私個人的には、観光地としては利尻島よりも「より人の手の入っていない」礼文島の方が好きなのですが、それでも利尻島にも良い観光スポットが、いっぱいあります。その一つが、この「夕日ヶ丘展望台」です。

ちょうど、牧野博士が植物採集を行った「ペシ岬」より、少し島の北側に位置する高台です。沿道から徒歩で展望台まで登ることができますが、そこからの景観が礼文島側(上の写真)、ペシ岬側、いずれも利尻島ならではの美しさです。

ちなみに、この「夕日ヶ丘展望台」は私のやうな「いいヲヤヂ」(笑)でもなんとか登ることができますが、見た目に一番印象的な「ペシ岬」の方は、要注意です。こちらも徒歩で頂上まで登ることができますが、ハンパないキツさなので、足腰に自身のない方は、やめたほうが良いでしょう。(かく言う私も、1回だけ登って、散々な思いをして懲りました...w)

...で、本題。

新曲「アマポーラ」の、Web配信を開始しました!!下のURLのページから、配信しています。

http://www.sympho-rock.com/Monthly.htm

今回、制作に至った経緯は、大枠でWebページに書いた通りです。まだちょっと重い曲はキツいので、この曲を選びました。2008年にデヴィッド・フォスター&フレンズのライヴ・コンピレーションCDでこの曲を初めて聴いて以来、ずーっと「演りたい曲リスト」の1曲には入っていました。あと、近年の「JR大人の休日倶楽部」のCM(吉永小百合のやつ)でも、BGMがやったらと気になっていて...。

で、この曲を演ることに決まって、他のアーティストのカヴァーをサブスクで調べてみたら...まあ、あるある一杯...(笑)。キーもまちまちなら、アレンジも「なんでもアリ」w の状態。ラテン風からジャズ風、ニューエイジ風、ボーカル物風から果ては「ベンチャーズ風」(笑)まで。楽曲の著作権はすでに消滅しているので、

「もう、好きに演ってくらはいっ!!」

みたいな感じでした。ですが自分の嗜好から、一番近いと思われたナナ・ムスクーリのカヴァーを一応お手本として設定しました。(なので、キーはGメジャーです)

次は楽譜の入手。これがまた難物で、モノによってキーもアレンジもバラバラ。最初にヤマハの「ぷりんと楽譜」で入手した楽譜に至っては、ジャズ風にアレンジをしたらしく、9thや13thのテンション・コードがバシバシ出てくる。

「コレ、使えない」(笑)

結局、新宿の楽器店で目検で選んで購入したヤツ(それでさえ、キーはGメジャーではなく...)をベースに、他の楽譜から「ココは、コッチのほうが良いよね」みたいなマージ作業をして、最終的なコード譜としました。

で、実際の制作。今回、お手本が存在しない状態だったので、裏メロは自分で書きました。 (ここ、ツっ込まないでね...お願いだから...w)

あとは、今回留意したのは以下の点です。

・曲のテンポは ♪ = 80 なんですが、このテンポ設定でTR-707のドラムを打ち込むと、各方面からご指摘を頂いている通り、確実にレイテンシー(の、やうなもの...)が発生してしまいます。なので、あえて倍の ♪ = 160 で打ち込みをしました。

・曲中のテンポは、完全にCubaseのテンポ設定に任せることにしました。なのでテンポの変化は、テンポトラックの設定に依存しています。(何をいまさら、当たり前だろ...とか、言わないでね w)。なので手弾きパートのMIDI情報は、事前にエディターのスケール上でチェック&修正できるようになりました。ただし、TR-707を完全にCubaseに同期させることは不可能なので、ここは聴感上できるだけの近似値としています。

アレンジの曲想は、まあ、好き嫌いかと...ただ今回、

「できるだけ、シンプルに作りたい」

みたいな思いは、ありました。なので「いつもみたいなハデな鳴りモノ」(笑)、一切入ってまへん。w

配信ページの画像のイメージと合わせて、やはり「世の中の平和」を強く訴えかけたいと、制作しながらも思いました。

でわでわ。。。

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