新曲「哀しみのソレアード」のWeb配信を開始しました!!
こんちわ!!
北海道ネタも尽きてきたので、今回は小ネタ。(笑)
北海道は網走の天都山(てんとざん)に、「オホーツク流氷館」なる観光施設があります。館内で、オホーツクの大自然のシミュレーションが見れたり、泳いでいるクリオネを見れたり、屋上の展望台から網走の絶景(特に、網走湖は素晴らしい...)が見れたりします。
で、網走を訪れたらぜひ行って頂きたい観光スポットなのですが、実は今回のウリは別のトコ。館内を見て回った後に1階に売店があるのですが、ここの「流氷ソフトクリーム」、絶品です。網走出身で、世界的なジェラート・コンテストで優勝したジェラート職人の監修で、ちょっと他では食べられない美味しさです。ざっくり言って、オホーツク海の塩を使った、塩キャラメル味。2018年に初めて食べたときに、あまりの美味しさに、
「3コ連続で喰って、店員さんに笑われた」(笑)
網走に行った際は、ぜひお試しあれ...。
...で、本題。
新曲「哀しみのソレアード」のカヴァー・バージョンのWeb配信を開始しました!!下のURLのページで配信しています。
http://www.sympho-rock.com/Monthly.htm
この「哀しみのソレアード」、イタリアの「ダニエル・センタクルツ・アンサンブル」なるバンド(ユニット??)が、1974年に大ヒットさせた有名曲なのですが、事前に色々調べてて、いろんなことが判りました。(ここからちょい、プログレ・オタク以外の方は、読み飛ばしてくらはいw)
この「ダニエル・センタクルツ・アンサンブル」、元々はイル・ヴォーロのキーボード奏者だったヴィンチェ・テンペラ(すでに作曲家として高名でした)が結成に関与したバンドで(バンドメンバーではなかったようなので、どのような関与だったか??ちょっと不明なのですが...)、人脈的にもイタリアン・プログレの人脈。
さらにこのヴィンチェ・テンペラ、その後にニューヨーク出身でありながらイタリアを拠点に活動していたスティーヴン・シュラックスと音楽的なパートナーシップを結び、なんとシュラックスのほとんど全曲のアレンジと指揮を担当しています。
スティーヴン・シュラックス、私の大のお気に入りのアーティストの一人なのですが、この「哀しみのソレアード」とシュラックスの「ブルー・ドルフィン」、メロディーが「Ah~...」の混声合唱で似ているのは単なる偶然ではなくて、同一人物の仕業だったのですね。
シュラックスの他のアルバムには、このような混声合唱メインの曲の他にも、イタリアン・プログレ関連のアーティストのカヴァーも一部演っているので、やはり一連、ひとつの人脈だったのでしょう。
...で、プログレ・オタク向けのお話、ここまで。(笑)
制作にあたっては、事前に「どんな風に料理するか??」考えたのですが、すでにオリジナルの「ダニエル~」のバージョンの時点で完璧なまでの完成度になってしまっているので、
「コレ、一体どーしよー??」(笑)
って、考え込んでしまった。「日本では、ポール・モーリアの演奏で大ヒットしました」なんて楽譜に書いてあったものだからYouTubeで見てみたんだけど、
「こんなん、あまりに俗っぽくって、いや」(笑)
結局、原曲を「より荘厳な印象にする」アプローチをしてみよーかと、思いました。
あと課題はこの曲、全く同じメロディーが7回繰り返される。聴き手の集中力を最後まで持続させて聴いてもらうにはどうするか??ちょっと考えました。まず最初に頭に思い浮かぶのは転調なんだけど、上述のポール・モーリアのバージョンが途中で転調していて、それだけでもう俗っぽさ全開になっちゃってる。なので、転調、ボツ。(笑)
あとはオリジナル・バージョンと同じに、1回ごとのアンサンブルのメリハリ、違いで聴かせるより他にテはないと思いました。なので、原曲にリズム・パートがある部分でも今回は思い切って削ったり、逆にハデな部分はより大袈裟に聴こえるようにしました。あと、一部だけ、混声合唱の替りにストリングスで構成するようにしています。結果的に、
「荘厳になるとゆーよりは、却ってプログレ度が増してしまった」(笑)
かもね....。w
次はクリスマス・ソングまで新曲はないです。またね...。
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