オーバーオール・ミュージックOBのライヴを観てきました!!
先日の6月20日(土)に、立教大学オーバーオール・ミュージックOBのライヴを観に行ってきました!!場所わ渋谷のライヴ・ハウス「ギルティー」。(写真①)立教大学の軽音楽サークルが良く使っているハコらしくて、居心地が良いので、ともべ的にも大好きなお店です。
ライヴの正式な名称は、「フリー・ジャム 2009」。オーバーオール・ミュージックOBの「Oさん」によって、毎年開催されているライヴです。
Oさん、毎年ご苦労様っ!!
あと今回わ、ともべの3年先輩(ともべは1年生だったときに、4年生だった...)の、「Yさん」のご招待で、タダ券で観ることができました。
Yさん、どうもありがとうございました!!
「お久しぶりですぅ~!!」
ってなワケで、一緒のテーブルでライヴを「観戦」(笑)するコトになりました。テーブル席に座れて、バーの生ビールも美味しくて、最高に気持ちの良い一夜になりました。やっぱこの「ギルティー」ってハコわ、いいっス!!
今回の出演バンドは3バンド。1バンド目は「重金属ノスタルジア」(写真②)バリバリのヘヴィー・メタルのバンドです。昨今、仕事のストレスでお疲れ気味だったともべですが、ヘヴィー・メタルの激しい演奏・パワーと生ビールのホロ酔い加減で、ユウウツなアレやコレや(笑)を、すっかり吹き飛ばすトコができました。季節も初夏だし、まずはこの
「熱い演奏」に感謝っ!!
曲は1曲も知らない曲ながら、プログレっぽい曲なんかもあったりして(最後の曲なんか...)、とっても楽しかったデス。
2バンド目は「Tide Pool」(写真③~⑥)。ともべが大学1年生だったときに、4年生でおられた先輩方のバンドです。実わ今回、このバンド見たさに駆けつけた感があって、なぜかとゆーと、従来TOTOのコピーなんかをメインで演っておられたこのバンド、今回わ
「プログレを演るっ!!」
ってなコトだったので、コレわもーともべ、観ないワケにはいきません。ステージの開始前にホールにクラシックのオーケストラ演奏が鳴り響いて(YESみたい...(笑))、1曲目はEL&Pの「庶民のファンファーレ」でした。ともべもーエビぞっちゃって、
脊椎折れそー!!(笑)
で、一応、今回のTide Poolのセット・リストを書いておきます。
2.クリムゾン・キングの宮殿(キング・クリムゾン)
3.レッド(キング・クリムゾン)
4.21世紀の精神異常者(キング・クリムゾン)
5.シルヴィア(フォーカス)
6.悪魔の呪文(フォーカス)
7.タイム(ピンク・フロイド)
8.コンフォタブリー・ナム(ピンク・フロイド)
9.悪の経典#9 第1印象パート2(EL&P)
このセット・リストを見ただけで、会場のともべがいかに狂喜していたかが、知れようとゆーモノです(笑)。
とにかくステージ全体に関して思ったコトわ、
「ウマいヒトわ、何を演奏してもウマいっ!!」
と、ゆーコト。バンド・メンバー全員がものスゴいテクニシャンで、しかもバンドとして息が合っているので、
「プログレなんて初めて...」
な~んておっしゃっておられましたが、ヘタな日本や海外のプロのプログレ・バンドなんかよりも、はるかにウマかったデス。
「音楽を良く知っている」
のが、良く判るステージでした。こーゆーコピーの場合だと、オリジナルの原曲があって、そこから
「何を真似たらイケナイか??何を付け加えなければいけないか??」
を良くご存知なのだと思いました。ともべ、原曲をぜーんぶ知っているのでワカルんだけれども、ドラムの「Kさん」は、カール・パーマーのフレーズをゼッタイに叩かなかったし、原曲になくとも必要な場合はギター・パートやソロを挿入したりなど、「音楽を自分たちのものとしてちゃーんと昇華している」点が、何より素晴らしかったです。
ステージの各曲として、素晴らしかった点は数しれず...でも幾つか挙げておくと...
・「クリムゾン・キングの宮殿」では、例のコーラスの部分を3人で良くハモっていました。なんかデビュー当時のクリムゾンのライヴみたい...。
・「レッド」や「21世紀の精神異常者」みたいなジャズ・ロック寄りのナンバーは、さすがに元々がクロス・オーバーやフュージョンを演ったおられた先輩方なので、タイトな演奏がさすがでした。「21世紀~」の例の変態ユニゾン、本家本元でさえ、ベースまではユニゾンしていないのに...(笑)
・「シルヴィア」は、個人的には一番ウレしかった曲です。さすが「Wさん」の達人ギターで、とっても美しかった。
・キーボードの「Yさん」、今回も素晴らしかったです。YAMAHAのキーボード1台でも「完全にマルチ・キーボード!!」。「~宮殿」のフルート・ソロで美しいディレイがかかっていたり、ピンク・フロイドの曲で空間的な色彩感を出したり、EL&Pの曲でのアグレッシヴなオルガン・ソロなど、本番のステージだけではなくて、事前の準備がいかに入念になされていたかが良く判る演奏でした。
・ピンク・フロイドの2曲では、「Wさん」がギターをストラトキャスターに持ち替えて、このストラトが素晴らしくイイ音がしてました!!デイヴ・ギルモアのブルージー&アグレッシヴかつ空間的なギター・サウンドがバッチシ!!でしたネ。
・「悪の経典#9」は、第1印象の後半をフル・バージョンでした。本家のEL&Pでさえ難易度が最も高くてステージでも不安定なこの曲を演奏しちゃうのですから...ハッキリ言って本家本元よりウマかったです。
ただ1つ気付いたのわ、半ば発狂寸前(笑)のともべに比べ、客席の客層は
「ぷろぐれって、なぁ~に???」
みたいな世代も多かったコト。今回のTide Poolステージ、プログレ・マニアの集まる前で演ったら、全員大狂喜は確実だったでしょーから...一般のオーディエンスの前だけで演るのは、ちょっと勿体無い気がしました。それでも客席の反応は、とってもウケてましたが...。
...で、3バンド目が「PRG」。(写真③)奥田民生のコピー・バンドです。今回のトリを務めてくれました。奥田民生に関しては良く判らないんですが、全体にユル~いアンサンブルが魅力的なバンドでした。ギターのプレイが年季が入ったカンジで、ベースが女性だったり、途中キーボード奏者のゲスト出演なんかもあったりして、息の合った演奏を聴かせてくれました。
...ってなワケで、今回わどーしてもプログレを演ったTide Poolの内容がメインになっちゃいましたが、他のバンドのヒト、すんませ~ん。(笑)
夜9:00頃にライヴはハケて、それから
「打ち上げに乱入っ!!」(笑)
Tide Poolの先輩方と、夜11:00過ぎまで飲んだくれてました。さらに山手線乗り過ごして、結果西武線の終電に間に合わなくて、途中からタクシーで2時頃家に帰ったとゆー、オマケ付き。(笑)
出演者の皆さん、どうもお疲れ様でしたー!!
(来年も演ってネ!!)
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