バッド・カンパニーの来日公演を観てきました!!
イロイロと他件があって、ブログへのアップが遅くなっちゃいましたが、10月26日(火)に、バッド・カンパニーの来日公演を観に行ってきました。場所は例によって、有楽町の東京国際フォーラム。仕事が終わって速攻でGOっ!!(笑)で行ってきたのデス。
会場に着いて、まずわとーぜん、コンサート・グッズ販売コーナーへ...。春のジェフ・ベックのときもそーだったんだけれど、国際フォーラムのグッズ売り場って、開演前はずんごい並んじゃってタイヘン...。
「開演、間に合うかなぁ~...」
なーんてドキドキしながら、それでも何とかギリギリでパンフとTシャツをGETしたのでした。(写真②)
「やっぱバッド・カンパニーわ、このTシャツぢゃーなきゃーネっ!!」(笑)
今回のコンサートも、職場の同僚の「Nさん」と一緒で、チケットもNさんに取ってもらいました。ステージ真正面(客席の中央)の、前から2列目!!とゆー超プレミアムな席。
「この位置で、目の前にポール・ロジャースが現れた日にわ、どーなっちゃうんでしょーか??」(笑)
19:00ちょうどに開演して、前座はポール・ロジャースの息子のスティーヴン・ロジャースのソロ・アクトでした。アコースティック・ギター1本抱えての弾き語りです。さすがに「息子」だけあって...。
「顔、良く似てた」(笑)
ただ音楽的にはオヤジのセンスとわ違って、あくまでブリティッシュ・トラッドを基調とした、より英国人のルーツに根差したよーな音楽だった。フェアポート・コンヴェンションなんかを連想するカンジ。これが思いのほか英国然として、ナカナカ良かったです。
前座が終わって、BGMにビートルズの「アイ・アム・ザ・ウォルラス」が流れる中、メイン・アクトのバッド・カンパニーが登場っ!!いきなり1曲目から、「キャント・ゲット・イナフ」で、もー最初から、会場わ総立ちっ!!
「だからさぁ~...最初から立つのわぁ~、おぢさん疲れるってばぁ~...」
ちなみにステージに現れたポール・ロジャース、もー目の前2メートルの位置!!PAからの声より、生歌のほーがはるかに良く聴こえる。いや、それどころか、
「おやぢの体臭まで臭ってくるよーな、超至近距離っ!!」(失礼...)
いやー、でもカッコ良かったです。もー年齢的には60代半ばぐらいぢゃーないんだろーか??それなのに、ここまでセクシーなのです。もち、ハラなんてゼンゼン出ていない。イメージ的には、日本の永ちゃんにダブる面もあるんですが...。しかもボーカルも全く衰えを感じず。お得意のマイク・スタンドを使ったパフォーマンスも、天井近くまで高々とスタンドを放り投げて、それを見事にキャッチしちゃう!!
「オッサン、カッコ良すぎるんとちゃうー??」(笑)
コンサート全体的にわ、「ラン・ウィズ・ザ・パック」、「バーニング・スカイ」、「シューティング・スター」など、もー有名ドコの代表曲のオン・パレード。どれも知っている曲ばかりなので、とっても楽しめました。サプライズとしてわ、ギター1本抱えて、
「この曲を覚えているかい??」
って、「夜明けの刑事」(昔、バッド・カンパニーが日本のTV番組に提供した曲)を演ってくれたりました。
とにかく「PAが席よりも後ろにある」カンジなので、ボーカルだけぢゃーなくて、ドラムスもベースもギターも、「生音のほーが大きい」のが、とっても良かったです。ただ1点、ギターのミック・ラルフスが今回急病のため不参加で、替わりに本来サポート・メンバーのハワード・リースがメイン・ギターを担当していました。でもツイン・ギターが必要な場面ではゲストでマーカス・ウルフなるギタリストが参加。このヒト、一見風貌からして
「え??CHARが飛び入り参加なの??」
とか、一瞬思っちゃいましたが...(笑)
ちなみにドラムスのサイモン・カークわ、
「やっぱ、バッド・カンパニーのドラムスわこのノリぢゃーなきゃーネ!!」
みたいにさすがでしたが、やっぱトシをとったのか、力を抜いたリラックスしたプレイが目立ちました。
実わ前の日記に書いたケド、この3日前にはユーライア・ヒープの来日公演を観たばっかしで、その比較でも面白かったです。どっちもベテラン系「いぶし銀」ロック・アンサンブルには変わりないのだけれど、あくまでユーライア・ヒープは
「元祖・様式美系ハード・ロック」
で、音楽的なシカケもかなーり多い。それに比べて、今回のバッド・カンパニーははるかにシンプルかつポップで、
「元祖・王道ブリティッシュ・ロック」
みたいなカンジ。どっちが良いとかわないのだけれど、同じ「ハードロック」でも、音楽的なカラーはだいぶ違う。
ハナシをコンサートに戻して、この日はツアーの最終日だったらしく、メンバーもエラいノってました。アンコール1曲目の、ポール・ロジャースがピアノの弾きながら歌う「バッド・カンパニー」から、続く「ビー・マイ・フレンド」はフリー時代の曲で、この日だけだったらしーです。アンコールは2回目もあって、「レディ・フォー・ラヴ」に続いて名曲「ストーミー・マンデー・ブルース」を演ってくれました。これもこの日だけ。観たカンジでわ、
「その場のノリで、演ちゃった!!」(笑)
みたいな雰囲気でした。
あと、バッド・カンパニーって言ったら、このヒトを忘れちゃーいけません。オリジナル・ベーシストの故ボズ・バレル。我々プログレ・ファンにとっては、「アイランド」期のキング・クリムゾンのボーカル兼ベースとゆーイメージが圧倒的に強いんだけれども、この日のステージでもバックの大きくフォトを写されたりして、追悼の意を表していました。
でも、とっても楽しめた今回のコンサートでも不満点が1点。ともべ的にわ、バッド・カンパニーの曲の中で一番ライヴで聴きたかったのは、1stアルバムの「ロック・ステディー」なのだ。今回のコンサートでも、最後の最後まで
「次わ来るぞぉぉぉぉ~...」
とか思ってたら、結局最後まで、
「演ってくれなかった...」(泣;)
バド・カンの中でわ、一番の代表曲だと思うんですけどねぇ~...。
でもまあ、コンサート全体的には、特にポール・ロジャースの魅力満載の、もーお腹いっぱいで大満足なコンサートでした。あーっ楽しかったっ!!
「クイーンのポール・ロジャースわ特に観たくもないけれど、バド・カンのポール・ロジャースわ大好きなのだ!!」(笑)
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