2010年11月28日 (日)

バッド・カンパニーの来日公演を観てきました!!

20101128_1 イロイロと他件があって、ブログへのアップが遅くなっちゃいましたが、10月26日(火)に、バッド・カンパニーの来日公演を観に行ってきました。場所は例によって、有楽町の東京国際フォーラム。仕事が終わって速攻でGOっ!!(笑)で行ってきたのデス。

会場に着いて、まずわとーぜん、コンサート・グッズ販売コーナーへ...。春のジェフ・ベックのときもそーだったんだけれど、国際フォーラムのグッズ売り場って、開演前はずんごい並んじゃってタイヘン...。

「開演、間に合うかなぁ~...」

なーんてドキドキしながら、それでも何とかギリギリでパンフとTシャツをGETしたのでした。(写真②)

「やっぱバッド・カンパニーわ、このTシャツぢゃーなきゃーネっ!!」(笑)

20101128_2今回のコンサートも、職場の同僚の「Nさん」と一緒で、チケットもNさんに取ってもらいました。ステージ真正面(客席の中央)の、前から2列目!!とゆー超プレミアムな席。

「この位置で、目の前にポール・ロジャースが現れた日にわ、どーなっちゃうんでしょーか??」(笑)

19:00ちょうどに開演して、前座はポール・ロジャースの息子のスティーヴン・ロジャースのソロ・アクトでした。アコースティック・ギター1本抱えての弾き語りです。さすがに「息子」だけあって...。

「顔、良く似てた」(笑)

ただ音楽的にはオヤジのセンスとわ違って、あくまでブリティッシュ・トラッドを基調とした、より英国人のルーツに根差したよーな音楽だった。フェアポート・コンヴェンションなんかを連想するカンジ。これが思いのほか英国然として、ナカナカ良かったです。

20101128_3前座が終わって、BGMにビートルズ「アイ・アム・ザ・ウォルラス」が流れる中、メイン・アクトのバッド・カンパニーが登場っ!!いきなり1曲目から、「キャント・ゲット・イナフ」で、もー最初から、会場わ総立ちっ!!

「だからさぁ~...最初から立つのわぁ~、おぢさん疲れるってばぁ~...」

ちなみにステージに現れたポール・ロジャース、もー目の前2メートルの位置!!PAからの声より、生歌のほーがはるかに良く聴こえる。いや、それどころか、

「おやぢの体臭まで臭ってくるよーな、超至近距離っ!!」(失礼...)

いやー、でもカッコ良かったです。もー年齢的には60代半ばぐらいぢゃーないんだろーか??それなのに、ここまでセクシーなのです。もち、ハラなんてゼンゼン出ていない。イメージ的には、日本の永ちゃんにダブる面もあるんですが...。しかもボーカルも全く衰えを感じず。お得意のマイク・スタンドを使ったパフォーマンスも、天井近くまで高々とスタンドを放り投げて、それを見事にキャッチしちゃう!!

「オッサン、カッコ良すぎるんとちゃうー??」(笑)

20101128_4コンサート全体的にわ、「ラン・ウィズ・ザ・パック」「バーニング・スカイ」「シューティング・スター」など、もー有名ドコの代表曲のオン・パレード。どれも知っている曲ばかりなので、とっても楽しめました。サプライズとしてわ、ギター1本抱えて、

「この曲を覚えているかい??」

って、「夜明けの刑事」(昔、バッド・カンパニーが日本のTV番組に提供した曲)を演ってくれたりました。

とにかく「PAが席よりも後ろにある」カンジなので、ボーカルだけぢゃーなくて、ドラムスもベースもギターも、「生音のほーが大きい」のが、とっても良かったです。ただ1点、ギターのミック・ラルフスが今回急病のため不参加で、替わりに本来サポート・メンバーのハワード・リースがメイン・ギターを担当していました。でもツイン・ギターが必要な場面ではゲストでマーカス・ウルフなるギタリストが参加。このヒト、一見風貌からして

「え??CHARが飛び入り参加なの??」

とか、一瞬思っちゃいましたが...(笑)

ちなみにドラムスのサイモン・カークわ、

「やっぱ、バッド・カンパニーのドラムスわこのノリぢゃーなきゃーネ!!」

みたいにさすがでしたが、やっぱトシをとったのか、力を抜いたリラックスしたプレイが目立ちました。

実わ前の日記に書いたケド、この3日前にはユーライア・ヒープの来日公演を観たばっかしで、その比較でも面白かったです。どっちもベテラン系「いぶし銀」ロック・アンサンブルには変わりないのだけれど、あくまでユーライア・ヒープは

「元祖・様式美系ハード・ロック」

で、音楽的なシカケもかなーり多い。それに比べて、今回のバッド・カンパニーははるかにシンプルかつポップで、

「元祖・王道ブリティッシュ・ロック」

みたいなカンジ。どっちが良いとかわないのだけれど、同じ「ハードロック」でも、音楽的なカラーはだいぶ違う。

20101128_5ハナシをコンサートに戻して、この日はツアーの最終日だったらしく、メンバーもエラいノってました。アンコール1曲目の、ポール・ロジャースがピアノの弾きながら歌う「バッド・カンパニー」から、続く「ビー・マイ・フレンド」フリー時代の曲で、この日だけだったらしーです。アンコールは2回目もあって、「レディ・フォー・ラヴ」に続いて名曲「ストーミー・マンデー・ブルース」を演ってくれました。これもこの日だけ。観たカンジでわ、

「その場のノリで、演ちゃった!!」(笑)

みたいな雰囲気でした。

あと、バッド・カンパニーって言ったら、このヒトを忘れちゃーいけません。オリジナル・ベーシストの故ボズ・バレル。我々プログレ・ファンにとっては、「アイランド」期のキング・クリムゾンのボーカル兼ベースとゆーイメージが圧倒的に強いんだけれども、この日のステージでもバックの大きくフォトを写されたりして、追悼の意を表していました。

でも、とっても楽しめた今回のコンサートでも不満点が1点。ともべ的にわ、バッド・カンパニーの曲の中で一番ライヴで聴きたかったのは、1stアルバムの「ロック・ステディー」なのだ。今回のコンサートでも、最後の最後まで

「次わ来るぞぉぉぉぉ~...」

とか思ってたら、結局最後まで、

「演ってくれなかった...」(泣;)

バド・カンの中でわ、一番の代表曲だと思うんですけどねぇ~...。

でもまあ、コンサート全体的には、特にポール・ロジャースの魅力満載の、もーお腹いっぱいで大満足なコンサートでした。あーっ楽しかったっ!!

「クイーンのポール・ロジャースわ特に観たくもないけれど、バド・カンのポール・ロジャースわ大好きなのだ!!」(笑)

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2010年11月 7日 (日)

ユーライア・ヒープの来日公演を観てきました!!

20101107_1 日記へのアップがずいぶんと遅くなっちゃいましたが、先月の10月23日(土)に、ユーライア・ヒープの来日公演を観に行ってきました。場所わ例によって、川崎のクラブチッタ

最初、7月頃に来日公演が発表になったときわ、

「ど~しよーかなぁ~??」

って思ってました。ユーライア・ヒープはもちろん大好きなバンドなんだケド、なんせ今のバンドにオリジナル・メンバーはギターのミック・ボックス1人しか残っていない。

「(似て非なる)ユーライア・ヒープ「らしきもの」(笑)を観せられたら、ヤだなぁ~...」

とか思ってて、チケットの購入をしばらく控えていました。けれどMixiのマイミクでお世話になっているKayakerさんが観に行くコトが判って、ジワジワとともべも観たくなってきた...で、例の8月22日(日)の日比谷野音でのプログレ・フェスの前にディスクユニオンのプログレ館さんへ立ち寄って、

「やっぱチケット、買っちゃいましたぁ~。」(笑)

やれやれ...。(最初から買っとけば、もっとイイ席取れたのにネ...)

20101107_2クラブチッタには開場時間の17:00には着いて(写真②)、列に並んで待つことしばし...。定刻をちょっと過ぎて開場が始まると、もち、まっすぐにグッズ売り場へGOっつ!!(笑)

今回のコンサート・グッズには2種類があって、まず「シルバー・パッケージ」は、Tシャツにパンフ、それにポスターがセットになっている。コレで¥5,500ナリ。さらにその上には「ゴールド・パッケージ」なるモノが35コ限定であって、コッチにはパンフが直筆サイン入りなのと、バックステージ・パス、それにコンサート終演後のバンド・メンバーとのサイン会、記念写真撮影会の参加権利が追加で付いてくる。コッチわ¥10,500。高っか!!

「ミック・ボックス以外わほぼ無名のメンバーなのに、そんなに一緒に写真、撮りたいッスかねぇ~??」(好きなヒト、すんませーん...)

とか思って、ともべわ安いほーのシルバー・パッケージにしました。(写真③)

「ロック・コンサート行くたんびに我が家で増殖していく大量のTシャツ、なんとかならんッスかぁ~??(...と、昨今家族から苦情が...)」(笑)

20101107_3ちなみに最近のロック・コンサートのグッズって、とっても充実してる。ってゆーのも、CDが売れない昨今のご時世、アーティストの収入源がCDからコンサートへと急速にシフトしていて、コンサートをビジネスとして成立させるためには、「物販」って、大きな柱の1つなのだ。つまり

「オタクなおやぢわ、いいカモなワケで...」(笑)

でもまあ、ロック・コンサートを観に行ったら、やっぱTシャツとパンフぐらいわ、記念にどーしても欲しいですよネ!!

コンサートが開演するまで、喫煙所でビール飲みながらタバコふかして待つコトしばし...。今回のコンサート、さすがにハード・ロックのライヴだけあって、いつも行っているプログレ系のライヴとわだいぶ客層が違いました。とにかく「おやぢのオトコ」が大半。コレがプログレ系のコンサートだと、一定の割合で女性客も多いんだけどネ...。今回わ、もーほっとんどオトコ。

「とにかく、ムサい。」(笑) (ヒトのコトわ、言えるか???)

あ、先ほどお話に出た、今回の「張本人」(笑)、Kayakerさんにも、無事にお会いできました。

20101107_4コンサートは、定刻の18:00ピッタシに開演。

「さすが、時間を守る、と評判なミック・ボックス!!」(笑)

1曲目冒頭から、もー満席の会場は総立ち!!やっぱコレわ、ハード・ロックのライヴなのだ。

「最初から立つのわ、おぢさん、疲れるんだけれども...」(泣;)

1曲目は知らない曲だったんだけれども、2曲目にいきなり「リターン・トゥー・ザ・ファンタジー」!!かのキング・クリムゾンジョン・ウェットンが初加入したアルバムのオープニング・ナンバー。もちろんともべも大好きなこの曲をよもや演ってくれるとは。とってもウレしかった。

さて、こーいった昔の曲となると、やっぱ一番気になるのは、かつての「ハモンドの名手」ケン・ヘンズレーのキーボード・パートを、現在のキーボード奏者がどれだけカバーできるか??ってな点。結果、現在のKey奏者のフィル・ランゾンのプレイは

「にじゅうまるっ!!」(笑)

でした。キーボード・パートは思いっきりハモンド・オルガンが中心。ブ厚いオルガン・プレイは、正に「ユーライア・ヒープのオルガン」に、十分に値するモノでした。さらにキーボードの右手にはシンセも置かれていて、ピアノのパートもそこから出ていたやう。ケン・ヘンズレーの不在を、全く意識させませんでした。

20101107_5コンサートは名曲「スティーリン」に続いて、今回の超目玉、デビュー40周年記念の

「「悪魔と魔法使い」完全再現!!」

に突入しました。彼らの4枚目にあたる名アルバムを、丸ごとライヴで再現しちゃおーとゆーのです。

「個人的にわ、「対自核」のほーお、完全再現して欲しかったですが...」

なーんて、日本のファンも多かったりして。(笑)

でもこの「悪魔と魔法使い」にも「トラヴェラー・イン・タイム」「安息の日々」なんかの「定番曲」が含まれていて、とっても充実した良い演奏でした。それにケッコウ、このアルバムってプログレっぽい。

「もー、元祖・様式美ハード・ロックの、面目躍如っ!!」

この再現中にゲストで元ホワイト・スネイクミッキー・ムーディーがスライド・ギターで登場っ!!突然ステージのソデから出てきたので、

「あのミリタリー・ルックのギターのおやぢわ、誰だぁ??」(笑)

なーんて、思いましたが...。

さらに、こーいった昔の曲となると、ケン・ヘンズレーの不在以上に気になるのが、かの名ボーカリスト、故デヴィッド・バイロンのボーカルを現在のリード・ボーカルで完全に再現できるかどーか??です。現ボーカルのバーニー・ショウの歌唱力わ、コレも結果的にわ、

「ちゃーんと、にじゅうまるっ!!」(笑)

ユーライア・ヒープのボーカルはフツーのハードロック・バンドみたくシャウト中心のやかましいボーカルでわなくて、

「ハイ・トーンが良く伸びる、美声」

ぢゃなきゃーダメなんです。なんせデヴィッド・バイロンはかつてはブリティッシュ・ロック界屈指の「名ボーカリスト」でしたから。現在のバーニー・ショウのボーカルは、声質そのものはもちろん違うものの、ユーライア・ヒープのリード・ボーカルを張るだけの十分な歌唱力を持っていました。

「ステージでのお客さんへのアオリも含めて(笑)、素晴らしいパフォーマンスだった!!」

さらに例のユーライア・ヒープならではのコーラス・ワークも、フロント3人によるもので文句なし!!

20101107_6コンサートわ、「悪魔と魔法使い」完全再現の後は、名バラード「レイン」や、もーギンギンに迫ってくる「ジプシー」など、名曲のオン・パレード。そして、待ってました!!の

「ルック・アット・ユアセルフ」!!

やっぱヒープのライヴはこの曲お聴かなきゃー帰れません。ギターのアドリブを延々と伸ばして、もー大盛り上がり大会!!さらに本編最後は、「7月の朝」。この定番名曲の流れに、

「もートリハダがぁぁぁぁぁぁっ!!」

やっぱ、「ファンが一番聴きたいトコロ」わ、ちゃーんと押さえてくれているモンです。

本編が終わって、アンコールの1曲目が、これも待ってました!!の「サンライズ」

「もぉぉぉぉぉーっつ!!どぉぉぉーにでもしてくれぇぇぇっつ!!」(狂喜)

かの名盤「ユーライア・ヒープ・ライヴ」のオープニングを飾る名曲をココで演ってくれるとは!!今回のコンサートの中で、実わ一番聴きたかったこの曲、コレが生で聴けたんだから、もー思い残すコトわありません。アンコールのラストは、2nd「ソールズベリー」から「レディー・イン・ブラック」で、ステージと客席との大合唱の内に、幕を閉じたのでした。

「あぁぁぁぁーっつ!!良かったッスよぉ~...」

結果的に今回のライヴ、

「ユーライア・ヒープもどき、を観せられるんぢゃーないか??」

ってゆーのわ、完全な杞憂に終わった感があります。終始鉄壁のバンド・アンサンブルは、正に「いぶし銀」のよーで、コレは正に「ユーライア・ヒープのライヴ」以外の何物でもなかった。唯一オリジナル・メンバーの、ギターの御大ミック・ボックスも、ステージ向かって左手で目の前だったんだけれども、白髪&長髪&グラサンで、しかもギター弾きながらヘンな右手のパフォーマンスを終始。

「もー、怪しさ十分っ!!」(笑)

でもレスポール弾きまくるさすがのカンロクわ、やっぱちょーカッコ良かったのです。期待を数倍超える、「とっても良いライヴを観た」と満足感でいっぱいでした。

「まさかこのトシになって、「ユーライア・ヒープ・ライヴ」の再現お、生で観れるとわね...!!」 (生きてて、良かったぁ~...(笑))

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2010年8月28日 (土)

プログレッシヴ・ロック・フェス2010を観てきました!!

20100828_1 先日の8月20日(金)~22日(日)の3連チャンで、この夏最大のイベント、プログレッシヴ・ロック・フェス2010を観てきました!!...ってゆーか、正確には20日がクラブチッタスティーヴ・ハケット・バンド、21日が同じくチッタでルネッサンスのそれぞれ単独公演、22日がクライマックスの日比谷野外音楽堂でのプログレ・フェスで、もー

「老体にムチ打って」(笑)

3連チャンを通しで観てまいりました。

「あ~、しんど」(笑)

しかも3日間、連続して

「エニドのTシャツお着て」(笑)

20100828_2...で、まずは8月20日のスティーヴ・ハケット・バンドから...。エレクトリックのフル・バンド編成で、

「全くもって完璧な」

素晴らしい演奏を聴かせてくれました。セット・リスト的には、あくまで新作の「アウト・オヴ・ザ・タネルズ・マウス」からの曲を中心に、さらに過去のハケットのソロ作からの曲目(「スペクトラル・モーニング」とか...)も加わって、あくまで、

「スティーヴ・ハケット・バンドとしての演奏」

でした。ステージ上には中央に「紅一点」のおねーちゃん、アマンダ・レーマンが、ボーカル兼ギターでひじょーに花を添えていました。あの複雑な楽曲を、メンバー全員が超テクニシャンで完璧な演奏!!特にドラムのゲイリー・オトゥールは超ムズカシイことを叩きながら、同時にリード・ボーカルまでこなしてしまう。

そんなコンサートの中で、ジェネシスのナンバーは「ブラッド・オン・ザ・ルーフトップス」「フライ・オン・ア・ウィンドシールド」「ロス・エンドス」「ファース・オヴ・フィフス」の4曲でした。特にアンコールの1曲目で演奏された「ファース・オヴ・フィフス」は、本家ジェネシスもライヴでは演らなかった、ピアノのイントロ付きの「完全版」で、会場わもう総立ち!!ドラムはフィル・コリンズのフレーズを完コピだし、中間部のギター・ソロに至っては、

「やっぱ、本家本元が弾くこのソロわ違うやぁぁぁぁー!!」

(某ダリル・スチューマーさんでわ、ダメなのよぉ~...)

みたいな、感激の演奏でしたネ。ハケットのギター・プレイを間近に見て、やっぱこのヒトはアーミングや左手のフレット・ワークも含めて、「ビブラートのヒト」なんだなぁ~って、つくづく感じました。コンサートはラストの「クロックス」で正味2時間弱、大盛況の内に幕を閉じたのでした。

20100828_3実わコンサート前にグッズ販売コーナーで、スティーヴ・ハケットのTシャツとプログ・フェスのTシャツ、それにプログ・フェスのパンフ(プログ・フェス物わ先行して販売していたので、先に買っちゃった!!)を購入していて、特にハケットのTシャツ購入者には、抽選で30名にサイン会が当たる!!

コンサート後に当選発表を見てみたら、

「やったー!!当たっちゃったぁー!!」

で、コンサート後のサイン会で、スティーヴ・ハケットさんに直接サインと握手をしてもらいました。(サイン会は、ハケットさんお1人で、他のバンド・メンバーはいなかったです)もらったサインが上の写真です。直接お会いするハケットさんは、ステージ上でのエキサイティングなパフォーマンスとは打って変わって、非常に物静かな「英国紳士」といった趣きでした。

20100828_4...で、8月21日が待望のルネッサンス。やっぱ日本ではこのルネッサンスの人気が相変わらず高くて、今回の3連チャンの中でこのルネッサンスのチケットだけがまたたくまにソールド・アウトになった。ともべ的にも、今回のメンツの中で一番大好きなバンドです。

コンサートは「プロローグ」でスタート。今回アニー・ハズラムマイケル・ダンフォード以外は新規のメンバーんだけれども、キーボードが2人で、一人がピアノ専門、もう一人がオーケストラ・パート専門で、ルネッサンスのシンフォニックなサウンドをステージで完璧に再現していました。

曲目的にも、「カーペット・オヴ・ザ・サン」「オーシャン・ジプシー」「黒い炎」「ランニング・ハード」など、昔の代表曲が中心。特に3rdの「運命のカード」からの選曲が多かったのが、ウレしかったです。ただ一つ言えば、ワーナー時代の曲が「ミダス・マン」1曲だけだったので、もーちょっと後期の曲も入れて欲しかったなーとわ、思いました。

驚くべきは、アニー・ハズラム嬢の歌声!!すんごい良く出ていました。やや荒さは感じたものの、2001年の来日コンサートの時なんかより、はるかによく伸びる素晴らしい声量でした。

「衰え、全く知らず」(驚異...)

ってーなカンジです。

あと、観客の反応がものすごく良かった。とにかく1曲が終わるごとに、延々と拍手が続いて鳴り止まない。

「やっぱ日本人って、ルネッサンスが大好きなのねぇ~!!」

って、改めて認識しました。

コンサート本編は、「母なるロシア」で終了。(毎回思うのだけれど、この曲のライヴでの説得力って、スゴい!!)アンコールはお決まりの「燃ゆる灰」でした。この日も演奏は正味2時間はなかった。

「もーちょっと聴きたいなぁ~...」

とわ、思いましたネ。それくらい、素晴らしかった。

20100828_5この日もコンサート前にグッズ・コーナーでルネッサンスのTシャツを購入していて、今回は抽選で60名に、サイン会が当たる。こっちはどーしても生のアニー・ハズラムさんにお会いしたかったので、もう一生懸命に当選を祈っていたら

「やったー!!今回も当たっちゃいましたー!!」(狂喜...)

今回はバンド・メンバー全員がサイン会場にそろっていました。マイケル・ダンフォードさん、アニー・ハズラムさん...の順番にサインをしてもらったんだけれど、ダンフォードさんがとってもにこやかに気さくな方で、

「お名前は??」

って聞いてくれて

「YUTAKAです。」

って答えたら「To Utaka」(YuがUなのはご愛敬(笑))って、サインに書いてくれました。じかにお会いするアニー・ハズラムさんは、とにかく

「声がでかくて(ステージでのボーカルと同じ調子(笑))、また良くしゃべるので、やったら騒々しい」(失礼...)

印象のお方でした。お二方とも、アーティスト側の要望で、握手ではなくゲンコツのガチンコにしてほしーとのことだったので、それでもダンフォードさんともハズラムさんともゲンコをガチンコできて、とっても嬉しかったです。

20100828_6...で、いよいよ8月22日の3連チャン、クライマックスの日比谷野外音楽堂でのプログレ・フェスティバル!!15:00開場の16:00開演だったんだけれども、

「とにかく、暑かったぁ~!!」

この日も東京わ真夏日でした。

「熱中症には、くれぐれも注意してください!!」

のアナウンスか流れる中、ともべは早々と会場入りして、冷たい缶ビールとタバコで涼をとっていました。

「う~ん、これこそ正に夏フェス!!」(笑)

今回出演するのは、前日、前々日の2バンドと、プラス日本から四人囃子の合計3バンドです。

20100828_7プログレ・フェスってどんだけ人が集まるのかと思っていたら、あの日比谷野音が後ろの方に少し空席があるくらいで、ほぼ満席の大盛況でした。

「やっぱ日本人って、プログレが好きなのねぇ~ん。」(笑)

ステージ上にも、バックに大きく今回のプログレ・フェスの垂れ幕が下がっていて、いやがおうにも気分が盛り上がります。

開演定刻になって、まずはストレンジ・デイズ編集長の岩本 晃市郎氏のご挨拶。なんてったって、日本で初めてのプログレ・フェスティバル。

まずはトップバッターで、四人囃子が登場。プログレピンク・フロイドディープ・パープルみたいな日本を代表するプログレ・サウンドはまだまだ健在!!

「このヒトたち、良くあんな複雑な楽曲を演奏できるよねー!!」

って、感心することしきり。ラストは代表曲の「一触即発」で、素晴らしくプログレッシヴな演奏を聴かせてくれました。

20100828_82番手はルネッサンス

「こーゆー野外のコンサート会場で、ルネッサンスみたいなシンフォニック・サウンドがちゃーんと再現できるのかなぁ~??」

とかちょっと不安に思っていたのは的中して、オープニングはPAの調子があまりよろしくなかった。でも意外なことにほどなくしてPAも復活して、先日のクラブチッタでの演奏に遜色ない壮大なサウンドを聴かせてくれました。

セット・リストは先日の単独コンサートの縮小版。「オーシャン・ジプシー」、「黒い炎」、「燃ゆる灰」なんかが省略されていました。夕刻の美しい木立を眺めながら聴くルネッサンスは、それはもう素晴らしかったです。風景と音楽が完全に同期していました。観客の反応も、後述しますがアンサンブル的には次のスティーヴ・ハケット・バンドのほーがはるかに高度なコトを演っていたのに、なぜかルネッサンスのほーが拍手が怒涛のようでした。やっぱ「日本人の好み」なんですかねー。

あと、アニー・ハズラム嬢のおしゃべりが楽しかったです。

「暑いーっ!!」

に始まって。

「みんなでウチワ持ってステージに上がって、私を扇いでーっ!!」(笑)

とか...。

ルネッサンスのステージは、ラストの「母なるロシア」の超名演で、幕を閉じたのでした。

...で、最後のトリはスティーヴ・ハケット・バンド。こちらもセット・リストは単独公演の縮小版でした。ただこの日に限って素晴らしかったのは、いかんせん場所が日比谷の野外音楽堂。ハケット・バンドの、特にジェネシス・ナンバーに至っては、やっぱその音楽効果を十分に発揮するには「広いコンサート会場」を必要とするのです。野音の大きな舞台と美しい照明装置は、「ロス・エンドス」なんか

「モノホンのジェネシスのステージを見ているやう」(ウルウル...)

でホント感涙ものでした。「ファース・オヴ・フィフス」もさらにスケールアップして聴こえて...例のギター・ソロの場面に至ってわ、

「神、降臨。」(笑)

ともべ個人的には、今回3日間の中で、このあたりがベスト・アクトでしたネ。

...ってなワケで、単独公演も含め、日本初のプログレ・フェス3日間。

「もーどっぷりプログレ漬け」(笑)

の3日間は、イベントとしてわ明らかに大成功だったと思います。ともべも近年にはない、ホント楽しい夏の休日を過ごさせて頂きました。他のお客さんも、みんな満足感いっぱいで帰ったんじゃーないだろーか??これが来年、さらに翌年と、今後にドンドンつながっていくことを、心から願っているともべなのです。

「日本人わプログレが大好きだから、これからもできるよネ!!」

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2010年5月16日 (日)

エイジアの2010年来日公演を観てきました!!

20100515_1 昨日の5月14日(金)に、エイジアの来日公演を観に行ってきました。場所わ渋谷のC.C.Lemonホール。(写真②)いかんせん平日なので、17:30の終業ベルとともに速攻っ!!で会社を出て(笑)、でもともべの職場から渋谷の会場まではケッコウあり...なんとか開演の10分ぐらい前には会場に到着するコトができました。

ちなみに今回のコンサートも先月のジェフ・ベックと同様、職場の同僚のNさんと同伴で、チケットもNさんが格別にイイ席を取ってくれました。

「Nさん、かさねがさね、どうもありがとうございますぅぅぅぅぅ~...」

会場に着いて、まずはグッズ売り場へGO!!開演間際だったので割と人も空いていて、あっさりTシャツとパンフをGETできました。(写真③)

客席に着くと、ナンと前から2列目のステージ向かってちょい左側。ほどなくメンバーが登場して、目の前3メートルの位置にスティーヴ・ハウ!!さらに5メートル先にわジョン・ウェットン!!あの広いC.C.Lemonホールにあって、ほっとんどプライヴェート・コンサートのやうな近さでした。

「うぅぅぅぅぅ...感激...」(涙;)

20100515_2目の前で見るスティーヴ・ハウわ、やっぱ

「すっかり、おじいさん」(笑)

でした。ギターの仙人みたい。ジョン・ウェットンは以前よりさらに肥えて、

「コニシキのやう。」(笑)

大きく飛び出たお腹の上にベースが乗っかってました(笑)。この位置だったからジェフリー・ダウンズカール・パーマーがやや離れていたんだけれども、この2人が一番若々しい様子でしたネ。

ステージが開演して、1曲目からいきなりニュー・アルバム「オメガ」からの新曲です。(曲名失念...)セット・リスト全体に、「オメガ」から5曲、前作「フェニックス」から2曲、それ以外が旧曲と、あくまで新しい曲を中心に組み立てられたセット・リストでした。旧曲は、記憶の範囲内では「オープン・ユア・アイズ」「タイム・アゲイン」「偽りの微笑み」「ドント・クライ」「孤独のサヴァイヴァー」「時へのロマン」「ザ・ヒート・ゴーズ・オン」なんか...。

20100515_3今回のコンサート、「オメガ・ツアー」と題されていて、でも

「どーせまた、昔の曲のオン・パレードぢゃーないんだろーなー??」

なーんて思っていたら、見事にハズされました。あくまで2008年の復活以降の、新曲が中心のセット・リスト。これが見事に正解だったと思います。ステージ全体に新鮮で、とても楽しめるコンサートでした。演奏するメンバーも、さんざん演奏し飽きた古い曲の時よりは、新曲を演奏している時のほーが、イキイキとエネルギッシュで数倍楽しそーでした。

思えばこのオリジナル・メンバーでのエイジア、「詠時亜~時へのロマン」「アルファ」での全世界的な成功は、かれこれもう25年以上も前になるのだから、その頃と同じ演奏など、望むべくもないのデス。過去のプログレ・チックなエイジアの幻影を振り切って、

「リアルタイムの現在のエイジア」

を等身大で見せてくれた今回のコンサートは、このバンドがまた新しい時代に突入したことを感じさせるものであったし、また

「これから先も、まだまだ演れる!!」

ことを見事に証明してくれた素晴らしいステージでした。

前作「フェニックス」では、昔のエイジアとの比較で若干違和感もあったものの、新作「オメガ」ではまたそれをさらに押し進めた路線で、シンプルな王道アンサンブルが素晴らしいものであったし、(ちなみにこの「オメガ」、スルメみたいに噛めば噛むほど良いのです!!)

「完全に過去を振り切った」

現在のバンドの勇姿は、ともべもまた認識も新たにファンになっちゃいました。

20100515_4バンドがこーゆー状況だから、ましてや各メンバーが元在籍していたバンドの曲なんて1曲もナシ。このバンドが演る「クリムゾン・キングの宮殿」とか「ラウンド・アバウト」なんか、ハッキリ言って2度と聴きたくなかったし、ましてや「ラジオ・スターの悲劇」に至ってわ腹立たしい限りで...(笑)、これらがなくなったからホントーに良かった...。スタジオ・アルバムを2枚制作して、演奏できる新曲も増えたことながら、バンドとしてのまとまりも圧倒的に良くなった感じです。

ライヴでのバンド・アンサンブルの安定は、よもやこのバンドには最初からあまり期待していないのだけれど(笑)、今回も何かと不安定ながら、以前よりはずっと良くなっていました。カール・パーマーのドラムも、さすがプレイに余裕はないものの、それなりにしっかりと叩いていたし、ドラム・ソロなんか超パワフルで往年のEL&Pを見るやうでした。

目の前でギターを弾いていたスティーヴ・ハウも、今回はミス・トーンがあまり目立たなかった。アコースティック・ソロのコーナーではお決まりの「ムード・フォー・ア・デイ」「クラップ」を、でもかなーりアレンジを変えて演奏して、やんやの喝采を浴びていました。

「やっぱ、スティーヴ・ハウって、ウマイやぁ~!!」

って、改めて思いましたネ。

20100515_5ジョン・ウェットンのボーカルも、全盛期より全く衰え知らず。声が良く出ていました。昨今のフィル・コリンズみたく楽曲のキーを下げることもなかったやうで、時にタウラスのペダル・ベースを踏みながら、まだまだ現役でイケることを証明していました。

「出っ張ったお腹以外は...」(笑)

ただ1つ残念だったのは、たぶんPAのトラブルだったのでせう、ジェフリー・ダウンズのキーボードがアンサンブルの中ではほっとんど聴こえなかったコトで、せっかくジェフが8台くらいあるキーボードをとっかえひっかえ熱演しているのに、そのプレイの妙が全く判りませんでした。アンサンブル的にもキーボードが聴こえればもっと安定するのに、惜しいコトです...。

アンコールの1曲目は「ゴー」、メドレーで2曲目の「ヒート・オヴ・ザ・モーメント」になだれ込みました。特に「ゴー」に関しては、スティーヴ・ハウ在籍でコレを演奏するのは初めてだと思います。多く入るギターのオブリガードやソロも鮮やかで、

「「アストラ」にもしハウが入っていたら、こんなになっていたんだよ...」

みたいなカンジで、タイヘン興味深かったです。アンコール2曲で大盛り上がりの中、コンサートは盛況に幕を閉じたのでした。

「あー、楽しかったっ!!」

コンサートの後わ例によって、同伴のNさんと渋谷で串焼き&生ビール...

「熱~く、古~いロックを語る会パート2」(おやぢ)

居酒屋では偶然にも大学時代の音楽サークルの後輩にバッタリ出くわす(アッチもエイジアのコンサートの帰りだったよーで...(笑))サプライズ付きで、とっても楽しいハナ金の一夜を過ごすコトができたのでした。

「さあ、次わルネッサンスとスティーヴ・ハケットだぁぁぁぁぁぁぁっ!!」(笑)

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2010年4月18日 (日)

ジェフ・ベックの来日公演を観てきました!!

20100417_1 先日の4月12日(月)に、ジェフ・ベックの来日公演を観に行ってきました。場所わ有楽町の東京国際フォーラム・ホールA。国際フォーラムわ、この前クラウス・シュルツェを観に来たばかりです。

いかんせん月曜日なので、ちゃーんと観に来れるかどーか??ちょっとシンパイだった。新年度の4月に入って、ともべの仕事もいっそう忙しくて、連日ナカナカ早い時間には帰れない。でも

「ともべわ日頃の心がけがとても良いので。」(笑)

この日だけわ定時に会社を出るコトができました。ちなみに今回のコンサート、職場の同僚の「Nさん」とご一緒です。チケットもNさんが取ってくれて、あのデッカイ国際フォーラムAホールで、ステージ正面、前から6列目とゆー、とんでもないプレミアムな席を確保してくれました。このNさん、IT業界に入る前はプロのドラマーでおられたとゆーお方で、70年代のロックにも精通していて、ともべと話がとっても合うお仲間なのです。

「Nさん、どーもありがとー!!」

20100417_2国際フォーラムに入って、まずはグッズ販売コーナーへGO!!さすがにジェフ・ベックだけあって、グッズ・コーナーもものすごい行列でした。

「開演までに、間に合うなかぁ~??」

なーんて思いながら辛抱強く列に並んで、写真②のTシャツとパンフをGETしました。TシャツはLサイズが売り切れだったので、XLサイズでエラいデカいんですが...(笑)。あとついでに「コンサート・キャップ・マニア」(笑)のNさんのために帽子も買って、コレわNさんにチケットGETのお礼としてプレゼントしました。

席に付くと、ものすごーくイイ席だった。最初に3人のサポート・メンバーが登場して、最後に御大のジェフ・ベックの登場!!もー

「目の前8メートルの位置で、ギターの神様がストラトを弾いているっ!!」

それわもー興奮!!いかんせんステージのまん前なので、音はPAからの音よりもステージの生音が良く聴こえて、ジェフ・ベックの繊細なギター・コントロールの妙がハッキリと判りました。思ったより今回のジェフ・ベックのギターはいわゆる

「泣きのギター」

で、コレほどまでにギターをエモーショナルかつ繊細に「歌わせる」ギタリストは、唯一無二だと痛感しました。実はジェフ・ベックのコンサートを生で観るのは初めてだったんだけれども、何ゆえにジェフが「ギターの神様」と呼ばれているのか??を目の当たりにした気がしました。

「感激の一言...」(泣;)

20100417_3ジェフのギターに関してはあまり突っ込んで書けないので(ちまたにギター・マニアの方が一杯いらっしゃいますから...)、ちょっと他のバンド・メンバーに関して...。今回の

「超目玉っ!!」

のドラムのナラダ・マイケル・ウォルデンは、予想通り壮絶なドラミングを披露してくれました。手数も相変わらず多いことながら、ヒジョーに難しいコトを涼しい顔をして、しかもやったらパワフルに叩きまくっていました。ドラム・セットも2バスだったし...。ただジェフ・ベックの音楽の中にあっては、やや

「ドラムが重過ぎるカナ??」

な印象もありましたが...。スリリングとゆーよりわ、ドカンドカン言う激しいドラムでしたネ。

ベースのロンダ・スミスは、ずーっとプリンスのバンドにいたベーシストらしーです。いかんせんステージ間近だったので、

「この場所に、タルちゃんが居てくれたらなぁぁぁぁぁぁ...」(泣;)

わ、ありましたが...(笑)。ベースはスラップ主体のカナーリ激しいプレイ・スタイルでした。ある意味、タルちゃんよりはるかにハデ。時にフレットレス・ベースやエレクトリック・ダブルベースにも持ち替えて、かなーりツワモノのベーシストだったコトだけわ確かです。

キーボードのジェイソン・レベロは長年ジェフと仕事をしてきたキーボーディストのよーなのですが、今回のバンドの中にあっては存在が一番地味でした。新作のオーケストラ・パートをシンセで再現したり、ヤン・ハマーばりのシンセ・ソロをギターとの掛け合いなど、健闘はしていましたが...やっぱちょっと目立たない。

20100417_4コンサートの曲目は、写真④のセット・リストを参照してください。(クリックで拡大して見てネ!!)このセット・リスト、同伴のNさんがコンサート終演後にツカツカとステージに寄っていって、片付けをする外人ローディーに

「なんかくれ!!」(笑)

とか言ってせしめてきたモノ。さすが元プロ・ミュージシャンのNさん、やることが違います(笑)

コンサート全体では新作からは4曲程度しかなかったんだけれども、雰囲気的に新作の静かで叙情的なカンジが全体を支配していました。静かな曲と激しい曲が交互に出てくるよーなカンジでしたネ。だから

「新作を好きか嫌いか??」

で割と評価も分かれているよーで、

「終始激しいジェフ・ベックが好き」

な向きには、

「去年のほーが良かった...」

なーんて意見も聞かれています。ただ

「美しい音楽が好きっ!!」

な、ともべ的には二重丸なコンサートでした。

20100417_5コンサートの3曲目には、早くも「レッド・ブーツ」が登場してきて、

「こんなに早く演奏しちゃっていいのぉ~??」

とかわ思いましたが...。あと、新作でともべが一番お気に入りだった「誰も寝てはならぬ」のギター版。このオペラの名曲をストリングスをバックにエレキギターのリードで演奏すると...

「ほっとんど、エニド」(笑)

なんですが...。意外にもコンサート本編のラストに演奏してくれました。ともべが今回のコンサートで、生で一番聴きたかったこの曲、ジェフ・ベックのギターのエモーショナルなあまりの美しさ、感動に、

「神、降臨。」

今回のコンサートで、一番魂の震えた瞬間でした。この一瞬のためだけでも

「超、満足っ!!」

やっぱ「世界一のギタリスト」の名演を、目の前の観るのわ、ホントーに尊い体験なのだなーと痛感しました。

コンサートは正味2時間ぐらい。終演後は同伴のNさんと、有楽町のパブ・ハウスで美味しいビールとお料理を楽しみながら、オヤヂ2人で

「古~いロックに関して、熱~く語り合う会。」(大笑)

話題わ際限なく、結局、終電間近の11時半ぐらいまで飲んだくれてましたぁ~(笑)。

普段キーボードにばっか目が行きがちなともべだけれども、やっぱ「世界一のギタリストの名演わ、スゴかったっ!!」と痛感した一日でした。

追加情報1:

8月のクラブ・チッタに、スティーヴ・ハケット・バンドルネッサンスが連チャンで来日しますっ!!ルネッサンスなんかわ、もしかしたらコレが最後かも知れないし...。来週の土曜日がチケットの発売日なので、ともべチケットGET!!に最速で動きます!!

追加情報2:

エニドのニュー・アルバム「ジャーニーズ・エンド」が遂に完成しました!!ともべのトコにもエニドからメールでリリースの連絡が来ていて、さっそくUKのエニドのサイトにオーダーしました!!CD入手次第、また当ブログにレビューをアップします!!

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2010年3月28日 (日)

クラウス・シュルツェの来日公演を観てきました!!

20100328_1 先日の3月21日(日)に、クラウス・シュルツェの来日公演を観に行ってきました。場所わ有楽町の東京国際フォーラム・ホールC。今回わ、いつもお世話になっている「新宿レコード」さんのご招待なのデス。買えば1枚¥10,000もするチケットがご招待だったのだから、

「新宿レコードさん、どうもありがとうございますっ!!」

開場が18:00で、開演が19:00だったんだけれども、16:00から会場ではご招待券とチケットとの引き換えをやっていて、早く行けばそれだけ良い席で観られる。で、ともべ17:00には会場に着いて、チケットを交換してもらったら、なんと1階席だった!!

「超ラッキー!!」

で、一応、知らないヒトのために説明しておくと、このクラウス・シュルツェとゆーお方わ、ジャーマン・エレクトロニクス・ミュージック界の

「最大の巨人!!」

なのです。かのタンジェリン・ドリームの結成時メンバーなら、マニュエル・ゲッチングアシュラ・テンペルを結成したり

「シンセサイザー界の偉大なる巨匠」

です。今回のライヴも、シンセサイザー群とコンピュータを駆使した、「一人シンセサイザー・ライヴ」になります。一体どんなサウンドを聴かせてくれるのか??もーわっくわく!!

20100328_2...で、開場までまだ時間があるので、タバコでも一服...とか思いきや、

「国際フォーラムの中庭わ、全面禁煙になっているっ!!」(泣;)

これわ困った...とゆーワケで、せめて喫煙可のカフェでも...とか思って国際フォーラムの中をウロウロしていたら、敷地内にちゃーんと密閉室になった喫煙所を発見っ!!

「こーゆーのわ、「全面禁煙」の張り紙の中に、場所をちゃーんとアナウンスしなさいっ!!」(怒;)

でもまあ、タバコを一服できて、めでたしめでたし...。で、開演前の18:30頃ホールに入ったら、意外にもお客さんが一杯だった。特に、外国人のお客さんが目立ったカンジ。ただあんま若いヒトわいなくって、30代以上の客層で占められていました。

「クラウス・シュルツェって言えば、やっぱツウのヒトが観に来るのね~ん。」(笑)

なーんて印象の客層でした。

会場のバーではビールも売ってたんだけれども、美味しそうにビールを飲んでる他のお客さんを横目に、ともべ

「グッとガマン!!」(笑)

しました。いかんせん、クラウス・シュルツェのライヴなので、場合によってはアンビニエント・ミュージック的なものになる可能性もあり、そのばやいわ、

「客席で寝ちゃう」(笑)

可能性もあったからです。だから今回、シラフでいこーと思いました。

20100328_3開演の19:00間際になって席に着くと、意外にも1階席の最後列端っこでした。つまり1階客席の角。両サイドを他のお客さんに挟まれていないので、落ち着いた気分でライヴを堪能することができました。

会場が暗転して、御大のクラウス・シュルツェ氏が登場!!まずは

「初めて日本でコンサートができて、とても嬉しく思います。」

みたいなご挨拶から。ステージ上は、6~7台はあるだろーか??シンセサイザー群と、さらにその後ろには、巨大なモジュール・ラック群が5つもそびえ立っていました。いかんせん遠目だったので、機種までは一切確認できず...でも正に、往年のタンジェリン・ドリームを思わせるよーな、壮観なセッティングでしたね。

シュルツェ氏がそのシンセ群の中央に座って、出てきた音は起承転結や場面展開に富んだ、壮大なものでした。コンサート全体として、約45分の大作と休憩を挟んで後半も45分の大作。それにアンコールで15分ほどの小曲でした。トータル3曲で2時間ほどのコンサートでした。

この2曲の大作が、ストリングス中心の静かな場面あり、リズム・マシーンやシーケンス・フレーズをベースにした躍動的な場面あり、時にノイジーだったりトランス的だったりする鮮烈な場面ありで、変化に富んだ内容のとっても楽しめるものでした。全く個人的な印象なんだケド、ともべも大好きなヨハネス・シュメーリンク在籍時の中期タンジェリン・ドリームに酷似していると思いました。だたあれほどメロディーははっきりしていなくて、インプロヴィゼーション的な要素も多いようでした。

「この場面でキーボード奏者がもう一人いて、ハッキリしたメロディーを演奏したら、もろタンジェリンなのになー!!」(笑)

なーんて場面がいくらもありましたネ。正に

「一人タンジェリン・ドリーム」(笑)

を観る思いがしました。会場の他のお客さんは、こーゆーサウンドをどのように受け止めたのでしょーか??ともべわあくまでタンジェリンをベースに聴きましたが、最近流行りのトランス・ミュージッククラブ・ミュージックをベースに聴くと、また違った受け取り方になるのかも知れませんね。

サウンド的には、正に文句の付けようがなし!!シンセの音はアナログ、デジタルをミックスしたカンジで、主にパッド系はデジタル・シンセ的な色合いが強かったんだけれども、いざリード系やシーケンス系になると、モロにアナログ・シンセ的な倍音が豊かなイイ音がしていました。そこにディレイやリバーブの空間系処理が幾重にも施されて...音響的な透明感、広がりが素晴らしかったです。

コンサート最後のご挨拶では、

「クラシックのコンサートみたいに静かに聴いてくださって、どうもありがとう。」

みたいに、シュルツェ自身もご満悦のご様子でした。

20100328_4あと、チケットが¥10,000もする理由も、ステージを観てうなずけました。シュルツェ自身が使用するシンセ群やサウンド機材もさることながら、照明の視覚的効果が大掛かりで素晴らしかったです。ステージ後方のスクリーンには、惑星や自然の美しい映像、コンピュータ・グラフィクスなどが常に投影され、ステージ上を駆け巡るレーザー光線と相まって、美しいことこの上ない壮大な宇宙空間を創り上げていました。クラウス・シュルツェのコンサートは単に「聴く」だけでわなくて、視覚も含めて体全体で体感する

「総合芸術!!」

なのだなーと痛感しました。

「こりゃー、コストがかかるわー!!」

スクリーンの映像には、特に日本のファンのために「クラウス・シュルツェ」なーんて日本語で投影されたり、コンサート中盤で珍しくシュルツェ氏がエレキ・ギターを弾く場面では

「くつろぎ」 (笑)

なんて大文字で画面に映っていました。確かに、ともべの隣の席の女の子(断っておきますが、他人です!!)わ、終始とってもくつろいで...

「つまり爆睡っ!!」(笑)

していましたが...。やっぱ聴き手にも何がしかの音楽的ベース、バックグラウンドがないと、楽しむには難しい音楽だったことだけは確かです。

...ってなワケで、とっても楽しめたクラウス・シュルツェの来日公演、ともべが大好きな「中期タンジェリン・ドリーム」のサウンドを継承しているのわ、今や

「エドガー(犬に似てる)フローゼ親子」(笑)

が率いる本家タンジェリンなどではなく、このクラウス・シュルツェの方なんだなーと、思ったりした一夜でした。

追加情報:

4月12日(月)に、ともべわジェフ・ベックの来日公演を観に行きますが、先日来日メンバーが発表になりました。実際「ジェフ・ベック本人よりも観たかった」(笑)ベースのタル・ウィルケンフェルドちゃんは今回は同行していなくて(大泣;)、かわりにドラムとしてかの「強豪」ナラダ・マイケル・ウォルデンを連れて来る模様です!!タルちゃんを見れないのわ悲しいけれど、ナラダのドラムとなればやっぱ「必見っ!!」ですよねっ!!

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2010年2月 7日 (日)

G-Sessionの4thライヴを観てきました!!

20100207_1_2 もう一週間以上たってしまいましたが、先週の1月30日(土)に、G-Sessionの4thライヴを観てきました。場所はいつもの通り、新中野駅そばのLive Cafe<弁天>。居心地がすっごく良くて、ともべもお気に入りのハコです。

開場の18:30ちょい過ぎに会場に付くと、いつもMixiでお世話になっているマイミクのミウラ和尚さんとサの字さんに同席させて頂きました。さっそくバーのカウンターで生ビールをもらって...自席で喫煙のOKだったし、リラックスして楽しくライヴを満喫することができました。バンド・メンバーの皆さんも西川”GoWest”さんを始めとしてみんなお友だちなので、

「やあやあ、お久しぶりですねぇ~!!」(笑)

とかゆー、楽しい会場のノリでしたネ。

20100207_2今回のライヴ、G-sessionの4回目のライヴにして、約1年とゆー短いインターバルで準備されたとのことで、メンバーの皆さん、タイヘンだったとのことです。お疲れ様でしたー!!ちなみに写真わ、今までの経緯でブログで顔出しOKのご許可を頂いている方以外は、お顔にモザイクをかけてます。念のため...。

ライヴの前半は、「機動戦士ガンダム特集」。ガンダムのTV版、劇場版で使用された曲の中から、代表的な曲や劇中で使用されているBGM的な曲、はたまた

「一般的には取り上げないであろう...」(笑)

マニアックな曲までをセレクションして演奏してくれました。

ただいかんせんともべ、「ガンダム世代」でわないもので...「有名な曲」とか言われても、ほっとんどワカんないんですが...唯一知っていたのは「哀戦士」ぐらい。(ちょっとハナシが外れるケド、ともべわ基本的に「宇宙戦艦ヤマト世代」「機動戦士ガンダム世代」「エヴァンゲリオン世代」の3分類では、年代的にヤマト世代に属している。でも個人的にはヤマトもあんま好きでわなくて、むしろファンタジー性の強い「銀河鉄道999」のほーが大好きだったりする。今回のG-Sessionのメンバーも、世代的にはほぼヤマト世代のハズなんですが...でもやっぱガンダムも観てたのねぇ~ん...)

20100207_3_3 ただ音楽的には、「単なる有名な主題歌集」ではなくて、劇中のBGMもふんだんに取り入れられていたので、映画音楽的なインストの凝った音楽を楽しむ、といった意味では、事前に曲は知らなくてもとっても楽しめる内容でした。

ライヴは例によって「ワークショップ形式」。写真③のよーに、スライドで様々な映像を見せながら、腹巻猫さんや他のメンバーによる当時の背景説明や音楽的分析などが解説されます。コレがマニアックかつとっても興味深い内容で、単なるロック・バンドのライヴに終わらない、知的な欲求を満たしてくれる内容の濃いいものでした。いつもながらサブ・カル的要素満載なこの企画、いいアイディアだと思います。

20100207_4_3 前半の中盤では、スペシャル・ゲストとしてフルートの大森真理子さんも登場!!(写真④)ガンダムの音楽に生のフルートが入って、音楽のリアリティーが格段にアップしていました。やっぱ、シンセぢゃーコレわマネできない...。

演奏は例によって、このバンド、リズム・セクションがジャズをベースにした超ツワモノの方たちなので、とっても安定していました。リズム隊がコレだけ安定していると、上モノは何を乗っけてもキマるってなカンジでしたネ。

さらにバンマスの西川”GoWest"さんと、腹巻猫さんのツイン・キーボードのからみが素晴らしかったです。片方がブラスでもう片方がストリングスとか...たぶん原曲は生楽器なのでしょー。シンセは3台しかないのにヒジョーにツボを得たオーケストレーションでした。特にブラスの音が素晴らしいと思ったんで打ち上げの席で西川”GoWest”さんに聞いてみたら、ブラスは音色云々より

「ブラスのよーに弾く」

のがコツだとか...う~ん、ベンキョーになります。

その他のシンセの音も、

「プリセットの音をそのまま使いましたぁ~!!」(笑)

みたいな安易さは皆無。エンベロープでフィルターをコントロールした音とか、「シンセの仕組みを熟知しているからこそできる」凝った音造りが全編でなされていました。さすがっ!!

20100207_5_2ライヴの後半は「ヤング・フレッシュ特集」。1970年代から現在に至るまで、テレビのテーマ曲等に数多く出演しているコーラス隊「ヤング・フレッシュ」が参加している曲を、G-Sessionの女性コーラス隊「C.A.T」をメインに据えて聴かせてくれました。(写真⑤)1曲目はいきなり

「ハレンチ学園のテーマ」(笑)

しかも

「オリジナルの振り付き!!」(笑)

いやー、懐かしい。ハレンチ学園、子供の頃に、親にTV見せてもらえなかったんだよなぁ~...。(笑)

あと、TVアニメの「アンデルセン物語」から3曲。この番組、今回のライヴで初めて思い出したんだけれど、ともべ、リアルタイムで観てました。(確か日曜の夜だったよーな...「ムーミン」なんかと同じ枠で。)テーマ曲の「ミスター・アンデルセン」も超懐かしかったけれど、特に2曲目の「キャンティのうた」のメロの美しさが、ともべ的にわ音楽的にツボでした。今回のライヴで一番感動させられた一曲。後半は全体的に、コーラス隊「C.A.T.」の独壇場でしたネ。

ライヴ本編が終わって、アンコールは「ゴジラのお嫁さん」「哀戦士」の再演奏で、華やかに幕を閉じたのでした。バンド・メンバーの皆さん、お疲れ様でしたぁ~!!今回も期待に違わず、とっても良かったです!!

20100207_621:30頃にライヴはお開きになって、22:00から近所の居酒屋で打ち上げっ!!です。(写真⑥。こっちわ全員お顔はモザイクよーん(笑)。)バンド・メンバーだけでわなくて、

「お客さんも全員お友だち」(笑)

みたいなこのG-Sessionのライヴ、居酒屋の大座敷が一杯になるほどの盛況な打ち上げでした。ともべも普段Mixi以外であまり話す機会のないミウラ和尚さん、尾山ノルマさん、サの字さん、西川”GoWest"さんなんかといっぱいお話ができて、とても嬉しかったです。

しかしながら、いかんせん皆

「熟年おやぢミュージシャン」(笑)

の夜10:00からの宴会。夜11時を過ぎたあたりから体力も尽き果てて...

「まったりぃ~」(笑)

としたけだるい雰囲気が漂う中、グダァ~っと夜中の1時ごろまで飲んだくれてました。でもこんなして「ぐだぁ~っ」と一緒に飲める仲間がいてくれることも、とってもありがたいコトです...。この後、ともべわタクシーで家に帰りましたが、他のメンバーは新宿のカラオケ店で、夜を明かしたみたい。(笑)

西川”GoWest"さんのつてで始まったG-Sessionとのお付き合いも、はや10年になります。最初の頃は、いかにも「お友だちが所属しているバンド」ってなカンジのお付き合いだったんだけれども、今回のライヴを聴いて、シンセをふんだんに多用したBGM、劇伴なんかを聴いていると、

「実は音楽的にも、近しいモノがあるのかなぁ~??」

なーんて、漠然と思ったりもしてます。

「バンド・メンバーの皆さん、お疲れ様でしたぁ~!!」

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2009年9月21日 (月)

ジェントル・ジャイアント(スリー・フレンズ)のコンサートを観てきました!!

20090921_1 昨日の9月19日(土)に、「スリー・フレンズ」のコンサートを観に行ってまいりました。この「スリー・フレンズ」とゆーのわ、ジェントル・ジャイアントのオリジナル・メンバーである3人、キーボードのケリー・ミネア、ギターのゲイリー・グリーン、ドラムスのマルコム・マルティモアを中心にして、追加メンバー4人を加えた、ジェントル・ジャイアントの再結成版です。

なんてったって、ドラムにベース、キーボードが2人ならギターも2人、それにボーカルの7人編成の大所帯なのですが、再結成モノながら「ジェントル・ジャイアント」を名乗れなかった点がツラいところ...おそらく中心メンバーのシャルマン兄弟が一人も参加していないからでしょー。

20090921_2ライヴの場所わ東京・青山のライヴ・ハウス「月見ル君思フ」。(写真②)ともべわ今回初めてのハコだったんだけれども、先般スチュアート&ガスキンのライヴなんかも行われたトコロです。入場の順番待ちで並んでいたら、いつもMixiでお世話になっているマイミクのKayakerさんに遭遇っ!!

「やあやあ、お久しぶりですねぇ~!!」

ってなワケで、ともべより入場整理番号の早いKayakerさんに、席を取っといてもらうコトになりました。

「ズルしてごめん...」(笑)

...で、ともべの入場番が来て中に入ると、

「うわぁぁぁぁぁ...せっ!!狭いっ!!」

ホント、キャパ100人ぐらいなんじゃーないだろーか??Kayakarさんに取ってもらっておいた席わ、なんとステージ真正面の前から3列目。ステージ自体も小さいから(写真③)、これでわほっとんど「プライヴェート・コンサート」状態。立ち見のお客さんも入ると、場内わ完全に「スシ詰め」。ちょっとあっけに取られたともべでしたが、¥500で買ったドリンク・チケットをカウンターで出すと、ちゃーんと冷えた中ジョッキの生ビールを出してくれました。なかなかサービスが良くって、ちょっと機嫌を取り直したともべなのでした。

20090921_3開演の13:00ちょっと過ぎになって、メンバーがステージに登場!!もー、目の前2メートルの位置にゲイリー・グリーン!!さすがにこの近距離には感動しました!!1曲目は3rdアルバム「スリー・フレンズ」からオープニングの「プロローグ」

「うわっ!!上手っ!!」

バンド名は違うとはいえ、正にコレわジェントル・ジャイアントのステージ。曲目も「ロスト・マイ・ヘッド」「パナージの到来」「ジャスト・ザ・セイム」「ボーイズ・イン・ザ・バンド」など、旧来のジェントル・ジャイアントの名曲を完璧なまでに再現していました。特にウレしかったのわ、アルバム「オクトパス」からあの美しい名曲「シンク・オヴ・ミー」ケリー・ミネアの生ボーカルで聴けたコトです。

「もー、感動で涙がウルウル...」

コンサート本編のラストは、3rdアルバム終曲の「スリー・フレンズ」で、アンコールの1回目が「フリー・ハンド」(イントロが始まった瞬間、会場の沸きよーがスゴかった!!)2回目が1stアルバムから「ジャイアント」でした。コンサートは正味2時間弱。最高に素晴らしい演奏だったのですが、

もうちょっと聴きたかった。

できれば「ガラスの家」「パワー・アンド・グローリー」からの曲なんかも聴きたかったぞ。

20090921_4演奏的には、ドラムのマルコム・マルティモア(オリジナル・メンバーとわ言っても、実は3rdアルバムにしか参加していない)が、あの複雑なリズムを涼しい顔をして事も無げにコナしていました。さらにこのドラムに絡むベースのロジャー・ケアリーの指の動きが複雑でスゴかった!!

「正に変態かつ超人!!」(笑)

ジェントル・ジャイアントのパートで一番難しいのわ、実わオリジナルならレイ・シャルマンが弾いていたベースのパートなのね~ん...と痛感いたしました。

あと、キーボードがケリー・ミネアジョン・ドナルドソンのツインなのも、従来はミネア氏一人で両手をフルに使って担当していたパートを、二人に分けて負荷分散しているモノだと判りました。あと、ボーカルのミック・ウィルソン。表看板であったデレーク・シャルマンがいないのわちょっと寂しいけれど、しっかしこのウィルソン氏、

デレーク・シャルマンに良く似ていた。(笑)

顔つきといい、体つきやステージでの振りといい、

クリソツ。

ボーカルの線はやや細かったものの、ジェントル・ジャイアントのボーカルとしてわゼンゼン違和感がありませんでした。

さらに、ゲイリー・グリーンのギター・プレイがこれまた全盛期そのままで素晴らしかった!!ハードにソロを弾きまくったかと思うと、シブいトーンでジャズっぽくキメてみたり、往年の片足のステップもそのままで(笑)、

「これぞジェントル・ジャイアントのギターだっ!!」

ってな風格をカンジましたね。よもやコレを生で観る機会に恵まれるとわ...我が目を疑いました。

20090921_5コンサートが終わると、バンド・メンバーが出口でお客さんを見送ってくれていました。ともべ、ケリー・ミネア氏と握手を交わして(とっても力強い握手でした!!)ライヴ・ハウスの外へ出て、まずタバコを一服。(なんせ会場内は禁煙だったノダ...)しばらく会場前でタバコふかしていると、中から出てきた別のお客さんが

「会場内は大サイン大会&写真大会になっていますよっ!!」

って教えてくれました。

「え”ぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ??!!」

とか思って、急いで会場に戻ると、なんとホールでバンド・メンバー全員が、お客さんとビール飲みながらくつろいでいるでわないですかっ!!まずわともべ、ケリー・ミネア氏に近寄って行って。

「写真、一緒に撮ってくださいっ!!」(もち英語で...)

ってお願いして撮ってもらったのが、写真④。もー、天にも昇る気持ちっ!!ミネア氏はお歳は召されたものの、非常に物静かな英国紳士でした。...で、次わゲイリー・グリーンさんだっ!!ってなワケで、会場で発見してヒタヒタと接近。(笑)

「写真、撮ってくださいっ!!」

ってこちらもお願いして、肩組んで撮ってもらった写真が⑤。グリーン氏は、ミネア氏とは打って変わって、とっても気さくでファンキーな感じで、今風の

「ちょいワルおやじ」(笑)

でした。ジェントル・ジャイアントのオリジナル・メンバー2人と写真を撮ってもらったのだから、

「ともべ、超幸せっー!!!!」

今回のスリー・フレンズのライヴ、最初は会場の狭さに唖然としたりもしたものの、結果として主催者側の意図が見えた気がしました。目の前わずか2~3メートルで生の演奏をプライヴェート・コンサートのごとく体感できて、PAの音も大きすぎず各楽器の音もクリアに聴こえて、しかも終演後はバンド・メンバーとの気楽な触れ合いの場もあって...チケット1枚¥14,000は決して安くはないけれど、アーティストと観客が1対1で結ばれる、新しいカタチのコンサートとして、今後が楽しみな新しいコンセプトだと思いました。ともべ、今年のコンサートでは、一番良かった!!

「スリー・フレンズの皆さん、また日本に来てねぇぇぇぇぇぇっ!!」

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2009年8月 9日 (日)

「美味しいLIVE2009」を観てきました!!

20090808_1 先日の8月2日(日)に、「美味しいLIVE2009」を観に行ってきました。このライヴはMixiでお世話になっている星屑ネコさんの主催によるもので、以前からお誘いを頂いていたモノです。場所は有楽町線の「地下鉄赤塚」駅最寄のライブスペース「カフェソナンタ」。ウチからもそんな遠くなくて、

ラッキーラッキー...

今回のライヴは、「ジャンル・レス・パフォーマンス」とゆーコトで、弾き語り演劇マイクパフォーマンスなどとバラエティーに富んだ、ちょっと変った趣向のライヴです。色んな形の出し物が楽しめて、個人的にはとっても楽しい夏の一日を過ごすコトができました。

星屑ネコさん、出演者の皆さん、お疲れ様でしたぁ~っ!!

...で、ライヴ1発目は「平良 昌彦」さん(Mixiのハンドル・ネームが星屑ネコさん)です。(写真①)御大がトップバッターからの登場です。キターの弾き語りで、オリジナルやコピー曲など披露してくれました。このお方、メインはドラマーなのですが、ボーカルもウマいです。沢田研二「勝手にしやがれ」など有名ドコの曲や、ギターのサウンドではフランジャー系を効かせた曲が印象深かったり、さらに、後半ではベースをゲストで交えるなど、「聴かせる」ステージを見せてくれました。

20090808_22番手はマイクパフォーマンスの「ピーター・パンダ&サプライズ」さんです。(写真②)何でも星屑ネコさんのお父様だそうで、英語によるお笑いトークと、昔懐かしい1960年代のポップスの歌で楽しませてくれました。さらにこの「サプライズ」の部分は、このピーター・パンダ氏、本職は大学の教授でおられるとかで、ゲストとしてサウジアラビアからの交換留学生の方々が出演されました。日本の「さくらさくら」とサウジアラビアのヒット曲の2曲を歌ってくれました。このサウジアラビアのポピュラー・ミュージックがえらい興味深かったです。丁度よくエスニック料理屋さんでBGMに流れているよーなカンジでしたネ。

20090808_3 3番手は「タジ ユキヒロ」さんです。(写真③)ギターの弾き語りでオリジナル曲とコピー曲を披露してくれました。このお方、ミュージシャンとしてはカナーリ年季が入っています。

ツワモノです。

とってもブルース懸かったギターと歌唱。休憩時間にタバコ吸いながらお話ししたら、やっぱオールマン・ブラザーズ・バンドとかお好きなんだって(笑)。さらに昔は

「ハンブルパイ」(爆)

のコピー・バンドを演っておられたとか。仲良くなったので、思わずMixiでマイミクになってしまいました。さらにステージではゲストのギタリストが歌に合わせてオブリガードを弾いていたのですが、テレキャスターによるブルージーなフレーズがえらいカッコ良かったです。

20090808_44番目は「演劇集団ゼオン」による演劇です。(写真④)この「ゼオン」さんわ、横浜を中心に活動されている「ハイパー演劇集団」です。今回ともべの個人的な思いでは、

この「ゼオン」さんが一番良かったっ!!

普段演劇なんて生で観る機会はめったになくて、若いコ達が一生懸命に演じている躍動感・熱気が素晴らしかったからデス。今回のステージはショート・ストーリーが3本。それぞれに、コミカルな味付けながらも非常に考えさせられるテーマの深い内容でした。特に3本目の「恐怖の大王」。一生涯添い遂げることを決意した若い男女と、添い遂げることに疲れた中年男女が、過去・未来としてパラレルで交錯するおオハナシ。ナカナカ人生のテーマの核心を突いていると思いました。

20090808_5コンサートのトリは、「TAKAGI-A1」(「たがき えいいち」と読むそーです)さんです。(写真⑤)星屑ネコさんの大学時代のお仲間で、ビートルズがルーツなのだとか...。ギターの弾き語りで、ハート・ウォーミングなボーカルのオリジナル曲を聴かせてくれました。楽曲全体に感じる暖かいカンジと、ポップなセンスが素晴らしかったです。さらに、ゲストで出演されたギターの塚目ルー泰弘さんはプロのギタリストのお方でした。休憩時間にタバコ吸いながら楽しいお話をさせて頂いて、この方ともマイミク登録のお約束をさせて頂きました。

20090808_6...で、17:00頃にライヴはハケて、それから赤塚駅周辺の居酒屋で打ち上げっ!!(写真⑥ 事前にブログでの公開許可を頂くのを忘れたので、お顔はモザイクをかけてます。念のため...)

ともべ例によって

「完全にウチワのフリをして」(笑)

打ち上げにも参加して参りました。今回特に、偶然座った席のカンケイで、「演劇集団ゼオン」の若いコ達に取り囲まれちゃって...

ヘンなオヤヂでゴメン...(笑)

でも演劇やってるまだ20代そこそこの若いコ達って、ほんとピュアで素晴らしいっ!!若いエネルギーを一杯もらって、ホント自分の若かりし頃を思い出しちゃいましたよ。でも、ともべカナーリ酔っ払っていたモンで、

「あなたたちわ、演劇と心中できますか??」(史上最低...)

とか、全開された「下劣なオヤヂ・モード」(笑)お、深ぁ~く反省。

ごめんちゃい。

...ってなワケで、とっても楽しかった「美味しいLive2009」。日頃の仕事のウサもすっかり吹っ飛んで、とっても有意義な休日を過ごすことができました。

出演者、スタッフの皆さん、ホントお疲れ様でしたぁ~!!(またやってネ!!)

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2009年6月15日 (月)

UKZの来日公演を観てきました!!

20090614_1 先日の6月8日(月)に、UKZの来日公演を観に行ってきました!!場所わ九段下の九段会館ホール。(写真②)午後6時過ぎには会場に着くと、入場がまだらしくて一杯人が並んでいました。...で、ともべわどーせ待つんだったらタバコでも...とか思ってマワリを見渡してみたんだけれども、あいにく

ホール敷地内に喫煙所は全くナシ!!(泣;)

半ば諦めて列に並んでいたら、ココで、大学時代の同級生であった「かっしーさん」に遭遇っ!!

「いやぁー!!久々だよねぇー!!」

ってなワケで、急激に盛り上がったのでした。かっしーさんは、中学生時代の同級生の「Mさん」とご同伴でした。

「はじめましてっ!!」

ってなワケで、偶然にも3人でUKZのライヴを観戦(笑)するコトになったのでした。

カナーリ時間が押してから開場して、まずわグッズ売り場に直行っ!!(笑)。今回、CDとTシャツ(だったか...)をセットで買うと、コンサート終了後にエディー・ジョブソンのサイン会に参加できるとのコトだったのですが、いかんせん友人と一緒なので、ともべわ見送りました。(UKZのCD、持ってたし...)でもTシャツだけわしっかりとGETして(写真③)、コンサートの開演を待ったのでした。

実わ、この時間帯のともべの頭の中にわ、1つのコトしかありませんでした。

「タバコ、吸いたいよぉぉぉぉぉぉ~...」(泣;)

...で、ホール内をよくよく見渡してみると、喫茶室があって、テーブルの上には灰皿が...。

「おおおぉぉぉっ!!ここで吸えるのねっ!!」

ってなワケで、ワザワザ¥500出してアイス・コーヒーを注文してタバコを一服、よーやくリラックスできたともべなのでした。コレで

臨戦状態わ完璧っ!!(笑)

20090614_2喫煙もそこそこに席に付くと、スグにホールが暗転。コンサートが始まりました。ちなみにともべの席は1階席の左端、ステージ最前列でした。いかんせんPAのどまん前だったので焦りましたが...(笑)、いざメンバーが登場してみると、なーんとエディー・ジョブソン先生に一番近い席でした!!

「超ラッキーっ!!」

だからコンサート全体で、ジョブソン先生の手の動きとかが、とっても良く見えました。

コンサートが始まって、1曲目はナントあの「ナイト・アフター・ナイト」。これにわ観客も大盛り上がりっ!!ただこの1曲目、

「今回の日本公演のために、ワザワザ練習してきましたっ!!」

ってなカンジで、アンサンブルのまとまりは今ひとつ。途中メンバーが繰り返しの場所を見失うよーな場面もあって、

「やや寒かった」(笑)

でもその後はアンサンブルの安定感もグッと良くなって、「ジ・オンリー・シング・シー・ニーズ」「アラスカ」などの旧曲で盛り上げてくれました。

エディー・ジョブソン大先生が弾いていたキーボードは、上下に並べて2台でした。ただ出てくる音の複雑さ(スプリットしたり、瞬時に音が入れ替わったりなど...)をみると、単なる「キーボード・コントローラー」に過ぎないのだと思いました。おそらく、ステージからは見えないバック・エンドに巨大なモジュール群が控えていて、コンピュータおよびマニピュレーターによって完全に制御されているのでしょー。いずれにしても、往年のアナログ・シンセの音(CS80やミニ・ムーグなんか...)の音も良く再現していました。UK時代の特徴であったフランジャーのかかったエレピの音も健在で...とってもウレしかったデス。

20090614_3ちなみに初めて見るジョブソン先生の早弾きは、意外なホド手が動かなかったデス。指先だけが小さく動くカンジでした。これ見よがしにオーバー・アクションで大きく指を動かすリック・ウェイクマン御大なんかとわ、えらい違いでした。さらに相変わらずスリムな

「キーボード界の貴公子」

的な佇まいは昔のままで、

「やっぱトシを取っても、キーボーディストわココまでカッコ良くなくっちゃネ!!」

って、昨今ハラも出てきたともべわ(笑)、痛切に思いましたネ。

...で、コンサート本編は、UKのナンバーもそこそこに、各メンバーのソロに突入っ!!ジョブソン先生の「テーマ・オヴ・シークレット」に始まって、ドラム&ベース、ギター&ベース&ドラム、完全なドラムのソロなど...。特にドラムのマルコ・ミンネマンは、前評判通り超テクニカルなすさまじいプレイを見せてくれました。ギターのアレックス・マカチェクのプレイは、色んな意味でアラン・ホールズワースに酷似していました。このギターのヒト、

一番バンドに溶け込めていない(笑)

よーなカンジがちょっとありましたが...でもプレイそのものわ良かったデス。

ただこーやってメンバー各人のソロが延々と続くと、やっぱ「UKZ」としてはまだまだレパートリー的にも不足しているのかなぁ~...なーんて思いました。今回のコンサート全体に言えるコトなんだけれども、バンドとしての一体感が今ひとつ弱いとゆーか、メンバー各人は超テクニシャンながら、アンサンブル全体としての息の合ったグルーヴ感がイマイチ不足しているよーに感じました。

20090614_4コンサート自体は、「ランデヴー・6:02」で元のUKナンバーに戻って、そこからはニューEP「ラディエーション」からの曲も交えながら、「キャリング・ノー・クロス」「イン・ザ・デッド・オヴ・ナイト」「シーザス・パレス・ブルース」など、懐かしいナンバーのオン・パレードで盛り上げてくれました。

あと、ジョブソン大先生のエレクトリック・バイオリンも素晴らしかったっ!!要所要所で昔ながらのディストーションを効かせて、ハデなバイオリン・ソロを披露してくれました。いかんせん、ともべ最前列だったモンで、

「目の前5メートルで、ジョブソン先生がバイオリンを弾いているっ!!」

のは、なーんかプライヴェート・コンサートみたいで、自分でも信じられなかったデスね。しかも、

「バイオリン・ソロで手拍子を取るともべと、ジョブソン先生が一瞬目が合って、ニコッと微笑みかけてくれたっ!!」

のには、天にも昇る気持ちでした!!かつてはその完全主義とプライドの高さゆえ数々のトラブルもあったジョブソン大先生も、今やすっかり穏やかな英国紳士に変っていましたネ。

コンサート本編が終わって、アンコールの1曲目はかのキング・クリムゾン「太陽と戦慄パート2」でした。ちなみにニューヨークでのデビュー・コンサートではクリムゾンのパット・マステロットトニー・レヴィンが飛び入り参加して、この曲を演奏したのは事前に知っていた。だから、ともべはさして驚かなかったんだけれども、一般のお客さんにとっては

「超サプライズっ!!」

なプレゼントだったコトでしょーネ!!ライヴの最後の曲は、「サハラ・オヴ・スノー」でした。一般にブラッフォードのナンバーだと思われているこの曲、実はオリジナルの4人編成の時代にはすでにライヴで演奏されていて、実わUKのナンバーだったのデス。

...ってなワケで、近年ないホドに楽しめたUKZのコンサート、長ーい行列ができているサイン会を横目に、ともべとかっしーさん、それにMさんは近所の居酒屋へGOっ!!コンサートの余韻に浸る中、11時過ぎまで

「プログレ談義」(笑)

で飲んだくれていたのでした。

「かっしーさん、Mさん、お疲れ様でしたー!!」

さあ~て、次は9月のジェントル・ジャイアント(スリー・フレンズ)のコンサートだぁぁぁぁぁぁっ!!(笑)

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